6丁目のつぶやき

歩く、登る、耕す、聴く、造る、採る、乗る、見る、の写真ブログ徒然草

フェリー旅行

2007-09-28 | 旅行
日頃時間に追われ、あたふたと動き回る現代人もフェリーに乗ったら最後
目的港まであなた任せ、時間の呪縛から解き放たれる
フェリー旅行病みつきになるのは小生だけではないだろう

有り余る退屈に、風呂あり、サウナあり、映画あり、酒あり
飲酒運転、気にする必要もなし
まさに殿様気分だ 



時間を忘れ、ボケッと幸せ 


この家族、ひと時の幸せ、真っただ中 


時間持ちの面々、携帯もフル活動でいいおもちゃ 

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国指定重要文化財 目黒邸

2007-09-26 | 建築
昨日のブログ、旧佐藤家が庶民の住宅なら
こちら目黒邸は「邸の字」がつくくらい立派な豪邸だ
聞けば元戦国大名会津…氏に仕えていたが伊達政宗との戦いのあと
帰農したとあるが
大庄屋で江戸初期から肝煎役を務めていたらしい
離れ座敷があり、回遊式庭園あり、茶室、書院ありで
庶民の住宅とはかけ離れ、設計上参考にはなるが遠い世界だ

むしろ感激したのは茅葺屋根 旧佐藤家も屋根が新しくちぐはぐで
ピンとこなかったが
これは毎年春先、雪で茅を持っていかれ痛んだ屋根の修理に
地元の茅葺職人が腕を振るうのだそうだ
維持費用もかかるが村人の保存の心意気に感銘受けた
綺麗過ぎるけどね 



立派な庭園が南側に開け一段上がった基盤の上に豪壮な茅葺屋根


大きな表中門の玄関が裏側までつながり、その左側が下屋、
右側が上屋で座敷は高い敷居を超えた所にあり、
下屋側の路地が低く身分の差が日常生活の中で歴然と
あったことがいたたまれない気分になった 
さしづめ自分は低いほうの部類だろうから


下屋の部分は大きないろりとかまどがあり、奥に奉公人の狭い部屋と厩だ
天井は高く 柱、梁は太く立派である
いろりは防虫のためか昔通りいぶして保存に努めている
高い敷居側上屋から下屋を望む
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国指定重要文化財旧佐藤家住宅

2007-09-25 | 建築
積雪3mを超える豪雪地帯の昔の住宅は?
と興味があり、新潟港へ行く途中遠回りして寄って見る事にした
国道17号線から只見へ入る252号線を越後須原辺りで
山奥に2kmぐらい入ったところにお目当ての
国指定の重要文化財旧佐藤家住宅があった
今から270年前元文3年の建築だそうだが
あまりに山奥で
見学者は誰もいなく
管理人もいない
戸は開けっぴろげ、小銭を箱に投げ込むのみ



外観は周囲に基壇を設け、豪雪防護に横板を貼り、出入り口は軒先下屋があり
屋根は茅葺、消雪池を配す 多分消雪池だと思うが、稲が刈り込みを待っていた
しっくり、落ち着いた住宅である


豪雪に埋まった姿を想像すると、住宅が消えてすべてが真っ白に
冬の撮影が面白いかも かまくらに入っているようで
住む立場なになったら大変だろうが


大きな土間が建築面積の2/3を占め
住宅設計をしている小生としてみれば
シンプル多目的利用の憧れの間取りだ
柱、梁はぶっとく、天井は高く、欄間がトップライトの役目
いろりを囲んでいい空間だ 


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中仙道追分宿

2007-09-23 | 旅行
和田宿を過ぎ中仙道を北へ走って約60kmほど
車の多い北国街道をはずれたところ
中軽井沢の手前、追分宿につく
当時は和田宿から歩いて二日ほどか
街道からちょっと外れるが狭い道は、観光ずれしてなく当時を偲ばせる
聞くところによるとここは遊郭だったそうだ
当時の面影はなく小川が蛇行して綺麗な水が昔を洗うように流れていた


奥に足を踏み入れると梢に隠れ、氏神様だと思うが
ひっそり自然と同化していた
屋根の青ごけの緑が時を感じさせ胸に来る



境内のズウ~ット奥に木立に囲まれ浅間神社 
室町時代の創建だそうだがシンプルで好感が持てる
屋根材料の鉄板と瓦、その対比が絶妙だが当時と違うだろうね?
境内に芭蕉の句碑が大きな岩に刻まれていたのが印象的
   吹き飛ばす石も浅間の野分哉 芭蕉


鬼瓦、これも簡明直裁の神社らしくなく違うと思うが?
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和田宿

2007-09-22 | 旅行
中仙道を塩尻峠から新和田トンネルを通らず
わざわざ当時の苦労に思いを馳せ昔の和田峠を
越えしばらく下りた所 
多分当時は峠を越えると日暮れになったのだろう
宿場として栄えた和田宿
国道から少し入ったところにひっそり昔をとどめていた
暑い中、 人影が見えず落ち着いて昔を偲べた


和田宿本陣 月曜日は生憎休館日 雨戸は閉まり中は見えず 
おばさんが草むしりをしていたが、
建物のデザインが四方どこから見てもモダンですばらしい
大工さんのデザインかしら? 棟梁の手腕は今の一流デザイナーも顔負けだ 


和田宿の旅館 ここもそうだがこの辺は
1階がセットバックし、2階が1間以上せり出した出桁造りで 
屋根の先端までなら2間はある 
街並みとしても景観が素晴らしいし、雨宿り空間としてもやさしい思いやりだ 
疲れた旅人には、この宿についてホットしたに違いない 



朽ち果てつつの土蔵 栄枯盛衰世の習いか 
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高遠城址公園

2007-09-21 | 

杖突街道を駒ヶ根にむかって淡々と走り
ワイパーの行き来する音が気になりだした頃高遠に出た 
信玄に滅ぼされた高遠頼継のあとを山本勘助の居城となったところ
今は高遠城址公園となりタカトウヒガンザクラが有名

さくらの咲く頃は人が大勢来て混雑するのだろうが
今は多くの有料駐車場がすべて閉鎖だ
雨が降りしきる公園内は人一人おらず
喧騒感なく、ゆっくり昔を偲ばれる 

公園を見終わったら当然歴史博物館だ
こちらも入場者はいない
武田家の系図を興味深く見て
古い想いを馳せ独り静かに物想いに沈む 

なかでも大奥の大年寄絵島が死ぬまで閉じ込められた
高遠の囲み屋敷は
8畳の和室、湯殿とトイレの間取りに28年間、いかに過ごしたか
はめ殺しの格子戸が冷たく心にさす 


樹齢何年か 園内さくら1500本 開花時はさぞかし華麗だろう

枯れた老木の上にまた新芽が芽吹き
そこえ土を添えて地面まで根を伸ばすやり方
昔の人の優しさが伝わってくるではないか

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武田八幡宮

2007-09-20 | 旅行
南アルプス登山を台風で断念 雨が相変わらず降り、こんな時には次に移動する間
甲州、風林火山の信玄観光と決めた

甲州街道を諏訪に向かって走っていると武田八幡宮の案内板が現れた

朝7時半頃、二の鳥居に着いた
鳥居の脇には小学校があり、児童がマイクロバスから黄色い傘を振り回しながら
一目散に校舎に駆け込んだ
こんな田舎でもマイクロバスで登校なのか

誰もいなくなった降りしきる雨の中、風雪に耐えた大きな鳥居が歴史の重みとともに眼前に現れた


300年の経過とともに、横材は磨り減り、柱は鉄輪で補強され、地盤は沈下し
かさ上げして、でもしめ縄も木造とピッタリ、最近の真新しい石造鳥居より、
親近感を覚える 


武田八幡神社を階段下から見上げると、
あのシンプルな武田の家紋が見下ろしているようでドキッとした


雨の降りしきる中、本殿の鬼瓦の形相は、
信玄が乗り移ったまさに武田の世界のようだった
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空木岳2864m

2007-09-18 | 登山
台風9号の余波を受け、南アルプスから中央アルプスに変更余儀なくされ
木曽駒が岳から空木岳まで縦走する予定が
小屋が満杯で泊まれない
仕方なく空木岳を池山方面から日帰りで挑戦したが
朝5.50分駐車場を出発
標高差約1500m 池山尾根をあえぎながら
11.30分に頂上に着く

池山尾根から望む空木岳 ガスって何も見えないがその向こうに南アルプス、八ヶ岳が見える筈だが


 空木岳は岩の殿堂と言われ、大きな花崗岩の石が屹立してドラマチックだ


遠く池山尾根の巨岩を左側に眺めながら空木平を下る 
チングルマは5枚の白い花びらに黄色い雌蕊雄蕊がある小さく可愛い花だが
9月ともなればその雌蕊雄蕊が、あたり一面群落で薄い赤紫に変わり風になびいていた
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中仙道馬籠宿

2007-09-17 | 旅行
今回図らずも台風9号のおかげで
山行のかたわら
中山道を東に向かって散策する羽目になった
その1 馬籠宿




雨中の馬籠宿車屋坂は今アジア系の外人が大きな声で
闊歩していた
石畳は四角の切り石が坂道の中央に綺麗に敷き並べ
時の雨で滑り安く当時の姿とはかけ離れていた



民家の端には黄色い花が招いていた

繁華街を過ぎ高札場まで来る人はまばらだ
ここからは恵那山が丸見えの筈だが今日はガスが懸かって見えない
藤村の夜明け前の一説の碑があったが
昔の人は苦労してこの峠にたどり着きどっしりした恵那山を見て
疲れを癒したに違いない



さらに行くと当時のままの玉石の道が杉林の中に
曲がりくねって静かに招いていた
眼下にはアスフアルトの舗装道路が垣間見られ
自動車の騒音が聞こえてきた



路傍には雨にぬれたムクゲ?が時遅しと寂しそうに咲いていた

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がっかり恵那山

2007-09-16 | 登山
恵那山の登山口はアクセスに苦労する
案内標識もあまりなく巡り巡って恵那山一周し三つの登山口を見てしまった

雨の中、黒井沢コースは林道が怖いし
中仙道から木曽路にかかる神坂峠コースは車道狭く、通り抜けが出来ない
神坂峠に通じる木曽路側からの広河原コースは手前駐車場から登り口まで峰越林道2km歩かされる

さんざ悩んだ挙句、広河原コースから登ることにした
標高差約1000mの急登の連続 花もなし 展望なし 頂上は潅木に蔽われ視界なし
深田久弥先生は何故100名山に選んだのか疑問
そんな訳で今まで登った80山中ワースト1に勝手にランクし
決めさせて頂いた 
ちなみに小生のワースト1は今までは皇海山でした 終わりハイ



神坂峠近く深遠な山容


木曽山脈南端の恵那山頂上 樹林に囲まれ眺望はない
展望を見せるために5m位のやぐらが立てられていたが登ってがっかり
ガスで何も見えず
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神坂峠(みさかとうげ)

2007-09-15 | 旅行
思えば遠くに来たもんだ
南アルプスの登山口、夜叉神まで行ったが
台風9号のため立ち往生
ここで過ぎ去るのを黙って見ている事は無い
と考えた挙句
この際台風を避けるように恵那山、から木曽駒ガ岳、空木岳の
中央アルプスに方針転換、
雨の中ひたすら走り
道に迷い細い道の急坂をやっと神坂峠(みさか峠)まで
海抜約1550mにたどり着いた
今夜はここでたった一人車中泊だ 



この峠は信濃と美濃の国境で縄文時代から行き来した
最大の難所だったらしい
ここから神に捧げた須恵器、鏡、刀等の遺物が発見され
古事記にも大和武尊が東征のおりここを超えたことが書いてあるそうだ
ロマンを感じるではないか


雨の中 遺跡あとに活き良く咲く猛毒のトリカブトか?


おりしも時刻は17.00を過ぎただろうか
ようやく雨が上がって夕日が神々しく射し
まさに神が降りてくるようだった
これが本当の神坂峠と言うんだと独り納得





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南アルプスの峰々心にかかりて

2007-09-02 | 登山
にぎやかなお盆も過ぎひっそりと落ち着いてきた昨今
仕事も一段落
またもや登山欲が湧いてきた

南アルプスしか見られない
危ない岩場に咲く憧れの高嶺ビランジ
天に突き抜けるオベリスクの鳳凰三山
日本二番目に高い北岳から縦走して日本アルプスの巨人間ノ岳
花崗岩の白に魅せられ甲斐駒ケ岳
そして気品のある仙丈岳
それぞれ特徴ある南アルプス五山征服できるか

取る物も手につかず
夢は膨らみ、心は弾み
はるか彼方
南アルプスの峰々
まず心にかかりて

・・・・・
カメラ持参で単独行動


思ったら実行 フェリー予約してしまった
去年はずうっと雨の中
悪沢岳から赤石岳、聖岳、光岳をズブズブに濡れながら縦走
今回は台風の来ないことを祈って 

そんな訳で二週間ばかりブログお休み 


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天然自力トマト

2007-09-01 | 家庭菜園
どこに種があったのか雑草にもめげず
畑のあちこちにトマト特有の匂いを放ちながら
新芽が芽吹いていたが
秋も近くなった頃
ご覧のごとく地べたに這いつくばって
草の合間に病気にもならず紅くなっている

まさに立派な天然自力トマトが誕生だ
苗を買って、マルチをして、芽欠きをし
病気になり食せない普通のとまとをよそにだ

多分、去年熟したトマトの種が
そのまんま一年越冬したものだろう
食味はまだわからないが
若い頃スペインで食したあの懐かしい
すっぱく青臭い昔のトマトに違いない

何も手を加えないから栽培とは言わないだろうが
手間暇かけず、病気にもならないなら
この手に限ると ガッテン
はたして 来年芽吹くだろうか

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