福寿草とエゾエンゴサクとカタクリ

雑木林では積雪の重みでへばりついた枯葉を力強く突き抜け
一際、福寿草の黄色花が輝いていた
そこにはうす紫色のエゾエンゴサクがかわいらしく
可憐なカタクリの花も咲いていた

山野草は野原で咲いてこそその本領を発揮する
手を加えたらその美しさは半減すると実感
登山の虫がまた動き出した

真駒内公園のカタクリ

春を超えて初夏が急にやって来た
真駒内公園の奥に公園らしくない自然の雑木林があるが
残雪が無くなったあとから
日差しを浴びながら枯葉を突きやぶって
カタクリ　が芽を出す
そしてくるっと
花びらを上に巻き上げた
桜の開花も間もなくだろう

クロッカス

雪が解けたら芝生にまみれて
白、うす紫と
ごみが散らかったように
クロッカス　が咲いていた

真駒内公園ハルニレの木陰のベンチは
まだ肌寒く、人影は見えないが
踏まれもせず、静かに咲き誇っていた

桂の芽吹き

今年もまた　桂の芽吹き　が
朝日に照らされ眩しくキラキラと輝いていた
ようやく待ちにまった春の訪れだ
北国の桜はまだまだ
その前にクロッカスが雪解けを待って吹き出し
カタクリが枯葉から頭を持ち上げ
そのあと桜がパァツと咲く
五月の始めかなぁ

西湖 いやしの里根場

茅葺の屋根が幾重にも重なり
その向こうに
富士山が聳える
日本の素朴な原風景を思い出すが
映画のセットを観るような
ここ西湖のいやしの里根場は
生活実感が無い
日本人より外国人が断然多いのも気になる
世界遺産の影響か？

河口湖、西湖、精進湖

日本100名山は富士山を残して
すべて踏破した
富士山は人混みを考えると気が進まず
遠くで観る山と決め
その周辺の山
三つ峠山、毛無山等挑戦したが
生憎富士山は雲の中
でもその容姿は想像したでけでも
尊崇の念が生じ胸が高鳴る
今回は富士五湖で我慢
富士山の絶景は
またの機会におあずけ


観光河口湖の風景

ひっそり西湖の釣り船

精進湖の溶岩沿い

一瞬　夕日を受ける富士山を河口湖から

孤高の桜

山間の朝もやの中に
幹の細い一本樹の桜が
天高く異彩を放っていた
まさに自然のままの孤高の桜だ、やけに共感を呼ぶ

身延山久遠寺の枝垂れ桜

霧雨の中
秀麗な富士山は拝めず
おりしも身延山で桜満開の情報を聞き
雨の枝垂れ桜も良いと富士山五湖から下へむかった
雨にしっとり濡れ重みを増した枝垂れ桜は
日蓮宗総本山久遠寺の
鐘の音と共に朝もやをついていた

忍野八海

忍野の外れで写真を撮りながら歩いていたら
農家の人が話かけきた

この辺はすべて畑だったが掘ったら穴が開いて水が出てきた

忍野八海はその八つの池を言うが
実際の湧き池は他にもある
いずれにせよ富士山の伏流水で
今では農家はそれによって観光収入が入り
昔と違った生活しているとのこと

見渡せば観光バスから下りてきた
外国人が大手を振ってお土産店は大賑わい


地底から湧く水が蒼い神秘的な清流となり心にしみる

青木が原の富岳風穴、鳴沢氷穴を観る

青木が原樹海は溶岩の上に樹木が育ち
ちょっとトレッキングしてみたが
自殺の名所と言われるぐらい
広大で方位がわからなくなる

その東側に富岳風穴、鳴沢氷穴がある
溶岩がつくりだした風洞に滴が凍り
天然氷柱が見事

精進湖の大杉

いやーデカイ！
根回り12mを超える大杉
高さは40m以上
富士山の噴火以後
樹齢は不明だが１２００年はいっているそうだ
そんなのが精進湖の中道往還の昔宿場にある
たまげた！