6丁目のつぶやき

歩く、登る、耕す、聴く、造る、採る、乗る、見る、の写真ブログ徒然草

十和田湖畔の乙女の像

2020-08-31 | 旅行

十和田湖は八幡平へ行こうと
奥入瀬渓谷から
十和田湖を横目にサラッと通過した時
以来二度目だ

あらためて十和田湖なるものを
落ち着いてみたいと
レンタカーで秋田県側から
アプローチ
 
湖沼ランキング5位
自然景観絶景ランキング14位
 
国道103号山頂630mの紫明亭展望台は
訪れる人は少なく静かに
十和田湖一望
日本八景の絶景ポイントだそうだが
曇っているせいかわたし的には
それほどとは思えなかった
 
 
初荷峠展望台では
十和田湖カルデラの外輪山が
見渡せその大きさがわかる
 
 
 
峠から湖面に下がれば
キャンプ場がゆったり湖畔に点在
そして
お土産街が駐車場と共に
しばらく続く
 
湖畔では
スワンボートのペアーが
あちこち遊園地のように
この世の花とばかり浮かぶ
 
それを横目に歩いて5分
たくましい女体像が
二体向き合って
高村光太郎彫刻の 
乙女の像が立つ
 
美しい景観に見合うシンボルとして
国立公園指定15周年を記念すべく
建築家谷口吉郎、佐藤春夫、草野新平
等々の委員に推薦され建立された
高村光太郎の奥さん
智恵子がモデルだそうだ
 
美しい十和田湖畔の傍に
日本女性の
ブロポシーョンで
2人が逞しく手を合わせ
こうでもしないと絶景には
釣り合わないのか
 
 
しばらくじっと鑑賞したが
この迫力に
私は芸術家で無いことを悟った
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八甲田山ロープウェイ

2020-08-28 | 旅行

若い頃 
酸ヶ湯に泊まりスキーと温泉三昧で
青春を満喫
八甲田山のロープウェイは
その時以来


今回は盆開けの夏
青森から八甲田をぬけて
十和田湖へドライブの途中で
山道は樹木が萌え緑一色
途中の八甲田山ロープウェイに
思わず駐車した

 
乗り場はコロナ禍の中
皆さんマスクをして
軽装で間隔を開け待機
意を決して乗る事に
 
長いロープウェイは
10分で標高1314m山頂駅まで
ガラガラ状態で上がる
 

ひるがえれば遥か向こうの
かすみの中に青森市内が浮かぶ

 
 
 
山頂は温度が低くなり肌寒い
歩道を歩き始めたら
蛇が樹木の上にトグロを巻いて
こちらを見ていた
恐る恐るそっと脇をすり抜け
 
 
しばらく遊歩道を歩き展望台にたどり着けば
田茂萢岳、毛無岱の湿原が
緑のジュータンを敷いたように
眼下に拡がり
その向こうに昔登った大岳、硫黄岳等の山々が重なる
 
 
 
秋、大岳に登った時は
ロープウェイには乗らず
登山道をひたすら
紅葉をめでながらの山行で
風の強いガスった頂上についたら
噴火口が突然眼前にでて
怖い思いをした
 
 
春スキーは
樹氷の中嬉々として滑った
あの時から早やいく年月
懐かしいより
我が身の老いらくぶりを
嘆くばかり
 
変わらないのは
美しい四季折々の景色
ロープウェイのお陰で
あっという間に登山気分を味わい
あっと言う間に下山した
 
 
光陰矢の如し・・・
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青森の煮干だしラーメン

2020-08-25 | 食品

以前青森市で煮干だしラーメンを食し
あっさりして美味しかったのが
忘れられない

北海道の油の効いたギトギトラーメン
を食べていると
東北地方のあっさり味の
煮干しラーメンが恋しくなる

青森へ行き
美味しい煮干しラーメン屋さんはと
観光名所で聴いたら
青森駅構内ガード下に
小さな店で評判だ
麺がなくなれば閉店と・・・
 
早速行ってみると
並んで外待ち
外の自販機で注文して
しばらく待つ
 
 
ようやく案内された狭い店は
カウンター越しに
お客さんも見えず
店内は8席だけ
ソーシャルディスタンス
がしっかりと・・・
 
 
コロナ禍以前から
このレイアウトらしく
先見の明あるお店だ
 
煮干出しの匂いプンプン
お勧めの津軽煮干しラーメン800円
を頼む
 
出てきたものはチャーシュー厚切り
麺は太く手打ち
汁は茶色の濁り汁
ネギ少々
ご飯はおかわり可能で
自分でよそって無料
残ったスープは
ご飯にかけるも良し
スープにぶち込んでも良し
好きなように
究極はそこへ納豆をぶち込んで
食べたら最高との事
 
 
津軽煮干しをふんだんに使った
濃厚な味でチョットしょっぱ目
麺は腰がありボリュームもある
確かに美味しいが
あっさり味を期待してたので・・・
 
スープが美味しかったので
ご飯を少しよそって
試してみたが
腹一杯になり
大好きな納豆までと
勇気はなかった
 
 
煮干臭が体にしみついて
満腹感が夕時まで続き
ビールとつまみだけで
夕食は終わり
 
あっさり味を期待して
飛び込んだが
老人にはちょっと持て余し気味
さっぼろのギトギトラーメンと言い
世の中の人
若者向きか
志向が変わっている
 
 
 
 

 
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函館のうな重事件

2020-08-21 | 食品

函館のホテルに泊まったら
道民割で安くなり
かつ函館市のグルメクーポン券
ももらった

ラッキーと言うしかない
 
心大きくしていつもの寿司屋へと
繰り出したが
道筋に鰻屋の看板
しかも国産鰻と・・・
 
函館で鰻は?
クーポンも使えるし
少しぐらい高くともと
喜び勇んで飛び込んだ
 
店内は誰も居なく
鰻屋独特の匂いもなく
静かだ
でもコロナ感染は大丈夫と・・・
 
並、上、特上どれにしようか
その違いを聴いたら
並は普通
上はご飯が見えないくらいに
鰻が多い
ご飯はユメピリカとのこと
特上はご飯なしの一匹そのものと・・・
 
そこで高価な上うな重を頼んだ
 
メニューをよく見たら
味噌汁で肝吸いに変更すると
160円アップと書いてある
 
鰻に味噌汁の取り合せに
小首をかしげ
この時点で失敗したなと思ったが
気を取りなし
鰻は肝吸いと変更したら
今日は売り切れとの話し
 
生ビールでなんとか喉を潤したが
 
ここは大沼に近いと
気をとりなして
大沼産旬のじゅん菜酢を頼み
早速試食
これはコリコリ感とヌルヌル感が
寒天のようで
なんとも言えなかったが・・・
 
 
さんざ待たされ出てきたうな重は
ご飯はみえるし
腰がきいてなく、柔らかい
まさか中国産では?
 
高価なうな重なのに
見るからに安いインスタント味噌汁
温め返しの様な
出しの効いていない代物
 
不味いところに入ったと
後悔したが後の祭り
 
最悪!
 
グルメクーポンにごまかされ
大枚を叩いて
とんだ函館グルメだった
 
やっぱり
函館と言えば寿司屋だったね
 
五稜郭の兵櫓庫閉館
中空土偶の美術館閉館に続き
鰻重事件とついてない
 
 二度あることは三度あった
とんだ函館の旅だった
 
 
 
 
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函館奉行所内の兵糧庫

2020-08-19 | 旅行

函館奉行所には桜の咲く季節

何度も行ったが
今回は兵糧庫が開場されると
ニュースで知り
行ってみた
 
残念ながら3時閉館と中は見られず
開いていたドアの外側から
フラッシュで撮ったが・・・
唯の倉庫としか見えなかった
 
 
折角来たので奉行所全体の
3分の1の1000平米復元奉行所を
3度目
片隅に未だに当時の基礎跡が
何をか語らん
 
 
 
大政奉還により明治政府に引き継がれ
戊辰戦争最後の箱館戦争後
解体され
折角建てたのにわずか7年の寿命
 
復元した奉行所は
今も木の香りがして
コロナのため
厳重に管理され
静かに幕末期の
榎本武揚や土方歳三に想いを馳せた
 
 
外郭の石垣はツバが出て
日本の石垣とは様相が違う
 
その縁には
桜の木と松の木が見事に緑なし
五角形のお堀に映える
 
 
 
西洋式城郭は日本のお城と
雰囲気が違い
今は公園として静かに佇む
 
ここから歩いて近所の
函館美術館へ中空土偶を見に・・・
前回見た時は
レプリカだったので
今日は本物をと期待したが
ここも生憎4時半で閉館
残念‼️
 
八戸の根城を観るための
途中函館参り
慌てると
ろくなことがないようだ
 
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チーズ ミモレットの味わい

2020-08-16 | 食品

ミモレットを知ったのは
食通の友人宅で
ご馳走になった時だが
飲みすぎて印象なく
忘れかけていた

小泉総理が
参院で郵政民営化法案が否決され
衆院解散を決意したのを
思い留まらせようと
森氏が官邸に乗り込んだとき
総理が冷蔵庫から出してきたのが
干しからびた一片のチーズと
缶ビール・・・
 
干しからびたチーズを
総理が食べているのかと?
そうだ、確か以前友人の所で
ご馳走になったあの独特の
臭みのあるミモレットか!
 
半径約7cmほどの丸いチーズを
扇状に小さく切り真空パックで
包んだものだった
 
 
 
独特の香りとカボチャ色が気に入り
病みつきになった
早速あちこち探し求め
以後ワインを飲む時は
ミモレットを傍に置いて
悦に入っていたが
買うところが限られていた
 
最近輸入関税が下がり
店頭に並び始めたが
熟成期間で値段に違いがあり
24ヶ月もので
100グラムあたり1800円もする
 
味を確かめなくてはと
6ヶ月、12ヶ月、18ヶ月、24ヶ月と
買って試食してみた
 
 
 
6ヶ月ものは表皮はまだ
白い粉がついた乳色
塩味がこなれてなくしょっぱい
サラダやサンドイッチに入れたら
ミモレットの風味が残らず
やっぱり安くても素材そのまま
食べるのが一番
 
 
12ヶ月ものは表皮がやや白くなり
癖がなく赤ワインや
日本酒が合うが
ミモレットの風味はしっかりと・・・
 
18ヶ月ものは濃縮され
カラスミを食べている様な
熟成された深い味わい
ジューシーな白ワインが合う
 
24ヶ月物は熟成されたのか
表皮は干からびたカバ茶色
塩味がまろやかになり
臭みも独特のものに・・・
かみしめるほど
深みがでてくる逸品で
食べるなら高価でもこれだ
 
年金生活者には
コストパーホォマンスの
安いものでも
リッチな気分だが・・・
 
てな具合で次第に
酔ってくれば
コスパのミモレットで
グビイグビイですね
 
 
 
 
 
 
 
 
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釧路市立博物館から連想する釧路

2020-08-12 | 建築

建築設計を業としてた者には
毛綱毅曠設計のこの博物館は

幣舞橋護岸のMOOと同じ設計者で

ユニークな形態に興味がある

極寒地のオホーツク文化も
知りたいし
釧路に来たついでに
良い機会と・・・
 
 
博物館は
タンチョウ鶴の両翼形をイメージして
設計した様だが個人的には
形が複雑で過酷な気象条件に
凍害などで
むりがある様な気がする
 
館内は
展示物がはみ出している様な
窮屈感で立体展示している
 
 
中央の階段は各階から自然に
行ける様4階まで誘導している
屋上から春採湖を
望みたかったが
外には出られなかった
 
釧路は思い出多き街
それを忍ぶため
釧路駅から幣舞橋をわたり
アップダウンを歩って
博物館まで30分
 
あたりは
あちこちに空き地や空き家が
通りに面して歯抜け状態
ここも高齢化と若者流失
人口が激減して
衰退の一途と肌で感じた
 
炭鉱の街釧路のイメージは無く
漁獲量も少なくなり
あの繁栄していた街は
過疎の町に変貌した様だ
 
駅前の空き地に咲いた
月見草とすすき?が
寂しく咲いて風になびいていた
 
 
 
 
 
 
 


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釧網線 無人釧路湿原駅と湿原

2020-08-08 | 旅行

釧路には
仕事でたびたび出張したが
釧路湿原展望台には
行く機会が無かった

テレビのブラタモリで
地形の変遷を知り
行ってみたくなり
釧網線無人駅の釧路湿原駅に降りた
 
駅はログハウス調でトイレも無く
旅日誌が無造作に置いてあり
誰も居ない駅は
幽霊が出そうで寂しい
 
 
本当は釧路湿原ノロッコ号に
乗りたかったが
網走からは発車せず
2両編成のガラガラ気動車だった
 
 
降りたのは私一人
外へ出れば急な階段があり
そこを登り広い道を
右折して登り10分
灌木の林から突然視界が開く
細岡展望台到着
 
眼前に広大な湿原展望だ
 
 
2万年前は陸地でそこへ海水が上昇し
海だったところが
砂に閉じ込められ湾に土砂がたまり
3000年前
ヨシ、ワタスゲ、ハンノキ、等の
草木が次第に生い茂り
現代の様な一大湿地地帯になると
ブラタモリで解説者が言っていた
 
 
 
 
 
残念ながら
雄阿寒岳、雌阿寒岳は
雲にかかり
見られなかったが
雄大な湿原は一望
小さな釧路川の蛇行が所々
沼のように見える
 
遠く微かに
西側の釧路湿原展望台が
点として赤く見え
そこまでは湿地が続き
壮大極まる
湿原の雄大さがわかった
 
 
細岡ネイチャーセンターから
車道を2km程歩いてみたが
エゾシシウド、ヨシの間には
紫のヤナギランが咲いているくらいで
ハクチョウも鹿も見られず
カヌーが沿線沿いの釧路川に
浮かびのどかな湿原だった
 
 
 
 
 
折返し電車に
乗って釧路駅に着いたら
向かいのホームから
釧路湿原ノロッコ号が
走り出し
あわてて撮った
 


 
走り去るノロッコ号を見て
昔、SLが走って
ダルマストーブでイカなど焼いて
雪景色の湿原をのんびり見なが
乗車したことを思い出した
 
 
 
 
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久しぶりの摩周湖

2020-08-06 | 旅行


北海道100名山の道東地方を登る
通過地として摩周湖には度々訪れ
高台から湖面を見下ろし
直ぐに目的地に向かっていた

今回も野付半島の帰り道
二十年ぶりに通過したが
 
たまげたのは
当時、全く人がいなかったのが、
今はコロナ騒ぎをよそに
ドライバーによる
観光客でごった返し
駐車場に管理人が常駐して
静寂感溢れる霧の摩周湖から
一躍喧騒感漂う観光名所
 
多くの人々が
マスクごしに大声で奇声を上げ
自動車オートバイの激音が
凄まじい
しかも立派な駐車場、売店完備で
駐車料金を払わされる始末
それも500円も
世の中変わったものだ
 
駐車場のおじさん
申し訳なさそうな口ぶりで
硫黄山の駐車場もこの券で
止まれるからと・・・
 
トイレ料と諦め用を足して
高台から摩周湖を
さらっと見下ろし
足早に立ち去った
 
霧にむせぶ摩周湖
どころでなかったですね
 
 
 
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見晴らし360度の開陽台

2020-08-02 | 旅行
地球が丸く見えるとの
うたい文句に
中標津の開陽台に寄ってみた
 
宇宙からでないとわからない
格子状の樹木林と中標津の大規模農場を抜け
うねった地形を走り
 
それを抜ければ
絵具で書いた様な
牧草緑色になり
何度か車道を蛇行しながら
次第に登って
小高い小山の駐車場にたどり着いた
 
 
見上げれば階段の上に
立派な開陽台があり
そこからの景色は
晴れていることもあって
格子状の樹木林も見え
地平線の彼方まで・・・
 
標高270m
あたり一面広々と
牧場や農場の景観
360度見晴らしが良い
 
遥か彼方にオホーツクの海
斜里岳や阿寒、旭岳連邦が
微かに見えて
まさに北海道らしい雄大さだ
 
 
 
ライダーが多勢きて
どこどこを走ってきた
何が美味かったとか
真下の牧場牛に感激していたが・・・
 
ソフトクリーム屋の前は
人々が列をつくり
注文していた
 
牧場がそばにあるので
さぞかし美味しいのではと
連想してつられ買い
確かに美味しかった
 
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