我が家のお母さん猫のエルちゃんが初めて子猫を産んだ時には、お腹が少しは大きくなっていたのも知らずに、いきなり押入れの中から子猫の鳴き声がした時には、びっくりしました。
3匹生まれてエルちゃんは子猫の首を咥えては、得意そうに家の中をぐるぐる回っておりました。 ちょっと若いお父さん猫を尻目に、エルちゃんは舐めるように育てました。
私自身も母親から怒られたり打たれたりしながらも大きくなり、自身も結婚して子供を育てることになりました。 長女が生まれた時には、連れ合いと初めて子供のことで喧嘩をしました。
長女は私が夜遅くに帰って来るのを待ってかのように、なかなか寝つきません。 仕方なくおんぶをして3人で夜道の散歩です。 お風呂を入れるのが好きで、すぐ近くにあった銭湯に行って、泳がせる真似をしたりしておりました。
勿論、おしめの交換もしました。 私自身も舐めるように子供を育てました。 子供が未だよく噛めないと思い、私の口で噛んだものを、口移しで子供のあげておりました。 今になって子供からは、虫歯菌を移されたと言って文句を云われます。
私自身も反芻すれば、子供の育て方には多々問題があったように感じますが、少なくとも子供たちは生命を大切に思うような感情を持っているようです。
昔も今も変わりはないかもしれませんが、簡単に生命を断つ行為をしてしまう現況を見ると、少なくとも、そのような方々は親の愛情を十二分に受けて来なかったのではないかと、感じてしまいます。
そのような方々が親になった時、果たして十二分の親の愛情を子供達に与えられるでしょうか。 そのような悪循環の中で、次第に生命を大切にしない人々が増えてしまうのかなあとも思うのです。 残念ながら。
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