トマトの苗

友人の奥さんが
去年収穫した実から採取したトマト（アイコ）の種を
段ボールの中で撒き発芽させ
家の中で２カ月程大事に育て５月末頃その苗をくれる
「芽が出たので観にきたら」と言うので行ったら

双葉が春の日差しを浴びすくすくと育っている

我が畑はまだまだ雪の中と言うのに
今から気にかけていただき嬉しい限りです

北国の春

３月末　春の強い日差しは一挙に雪解けを誘い道路の圧積した雪もゆるみ
車のわだちが深くなり運転しにくい
雪解け水の音が風と合奏して排水溝に
怒涛のごとく流れ一気に北国の春だ

樹木の根元には穴が開き

コブシの芽吹きが始まる
でも畑の積雪はまだ1ｍ以上やはり始動は5月末か

朝もや

今朝6時半頃いつもの窓景色に
朝もやが全面ひろがり
遠くの山々も隠れていた
しばらく眠気覚ましに見とれていたが
３０分後には住宅街が建ち並ぶいつもの風景に変わっていった

こんなことは今までなく田舎の田園風景のような
自然の美しさを身近に感じて
山里へ行ったような気分になりうれしかった


30分後

八角柱時計

我が家には昔
東北片田舎の骨董屋で安く手に入れた大正時代の八角柱時計
がある
文字盤はめくれ、音は濁って、蝶番はいびつ
少し遅れ気味だが
今も元気にチクタクチクタクと用を足して可愛い


このしっかり時を刻んでいる時計に比べ
我が身体は
会話が聴こえにくくなり
最近は皆に難聴ではないかと
耳鼻科に恐る恐る診断してもらったが
左耳はちょっと落ちてはいるが
補聴器を付けるほどでないし
年相応ですと

医者曰く
「聞きにくいのは単語自身のフレーズを
脳が感知するのが遅くなって
加齢が原因だ」
とのこと
一応安心しては見たが

考えてみれば耳もさることながら
髪は薄く、目は老眼、動作は緩慢、頭は記憶力、判断力も減衰、
粋がって買ったスマホなどは宝の持ち腐れ状態
元気なのは酒量が増え気炎が上がったぐらいのていたいらくで
社会から徐々に煙たがられ右往左往しているたそがれ人生である

それに比しこの八角時計は
一週間すると次第に遅れ、音も絶え絶えになるが
ねじを巻けばまたまた元気に動き出し
立派に今も働き続けている優れ物
私もあやかりたいものだが
年相応に生きるしかないか

川辺の薄氷

解け始めた川辺の薄氷も
寒気の到来でまた逆戻り
雪が石の上にマシュマロのように積もり可愛い
つかの間のかすかな日差しのあとは吹雪で視界０
北国は「春分の日」と言うにまだまだ春は遠い

春の旭岳

紺碧の空
純白の旭岳
陽射しは強く反射して
眩しい
低温なれど春の息吹は感じる

厳冬の旭岳

もう何回来たか
春夏秋冬、数年代、
降って良し、晴れて良し、吹いて良し、滑って良し
いつ来ても飽きない私の大好きな山
旭岳
今日は快晴
写真もばっちり

豚すき焼き

すき焼きと言えば牛のことと思っていたら
北海道では豚すき焼き　が主流であるとのこと
白菜の代わりに玉ねぎを使い
牛の代わりに豚を使うのだそうだ

プール仲間でまた飲み会をすることになり
豚すきを行うことを思いつき
初めて食したが
水泳の後はビールだと
まず乾杯　グビィグビィ
おもむろにやわらかな豚肉を食い始め
玉ねぎの甘味が豚にしみ込み
もうもう牛すきと何ら変わりなくドンドン
北海道万歳

カメラを忘れ手持ちのiphoneで撮影
品質は暗いが我慢、我慢

道路排雪日

道路の排雪
本州の人にはわかんねぇだろうな
道幅が狭くなり一方通行で譲り合い
自動車で踏み固められ３０㎝以上は高くなるその排雪

今日は一年に一回ある道路排雪日
朝から交通止め
延長約200ｍの道路から
排雪車の爆発的な吹上力とダンプカーの連携で
ダンプ12台×15回＝１８０台が流れ作業で順次排雪される
その情景も驚きだが
このため一日中通りに面した家は外出できない
今日は雪が降らず作業の人たちも
心持穏やかな表情で感謝感謝

都心部公園の歩くスキー

大雪が降れば都心の公園は直ちに
以前から森林がそこにあったかのように身近に
そして都会の雑騒が消え静寂が訪れる

そこへカラフルな装いの細いスキーを履いた人達が
どういうわけか時計回りと反対に歩きを始める
北国ならではの風景だ