6丁目のつぶやき

歩く、登る、耕す、聴く、造る、採る、乗る、見る、の写真ブログ徒然草

国道230号線 中山峠

2018-09-28 | 旅行
札幌から定山渓温泉までの
国道230号線は最近
片側2車線の広い道路に生まれ変わり
いつも渋滞していた昔を思えば
快適なドライブで夢のようです

札幌から短時間で
定山渓温泉に着きます

230号線は
札幌オリンピック時に
曲がりくねった旧道を
トンネル等で整えて中山峠を超えて
洞爺まで続きます

特に広めの片側一車線が
緩やかに続く中山峠附近は
壮大な自然が一望でき
峠越えの醍醐味を味わえます


紅葉の季節にはまだ早いのですが
その時は素晴らしい
絶景国道に変わります


峠の駐車場から見下ろせば
端麗な姿の羊蹄山が聳え
その展望は
いつ見ても絶景ポイントです


峠の山肌は薄っすらと
黄色味かかってきた程度で
紅葉狩りにはまだ早く
白樺の白い木肌がやけに目に付きます


国道は頻繁に自動車が
行き交っていますが
今は道の駅 「望羊中山」も閑散として
元気がありません


やがて
中山峠スキー場がオープンすれば
積雪の中
峠の駐車場も混雑するでしょう

中山峠は私にとって
11月から翌5月まで
スパイクタイヤ時代
スピードをあげて半年間通った
スキー三昧の
我が青春の峠です




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神秘的なニセコ大沼

2018-09-25 | 登山
ニセコパノラマラインを
通過するたびに道路から見下ろせる
広大な大谷地の中に
一本筋の木道が伸びて
山中へ消えていくのが気になっていた


地図で調べると
五色温泉までの登山道で
ニセコ神仙沼等の
沼巡りの一つとわかった


道々66号沿いの駐車場は
車上荒しのため
遠くの神仙沼駐車場に止め
そこから歩いて大沼まで

66号線下の木道は笹竹のトンネル
で木道がずうっと延びる

木道脇の足下にはうろ覚えの高山植物の花々
ハココグサ

アキノキリンソウ

シラタマノキ

リンドウ

トラノオ

だと思うが目を楽しませる

ダケカンバの木が山道に邪魔して頭を気にしながら

高台から見下ろせば
大沼と硫黄山が垣間見える



山中の誰もいないひっそりした標高850mの湖畔に
雲の動きの隙間から陽が差し込み
神秘的な景色をしばらく楽しんだ








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眺望最高 岩内岳1086m

2018-09-22 | 登山
岩内岳は若い時から何度も
登らなければと
思っていたが
北海道100名山でもなく
また諸々の私事情もあって
その機会に恵まれず
登れなかった


日本100名山、北海道100名山を
一応踏破した今
この山をアタックしなければと
いつも思いながら
登山口までは行っては
雨や熊が出る
山は逃げない等変な理屈を付けて
簡単に諦めていた

今日は幸い快晴
朝から山頂まで姿がみえ
条件は揃った
ようやくその念願をはたすべく
久しぶりの登山装備で
ストック両手に
勇んで出た

マリンビュー登山口には
登山届の箱も注意書きも無く
スキー場なんだと・・・
それほどたやすい山なのか?

スキー場の傍を
今はスキーブームも去って
錆びたリフトをちらりと横目に
なだらかな灌木のトンネルを登り
次第に汗が噴き出る

視界もなく単調な登りが続く中
真っ赤な
ベニテングタケが異質に
生えていた


六合目の立て札を過ぎると
木立の合間から突然日本海が見渡せ
眼下に岩内の街が箱庭の様だ

立看板には
「振り替え坂」とあり
名前ピッタリ!


しばらく登る八合目辺り
今度は「松風の回廊」の立看板


急斜面の岩場を這え松が覆い


しばらく続くが
次第に小さな岩石の斜面となり





頂上へ到達する



日本海、積丹半島、余市岳
羊蹄山がひときわ高く


そしてチセヌプリ、メクンナイ、


雷電山に続く熊笹の生える
なだらかな山々を


一回りして
広大などこまで続く水平線の
日本海を望む
まさに360度の視界


紅葉はまだ早いが
なだらかな笹原に陽炎と
海辺からの風の足跡が
スッと流れ
素晴らしい景色だった

登山時間2時間30分
帰り1時間30分

岩内岳
私の中ではこの山は
眺望、標高差、と言い
立派な北海道100名山だ

素晴らしい









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海辺のソバ畑

2018-09-20 | 旅行
ニセコの山々は
雨混じりの濃いガスが漂い
何も見えない

山は逃げないとまたもや登山は中止
ニセコから岩内に向かって
山中を走る道道66号線
ニセコパノラマラインを下れば
雲海はひらけ晴れ間が覗く

日本海を見渡せる
穏やかにカーブした丘陵地は
ソバ畑の白い花が一面陽に反射して
一層白く咲き誇る

思わず自動車を止めた


入り江の青い海と小さな漁村
時折陽のさす
そのうつろいに
カメラを持ち出し
可憐な蕎麦の花をバックに
北海道らしい風景を
ドキドキしながらものにした


良い写真撮れたと
自分で自分を褒めた



遠くに泊原発が山肌を白く削り不気味にたたずんで
岩内街の向こうに死んでいるようだった



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ニセコの湯治宿

2018-09-16 | 旅行
岩内に来たついでに
ニセコ経由で札幌へ
帰ることにして
山中をドライブがてら
興味本位で温泉宿三ヶ所を
回ってみた

昔ニセコで
湯治宿として毎年
暮れから正月にお世話になり
冬山に登ったり温泉三昧で
一週間過ごした

当主とも親しくなった
一軒家の新見温泉は後継者がいなく
残念ながら
外人オーナーが買い取って
外人専用の温泉にするとか聴いたが・・・

山中に埋もれていた新見温泉
近寄るとロープが敷かれ
その向こうに
慣れ親しんだ旅館の屋根が
陥没して見るも無残な姿


露天風呂の浴槽部分は苔が生え
付近には
紫色の背高い花が
風に吹かれて寂しく揺れて
湯煙だけが立ち上がっていた


明治に湯泉が発見され隆盛を誇った
新見温泉も時が過ぎれば
この様な廃屋に・・・
湯けむりが何かを語っていた


蘭越近くの薬師温泉は
川底から気泡が湧き出て
鏡のような綺麗な温泉だったが
家屋は跡形もなく撤去
浴槽のコンクーリート壁が
無惨に残り
外国不動産のバイセール看板が
雑草の傍に立つ


ニセコスキー場近くの
鯉川温泉は大正ロマンが残る
懐かしい風呂だったが
これも外人の手に渡り
閉鎖中


栄枯盛衰を
目の当たりにして
まさに方丈記の世界だなぁと・・・




日本に馴染んだ温泉文化が
ニセコに無くなり
無情感が胸に去来して
時の流れに
唖然とした





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どこかさみしい岩内新港

2018-09-12 | 旅行
バブル期に
岩内 直江津間の航路が
開設されたのにともない
岩内フェリーターミナルの
設計に携わった

総ガラスのカーテンウォールが
海辺に映え
モダンと評判だったが
航路が廃止となって
フェリー会社も倒産

苦労して造った
ターミナルビルもいつのまにか解体
広々とした更地が残り
寂しさとともに
時の流れを感じる

バブルがはじけた今は
新港岸壁に施した
ペンギン等の絵が
色褪せ剥がれ
のどかな岸壁に変わり
釣り人が多勢
のんびりと糸を垂れ
入れ食い状態で小魚を
バケツ一杯釣っていた




漁夫が漁網を干して
何しに来たと・・・


新港のすぐ隣は
泊原発が聳えやけに新しく
ひっそりたたずみ稼動停止中
停止中とは言え
今回の地震で外部電源3回線
すべてが停電
自家発電に切り替えたとか
それも油が無くなれば
福島原発の二の舞い
幸い電源は緊急に確保して
難を避けたが
事故のないことを祈るのみ


昔の姿今いずこです

岩内岳が残照に映えて
どっかと聳えていたが?

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友人の家の照明器具取付

2018-09-09 | 日常
今回の胆振東部地方の地震で
札幌でも今まで経験のない揺れ
友人の家のシャンデリアが落ちて
奥さんが
ガラスの破片を踏んで
病院へ

長い間の停電がようやく
通電されたが
居間は燈らず
物流途絶える中
せっかちな友人は
開店したばかりの家電ショップへ
行き購入した

今、はやりのLED電球を使った
大型照明器具のため
取り付けを援助して欲しいと
頼まれたが取り扱い解説書の
字が小さく虫めがねなど出して
お互い四苦八苦


下地補強や取り付けビスの不備などあって
2日間に渡ってようやく完了


物流途絶える中
打ち上げ式を日頃の飲み仲間と
盛大に行ったが・・・


地震による各自の被害報告やら
その他液状化、土砂崩れ
特に長〜い停電これは人災だと
皆そうだそうだと・・・

挙げ句の果て泊原発廃止論まで出て
口角泡を飛ばし激論
酒は進むし次第に酩酊

被災者の事を思うと
こんな時に
飲んでいられないのではと
カミさんにたしなめられるし・・・

喉元過ぎれば熱さ忘れるだ!
反省‼️









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ほっとけ農場 台風被害 地震

2018-09-07 | 家庭菜園
台風21号札幌まで接近
我がほっとけ農場四方に張り巡らせてた
獣防護柵
倒壊
元に戻すべく網を良く見れば
獣の潜った穴が三ヶ所無惨に
引きちぎられて・・・


花豆等の支柱も根こそぎ倒れ
ひまわり、菊、トーキビ、ピーマン、しそ
トマト、きゅうり、スイカ、枝豆等々も
強風に千切られ
全滅状態








獣対策もさる事ながら
台風は桁違いの被害に
修理をやめようか
試行錯誤

農業は天候が左右する事
肌で感じ
生活がかかっている農家さんは
今回の台風で深刻な被害では‼️


翌日今度は地震
もとへ戻した獣防護柵はまた倒壊


わが家は幸いにして
棚から物が落ちる程度で
被害はなかったが
丸一日の停電には
パソコン、冷蔵庫、テレビダウン、
電話不通

その為外の様子が分からず
ラジオは鳴りっぱなし
遠地からのスマホによる
逆報告で状況を知る始末

スマホも繋がらくなり
バッテリーも
そろそろ終わりに近づく

外は信号機、交通網、ガソリンスタンド、
スーパー等々すべてストップ
電気に頼り切った生活を
改めて認識した

まさに踏んだり蹴ったり
幸せいっぱい胸いっぱい
の光は来るのかなぁ・・・
頑張らなくちゃ


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飽きない神仙沼

2018-09-05 | 旅行
天気予報はニセコ地方
晴れ時々曇り

ガスが立ち込め晴れそうも無く
登山は中止して
お気に入りのニセコ神仙沼へ

駐車場にはマイカー以外に
観光バスが数台止まり
観光客がドヤドヤと軽装で降り
湿原まで続く木道へ

濃霧の中
木道は濡れ
所々朽ち補修も部分的なため
滑りそうだが転ばないよう
灌木のトンネルを潜り
25分間歩く




たどりつけば
急に青空が見えて視界がひろがる

赤エゾマツ、ハイマツの原生林
ダケカンバの白い幹、点在する沼に
陽があたり




湿原に延びる木道の足元には
可憐な花々


沼にはミツガシワの
影が神秘的に揺れて
影を映す


自然美の景観が
海抜750mの位置に
360度広がる神仙沼
いつ来ても感動する



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昨今のニセコ事情

2018-09-02 | 旅行
若い頃、冬はスキー
夏は登山と毎週自動車でニセコに
通ったものでしたが・・・

ニセコの主峰
アンヌプリに登ろうと
久しぶりにニセコ比羅夫へ
行き驚きました

洋風化した北欧風ホテルと
付近には洒落たレストラン
多くの別荘が散在して
メイン道路は横文字だらけ
街の風情が一変していました




聞けば地元住民の
20倍40万人の外人観光客が年間訪れ
スキー場では夏でもリフトが動き
外人が
M TBとか言って
小雨の中
マンテンバイクで頂上から
駆け下りる




BBQ GARDENでは
焼肉を食べ
登山は半ズボン姿の軽装で
洋犬を連れて
ワイワイガヤガヤ


夏期は閑古鳥が鳴いて
誰もいなかったスキー場は
今や外人の癒し場となって
別天地の到来です


蝦夷富士と言われる羊蹄山は
ガスがかかり
その流麗な姿も
麓しか見えず
慣れ親しんだ風景は何処へやら
まるで異国に来た様です

昔なつかしい温泉宿
新見温泉、鯉川温泉、薬師温泉等々
外人に買収されたとか
今は閉鎖中です

もともと北海道は100年と
歴史が浅く
開拓農民が住み着いた場所
外人だらけになっても
不思議はないのでしょう

日本文化が何処かに行ったような
若者の街のような・・・
活性化した地域によみがえって
自分も若返ったような気持ちになりました

でも
温泉だけはサウナなんか無い
昔ながらの
日本式雰囲気が欲しいなぁ












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