らくしゅみ

写真や音楽、その他気の向くままに綴ってみたいと思います。 楽に趣味をらくしゅみ。

国立極地研究所 南極・北極科学館 Fisheye-NIKKOR 1:1.4 f=6mm 180°

2017年03月19日 | レンズ

昨日は国立極地研究所 南極北極科学館へ行ってきました。

リトル筑波といった感じの一角にあります。(意味不明)

犬ぞり用のイヌのオブジェです。

雪上車や・・・

顕微鏡で隕石の断面を見たり・・・色が綺麗なのは偏光顕微鏡だからです。

簡易型のプラネタリウムもありました。コニカミノルタのプロジェクターでした。このスペースは、オーロラシアターと言います。

でも私が見たかったのはこれ。スケール代わりに妻が手を差し伸べていますが、とても大きい魚眼レンズです。

解説のパネルです。

ムービーカメラに取り付けてあります。

Fisheye-NIKKOR 1:1.4 f=6mm 180° 901401とあります。画角こそ180度ですが、明るさ、開放値が1.4!です。

 NIKONとあります。

可愛いです。これはサンプルですが、実物はもうスタンプがひび割れていて美しくないので、日付が違いますがこれ。

 

もともとは2014年、国立科学博物館 で開催された、特別展「ヒカリ展」で展示されているというので見に行きたかったのが始まりです。それ以前にこのレンズの話を聞いたことがありません(多分)で、今回見てきたものは、その時のものと同じものだと思います。私はその時、行くことができなかったので、確証はありませんが・・・塗装の剥げ具合や、製造番号などネットに上がっている写真を見る限りは同じもののようです。


それっきりもう見るチャンスは無いかと思っていたら、それが昨年(2016年)の9月、国立極地研究所 南極・北極科学館のホームページにこのレンズの案内が載りました。それからというもの、見たいなーと、ずーっと思っていたのですが、ここは日月が休みなのです。土曜日に行くしかないわけですが、これがね、なかなかに大変。(笑) ようやく昨日行ってきたというわけです。

 

大した解説も無いし、このカメラで撮影した映像も無いし、オーロラシアターの脇に設置されているので、展示場所は暗いし、狭いし、何重にも苦しい展示です。ですが、この写真が撮れるだけでも奇跡と言って良いでしょう。(やや大げさ)先日借りたカメラの手振れ補正の機能が無ければここまでは写らないでしょう。(自画自賛)

 

先日ちらっと書いたNikon 100 Anniversaryと言う本に書いてあるかと思ったのですが、書いてありませんでした。またニコン研究会のサイトにあるかと思ったのですが、こちらもありませんでした。(多分) 多分なのは全部見た気がしないからなのです。溢れているものがあるかもしれません。つまり自信がないのです。

 

今年だったかちょっと忘れてしまいましたが、割と最近にこのレンズについての記述があったのですが、今探しても出てきません。いちいちWEBページなんかアーカイブしないし・・・ちょっと後悔しています。ニコン本家のホームページだったと思うのですが・・・ニコンにオーロラ観測用のレンズを発注したら、昔に作ったこのレンズが3本ある。調べてみると2本は状態が良い。現代にマッチするように改造して再設置。だったと思うのですが・・・

 

新たにレンズを作らずに昔のものを使い回す。一連のニコン報道を見ていると、そんなスペシャルオーダーを受ける余裕がないとも取れます。私はエコで、もっとアピールしても良いと思うのですが・・・あるいは現代では使えない原料が入っていて、ムチャクチャ高性能なので新たに作る必要がないか、却って性能が下がってしまう・・・本当にもう作る技術がなかったら・・・・

 

どなたか、例えばニコン研究会さん、是非調査してみて下さい。

 

あ、肝心の国立極地研究所 南極・北極科学館、とても楽しいし、為になります。皆さんも是非。(まるで取って付けたよう)

 

あ、もひとつ、このブログのニコンへのリンクは正確にはいつとは言えませんが、今年でしょうかね?ほぼ(全て?)切れています。ま、今までもよく切れていたのですが、組織替えか何かで、しばらくするとアドレスが変わって復活していたのですが、今度はどうでしょう?

 

2月のブログで、行きたいと書いていましたが、ようやく行くことができました。