吊るし柿

北海道は柿が採れないので
たわわになった果実を目にすることはない
手作りの吊るし柿を頂いた
その姿はまるで最高級和菓子だ

干すと前面甘い白粉に覆われ
白粉を落とさぬよう前歯で引きちぎり
こってりした甘さを楽しんだものだ

今年は温暖化のためか寒風にあたらず
やわらかいものになってしまったとのこと
だが色はなんとも言えぬ深みがあり
今にも動きだすような生なましさである
洋菓子にはない素朴感は
まさに日本風物だ
新鮮で思わずシャッターを切った

宗八カレイいの糠漬け

なじみのすし屋の大将が
小ぶりの宗八カレイが多く釣れたので
糠漬けにしてみたそうだ


帰りに頂いたが大将曰く
洗って
２、３時間ほど寒干し
表面が乾いたら
焼いて食べてほしいとのこと
満面笑みをうかべ受け取った

塩味がまろやか
ちょっとの糠の香りが
乙である
ニシンの糠漬けは温かいご飯に最高だが
これもまたこの時期北国ならではの逸品である

シュトーレンとクロワッサン

Merry Christmas!

娘からの手作りシュトーレン　
友人からのフランスはエシレの発酵バター仕込のクロワッサン　
もらった、食った、味わった
我が家も人並みのヨーロッパ風のイブをささやかに行った
あいにくワインがない
フルーティな純米大吟醸「田酒」で乾杯
ドイツとフランスとちょっと異質の日本のコラボ
決まったね

手間暇がかかると聞いているが柚子ピールが決まったシュトーレン

おフランスしこみの発酵バター５０％使用のクロワッサン
バターの油こっさがなくさくさく感が発酵バターなるが所以

調味料のシークァーサー

「かぼす」や「すだち」よりちょっと大きく
酸味が少なくすこし甘い
皮ごとジュースにしても良い
沖縄特産のシークァーサーが
枝ごと送られてきた
日本語らしくない名称がどうして付いたのか
沖縄の友人の家に鳥の糞に混じって
自然に生え大事に育てたそうだ

札幌は銀世界
緑が恋しい季節にその瑞々しさが鮮やで嬉しかった

早速雪の自然に奉納してから
香りと酸味を楽しんだ

冷たいけど本当にぬくもりを感じる

静かな真駒内公園

ようやく厳冬の始まり
真駒内公園を散歩してみると
犬か狐の足跡が雪原にところどころ刻まれ
彼らの行動が想像され楽しい
おりしも太陽が雲の間からやさしく射しこんで
静かで透き通った世界になった

今は昔のオリンピック施設　屋外競技場

唐松林

公園随一の柏の大木

ホワイトイルミネーション

例年この季節になると大通りに
イルミネーションがきらきらと瞬く
会社の帰りこれを見て
よくススキのへ駆り出したものだが
辞めた今は風の便りを聞くしかない

最近はと忘年会のついでに鑑賞したが
今年は不景気、環境問題等あり
規模が小さくなったようだ
夜空に輝く光はまさにWHITE　ILLMINATION
北国の風物詩として盛大にしたいものだ

札幌大道の夜景


駅前通りも地下街に入り人影が少なくなったようだ

ふかふか堆肥

有機栽培の原点であるふかふか堆肥
雑草、野菜の茎、厨房の生ごみ　枯葉等
一年の堆積はご覧の通り

積雪に押さえら
微生物の力で温度が上がり
野良猫、蛇、ねずみの棲家になるらしく
空気とともに堆積物を攪拌してくれる
まさに共存共栄
多分２年後には熟成した純粋な土となるだろう

素手で触ってもさらさら
癒しの香りで活力をもらえる
美味しい野菜のおおもとはまさに土造りからと実感



馬糞も３年越し完全に土化した

越冬畑

我が無農薬有機ほっとけ農園も
白菜を最後に収穫すべて終わり
越冬畑でハコベが天下を取ったようだ



振り返れば温暖化による気候変動か
蝶が減り収穫量は激減
かぼちゃは水っぽく、激辛南蛮は辛味をわすれ
やけ酒は増えたが
漬物、鍋料理、その他今年も新鮮な野菜が美味しく食べられた
感謝、感謝　

朝日

４、５日風邪気味で気力が抜けていたが
今朝眠気眼で
ブラインド越しに
向こうの朝日を望めば
雲一つない空にサンライズ
太陽のありがたさを体いっぱい感じ
風邪などふっ飛ばす気力が沸いてきた
今日は何か元気になりそう

柚子胡椒と柚子ジャム

季節の贈り物
柚子胡椒と柚子ジャムが届いた
料理上手な娘さぞかしと思ったがやっぱり
柚子胡椒は新鮮な香りのあっさり味
柚子ジャムは甘さ控えめ香り殺さず
苦味殺さずの上等品
今夜は当然
牡蠣と豆腐で鍋料理
いけいけどんどん
グビィグビィ　ウッヒヒ

薪上げ

合間をみて２階のバルコニーに半年分
薪上げをするのが例年のしきたりだが今朝もまた雪
今年は晴天の日が少なくまだ半分も運んでない
でも暖を採るためにはと頑張るしかないか


廃材も薪としてストーブで蘇えることを考えれば感謝　雪を掃うことぐらい厭わない