6丁目のつぶやき

歩く、登る、耕す、聴く、造る、採る、乗る、見る、の写真ブログ徒然草

2015年の年の瀬

2015-12-31 | 回想

今年もあっと過ぎ
また一つ年をとる
光陰矢の如し
またもや無為に過ごしたが
これも良しと想う

世の中
混沌として
テロ、差別、格差、貧困、疎外

平和は遠ざかる気配で・・・・・



何があっても
武力で解決はないと
苦い戦争体験をもとに
戦争だけは避けたいと願うのみ

来年2016年世界のどこでも
平和の年で
ありますように
年越しそばをかみしめ
今年の厄を祓った





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穏やかな年の瀬の窓

2015-12-29 | 日常
朝起きると窓越しに東の小山から
朝日が燦々と顔を出し始めた
外は氷点下-5℃





朝から風一つない
昨夜の新雪がキラキラと輝き
小鳥の鳴き声とともに陽は登る



穏やかな快晴日和
年末の大掃除は休み
室内で太陽の温もりを楽しむ

明日から孫たち福の神襲来で
落ち着かない日々の前に・・・・・
ゆっくり静かに・・・・・






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東福寺の紅葉

2015-12-28 | 風景
三十三間堂から
東大路通りを南へ歩いて東海道本線を横切って30分
京都を代表する紅葉の名所と聞いて
やっと東福寺へたどり着いた










境内までの路もさすがに見事









話に聞く通天橋付近は
いろは紅葉が曇天でも
赤く眩しく一斉に変色して
鮮やかだ









確かに錦の織りなす絶景は見事
自然の美しさと寺の調和に心を奪われた



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国宝 三十三間堂

2015-12-27 | 風景

蓮華王院三十三間堂 
長さ120mもある平屋のお堂に
学生時代は
その形態や建築技術ばかりに
気を取られ肝心のよってきたるわけは・・・・?





今回ゆっくり落ち着いて観ると
あの有名な 慈悲深い
十一面千手千眼観世音
そして千一体の観音像は
感謝、畏れ、
庶民の願いをかなえるべく
造ったひとの意思の表れか・・・・?

そのど迫力に驚かされ
平安、鎌倉時代の思想や技量に
唯唖然とするばかり
凄い文化を創ったものだ

禁写のため記憶にしっかりと留めた

南側一部の残った太閤塀では
築地塀の太い桧柱と塗り壁に
紅葉が寄り添って
桃山時代の気風を・・・・・




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妙法院境内の10月桜

2015-12-26 | 風景
京都博物館を観るべく出かけたら
工事中で閉館
あきらめて
東側へ歩いて東大路通り沿いに
長い築地塀が

達筆な毛筆で妙法院との表札
妙法院

早朝のためか
誰もいない門から中へズケズケと入ったら
正面に国宝の庫裏が・・・・・



内部は公開されていないようだが
入り口部分からのぞき見したところ
柱。梁、貫の組様が空間の大きさを見せつけて
脇の別室には大きな黒光りの釜があり
そこが台所なのか・・・・?



なおも境内をさまよえば





驚くことに
緑葉のない10月桜
可憐に寂しそうに咲いていた

桜はやっぱり春が良いなぁと思いながら
誰もいない静かな京都が味わえた







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高台寺のライトアップ

2015-12-25 | 風景
貧しく醜い秀吉を大成させたのは
ひかえめなそしてしんの強い女性
「ねね」を妻にしたからと思うが・・・・?

八坂からねね通り
台所坂を歩き
秀吉の菩提を弔うため
「ねね」が建立した高台寺へ

庫裏、開山堂、霊屋、傘亭、時雨亭まで
東山を望みながら登り





遠くの夕焼け雲が真っ赤か
西日が
葉の小さな紅葉に透けて
透明感のある何とも言えない
紅に染まり
美しさ倍加

「ねね」も晩年この景色をみて
移り行くよしなしごとを想いつつ
静かに癒したに違いはない







折しも
京都でライトアップを行っているのは
現在 高台寺 だけとか
暗くなるまで待って・・・・・

美しい、綺麗、幽玄
まるで極楽浄土とは
こう言うことなのだろうなぁ





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南禅寺水路閣から哲学の道まで

2015-12-24 | 風景
南禅寺境内の
水路閣
立派な煉瓦造のアーチ上に
琵琶湖疎水が今も流れて・・・・・





境内の違和感もなく
京都東山に
赤煉瓦が紅葉が溶け込んで・・・・・





南禅寺から山側の住宅街を急いで歩き
難しい名前の哲学の道

夕闇せまるたそがれ時
片側を流れる琵琶湖疎水に
素晴らしい紅葉が映り





真理にはほど遠い歩きで・・・・・

西田幾太郎の碑

 人は人、我は我なり
  とにかくに、我行く道を我は行くなり


そうだけど・・・・・





あぁ疲れた・・・・?
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南禅寺の夕暮れ

2015-12-23 | 風景
四条河原町から先斗町、祇園、八坂神社への
観光客だらけの人混みを縫って歩き





南禅寺三門にやっと着いた
ようやく落ち着いて散策できた時には



夕闇がせまり
鰯雲が三門に透けて
夕日が暮れなずむ景色
京都だなぁ



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三千院のたたずまい

2015-12-22 | 風景
若い頃に
訪れた時は
まだ田舎で
たんぼの畦道に
紅い曼珠沙華がずうっと咲いて・・・・・

京都大原三千院
     恋に疲れた女がひとり

はやり歌など口ずさみながら
旅情を味わう
大原三千院への道だつたが・・・・・

その田んぼを見たくて横道へ


今はどうだ沿道は土産屋が
延々と続き
歌などとんでもない



しかし
城壁のような石垣を越えれば
簡素な往生極楽院の
昔と変わらないこの情景
一面の苔と杉の大木
木漏れ日の光が際だつ






自然と溶け込んだ庭の
親しみ深さは
作為を感じさせず
私の心とらえて離さない



やはり三千院だった

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寂光院の変わり様

2015-12-21 | 風景

三千院から
登山道のような狭い山道を
寂しく一人歩って
素朴質素な御堂
たどりつき
尼閉居の
平安時代に想いを馳せたものだが・・・・・



それが平成に放火で
焼失
未だに犯人はわからずじまい
まことに残念だが
復元され
周囲も整備
新しすぎて情緒が・・・・?





宝物殿、売店まである始末
観光化がねぇ
時代だね~



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鹿苑寺(金閣寺)の夢は・・・・?

2015-12-20 | 風景
西日が当たる風景を撮りたくて
龍安寺から
山裾を金閣寺まで急いで歩く

建築を学んでいた頃
金ピカは成金?
銀閣寺の方がと・・・・・

でも一方
鹿苑寺
    一層が白壁の寝殿造 
    二層が引き戸に象徴される武家造 
    三層が花頭窓の禅宗仏殿造り
と異質の三つの様式を調和させた
素晴らしい建築と・・・・・



こういうコラボな設計ができたらと
何度も肝に命じたが・・・・?



夢も果たせず
夕日に照らされ鏡湖池に映る
金閣寺を撮りたいだけの
今の人生とは・・・・・

残念なことに雲が・・・・・







相変らず人人人
そして甲高い大きな声
静かに観たかったが・・・・・

観光立国を謳う以上しょうがないか・・・・?



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龍安寺に想う

2015-12-19 | 建築
仁和寺から衣笠山の麓を
大急ぎで歩き
夕陽の射す龍安寺にたどり着いた



有名な枯山水は何度もみているが
象徴化されたそれは
とてもモダンとしか・・・・・



うす茶塀の色合いは
風雪に耐えた
何とも言えぬ味わいがあるが・・・・・



方丈の裏手に据えてある
水戸光圀寄進のつくばいに
銭型彫りで 中心の口を合わせ「吾唯足知」と謎解き



なにやらわかったような
わからぬような
禅寺

枯山水塀の裏側から
納骨堂、鏡容池への散策路は
観光客もいなく
落ち葉を踏みしめながら
ゆっくりと堪能
静かで
沼と紅葉の調和にうっとり・・・・・















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仁和寺から竜安寺へ

2015-12-18 | 風景
京福北野線御室駅を下車
駅前からゆるやかな直線坂道を
しばらく歩いて・・・・・

突き当りに仁和寺
巨大な二王門が聳え
二王像が見下ろしていた

くぐれば朱色の中門が
小さく見え



左手に雅を偲ばせる勅使門を
くぐり御殿を見る

簡素に敷き詰められた
白川砂を鑑賞しながら




上履きに履き替え
宸殿から庭園を望む
やはり皇子皇孫の門跡
どこか雅の風情だ




また参道に戻り
有名な背の低い御殿桜を横目に
観音堂は工事中
平成30年終了の
大きな囲いが無骨

その奥に国宝「金堂」が
どこか気品の趣で
そのまま振り返って
人気のない外れた方向に下り



木漏れ日があたって
落日をむかえようとしている五重塔を
仰ぎ見ながら
比較的静かな境内を体感した

桜の咲く時期は
ツワー客で
すごいことになっているのではと想像しながら
裏手の路を
遠い竜安寺へと急ぎ足で行く



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嵐山トロッコ電車の混み具合

2015-12-17 | 風景
嵐山トロッコ電車
全席指定で満席
一度降りてすぐ引き返す
同じ列車の往復旅でした


通路もぎっしり
混んで混んで

外国人観光客が多分九割近く
大きな声で
かつステッキ棒自撮りスマホで
ひっきりなし
騒々しいこと


綺麗な渓谷
保津川沿いを
トロッコ電車が縫って走り


紅葉も
屋形舟の保津川下りも
見えますの
往復50分の乗車でしたがね・・・・?



静かに探勝できたら最高でした
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嵯峨野の紅葉 「常寂光寺」

2015-12-16 | 風景
天龍寺北門から続く竹林
風もなく鬱蒼と茂る
高い青竹と柴垣で仕切られた日陰道


坂だらけの嵯峨野の紅葉
今が旬です

錦が織りなす
飾らない美しさに声もなく



傾斜地にさりげなく建つ常寂光寺境内は
びっしり積もった
紅い落葉に
樹木の影が揺らめいて
何か寂しい愁は
奥ゆかしく
感極まりました





藤原定家は詠んでます
 吹きはらう
  紅葉の上の露はれて
   峰たしかなる嵐山かな

京都ですね~






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