禅宗のホームページを見ると、どこにも気のことには触れてはいません。 禅宗のお寺でのホームページに、ちょっとだけ触れているものもありますが、総じて書き込みはありません。 曹洞宗の座禅の作法には、舌を上の歯の付け根につけなさいとあります。
これは何を意味するかと言いますと、体の中を小周天(上半身の主要な気の通り道を1回転することをいう)する気の動きがあることを知って、そのようなことを言っているのです。 下腹にある臍下丹田から発した気は、股の付け根にある会陰を通り、臍下丹田の裏側にある尾りょう関を通り、背中の真ん中にある夾脊関を通り、後頭部にある玉沈関、頭のてっぺんにある百会を通り、両目の中心の奥にある上丹田を通った後、上の歯の付け根から舌を通して体の前部に流れていきます。
舌を通っていった後は、胸の中心部にある中丹田を通り、下腹の臍下丹田に還って行きます。 これを称して小周天というのです。 この気の流れは男性の場合で、女性はこの反対ではないかとも言われています。
禅宗の場合、気のことを話さないことが多いようですが、基本的には私たちの体の中には、気の流れる道があるということは、分かってはいるようです。 しかしながら、舌を上の歯の付け根につけ、更に上と下の歯はつけなさいという記述があるのには、ちょっとびっくりします。 何故か、自分自身で気の流れを感じるようになると、歯を通して気が流れ、がちがちと顔が硬直化になってしまうからです。 その点では、よく分かっておられるのかなあとも、思う節があります。
これは何を意味するかと言いますと、体の中を小周天(上半身の主要な気の通り道を1回転することをいう)する気の動きがあることを知って、そのようなことを言っているのです。 下腹にある臍下丹田から発した気は、股の付け根にある会陰を通り、臍下丹田の裏側にある尾りょう関を通り、背中の真ん中にある夾脊関を通り、後頭部にある玉沈関、頭のてっぺんにある百会を通り、両目の中心の奥にある上丹田を通った後、上の歯の付け根から舌を通して体の前部に流れていきます。
舌を通っていった後は、胸の中心部にある中丹田を通り、下腹の臍下丹田に還って行きます。 これを称して小周天というのです。 この気の流れは男性の場合で、女性はこの反対ではないかとも言われています。
禅宗の場合、気のことを話さないことが多いようですが、基本的には私たちの体の中には、気の流れる道があるということは、分かってはいるようです。 しかしながら、舌を上の歯の付け根につけ、更に上と下の歯はつけなさいという記述があるのには、ちょっとびっくりします。 何故か、自分自身で気の流れを感じるようになると、歯を通して気が流れ、がちがちと顔が硬直化になってしまうからです。 その点では、よく分かっておられるのかなあとも、思う節があります。