6丁目のつぶやき

歩く、登る、耕す、聴く、造る、採る、乗る、見る、の写真ブログ徒然草

小さなバルコニー作り

2019-10-29 | 工作
腐ったバルコニーを撤去し
趣味の日曜大工で
新たに縮小して作り直した






本当は以前と同じ大きさにすれば
良いのだが
畠で鹿に喰われるならトマト、ナスなど
ここで栽培しようかと
僅かな場所だが畑を確保すべく
縮小してバルコニーまがいの
踏み込み台を
四苦八苦して完成した






傾斜地のため
本当に畑として
活用できるか問題だが
要は畑の土造りも
年を考えるとできないのではと
この先暗い見通しだ






何をするにしてもやる気が
萎えてこれではいけないと
自分に言い聞かせる

トンカチとのこぎりの音がこだまして
その都度反応する
愛犬『まめた』が寂しそうに
扉の向こうからこちらを見ていた








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まめ太小まめの犬二匹2週間滞留

2019-10-24 | 日常

息子夫婦が海外旅行に行くため
スイス原産大型犬の
バーニーズマウンテンドッグ
豆太(雄)小まめ(雌)の二匹が
突然の滞留となり
しかも二週間も!

大きな犬が居間を占拠して
愛用のソファーは犬の寝床となり
我々は床に座る羽目に



食事を与えると早速散歩しろと
頭で突き上げ
飛び上がり
せつかれる騒ぎ
ロープを首輪にセットして
引っ張られながら
ビニール袋を持って
朝晩山坂のあるバス停3区間分
散歩が始まる



力持ちなこの犬に引っ張られ
足腰がゆう事を効かず
腕は痛くなるは
転びそうになるは・・・



近所の子犬と会えば
無視してじっと
見下ろしているだけ

いつもの茂った芝へ来れば
決まって用を達し
散歩の目的を達する



帰宅すれば
玄関前で入るのを嫌がり
大きなつぶらな瞳で哀願する始末
根は人なっこく温和で聡明だ

土足厳禁の我が家
まず足拭きをして入れば
ご褒美の煮干を 欲しい人
と言えば
お座りして片脚をあげ

 



よだれをたらして手のひらの煮干を
頬張りつく
あとは疲れたのか
ソファーや床に寝ていびきばかり




螺旋階段に登って落ちや
しないかと心配したが
聴き分けが良く
やってはならない事は
ダメ と言えば素直に従い
登らない

就寝、トイレ等々纏わりつかれ
老夫婦二人だけの静かな生活が
緊張感のある暮らしに変化した



問題は外出の制約が生じて
普段の生活がままならぬ事ぐらいだ

一日朝晩2回
犬の散歩で袋を持って歩く風景に
自分がハマるとは・・・
別れるまでまだ5日もある

年を取ったらやれないとつくづ自覚

アァ疲れた

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苔の見事な勝山白山平泉寺

2019-10-19 | 旅行
昔、白山に登り
山頂手前の白山奥宮にお参りしたが
その系統で 「白山神社平泉寺」の
苔が広くて美しいと聴き
福井えちぜん鉄道に乗り
勝山で下車
あいにくバスは朝晩しか無く
タクシーで下馬大橋の麓まで乗り
そこから登り始める
 
高い木立が生える中
大石を敷き詰めた間に
苔生す一歩道は
日本の道100選で
脇には33番の観音石仏が
まほろばまで続き
次第に神の領域に入って行く
参道にはビッシリ
杉木立と苔が生え
神秘的な雰囲気を感じながら
幅広な精進坂を一直線に登り
一の鳥居
 
その先
御手洗池や八幡神社を得て
二の鳥居をくぐれば
苔生す中に中宮平泉寺の白山神社拝殿
更にその奥に大石垣を登って
梁に見事な龍の彫刻を施した
本社がある
ともかく広大に生える緑の苔には
ジュータンを敷き詰めたような
地面ににいくつもの社が建ち
圧巻と言うか感嘆するしかない
更に登れば楠木正成の墓と
安産の神を祀る三ノ宮を観る
 
その右側には南谷発掘地があり
六千人の坊と8000千人の僧兵が
暮らした屋敷跡が近年発掘され
更に中世の石畳の生活道排水溝
がそのまま残る
その壮大な敷地と
復元の門、土塀
よく区画整理された中に
石垣 井戸やかまど跡等
そのあり様に唖然とする
発掘面積はまだ数パーセントと・・・
一向一揆で
信長の焼き討ちとなったと
聴いたが
ここ平泉寺は僧兵の溜まり場
巨大な宗教都市で
信長がいかに恐れていたかは
その規模でわかる
 
焼け残った杉の大木が
生き証人と天を突いていたが・・・
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雅な一乗谷城朝倉館

2019-10-14 | 

NHKの大河ドラマに
戦国時代の知将
明智光秀の謎めいた幼少期から
信長を打つまでの生き様が
放送されるらしいが
ご当地が関係しているらく
観光客は多くなっていると・・・

でも駅より乗ったバスはガラガラ
一乗谷城の山城については
バス運転手もよくわかってなく
どこで降りるのか小首を傾げ
まだ観光ずれしてない

復元街並下車と言う所で
降りることを決断して
押ボタンを押し慌てて降りた

丁度昼時 地元 おろし蕎麦をかきこんだがこれがシンプルで蕎麦の香りムンムン美味い

1人で打っているそうだが
まわりの人も
皆おろし蕎麦を注文していた
 
広場には観光バスから
ツワー客が降りて
400年以上埋もれ
復元された街並を観るが・・・

一乗谷城の山城については
誰も行き先が分からず
幸運にも山頂から戻った
5、6人の登山客に
城跡を聞いたが
城に興味が無いらしく
ただ石碑があるだけだと・・・

築城1471年 越前守護朝倉氏の居城で
標高473mの山上に
畝状竪堀に防御され
千畳敷跡、一の丸跡、二の丸跡、三の丸跡等の曲輪には
樹木が生い茂り
屋敷跡を想像するだけで
たくましくしたが・・・
 
 山裾の武家屋敷群は
唐門、朝倉氏館跡、庭園等
朝倉家 の京都を意識した
雅な雰囲気で
こんな山深い所に
豊かな美意識があり
感無量だが


5代義景が信長に敗れて滅亡

戦国の城下町が煤塵と化した


遺跡からは川の護岸、石垣、庭石、瓦、井戸枠、排水溝、水樋、亀、石箱、町家の礎石、灯篭、行火、屋根飾り等々
ふんだんに使つた石造り文化で
何と言っても附近から産出された
笏谷石の利用で
独自の空間を作っているようだ

街道を歩きながら
下城戸跡

朝倉氏遺跡資料館
まで2時間ほど散策して
戦国時代のロマンに浸った

街道には紅い可愛らしい
さるすべりの花が
栄華を誇った朝倉氏の世界に
誘い込むようで・・・


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夕やみせまる福井城

2019-10-08 | 
夕食の為
泊まったホテルのすぐ裏を
歩いていたら
偶然にも
大きな水堀と孕んだ石垣に
出っくわした


イヤホーンを両耳に入れ
颯爽と歩いている
年の頃30代後半
小柄美人にすれ違ったので
思いきってここは福井城ですかと
聞いたらイヤボーンを
ゆっくり外して
嫌な顔せず

そうです。あそこの橋を渡れば
中に説明板があり
由来がわかりますからと・・・

笑顔で応えて指差してくれた
その仕草が
誠実で嬉しく
丁寧に礼を言って別れた

その余韻が残り
振り返ったらイヤボーンを
つけ始めながら反対方向へ
歩き始め
夕陽が眩しかった


外濠の橋は
めがね橋になり
濠水がキラキラと夕陽が輝き
絶景ポイントとなっていた

ウキウキしながら橋を渡れば
立派な県庁等々が立ち
傍に城の経緯が書かれた
銘板が有った


築城者である
家康の次男 秀吉の養子だった
結城秀康はまさか
こんな大きな官庁街に変わるとは
想いもしなかっただろう

翌日 もう一度観なくてはと
朝早く起き
誰も居ない後廊下橋をわたり
平成29年に復元された
山里口御門から
天守の大きな礎石を観る
石垣は無惨に
福井地震の傷痕が今も残る


天守は高さ約30mもある
5階の望楼型天守
石瓦は笏谷石で
葺かれていたそうだ
寛文9年(1669)に
大火で焼失
以後再建されなかった


福井城は明治維新を賑わした
松平春嶽の居城で
ここへ坂本龍馬も再三
来城したことを想ったり・・・

ちょうど朝のラジオ体操が
静かな官庁街にこだまして聞こえ
お濠を歩く犬の散歩に
時のうつろいを感じていた



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旧士幌線のアーチコンクリート橋梁

2019-10-02 | 旅行
東大雪山系
音更川渓谷に架かる
旧国鉄士幌線の
数々のアーチコンクリート橋梁を
見て廻った

廃線になり役目を果たして
ひっそり残され
メンテされずに
過酷な気象条件の中で
凍結融解が繰り返され
徐々にボロボロになり
駆逐して行く


タウンシュベツ橋梁、
三ノ沢橋梁、五の沢橋梁、第五音更橋梁
等渓谷にまたがるアーチコンクリート橋が
北海道歴史遺産と指定されて
それに繋がるレール跡は
歩道など有効活用しているが
樹木に覆い被され
風情が何か物悲しく
人生を見ているようで胸キュンである






国道273号線沿いには
大勢の人が
バスツワーやマイカー
はてはオートバイで滑走
道路にはみ出して
観に来ている


糠平湖に映るタウンシュベツ橋梁は
近くまでは行けず
遠くの展望台から
観られるだけである


季節によってその姿が
湖水に埋没してしまい
厳冬期など氷上に白一色で佇む
なんともドラマチックで・・・
人気度抜群

遠く夕陽に輝くその橋は
やがて
たそがれの中に消えて
我が人生を見ているようで
まことに哀愁漂う情景だ
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