肩の力を抜き胡座を組んで、ひたすら吐く息を出来るだけ長く吐きながらの座禅は、1時間の間、「静か」になるべく座っています。 究極的は筋力が働かない状態になり、なおかつ脳の状態も、日常的なストレスから開放され、崇高な至福感も感得することができます。
知人に友人に、呼吸法を伴う座禅はとてもいいですよ、と声をかけると、時間的にも精神的にも座禅を行う余裕はありません、と返ってくる場合が多いのが現実です。
一日24時間のうち、たった1時間を座禅に集中することによって、精神的な疲れを癒し、日常生活で疲れた筋力をも癒してくれることが分かれば、これ以上のことはないのですが、残念ながら座禅を実践しないことには、そのことを感得できないのです。