6丁目のつぶやき

歩く、登る、耕す、聴く、造る、採る、乗る、見る、の写真ブログ徒然草

猛暑のほっとけ農場

2018-07-29 | 家庭菜園
蝦夷梅雨があって
我がほっとけ農場は
長靴が半分くらい潜る
田んぼ状態だったのが
ここへ来て今度は日照り続きの猛暑
でコチコチ砂漠状態です

トマト、キュウリ、ナス、スイカは
ご覧のような状態で・・・
葉が枯れ元気がないです





花はどうにか咲いても
虫がいないから交配もしない


背の伸びないトーキビ
枝豆の病気
大根は割れ
断面にはすが入り
ふたまた大根です

なんとか比較的良いのが
エダマメ等の豆類、葉物野菜
カボチャ、ズッキーニと・・・


元気が良いのは
畑を我が物にする
生えて欲しくない
雑草類

囲い柵の外側の茂みには
なんと鹿が恨めしそうに
覗いて・・・


そのうち食べ頃になった時
アライグマ等に
根こそぎやられる予感

麦わら帽子に汗が滲み
サングラスには汗が滴り
周りが見えなくなる
お先真っ暗状態の様相です

今年は天候不順
あれやこれやの現象で
収穫の秋に
獣に喰われやしないかと
今から戦々恐々
野菜作りの意欲を減退させます

今は雲ひとつない青空
辺りの萌える樹木も
太陽に眩しく葉が萎れ
夏は真っ盛りです

キュウリと梅干しで
ビールを飲みながら
一汗ぬぐう日は
到来するのかなぁ

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ポンコツスクーター奮闘

2018-07-27 | 日常
ポンコツスクーター ホンダジャイロ✖️

整備の業者から電話あり
部品の交換など時間がかかりましたが
詳しくは直接話すと・・・

帰りは修理スクーターに
乗らなければならず
受け取りには友人に
店まで送ってもらって・・・

問題点を詳しく説明され

バッテリーは使えないが
手動でエンジンは一発でかかり
計器類は完全とはゆかないが
ガソリンの匂いは消え
アクセルを吹かせば反応は的確で
音もスムースになった

趣旨に沿った親切な対応で
安く収まり感謝感激です

公道を出ても店主がしばらくは
大丈夫かと
行く末を見守ってくれて・・・

当面これで畑の行き帰りは
バッチリ

朝モヤの中
風を切ってグリーン坊やは
加齢を気にせず爽快に走り出した

畑で今期初の収穫ニンニクを
積載してタァッタァッと
満面の笑みで帰還
それを見て
孫が乗りたいと言いだし
記念撮影


だましだまし乗れば
愛車ポンコツスクーターも
まだ乗れるではないか




年金老人もまだがんばらなぁ
いかんかなぁ・・・





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ポンコツスクーター ホンダジャイロ X

2018-07-24 | 日常
積載力抜群の50cc三輪スクーター
かたちが武骨で様になる
オレンジ色のスクーターです



息子が使い古したスクーターを
トラックで持ってきて
それから5年
タイヤは肌割れし
バッテリーも寿命が来たらしく
手動でなければエンジンはかからない
動き出せばアクセルが
速度と連動せず
黒い煙を吐きながら
走りが波打つ

緑色のユーモラスなヘルメットを被って
我がほっとけ農場から
成果品を積んで
走ってははいるが
「グリーン坊や」などと言われ
本人もその気になって
毎日たったたったと
走るには走るが・・・


愛車 ホンダ ジャイロ Xです

だましだまし乗っていたが
ついに
燃料計は満タンにしても針が動かず
排気ガスは黒い煙が出て
挙句指示器もクラクションも
心もとなく公道は遠慮気味

駐車すれば
ガソリンの匂いが鼻をつき
公害だから
かみさんはいい加減でやめてと
言い出したが
惚れた愛車は捨てがたい

吸気口や燃料計フロー部分や
エンジンその他をいじつてはみるが
いまいち
調子は悪い

ついにそれならばと
友人の紹介してくれた専門店に
行って相談したら
いくらかかるかわからないと

ならば中古車はと聞くと

今は排気ガス規制で
この50ccの中古車は
出てこない

そんなに惚れてるなら
まず危険なガソリン漏れを
直してみるが
最悪タンク全体を
取り替えるかも知れない

とりあえず保険をかけて
乗ってみて
様子を見ながら
順次駄目なものから治し
だましだまし乗ってみたらと・・・

お金がかかる様だったら
その時廃車にしてもいいのでは
無いかと・・・

親身なアドバイス

ポンコツスクーターの一生は
死期の迫った我が年金老人と
瓜二つの様で
延命治療はどうしようかなと・・・

愛おしさ倍加の
積載型三輪スクーターで


ただ今2週間入院中!








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北の外れの霞む十三湖

2018-07-19 | 風景
青森県十三湖と言えば「しじみラーメン」
しじみラーメンを食べたいあまり
暴風雨の中飛ばして
たどり着いたが
念願の十三湖の店は閉店


湖の地平線は風雨で霞み
その向こうの田んぼは
風の中に消えて行った




この風と雨では
北の外れ龍飛岬まで行っても
何も見えないだろうと・・・


思案していた矢先
昨夜泊まった深浦の民宿から
電話があり
白いジャケットを忘れました
送りましようか?と

このジャケットはある人から
頂いたお気に入りのもの
取りに行かなければと
そんなこんなで
もと来た道を
強風にハンドルを
取られながら70kmまた逆戻り

風が日本海から国道、五能線へと
潮を吹上げ、ハンドルは取られるし
前行くトラックはノロノロ走っているし
大丈夫かと・・・
石川さゆりの ♪津軽海峡冬景色♪ も真っ青

強風時の五能線汽車てつが
もしかしたら撮れるのではと
並行して走る101号線から
スポットを探しつつ
ゆっくり走っていたが
遂に一度も見られなかった

変だなぁと思っていたところ
深浦は大雨と強風の警戒情報
五能線は運休と
ニュースで知ったが・・・

宿屋に戻り
お世話になった御礼に
弘前で買ったお菓子を
差し出したら
ちょっと待っててと奥へ行き
毛糸の手編みで作った
折りたたみできる網袋を
お土産にもらう始末

嬉しくなる五能線界隈と
森昌子の ♪哀しみ本線日本海♪ です
てな事で
しじみラーメンはお預け・・・


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漁師経営の民宿

2018-07-17 | 風景

十二湖トレッキング中
今夜の宿はまだ未定と
不安が付きまとい
午後3時半ごろ
途中で出会った
白神山地パトロールの人に
宿を聞いたところ
その場で数カ所
お薦めの宿に電話をかけてくれ
残念ながらいずれも満員との事

親切なその行為に
感激して
十二湖の印象をさらに良くした

今にも雨が降りそうな国道101号線を
足速に走り始め
岩が平らな千畳敷を超えて
五所川原へ・・・


素泊まりを覚悟して
国道のお土産屋さんに
泊まれる宿を聞いたら
その場で探してくれ
ちょっと遠く分かりづらいが
漁師の民宿があると
しかも食事付きで・・・

一も二もなくそこへ泊まることにして
またもと来た道を
五能線8駅区間逆戻り
ようやく4時半に深浦の民宿に
泊まることができた

日本海側に面した二階部屋で
漁港を通して海に沈む夕陽が
綺麗らしいが
あいにくの天気で
観られなかったが
まず宿屋確保

夕食はなんと部屋出しで
しかも畳の上に
椅子式の大きな
テーブルを持ち込み
豪華なテーブルクロスを敷き


タコ、モズクの酢の物、ミズとキュリの漬物
アンコの和え物、メバルの焼き魚、
マグロの煮物、ホタテの揚げ
エビイカの刺身、ウニ、カワハギの昆布締め、鯛の潮汁、メロンと12品目も

生ビールは直ちに飲み干し
もう一杯ジョッキと
階下の厨房まで
降りて
何れも新鮮でおいしい‼️
最高‼️と絶賛したら
しばらくして

揚げたての唐揚げ
オコゼ一匹
皿に盛って上がってきて


あまりに褒めるので
嬉しくなって
主人が食べるのをこちらへ
サービスだと言って
持ってきた

朝食も地元魚ずくし


さすが網元の宿
やることが大きい
会計時万札を出し
お釣りはいらないと
見栄をきったが・・・

これだから旅は面白い

雨の深浦
龍昇丸の漁師さん
天にも昇る出会いでした
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津軽国定公園 十二湖

2018-07-15 | 旅行
白神山地のブナ林は
以前世界自然遺産になった時に
秋田方面から
ガイド付きトレッキングをしたが
十二湖までは時間の都合で
行けなかった

今回は評判の湖を観たく
レンターカーを借り
弘前から出発したが
ナビが故障で
方向定まらず
弘前市内をぐるぐる
電話でレンターカー会社に
説明したら
戻ってくれと・・・

見知らぬ土地で
ナビがなければ戻れないので
新しいナビを
持ってきて欲しいとお願いして
2時間遅れの正午ようやく弘前出発

あいにくの曇り空だが途中は
渋滞も無く道路標示の通り
グングン飛ばして
深浦に33湖ある小沼群に着いた


有料駐車場に車を止め
白神八甲田緑の回廊50kmの一部
ブナの森に囲まれながら
情緒豊かな自然を満喫しながら
癒しのトレッキング

数々の湖には
鬱蒼と茂る緑樹が湖面に映り
透明な水に揺れていた








特に上流に位置する青池は
すり鉢状の谷間に小さく深く
群生色の透き通る色が際立って
生い茂る若葉を映し出し
幻想的、神秘的この上なし
たどり着けは
うわぁっと感嘆符が自然に発する



観光バス、自家用車と
ハイカーでごった返してはいるが
その喧騒も
白神山地の雄大なブナ林に
吸収され気にならない


さすが世界自然遺産白神山地
保護管理よろしく

レンターカーナビ事件のため
12湖巡りが遅くなり
今夜の宿泊を気にしながらの
トレッキングで
落ち着きは無かったけど・・・

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旧羽州街道と矢立温泉

2018-07-12 | 風景

長い国境のトンネルを
津軽側よりくぐれば
そこは秋田県
奥羽本線無人の陣馬駅だ


民家も人も見えない山間の
駅周りは
燃える深緑が
快晴の青空に映える

今は国道7号線が拡幅され
峠を難なく超える立派な道路で
自動車が頻繁に往来する

一歩山奥にそれれば旧羽州街道が
川沿いに蛇行して峠に続き
そして
峰を歩く古羽州街道だ


鬱蒼と高く茂る太い秋田杉原生林を
仰ぎ旧羽州街道から古羽州街道を
吉田松陰が弘前まで歩った道筋をたどる



津軽藩が参勤交代で
狭い急峻なこの街道を通った
歴史と
幕末期に積雪の中
こんな遠くまで来た
若い松陰の心の内に思いを馳せて・・・




今は杉の枯葉が絨毯の様に
古道に積もり
歩くと優しいクッションが続く
人の歩った気配の無い
完全な山道だ




立派な秋田杉に接して
久しぶりに心地良く山歩きをして
山間の峠にある
矢立温泉に投宿した

温泉は鉄分の多い
真茶なお湯がドクドクと流れ
まさに源泉かけ流しで
青空見ながら足を投げ出し
無我の境地

露天風呂は最高




心地良い汗をかいて
もちろん生ビール
グゥビグゥビドクドクで・・・
今に生きる幸せをかみしめて‼️



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金田一温泉

2018-07-10 | 風景
九戸城跡を 見て二戸駅から
北に向かう
岩手銀河鉄道に乗り
青い森鉄道経て
金田一温泉駅で下車

座敷わらしの里
南部藩侍の指定湯治場だった
金田一温泉に泊まることにした



駅まで迎えに来てた
作務衣姿の若い女性は
座敷わらしをイメージさせたが

運転しながら語り出し
昔、田んぼから湯が湧き出ているのを
発見して金田一温泉になったとの事

あの有名なアイヌ研究者で
国語学者金田一京助は
盛岡出身だが
金田一温泉とは関係ないと・・・

植えられたばかりの稲穂が
風になびいて
水面には
キラキラ夕陽が反射して
田舎の風景まっただ中
宿に通じる田んぼの
一本道を軽快に走っていった
ここは今ホタルが出ると・・・

今晩の夕食メニューも
この田んぼでできた
甘くてもつちり感のある
「きらほ」ですと・・・

自慢げに教えてくれた

玄関ホールは綺麗に磨きあげた
木造床と木をふんだんに使った
アットホーム的な
温かさが滲み出ていた

小柄の美人若女将が笑顔で迎えてくれ
印象は抜群




お湯は
母屋のハズレの片隅に
無色透明無臭の単純温泉浴槽が
浴室の中央にクランクして構え
静かに湯音を発していた

浴槽の縁は黒ずんで周囲の床に
チョロチョロ流れ出し
湯治場の雰囲気だが誰もいない

トイレは
欅の木造床でピカピカひかり
清掃が綺麗にゆき届き
気持ち良い


可愛らしい若女将が
食事中挨拶にきて
演劇を観ているような
劇団話術で

座敷わらしの話

泊まった有名人
芥川作家の三浦哲郎、千代の富士、
細川たかし等
その時々のエピソードを
さては東日本災害時に八戸で
困った時に
助けに来てくれた人が
ここの若旦那で
一緒になるならこの人にと
おのろけ話・・・

面白おかしく表情豊かに
話してくれて
ビールは進むし
退屈しなかった

夜は蛍を見に行こうと
それはそれは楽しいひと時でした

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悲劇の九戸城跡

2018-07-08 | 

強引に奥州制圧を進める
秀吉に反発して反旗を翻し
農民と共に権力に楯突き
惨殺された悲劇の根城、九戸城
を見たく
岩手銀河鉄道二戸駅を降りた

だっだ広い駅前ひろばには
九戸城のくの字の案内板もなく
人影もないがタクシーだけは
駐車していた

二戸駅から九戸城跡まで
ネットで検索すれば
2キロ徒歩20分車5分と・・・

タクシーを乗らないことを
生きがいにしている
自分は歩き始めたが
案内板も無く方向を間違った様だ

途中、高校生に聞いても
小首を傾げる始末
時々人を見つけて聞いても
定かでない
遠回りして
やっと
九戸城の看板を見つけた時は
約1時間も歩いていた

お陰で秀吉軍6万5千の大軍が
どこに陣取って攻めたのか
背景がよく分かり
怪我の功名

最近公衆トイレ設置工事の先行発掘で
首の無い人体が数十体発見され
無数の殺傷傷や刺突傷があり
撫で斬りの犠牲者と・・・


秀吉に騙され
城内全員皆殺しされたとの
悲劇の九戸城は
小高い草原丘の中に静かに・・・


戦国時代の城は小高い丘に
棚田の様に配置した曲輪があり
物見櫓や塀があってそこへ
土を盛って土塁とし
虎口に城門を立てる程度の
もので
天守閣や高い石垣、水掘りもない


面積は広いが質素な城の様で
ここで5千の兵が秀吉軍と
互角に戦ったとは
九戸政実は
かなりの軍師だったのでは・・・


二つの川に囲まれ断崖
当時の火縄銃は60mぐらいしか飛ばないことを計算して
幅広の掘りを工夫し
まさに天然の要塞です


九戸政実は部下の兵を救う為
投降し秀吉の前で虐殺され
城内の兵も騙され
皆殺しされた話は
秀吉の情けのない仕置に
本当にあった話なのか?
ロマンを誘う

平坦なこの城跡は
太平洋戦時中、広大な畑となったが
史跡として元へもどり静かな公園に・・・


秀吉天下統一最後の相手
九戸政実
悲劇で一躍百名城となり
全国的に有名に・・・








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中華そば屋 たらふく

2018-07-05 | 食品
北海道ラーメンは
脂ギトギト系でコクがあり
若者向きだ
一方東北地方は
アッサリ系の昔懐かし
煮干しダシの中華そば屋が
若者がいないせいか多い

岩手県宮古市中心地に
東北大震災で1階まで水浸しとなり
店内、厨房内全て改修して
震災1ヶ月後にいち早く再開

質素な店構えの中華そば屋
「たらふく」がある
しかも
メニューは一品だけ


行列のできる評判の中華そば屋で
味はアッサリ、麺はしこしこ
美味い‼️
しかも550円と安い‼️


その味がどうしても忘れられず
7年後に行ってみたが
作っている人は若返って
値段も味も変わらず
手打ち麺が無くなれば
店じまい

頑固なこだわりのあるお店です

あまりに美味しいので
だしを聞いてみたら

何代もかけて創り上げたので
企業秘密だと
笑いながら
教えてくれなかった・・・

多分、煮干しに焼き干しを加えた
薄塩独特の味で
ソバは幅広のしこしこ縮れ麺
毎日食べても飽きない
すっきりした中華そばだ

札幌にもこんな中華そば屋さんが
あればなぁと・・・
年金老人は思った


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世界文化遺産 橋野鉄鉱山

2018-07-03 | 風景
2015年ユネスコ世界文化遺産
岩手県釜石にある橋野鉄鉱山


江戸末期日本の産業革命遺産の一つで
現存する日本最古の洋式高炉跡
この高炉を作らなければ
製鉄、製鋼は出来ず
欧米列強の大砲には勝てないと・・・

こんな山奥に何故こんな施設が
出来たのか?

まず豊富な鉄鉱石


それを溶かす燃料の木材
高炉建設資材の花崗岩


フィーゴに必要な水車の川水
そして釜石から盛岡に通ずる峠道
等々立地条件が当時として
最適な場所だった


銑鉄1トンに対して木2トン
体積にすれば10倍以上の木材が
燃料として必要
それを木炭に変え
鉄鉱石を砕き
木炭と混ぜて高炉で熱して溶かす
牛馬と共に
作業する人が1000人と・・・

高炉は燃やし続けなくてはならず
しかも高炉の
耐火レンガは1ヶ月しか持たなく
3ヶ所ある高炉を順次休んで積み替える
それもすべて手作業で・・・


銑鉄を作るのに大変な労力を
費やした事などなど


埋もれている鉄屑、耐火煉瓦


倒壊した高炉の花崗岩


番所、長屋等々の建物基礎


安全を祈る神社


所々に露出した大きな花崗岩


そのほぞ穴の痕跡


ここより離れた頂上付近の採掘場

鬱蒼と茂る樫、ミズナラ等々
現地で実際に目で見て
聞いて理解できた

江戸末期から明治初めの
時代背景の中で
家にも帰れず
山奥で寝泊まり
携わった人々の奴隷のような働き方

そしてやがてコークスの出現で
急速に衰退し山に埋もれて行った
橋野鉄鉱山

当時の苦しい働きにおもいを馳せ
近代日本の源流が
確かにここに有る
世界文化遺産だと・・・

先人の知恵に
あたまが下がり
また誇らしく思った

それにしても
ボランティアの方の
時代背景と立地条件
を加えた説明が
想像力を働かせ感激した



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