6丁目のつぶやき

歩く、登る、耕す、聴く、造る、採る、乗る、見る、の写真ブログ徒然草

藻岩スキー場

2017-03-29 | 日常
穏やかな日
陽射しを受けた眩しい
ゲレンデは
最後のスキー講習が行われています



例年今頃は岩肌が現れ
スキー板が傷付くので
滑降は終わりと・・・

今年は雪がたんまりあり
気にせずどんどん滑れるが
ゲレンデはガラガラ
腐れ雪が重い滑りになり
汗が滲みます



まもなく閉鎖するのでしょう
陽射しが強くなっての
春スキーはうららかな春の気分で
のどかですが
活気がなくちょっぴり寂しいです



見渡す遥か遠くの
残雪に纏われた恵庭岳や空沼岳
が春の陽光を得てクッキリと
そして近くの山々は
徐々に梢の色が
赤くふくらみ始めています



白樺の樹皮が白く
青空に映え
春の空気感に萌えています





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水戸弘道館の梅木

2017-03-27 | 旅行
旧水戸藩の藩校である弘道館は
水戸藩主斉昭公が
藩政改革の一環として
文武を修業するために建てたそうです





以前見た時は東日本大震災の2ヶ月後で
あちこちで壁が崩れ悲惨でしたが
今は、見事に復旧して
梅が咲き誇り優雅な風情です









藩校として全国一の規模を誇り、徳川慶喜も幼い頃学んだと・・・

幕末の動乱期、大政奉還して
恭順謹慎生活送り
一時期ここで過ごした慶喜は
この梅木を見て何を思っていたか・・・

余生は
その責任感から解放され

とりわけて
いうべきふしはあらねども
ただおもしろく
きょうもくらしつつ

なんて言って
カメラ三昧だったようです



水戸の梅花が咲きほこり
春が燃立つように
香っていましたね〜



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偕楽園の好文亭

2017-03-24 | 建築
水戸藩の第9代藩主
徳川斉昭公の別邸
藩内の人々と楽しむ場として
建てた質素な二層三階のこけら葺き
奥御殿は茅葺で瀟洒な調和のとれた
素朴な建物です







学問を好むと言う事で
好文亭と名付けられ
ここでは心身を保養すると言う
斉昭公の想いで命名されたとか





配膳室
手動ダムウエーター
回転雨戸
辞書替わりの襖等々
創意工夫があり機能的なプランです





二階東西塗縁は総板貼りで
見事な庭園を通しての景観は素晴らしい
更に
最上階楽寿楼の縁側から
はるか筑波山を観ての
広大な展望は
わっと!声が出てしまう絶景で
その環境を意のままに
建物に取り込んでいます



まさに建築が環境と合致して
一流建築家と言われても
おかしくない素晴らしい殿様と・・・



センスのある殿様だったんだなぁ。
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水戸偕楽園の梅の花

2017-03-22 | 旅行
梅まつりが行われている
水戸偕楽園へ出かけました
快晴ですがちよっと
肌寒いにもかかわらず
大勢の人が来ています

茅葺屋根をふき替えた
黒門と言われている表門をくぐり

新しいこけら葺きの質素な一の木戸を抜け



孟宗竹林、熊笹、大杉が茂る
幽遠閑寂の世界を堪能



あっと驚く大きな白い石の吐玉泉



陰の世界からパット開ける陽の世界へ

3000本の梅の花もさることながら
高台の起伏に富んだ景色は
雄大で
「崖急の梅ことごとく斜めなり」
と正岡子規が詠んでいるくらいです



好文亭からの景観は
梅の花と相まって格別でした







広大な展望の陽の当たる高台には
東西に梅林が咲き誇り
人々が春の息吹を感じながら
談笑していました





斉昭公が文武修業の弘道館と
余暇に心身を休める偕楽園を
一張一弛の思想のもと
自ら設計したセンスに驚かされ



質素な好文亭の佇まいと併せ
梅の花を愛でながら
うららかな春の
ゆったりした1日でした

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キーレスコインロッカー

2017-03-20 | 旅行
昔慣れ親しんだ手際の良い
鍵差込型のコインロッカー
が大都会では姿を消しつつある



鍵なしロッカーと
言えばわかりやすいのに
キーレスコインロッカーだとさ


要は鍵が無く

扉を閉めれば
表示ランプが点いて
ロックされる

何やら説明書きが
小さい文字でクドクドと
扉に書いてあるが・・・

どうしたら良いのか
初心者にはわからない



あわてながら
周囲を見渡すと離れた所に
全ロッカーをまとめる
大きな操作盤に
気づいた

そこへ行っても
しばらく戸惑うだけ

不安のまま
液晶とにらめっこ
支払方法は
スイカとかスピカとかキタカとか
わけのわからない文字が・・・

現金支払い者はどうするんだ?

何とか見つけ
確認して
お釣りの場所は
音の出た方向で見つけたが
証明書なる物が
出てこない
また立往生



人に聞いたら
操作盤の一番下の端から
小っちゃな薄ペラの紙切れが
出ていたではないか

領収書だと思いきや
なんとこれが取り出す時の
暗証番号だったんだ
これを
無造作にポケットへ突っ込み
観光に出掛けた



さて
観光終わって
荷物を取り出そうと・・・
キーレスコインロッカーへ

領収書兼暗証番号が
ポケットに入れた筈だが
どこのポケットからも
見つからない

困って電話をしたら
無くすと3000円かかり
係員が駆けつけるのに
30分前後掛かると
落ち着いて良く探してくださいと・・・

じっくり探しまくって
ポケットの片隅から
揉みくちゃになった紙切れが出て
ホッとする

ホッとしたのも束の間
液晶画面とまたまたにらめっこ
解除方法が解らず・・・・?

後に並んでいらいらしていた
若い女性に恐る恐る聞く始末
笑われながら親切に暗証番号を
入力して
手伝ってくれたが・・・

お陰でバスは乗り遅れるし
とんだアクシデントでした

昔の鍵を差し込む
単純で直感的な
コインロッカーが
田舎者には懐かしい

複雑怪奇なキーレスコインロッカーを
使うぐらいなら
重いのを背負って歩いた方がましだと
つくづく感じたが・・・

このシステム良く考えたら
利用者の為でなく
料金回収者が中央の操作盤
だけでまとめてコインを回収できる
利便性をねらったものらしい


そうだ、そう言えば
大都市の地下鉄も行き先の料金がわからず
自販機の前で
暫く立ち止まり・・・・?

人はぶつかるし
何グズグズしているんだと
白い目で見られ
エイヤーと
一駅区間を買って
行き先で精算する方式を
自ら考え出したが・・・

世の中、どれもこれも
お年寄りには
やさしくない世界になったものと
痛感しました



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東京の高速道路に思う

2017-03-17 | 旅行
東京都心部の高速道路は
上に下に縫って走り
高層ビル群が行き過ぎる

特に
隅田川沿いに走る高速道は
海あり、川あり、橋あり、スカイタワーありで
その景観は本当に素晴らしい



大都会のダイナミックな
活力を
感じないわけにはいかない



でもです

地震が起きたら
橋桁と共に落下して
その下部の高速道も巻き添えに
ドミノ倒しとなり
大惨事になるだろうなぁと・・・

そんな事を考えたら
東日本大震災のことを思い出し
個人ではどうする事も出来ない
ジレンマで地震の
起きない事を願うのみ



東京は活気あるが
穏やかな日々など望むべきも無く
若くないと
住めないよなぁ〜

田舎者には時々行って
刺激をうけるぐらいが
身の丈かなぁ〜
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故郷の山々

2017-03-14 | 旅行
我が故郷の山々
青春真っ最中に何度も登った
子持山、大峰山、谷川岳、上州穂高岳
三峯山、三角山、赤城山、そして尾瀬の燧ヶ岳、至仏岳

これらの山々に囲まれ
足下には利根川とその支流の薄根川が流れ
楽しい時も悲しい時もそれに
癒され育った
懐かしい故郷の
長閑な田園風景は今も変わらない



その畦道を枯草を踏み分け
グループホームに入所の
年老いたお袋に会いに行く

昨日谷川おろしが吹雪いていたが
今朝は青空のもと
真っ白く雪化粧した山々の崇高な姿が
神々しい



なのに
畦道を歩くのが重い
一抹の寂しさと複雑な思いが
雪化粧の向こうに漂っていた

一陣の風が帽子を巻き上げ
田んぼに舞っていった



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真田信之が関わった榛名神社

2017-03-11 | 旅行
大河ドラマ真田丸で
一躍有名になった
真田信繁(幸村)の兄信之が
改築したと伝える
上州沼田の榛名神社
中学、高校時代
境内でよく御神水を飲んで
キャッチボールをして
静かな境内の遊び場だった



今は施設が増設され
駐車場まで進出して境内は狭く
参道も
両脇の梅木がなくなり
コンクリート製の植込みができ
灌木が植えられて昔のゆったり感が
無くなった



本堂も

水槽、吐水口も煌びやかになり

六文銭の真田丸の旗が
「真田の里上州沼田」と
はためき
観光化している



五穀豊穣、安産加護、土地守護、学問援護と
商魂たくましい神社と
想像してしまうが・・・



昔の広かった参道は今時期
可憐な梅の花が咲き香り
田舎の素朴さが充満していたが・・・
時の流れに
真田信之公も真っ青なのでは?

ドラマの影響も無くなった今
境内は所々残雪が残り
雪解け後からゴミなど散見され
清掃ぐらいしたらなぁと・・・・・



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排雪作業に思う

2017-03-05 | 日常
今年の積雪量は記録的で
住宅街の道路は積もり積もって
1メートルは圧雪状態の高さ
マンホールの蓋部分だけ穴となり
大変危険です

車は対面交通ができず待たされ
あちこちで渋滞が生じています
つるつる道路は
歩行にも支障をきたし
生活がいつものペースとなりません

今年は例年より雪が多く
雪解けが始まる2月後半に
ようやく
排雪作業が始まりました

全道各地から集められたダンプは
冬季の排雪仕事には欠かせず
ある意味救済事業かも・・・・



除雪グレーダ、タイヤショベル、バックホー、大型ロータリ
ダンプトラックと流れ作業で
どんどん運び出す機械化された作業は
圧巻です






大型ロータリで
ダンプトラックにふきだされ
瞬く間に満載
運び出されれます



札幌市内で除雪費用は180億円と
各国のなかで飛び抜けて
世界一だそうですが
経済的には足をひっぱり
雪国の宿命です



3月に排雪など遅すぎるのでは
この時期なら
自然に雪解けするまで
排雪作業は止めたらと思うが

ちょっと我慢すれば良いのだから・・・・
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家具の手直し

2017-03-01 | 工作
孫達が来ると
居間にあるマイチェアで
思い切り跳ねまわるので
いずれ壊れるなと思っていたが
案の定ボルトがボッキと!
アームが脱落しました


若い頃大枚を叩いて買った
お気に入りの
イタリア製の革椅子だったのに



廃棄処分などもったいなく
知恵を絞り
背もたれ部分をカットして
アームの下に
小枝の端切れを加工し
添え木とし
黒に合わせて焦がし
なんとか復旧しました



ついでにテーブルも
ガタがきていたので
使ってない踏台に



テーブル板を彫り込んではめ



脚の中間には
小物を置ける様に
板を加工し載せ
応接セット完成です



あれこれ工夫して
物を造ることの楽しさを
久しぶりに味わいましたが
金槌で何度も手を打つし
棘は刺さるし
腕は痛くなるし
ノミはきれなくなるし
腰もまがるし
いつ迄工作造りができるやら・・・

ちょっと頼りない造りなので
孫が来てまた跳ねまわり
テーブルが倒れ
怪我でもしなければと・・・

やめろと言っても
聞かない孫もあと一年ぐらいで
また安穏な生活に戻るのか・・・
一抹の寂しさを感じる
今日この頃です
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