6丁目のつぶやき

歩く、登る、耕す、聴く、造る、採る、乗る、見る、の写真ブログ徒然草

キーレスコインロッカー

2017-03-20 | 旅行
昔慣れ親しんだ手際の良い
鍵差込型のコインロッカー
が大都会では姿を消しつつある



鍵なしロッカーと
言えばわかりやすいのに
キーレスコインロッカーだとさ


要は鍵が無く

扉を閉めれば
表示ランプが点いて
ロックされる

何やら説明書きが
小さい文字でクドクドと
扉に書いてあるが・・・

どうしたら良いのか
初心者にはわからない



あわてながら
周囲を見渡すと離れた所に
全ロッカーをまとめる
大きな操作盤に
気づいた

そこへ行っても
しばらく戸惑うだけ

不安のまま
液晶とにらめっこ
支払方法は
スイカとかスピカとかキタカとか
わけのわからない文字が・・・

現金支払い者はどうするんだ?

何とか見つけ
確認して
お釣りの場所は
音の出た方向で見つけたが
証明書なる物が
出てこない
また立往生



人に聞いたら
操作盤の一番下の端から
小っちゃな薄ペラの紙切れが
出ていたではないか

領収書だと思いきや
なんとこれが取り出す時の
暗証番号だったんだ
これを
無造作にポケットへ突っ込み
観光に出掛けた



さて
観光終わって
荷物を取り出そうと・・・
キーレスコインロッカーへ

領収書兼暗証番号が
ポケットに入れた筈だが
どこのポケットからも
見つからない

困って電話をしたら
無くすと3000円かかり
係員が駆けつけるのに
30分前後掛かると
落ち着いて良く探してくださいと・・・

じっくり探しまくって
ポケットの片隅から
揉みくちゃになった紙切れが出て
ホッとする

ホッとしたのも束の間
液晶画面とまたまたにらめっこ
解除方法が解らず・・・・?

後に並んでいらいらしていた
若い女性に恐る恐る聞く始末
笑われながら親切に暗証番号を
入力して
手伝ってくれたが・・・

お陰でバスは乗り遅れるし
とんだアクシデントでした

昔の鍵を差し込む
単純で直感的な
コインロッカーが
田舎者には懐かしい

複雑怪奇なキーレスコインロッカーを
使うぐらいなら
重いのを背負って歩いた方がましだと
つくづく感じたが・・・

このシステム良く考えたら
利用者の為でなく
料金回収者が中央の操作盤
だけでまとめてコインを回収できる
利便性をねらったものらしい


そうだ、そう言えば
大都市の地下鉄も行き先の料金がわからず
自販機の前で
暫く立ち止まり・・・・?

人はぶつかるし
何グズグズしているんだと
白い目で見られ
エイヤーと
一駅区間を買って
行き先で精算する方式を
自ら考え出したが・・・

世の中、どれもこれも
お年寄りには
やさしくない世界になったものと
痛感しました



コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする