6丁目のつぶやき

歩く、登る、耕す、聴く、造る、採る、乗る、見る、の写真ブログ徒然草

旭岳からトムラウシ山縦走一人旅 日本庭園辺り

2009-08-30 | 登山
早朝のヒサゴ沼は透き通って湖底が見え静かに小波を漂わせていたが
さらに登ったここ日本庭園の沼は鏡のごとく辺りを映し出していた
手を入れてみると冷たく指が小さく透けて見えた
周りはチングルマ、エゾコサクラ等咲き乱れ
誰もいない別天地で岩と水と花の競演にしばし一人たたずんだ

観てくださいこの咲き乱れた雲上の楽園を

チングルマ、モミジカラマツ、エゾハナシノブ等 花の数々
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旭岳からトムラウシ山縦走一人旅 化雲平辺り

2009-08-28 | 登山
五色岳からハイマツトンネルを掻き分けながら
しばらくくぐる
突然開けた先は木道が長く敷かれ
その向こうにあのトムラウシ山
そして足元は化雲平のお花畑
もうもう百花繚乱とはこのこと
途中植物を掘り起こした形跡はヒグマの仕業か
根こそぎ掘られていたが苦にならない
すぐに花に埋もれるこれが自然と言うもの

見渡す限りのお花畑は他に見たことがない 見事


チングルマ、エゾツカザクラ、エゾハクサンイチゲ、ミヤマキンバイもうもういっぱい咲き乱れてマイッタ


化雲岳からヒサゴ沼に下りる雪渓の脇は見事なチングルマの競演


ニッコウキスゲが咲いてここはもう秋の気配
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旭岳からトムラウシ山縦走一人旅 五色岳辺り

2009-08-26 | 登山
忠別非難小屋には寄らず五色岳に向かって歩くが
空腹のため炎天下の礫地稜線上でパンとトマトをほうばる
水がうまい
遠くに目指すトムラウシ山が王冠上に鎮座し
まだまだ道は長いと言っている

五色岳に向かう登りは
ハイマツのトンネル廊下だ
25kgのザックを背負って歩くのはきつい
しかし頂上に着けば表大雪、北大雪、東大雪、十勝連邦の山並みが
昔登った記憶と共に思わず感無量としばしの休憩
ふり返れば忠別岳の向こうに、昨日登った旭岳が雲に隠れてきた




快晴だったが午後になると入道雲がわいてきた
山は午前中が勝負だ
明日登るトムラウシ山は


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旭岳からトムラウシ山縦走一人旅 忠別沼辺り

2009-08-22 | 登山
平ガ岳の平野を石狩連邦を左手に望みながら
木道にたどり着けばそこは白いワタスゲが可愛いく静かに揺れ
忠別沼の小波音が心地良く本当に癒される
思わず木道に座り込みしばしのお休み


木道に沿って辺り一面お花畑


ワタスゲがはや秋の気配を


ミヤマリンドウとチングルマの果実


沼際に咲くチシマフウロ





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旭岳からトムラウシ山縦走一人旅 高根ケ原辺り

2009-08-20 | 登山
表大雪の広大な溶岩台地高根ケ原で
雄大な展望、礫地、お花畑、大湿原、ハイマツの廊下を
静かに苦労もなく充分堪能しながら
登山の魅力を味わいハイ状態

自然にルンルン気分なりこの感激を誰かに伝えたく
携帯を開ければ通話可能、電話した途端圏外表示
そのまま閉じたら1時間後にアラームが鳴り出した
以後この携帯は下山するまで役立たず
後に若者に電源を切るのは常識と教わり
そうだったのかぁとおじさんは納得デスデス

今日は、あの事故以来何故かツワー客はいなく
8ミリを持った男性と若い外人のたった2人だけに
すれ違った静かな山行だったが
用を成さない携帯にちょっと寂しくもあったのデス


忠別沼の向こうに忠別岳1962m、溶岩大地の大きさを見せ付ける


チシマキキョウか?


葉がパセリ状に広がり、馬の顔のように咲く孤高の花コマクサ まさに高山植物の女王
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旭岳からトムラウシ山縦走一人旅 白雲岳辺り

2009-08-18 | 登山
17時30分白雲荘に到着 冷たい雪解け水を酌み
ついでに上半身汗を拭き、今までのつらさもさっぱり流し
今日のディナーを作ろうとテラスに出れば
なんと250kgは優に超える親熊
茂みの中からこちらを伺っていたが
やがて子2匹を従え、雪渓をのしのしと横断し始めた
あわててカメラを向ける
この辺熊の出没注意看板があったが
こんなに近くにいるとは 驚いた



8月10日 午前5時 今日も快晴 はるか彼方に目指すトムラウシ山が
平ケ岳、忠別岳、化雲岳の向こうに冠状に聳え身震いする

白雲岳非難小屋から高根ケ原に向かう丘にはあたり一面のお花畑

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旭岳からトムラウシ山縦走一人旅 旭岳辺り

2009-08-16 | 登山
旭岳の頂上13時30分着
最高峰2290m大雪山系360度の視界
どの山のときもそうだが頂上に着くと天候や苦行に関係なくヤッタァの満足感、充実感 達成感が沸いてくる
今日はまた格別、最高気分だ

はるか彼方のトムラウシ山まで間宮岳、北海岳
白雲岳、平ケ岳、忠別岳、五色岳、化雲岳、トムラウシ山と
これから踏破する山がすべて一望だ


旭岳山頂から爆裂火口の荒々しさ その下に姿見の池 夫婦池等


荒井岳山頂から御鉢平の向こうに凌雲岳 桂月岳 黒岳が


北海岳を過ぎて烏帽子岳が、夏登山道なしのこの世の山とは思えぬ山容
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旭岳からトムラウシ山縦走一人旅 

2009-08-14 | 登山
夏休みは何処に?
ふと考えると何も計画はなかった
お天気情報では北海道久しぶりに9日から晴れるとか
ブログのネタもなくなり急ぎ
旭岳からトムラウシ縦走登山を思いついた

ふり返ればこの縦走は平成9年8月13日
トムラウシ温泉側から黒岳まで雨の中楽しい思いもなく
ただただ歩いた4泊5日の苦い経験だけが残った
今回3泊4日のリベンジである

旭岳温泉は満杯、残念だが旭川ビジネスホテルに一泊して
バスに乗り、ロープウエイ姿見駅に11時9分に到着
この遅い時間に登るのはごく少数
25キロのザックを背負い黙々と歩き始めたが
白雲岳山荘までの山行は誰もいないようで内心心細い


旭岳には秋冬何回も登っているがいつ観ても心に残る


中腹は硫化水素が鼻をつく 地獄谷といわれる所以だ


中腹、皆さん足取り軽くみんな帰路であるが当方これから登頂だ

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