6丁目のつぶやき

歩く、登る、耕す、聴く、造る、採る、乗る、見る、の写真ブログ徒然草

五竜岳2814m 回想2011.08.11

2011-08-31 | 登山
日帰りの挑戦でテレキャビンリフト始発6.30分に飛び乗る
アルプス平には高山植物が植えられ人工的にそれぞれ咲きほこっていたが
それを尻目に五竜岳2814m目指し
小遠見山、中遠見山、大遠見山、西遠見山と遠見尾根を足早に歩きだした
急な白岳を越えて五竜山荘に着き
五竜岳を仰ぎ見れば急峻な岩場が眼前に迫っていた
鎖に頼りながらガレ場を過ぎ
ついに五竜岳2814mにたどり着いた
頂上のゴツゴツした鋭角の岩山には達成感の笑顔が人々にあった

天気は快晴、雨飾山、火打山、妙高山、そして昨日登った鹿島槍ヶ岳、
その彼方に本家の槍が岳がかすかに見える
右には
立山連峰から劔が岳一望に見渡せ、昔登った山々が360度大パノラマである
百名山九十九番目にふさわしい祝福のご褒美と感謝

私にとって残す富士山は人でごった返し遠くから観れば良い山
と聴いているので事実上日本百名山はこれで終わり
本当に感無量でした

偶然知り合った熊谷の人も百名山挑戦
でしかも車が隣り合わせ
偶然とはいえなんとも出会いが楽しかった
早速スーパーで刺身など買い集め
これまた宴会となり話が尽きなく飲み過ぎと相成った次第

五竜岳

尾根から岩峰の五竜岳

鹿島槍ヶ岳までの五竜キレット

シモツケソウが艶やかに

ミヤマアズマギク


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鹿島槍ヶ岳2889m 回想2011.08.10

2011-08-30 | 登山
二年前誰もいない早朝の劔岳から見たはるか彼方の双耳峰が鹿島槍ヶ岳2889mであった
優美な姿に目を奪われた
今日2011.08.10 この山に足を踏み入れる

扇沢の駐車場はお盆のためか満杯で駐車に苦労したが
どうにか柏原新道から登ることができた
天気の良い中、なだらかな樹林帯と勇大な稜線歩きをして
昔登った劔、立山、遠く薬師岳と大パノラマを一望し
二三日前の雨天のおもしろくない山行が消し飛んだ
これだから登山はやめられない

山様はなだらかな女性的な山の様だが南峰から北峰に移ると岩場で急斜面があり
槍の名に恥無い
頂上付近ですれ違った老夫婦が五竜岳からの縦走でキレットもどこ吹く風
対したことは無いとのこと、私もと一瞬縦走するべきだったと後悔したが
明日また自動車で迂回して遠見からテレキャビンで五竜岳にチャレンジします

それにしても冷池山荘 なんと生ビールがあるではないか
一杯900円 飛ぶように売れていたがなくならないうちに早速一気にグビグビ
山小屋も変わったものだのう

南峰の鹿島槍ヶ岳で北峰は瞬間しか見えなかった

剣岳の峻烈な勇姿

岩のわれめに咲くミヤマツメクサ



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鳳凰地蔵ケ岳2764m 回想2011.08.08

2011-08-29 | 登山
3年前に台風がきて夜叉神峠で足止めくった曰く因縁つきの
鳳凰三山2764m
今回は広河原から白鴎峠経由で計画
出発前広河原のサービスセンターで
「気合を入れて登って下さい」と釘をさされた
確かに取り付きから急坂で峠まで喘ぎながらの山行で
ここから登る人は誰もいなかった

峠を越えて岩峰の高嶺2778mを超える頃は
小雨が降り出し地蔵岳2764mに着いた時には土砂降りの雨
一目散に砂礫の中滑りそうなのをこらえ
鳳凰小屋に逃げ込んだ

翌日はまた砂礫の中折り返し、地蔵岳のシンボル オベリスクをみて
観音岳、薬師岳は気分が進まず
広河原に向かってもと来た道を引き返した
百名山97番目の山でした

地蔵岳のシンボル オベリスク

地蔵達

眼前に北岳 その向こうに間ノ岳が一望




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塩見岳2766m 回想2011.08.05

2011-08-28 | 登山
この山も荒川三山から赤石岳,聖岳,光岳まで縦走した時に残した
いつか登らなくてはと心に残っていた
奥深い南アルプスの山だ

細い車道の峠を一時間以上かかり越えて何度も道順を聞いて
鳥倉林道からやっとたどり着いた駐車場は満杯状態
なんとか割り込み早々の身支度で午後2時の出発
三伏小屋までこれまた雨の中
途中の水場で喉を潤すだけのひたすら歩くのみ
小屋では女性のツワー客が大きな声で乾燥室の場所取りをしていた
ともかく明日天気になることを願って横になる

今朝は曇り、小屋の喧騒から逃れるべく早々に出発、峰道からは流れるガスの合間に
南に荒川岳、北側に間の岳、北岳、が目の前にせまり
アルプスの果てしない山並みが広がる
これでやったと昨日の労苦が報われる

天狗岩、塩見岳3052mの鋭い岩峰を見ながら岩場を登る
西峰、東峰からは生憎富士山は見られなかったが眺望は最高
私にとって百名山96番目のヤッホーであった

尾根から遠くの甲斐駒ヶ岳

天狗岩と塩見岳

シャクナゲの仲間か

多分イワベンケイと思うが?



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西穂高岳2909m 回想2011.08.04

2011-08-27 | 登山
昨日に引き続き天候は最高
折角新穂高温泉まできたのだからまだ登ってない西穂高岳を逃す手はない
早速始発のロープウェイに乗るべく身支度して並んだ
軽装の山ガールや子供連れの多い中
らくらくアプローチ
昨日と比べ一気に高台にでた

西穂山荘から西穂独標までは若い人達に混じってハイキング気分であったが
流石穂高連峰、以後は登山者は半減して鋭角な岩峰が先に繋がっていた
ピラミッドピークを始め小さなピークを幾つか超へ急峻な岸壁を這い
西穂高岳2909m山頂に着く
残念なことは、
あれほど好天気だったのが風上から尾根半分ガスに見舞われ笠ヶ岳方面は隠れていた
だが、眼下の上高地、焼岳、遠く乗鞍のと展望は抜群
しかも岩陰に咲く花も可憐に咲き今回はじめて高山気分を満喫した

ガスの合間に急峻な峰々が

頂上直下から焼岳展望

笠ヶ岳と思うが残念ガスの中

異彩放つウサギキク

可憐なイワツメクサ

強風に耐えるチシマキキョウ




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笠ヶ岳2898m 回想2011.08.02

2011-08-26 | 登山
昔よく晴れた日、焼岳に登り
ちょこんと先が尖った笠ヶ岳が孤高の山として鎮座して
いづれ登らなくてはと誓っていた

新穂高から登るにはまる二日かかる長距離コース
ならばと
今回は黒部五郎小屋からの尾根縦走を試みた

小屋からの天気は時々雨の情報
しかし三俣蓮華岳のころは黒部五郎、鷲羽岳が陽光とガスの狭間で
ながれては消えるドラマチックな景観と足元の高山植物で
ウキウキである
だが双六岳を通過する10時頃からにわかに
雲行きが怪しくなり双六小屋を出た時は雨が降りだしていた
弓折岳,大ノマ岳,抜戸岳等々尾根道を
只々雨の中8時間歩くのみ
途中すれ違う人もたった三人と心細く
笠ヶ岳小屋に着いたのは4時半
あの勇大な笠ヶ岳はどこにも無かった

翌朝、笠ヶ岳2898m頂上に立ってみれば
視界良好、ガスの流れの中で穂高連峰、乗鞍岳、等々
垣間見て自然の尊厳に
百名山94番目を呆然自失状態で過ごした

帰路、陽光の中で笠新道までたどり着く尾根では一瞬ではあるが槍ヶ岳も見え
雨の中、ここ迄来た労苦が快感に変わり
これだから山はやめられないとブツブツ

それにしても新穂高までの道程の長いこと
かなり膝にきて深山荘の露天風呂で足を癒やし
今日の様な天候であるならばついでに西穂高岳に登り
笠ヶ岳を遠く仰ぎあの感激をまた胸膨らませたいと
またまたビールで乾杯

早朝の笠ヶ岳

穂高連峰

笠新道の下部に咲くニッコウキスゲ

アザミ

ユリ系だと思うが名前は?




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黒部五郎岳2840m 回想2011.08.01

2011-08-25 | 登山
3年前に折立から薬師岳を登り太郎小屋で一泊したあと
黒部五郎岳に登る計画が豪雨のためあきらめた事があった

今回は鷲羽岳から三俣蓮華岳2841mを通って
黒部五郎小屋側から登る
今にも降りそうな天気模様のため大カールを背に楽な山腹コースを選び
巨岩を観ながらピークハンターだけして素早く小屋へ引き返した

黒部五郎岳2840mの全容はわからず
見たのは大カールに咲く足下の花のみ
翌日、五郎小屋から見返せばガスの合間にその威容が現われ救われたが
2011.08.01早朝のことでした

大きなカールのある黒部五郎岳

雨に濡れたハイマツの実

水滴にたえる花から変化したチングルマ

よつばしおがま


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鷲羽岳2924m 水晶岳2986m 回想2011.07.31

2011-08-24 | 登山
車のナンバープレートから察するに
全国から長距離走って集まった登山客は
土砂降りの中支度して次から次へと個々に山へ向かっている

折角苦労して登るのに何も見られないのではと
私は断念して新穂高駐車場に滞留
食料の買出しがてら、栃尾温泉、深山荘の露天風呂、途中の日帰り温泉と
生ビール片手に天候を気にしてまる三日過ごした

四日目、夜空には星が瞬きやっと今日は大丈夫と急ぎ支度して
2011.07.31早朝5時、出発した頃は稜線の向こうに
紺碧の青空が見えかくれして、待った甲斐ありと足取りも軽かった
しかし双六小屋近くを過ぎた頃から雲行き怪しくなり
ついに霧雨
カッパを着て三俣小屋めざして歩き始めたが途中ゲリラ雨
登山靴の中まで水が入りだした
ビショビショになり辺は薄暗く心細くなったがやっと4時ごろ
赤い屋根の小屋を見つけ11時間の行程を乗り切った

中はツワー客で満杯
乾燥室もごった返し、さかんに間違わないようアナウンスしていたが
ぎゅうぎゅう詰めの中、高いビールを飲んで縮こまって横になった
イビキも負けじとあちこちで唸っていた

翌朝は雨も止んで槍ヶ岳がかすかにガスの合間に見えがくれして感激したが
小屋から1時間ちょっとで岩場の鷲羽岳2924mに到着した頃には
ガスが追いかけるようにしてまたたく間に視界を見えなくした
雲の平方面等絶景であるらしいが何も見えない
水晶岳2986mもただただガスのなか
足下の高山植物を愛でながら登っただけと言う百名山93番目の2山であった

三俣山荘からの鷲羽岳

鷲羽岳からの水晶岳

三俣山荘から昔登った槍ヶ岳を望み感無量

足元には信濃キンバイが際立つ








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常念岳2857m 回想2011.07.27

2011-08-23 | 登山
信州に行くといつもこの常念岳 2857mが一番最初に目に飛び込んで来る
また槍ケ岳に登ればその稜線上に大天井岳、常念岳、蝶が岳が大パノラマとして東側に聳える
その端正な山容が気になっていた
いつかこの山も登らなくてはと思っていたが今日(2011.07.27)ようやく念願をはたした

一ノ沢から日帰りで登ろうと道を間違え三俣に行ってしまったが
引き返して一ノ沢方面の車道には日本猿が群れをなして遊んでいた

車中泊して早朝の天候は極めて良し
100名山91番目達成すべく
日帰り予定で急いで出発
しかし次第に雲行きがあやしく上部はガスがしきりと動いて
大丈夫かと不安でもあったがともかく雨に降られず
途中お花も見られ
良かったと言えば良かったが槍、穂高連峰が見られず残念無念
今度は大天井岳から蝶ヶ岳まで時間をかけていつか挑戦しなくては

頂上部も視界なし

雷鳥が人懐っこく二疋の雛と漫歩していた

一輪であちこちに咲くこの花、センジュガンピだと思うが本当に清涼剤だ


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登山を終わって帰宅

2011-08-22 | 登山
一ヶ月の間留守をし、その間佐渡見物やら日本百名山の99山を制覇し
函館からの帰路は大沼駒ヶ岳を登りようやく札幌にたどり着いた
道中iPadにて投稿していたが写真は載せられず
過去を振り返ってその時の感動を新たに掲載します

今回の山行は雨続きであったがそれ故かえって自然の美しさを魅せられ
何とか残り9山登ることができ我ながら良くやったと自画自賛です

登山で気がついたことは
山にゴミが無くなくなったこと
団塊世代の登山者が実に多いこと
山小屋が大きく整備されトイレもバイオで清潔になった

フアッション豊かな若い山ガールが闊歩している
おじさんのひがみか山には如何なもんかと首をかしげたくなるが

一方、重い荷物を背負い一人静かに黙々と縦走している山女
これはもう尊敬して嬉しくて声を掛けたくなる

ツワー客が大声をあげ賑やかに行進しているが
小屋の食堂で堂々と歯を磨いてハイ状態おしゃべりしている中年のオバサン

若い男性登山者は少なくあと10年もすれば
団塊の世代がいなくなりスキー客同様登山ブームは去るのでは
静かな山に期待しているがさてどうか

写真は鹿島槍の頂上に向かう尾根より向かいの剣岳





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やった五山

2011-08-05 | 登山
雨に降られながらも鷲羽岳、水晶岳、黒部五郎岳、
そしてガスの中の笠ヶ岳、ガスから瞬間晴れた西穂高岳、
苦労しながらも五山登り最後晴れて苦労が報われた
疲れを癒すため清流のそばの栃尾温泉で一泊
飛騨牛、ナマズの刺身、鮎の塩焼き、ニジマスのホウバ焼き等々
どれもあったかく美味しくいただき
夜は蛍の歓待まで受け充足感いっぱい
もちろんビールでイケイケドンドン乾杯でした
それにしても栃尾温泉の民宿
豊富な湯量、露天風呂、素朴な田舎の雰囲気、心温まる歓待
また来たい宿の一つであった
次の塩見岳を目指し今日は移動します
写真は後日期待してください
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