国道12号線を走っていたら
大きな石像のモニュメントが飛び込んだ
小さな駐車場と立派なトイレ
その脇には
水が溜まった窪地にしだが生い茂り
説明板がある
遮光器土偶の『しやこ』に『ちゃん』
をつけて
しやこちやん広場の愛称は
おもしろい
この場所からあの
高さ34.5cm大きなメガネの
有名な大型遮光土偶が出土
(現在は東京国立博物館に収蔵展示)
したとは・・・
大規模な共同墓地だったと
看板には書いてあったが
捨て場で漆塗土器、遮光器土偶
石器、玉類など多数出土
この様な谷間の湿地地帯で
発見されたとは
他の縄文遺跡の風景とは
異なっている
縄文時代晩期(約2000〜2400年前)
東に張り出した台地には
共同墓地として
土坑墓か100基以上見つかって
そこからも土器、石器、土偶が
遺物として見つかっている
今は埋め戻され土坑墓も見られない
そこから歩って10分
隣接の田小屋野貝塚
縄文時代中期(約6000〜4000年前)と
併せ台地上に立地
温暖化に伴う海面上昇で湖沼域が
広がって
貝塚の出土がそれを証明していた
木造亀ヶ岡考古資料室に土器、石器、土偶、玉類が
多数展示
広範囲な遺跡群に
6000年の間営まれた
悠久の時を感じざるを得ない