らくしゅみ

写真や音楽、その他気の向くままに綴ってみたいと思います。 楽に趣味をらくしゅみ。

ホロゴンウルトラワイド その2

2011年01月13日 | ホロゴン

先日に続き、ホロゴンネタで。

Hologon11

このホロゴンウルトラワイドはベースボディーがコンタレックスと書きました。となるとやってみたいのはこれ。左がコンタレックス用の交換裏蓋です。背面が少し出っ張っています。

Hologon12

コンタレックス用の交換裏蓋を中から見たものです。下に少し長いです。

Hologon13

ホロゴンウルトラワイドに装着して、下側から見たものです。真ん中に切れ込みの様なものが見えます。

Hologon14

同じく裏側にして、下から見たものです。実は裏蓋の出っ張りには意味があります。

Hologon15

そうなんです、引き蓋が装備されているのです。この裏蓋は複数個用意して、フィルムが途中でも日中交換可能な裏蓋なのです。

 

ホロゴン(レンズ)とは何の関係もありませんが、裏蓋が交換出来るのはメリットでしょうか? 今となってはハテナな機能ですが、家でガチャガチャいじっている分にはとても楽しいです。

 

欠点はとにかく不便。カメラやレンズが高価だった時代には然もありなんな感じですが、今だったら同じセットのカメラ2台を持って行った方がストレスが無いです。裏蓋を外す時に回すレバーは通常の裏蓋とは逆方向でまごつきます。またフィルムの装填は複雑怪奇で、スピーディーとは無縁です。専用の保護ケースの様なものが無いと、持ち運びは変形しそうで怖いのと、ホコリも凄そうです。ですが専用のケースは一度しか見た事がありません。ネットでも探せませんでした。

 

あと、この裏蓋を着けると引き蓋の形状故自立しません。当然の事ながら三脚にも着けられません。これはアダプターがあるのですが、これもあまり見た事はありません。ですがネットで見つけました

Crexstativadapter2

三脚の後ろに逃げる様になっています。

Crexstativadapter1_2

カメラに取付ける部分も小さく、裏蓋の三脚のネジ穴部分と同じ大きさです。三脚につけても華奢で、ブレてしまいそうな形状です。どうしてそうなっているかと言うと、引き蓋を抜く為だけではなくて、カメラを三脚に着けたまま裏蓋ごと交換する為です。なんですが、このアダプターを着けて三脚にホロゴンを着けての撮影はムリかな? カメラが後ろに逃げる分、多分三脚の足の部分が写り込んでしまうのではないかと思います。

 

追記

干支がひと回りして、トライポッド・アダプターについて書きました。