6丁目のつぶやき

歩く、登る、耕す、聴く、造る、採る、乗る、見る、の写真ブログ徒然草

畑の行者ニンニク

2019-04-29 | 家庭菜園
昔、北海道で雪中登山を
やっていた時
雪解けの中腹で枯草面から
行者ニンニク別称アイヌネギが
ビッシリ青々と背高く生えて
驚き、収穫しなければと・・・


リーダーは
俺の畑だからよ〜
限りがあるでょ〜
10分間時間やるからよ〜
それまでダァ

今晩のメインディッシュの
野菜にと
仲間数人でザックを降ろし
我も我もとビニール袋に
ビッシリ詰め込んだ

大テント内で鍋を中央に囲み
ジンギスカンと
行者ニンニクをぶち込み
つっつき始め白い茎の部分は
太くて長く甘くて柔らかいので
取り合って
その旨さと言ったら
言葉がない

夫々持込のウイスキーに
積雪を入れて雪割りで
グビッグビッと
テントの中は独特の匂いプンプン
盛り上がったものです

畑でも栽培できると聞き
以前に友人から苗をもらい
毎年採っていましたが
独特のくさみや甘さは
天然物にはかなわなく
これは山で食べるものと
決めていたが・・・

去年、近くの菜園仲間が
根ごと大量に捨てていたものを
もったいないと言ったら
生命力が旺盛だから
良かったら植えてみたらと・・・

折角なのでゴッソリ持運び
畑に無造作に植えたが
芽は出ず
雑草に埋もれ
枯れ果てたと思いきや
今年見事に列を作って
芽吹いているではないか・・・


自然のまま耕すことも無く
獣対策も肥料も要らず
春最初の旬菜を早速摘み
御浸しに・・・

匂いや甘さは天然物には
かなわないが
味はマイルドで
御浸し、卵とじ、肉鍋などなど
食べきれず
細かく刻んで醤油漬けにして
保管した


旬の味を楽しみ
昔の登山気分を想いだし
春の息吹と
恵をいただいた


今年は
不耕起栽培のほったらかし場所に植え替え
獣類も食べないと安心しているが
根の定着には4年かかるとの話もあり
精力野菜
来年も食べられるか?

食用菊の植え替えと併せて
ほっとけ農場花形野菜
10連休の農作業だ





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雪解け畑の昨今

2019-04-23 | 家庭菜園
突風が吹いて鹿除けフェンスが倒れ
柱を起こし、絡んだネットをやり直し
丸2日かけ
倒れないように法杖をかい
やっと補修が終わった




ここまでやっても
実りの時期になれば
アライグマ等の獣は
狙いを済ましたように
侵入してくるから
どうしようもないが‼️

今年も市の駆除対策で
檻をセットしてもらうが捕まるか

ようやく雪が溶け
これから土起こし
よく見ると鹿の糞があちこちあり
足跡だらけだが
枯草の中に緑黄色の新芽がいち早く
顔を出し始めたのが励みです

にんにく


ラッキョウ


行者ニンニク


わけぎ等のネギ類




春の力を持って 
たくましく
成長グングンです

今年もめげずにやらなければ・・・・
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お市の住んだ小谷城跡

2019-04-19 | 
信長の妹お市は浅井長政に嫁いだが
長政が朝倉方についた為
信長軍の攻撃を受けたドラマは
よく歴史本やテレビで見ます

合戦の舞台となった小谷城
その後のお市とその娘三姉妹の
巡り巡る歴史を
肌で感じたく琵琶湖沿いの
北陸本線河毛駅で下車しました

無人駅で辺りは田畑のど真ん中
誰も降りないので
ちょっと不安です

そこから資料館まで徒歩30分
途中
木下藤吉郎が小谷城を偵察するために
作った砦の小高い虎御前山を横目に
芭蕉も通った北国脇往還道
郡上宿らしき小道を歩きます




多分芭蕉もこの小谷城を見上げながら
お市の想いはなんて・・・

その山裾から本丸に向かって
狭い登山道の様な道を
登り始めました


屋敷跡を過ぎ番所跡まで
急登のため汗だく
ヤッケ、セーターを脱ぎ一息
天気が良ければ琵琶湖が見えると・・・






そこから本丸跡までは
馬洗池、首据石、黒金門跡、大広間跡 そして本丸跡まで数々の史跡
大堀切を経て山王丸跡、下って六坊跡より
今回は汽車の都合で時間が取れず
一山超える大嶽砦は断念して
樹木の生い茂る陽のささない薄暗い谷底添いの
いくつものお屋敷跡をしのび
清水道を下りました











樹木の伐採も無く説明杭だけが残る
必要以上に整備
されて無い
想像力だけの城跡








中世時代の武具は鉄砲が無く
槍と刀の攻防戦
構えも質素で
部分的にその辺の石を積み上げ
人間的で好感がもてました






登山道を登るような
まさに戦国屈指の山城
想像力豊かな魅力を
堪能した徒歩120分でした

虎御前山から鋸歯淡々と狙っていた
秀吉に攻められ落城し
お市他三人の娘は救出
お市は柴田勝家に嫁いで自害
その娘の長女茶々は秀吉の側女
となり自害
次女お初は京極家に嫁いで
三姉妹で一番長生きし
三女お江は前夫と離婚させられ
徳川秀忠の正妻に

女の幸せは?
なんて考えると
戦国時代に生きる女性
時の権力に翻弄される
人生の哀れさをこの小谷城に
感じましたが・・・

男女同権の今でも
それを引きずってないだろうか?
なんて思った山城でした










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日本一高い岩村城跡

2019-04-16 | 

標高717m高低差180m
日本100名城で
日本一の高さの岩村城跡
日本三大山城のひとつが
岐阜にあると聞き
登山仕様で札幌から出掛けました

名古屋空港から近鉄にのり
JR中央線経由で伊那へ
そこから
明智鉄道に乗って岩村駅まで
何度も乗り継いで
心躍らせながら・・・


岩村駅から資料館まで徒歩20分
ナビは使いにくく
何度か人に尋ねようやくとっつき迄
たどり着きました

そこからさらに本丸まで急勾配の
石畳が続くいくつもある
枡形曲輪を登って汗拭き拭き30分


曲輪、有名な6段石垣、枡形通路の門、井戸、本丸等
遺構が残り
あった筈の建物を想像して
敵からの攻撃によく対処した
急峻な山に築かれた
要害堅固な
山城だと実感しました







鎌倉中期から
明治4年の廃城令まで700年間
継続して城があった
全国でも珍しい城だつたそうです

解体した部材は
あちこちの家で今も残り


岩村城下部の城下町は
ちょうど雛まつりで観光客が
たむろしていましたが
本丸まで登る人は皆無で
「女城主」と言う酒を試飲して
帰って行く様です


戦国時代では
武田信玄と織田信長が城を奪い合い
いったんは信長の叔母が女城主になるも
侵攻してきた信玄の家臣に再嫁してしまう
信長は激怒して岩村城を攻略し
家臣らを皆殺し女城主を逆さ磔に処した
と・・・

酒の名称にはそぐわないような
飲みたいような気にもならず・・・
別のエピソードがあるかも?



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幻想的な苗木城跡

2019-04-11 | 
雨の中 岐阜県に入り
中央線中津川駅で下車
バスに乗り苗木バス停で降り
人気はなく民家も戸が閉じて寂しい
方向がわからず
歩って来た人に苗木城跡の道順を
聞きながら歩くこと40分

あいにくの雨で傘をさし
濃霧の中歩き始め何度も道を確かめる

次第に道が急になり
中頃の二の丸にさしかかれば
一瞬雨が止み霧が晴れ
遠方の頂に天守城郭が見えるではないか
来た甲斐があったと・・・感激


武田軍が岩村城を落すと
苗木遠山氏は
織田方の前線基地となり
その後秀吉に攻められ
徳川に身を寄せていたが
関ヶ原以後奪還し以後明治まで
遠山氏が12代にわたって
苗木領を収めた

雨に濡れた看板に
在りし日の苗木城が描かれ
巨岩に板塀や土塀が貼り付き
異様な城に映る

岩壁だらけの山頂には
岩にくぼみを作り
其処へ柱を建て
たった1万石で
門や櫓がよく作れたなと
関心するばかりです




巨大な自然石を利用し
天守の骨組が圧倒的な迫力で
建ち山城No.1と言われる所以です




城内の井戸も枯れずに温存


天守展望台に登れば
足下に木曽川の緑色と
苗木の街が雲海の合間に見え
幻想的な風景に感激しましたが
その向こうには
昔登った恵那山が
残念ながら雲の中で・・・


岩の間から生えていた山椿の花が
ぼたぼたと山道に落ち


帰りはナビがあるのにかかわらず
麓で道を間違え
戻ろうか悩んでいるうちに
木曽川の五蔵橋まで
50分近く歩き予定のバス停より3区間先へ歩き
バスに乗り遅れ
冷や汗をかきましたが
難攻不落の苗木城地形が
肌に沁み
忘れられない山城になりました

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洗車で気分一新

2019-04-07 | 風景

周りはまだ雪がまだらに堆積して
風も冷たい
車は未だに冬タイヤだが
根雪は例年より
早く無くなるとのこと
一二週間たてば
夏タイヤか・・・

今日は四月中旬の陽気
4ヶ月間洗車していないため
車は泥だらけススだらけ

暖かいので洗車を思いつき
多雪に埋もれた散水栓を掘り起し
半年ぶりにホースを取りつけ
勢いよく自動車に噴射した


こびりついた泥や塩カルは流され
次第にはげ落ち
真っ白なボディが徐々に・・・・

足元は圧雪された路面に
散水の水が流れて
テカテカの状態
滑らないよう注意しながら
ワックスを丁寧に塗って
ピカピカに・・・

半年の垢を落とし
新学期が始まる様な
ウキウキ感






何気ない日々が
大切なんだよねぇ
always

洗車の後
久しぶりに
映画「三丁目の夕日」を観て
昭和の人間愛に
涙流し
温泉に行こうかと
ピカピカ愛車でドライブを・・・

体も洗って
気持ち良く外へ出れば
薄っすらと残る残雪の山々に
夕陽が沈む
新年度になった今
令和の年号とともに
出発だぁ・・・・



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浜松のうなぎ

2019-04-02 | 旅行

昔、独身時代の仕事帰りは
東京中野駅の繁華街を通り抜け
寮に帰っていたが
その途中
いい香りを放つ炭火焼き鳥屋の前では
友人と目配をしながら
ニヤッとほくそ笑んで
暖簾をくぐって飲んで・・・

焼き鳥が主でしたが
うなぎの肝くしも
苦味があって
美味しいので
必ず付け加えグゥビグゥビ

元来うなぎは大好物で
職人さんが
鰻の頭に釘を刺し
片手は鰻を押さえて
頭から刺身包丁でスーと一気に
割いている姿を見ながら
あたりは
炭火で焼く芳ばしい匂いが
充満して・・・

今の様に高価でなく
身近にビールを飲みながら
頬張る
それが我が青春最大の楽しみ
至極の時でした

今回浜松城を観ることで
一泊することになり
ならば
本場のうなぎを食べようと
観光案内に飛び込み
地元のお勧め鰻屋を
いくつか教えてもらって・・・

浜松城を見た後
市役所の職員の方に
旨いうなぎ屋さんを聞いたら

ホテル近くの評判うなぎ屋本店が
外れは無いと思うがと
親切に教えてくれた

鰻重と肝ぐしをたのみ
運ばれたうな重は
肉厚もありタレも濃厚に
確かに絶品です
生ビールとよく合います
グゥビグゥビ・・・






高価になったためか
店も立派で
昔の様な風流な庶民の味わい
景色がなぁ・・・
うなぎには似合うと思うがなぁ




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