褒めまくる映画伝道師のブログ

映画の記事がメイン。自己基準で良かった映画ばかり紹介します。とにかく褒めることがコンセプトです。

映画 レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ(1989) この監督にしては大笑いできる

2015年05月31日 | 映画(ら行)
 ユル~イ笑いが特徴的なフィンランドの至宝であるアキ・カウリスマキ監督だが、今回紹介する映画レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカは、この監督の持ち味を活かしつつ、なかなか大笑いできる傑作だ。

 全員がとんがり過ぎのリーゼントのヘアースタイルに、つま先がヘアースタイルと同じくとんがった靴を履いた音楽バンドが、ロシアを思わせる極寒のツンドラ地域からニューヨークを経てメキシコまで辿って行くロードムービー。この音楽バンドをこき使って、小銭を稼ぎながら缶ビールを飲みまくるインチキマネージャーが笑わせるし、もちろんレニングラード・カウボーイズと名付けられた音楽バンドのメンバー達も笑わせてくれる。最初はロシア風のポルカを演奏しているダサくてセンスの無いバンドだったのだが、ロックに目覚めてから段々マトモなバンドになっていく様子がけっこう笑える。全編にわたりよく耳にする音楽が流れてくるのだが、なぜかわからないが本作のサントラを買おうとまでは思えない。
 まあ~、赤ちゃんや犬にまでヘアースタイルを真似させる等くだらないギャグもあるが、時にはシニカルな笑いも出てくる。バンド内やマネジャーとの対立で揉め事が起こったりする場合もあるが、その時に民主主義、革命など社会情勢を皮肉るようなギャグも面白い。

 当初は全くイケテないロックバンドが次第に成長していくロードムービーのストーリー紹介を簡単に
 ツンドラ地帯の極寒の地において、音楽バンドのレニングラード・カウボーイズの演奏を聴いていたスカウトマンは、彼らのマネージャー(マッティ・ペロンパー)に、こんな音楽では売れないからアメリカへ行け!とアドバイスする。
 早速マネージャー(マッティ・ペロンパー)はアメリカのプロモーターに連絡し、レニングラード・カウボーイズの面々を率いてニューヨークに行く。アメリカのプロモーターは彼らの音楽を聴いて与えた仕事はメキシコの親類の結婚披露宴においての演奏。
 マネージャー(マッティ・ペロンパー)とレニングラード・カウボーイズはアメリカで流行っているロックの本を買い込んで勉強し、メキシコへ向けて珍道中を繰り広げる・・・

 冒頭から凍死してしまっている奴が出てきたりで、アメリカへ行く飛行機の中で英語の勉強をしているシーン等で笑わせてくれる。この監督の作品らしく台詞は極端に少なく、画面の作りがモノトーンで見た目がすっきりしているし、ギャグも淡々としている。俺なんかは非常にこの監督の笑いはツボで、特に俺が今まで観ているアキ・カリウスマキ監督作品では爆笑できる方の部類だ。
 アメリカ社会に対する社会風刺が少々込められているが、特に哲学的に感じる部分は無いので気楽に見られる。そして所々で素敵なシーンもあったりでちょっと感動できる。アキ・カウリスマキ監督の名前を知っているけれど彼の映画を観たことが無い人は本作から入るのが良いし、ちょっと変わった笑いを求めたいという人には映画レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカはお勧めです。
 ちなみに本作は途中でジム・ジャームッシュ監督が出演しているし、音楽バンドであるレニングラード・カウボーイズは、本作を切っ掛けに今でも活躍しています

レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ/レニングラード・カウボーイズ、モーゼに会う(続・死ぬまでにこれは観ろ!) [DVD]
アキ・カウリスマキ,マト・ヴァルトネン,ヤッケ・ヤルヴェンバー
キングレコード


 監督は前述しているようにアキ・カウリスマキ。この人のお勧めは過去のない男浮き雲ル・アーヴルの靴みがきあたり。人生の再生と希望を感じさせる内容の映画が多いです。

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競馬 日本ダービー予想 悲願のダービージョッキーへ

2015年05月31日 | 競馬予想

日本ダービー予想


 毎年ドラマを見せてくれる日本ダービー。昨年は何回も挑戦しながら、あと一歩のところまで近づきながら勝てなかった、名伯楽橋口調教師が悲願のダービー制覇をワンアンドオンリーで制した。さて、今年はどのようなドラマが見られるのか。
 これまでのレースを見たところ、やはり皐月賞出走組がかなり強いと思う。特に皐月賞の1、2着馬はかなり強いレースをしたし、当然東京コースで行われる今回も強さを見せつけるか?
 レース展開は外からスピリッツミノルが出ムチを連打しながらでも逃げる。他に逃げたい馬は見当たらず、有力馬も差しタイプの馬が多く1000Mは1分2秒ぐらいのスローペースになりそうな気がする。問題はスローペースになった時の折り合い。有力馬の中で皐月賞では恐ろしいぐらいの爆発力を見せたドゥラメンテだが、この馬のネックはその折り合い、そして頭の悪さ。果たしてスローペースに折り合えるのか、または後方で折り合いに専念するとしてもスローペースの展開で果たして勝ちきれるのか?その能力は認めても、今回は割引が必要だろう。
 俺の本命はかつて天才騎手と呼ばれた父を持ち、自身も何回もダービーの壁に跳ね返されていて既にベテランの域に達してきたジョッキーの悲願のダービー制覇のドラマに期待だ

 ◎ 13 リアルスティール
 ▲  7 レーヴミストラル
 ▲ 11 サトノクラウン
 △  6 ポルトドートウィユ
 △ 14 ドゥラメンテ
 △ 15 ミュゼスルタン
 △ 17 キタサンブラック
 ×  1 サトノラーゼン
 ×  2 タンタアレグリア
 ×  3 コメート
 × 12 アダムズブリッジ


 俺の本命は現在リーディングジョッキーをひた走る福永祐一騎乗のリアルスティール。好位で立ち回ることが出来て、折り合いに不安はないし、東京コースも経験済み。デビュー戦からコンタクトを取ってきた福永祐一及び厩舎関係者がデビューから日本ダービーへ向けて調教し、レースを覚えさせ、馬自身もそれに応えた。もう少し内の枠が欲しかったというのが本音だと思うが、もしかしたらスタートから出して上手くインの好位に潜りこんでレースを進める作戦をとるか?そこまでしなくても枠なりのレースの安全策で外めの好位を追走するか?福永ジョッキーの手綱捌きにも注目が集まる。そしてこの馬に運が向いてきたと思うのが、雨がふらなさそうなこと。好位からでも切れ味鋭い末脚は良馬場の方が良いだろう。これまでキングヘイロー、アサクサキングス、ワールドエース、エピネファイアなど一流の馬でダービーに出走しながらも手の届かなかった日本ダービー。今回はリアルスティールという心強い相棒をパートナーに福永祐一がダービージョッキーの称号を手に入れる
 
 単穴には2頭挙げる
 まずは7番のレーヴミストラルを挙げる。前走の青葉賞では、超スローペースの流れを後方から一気に差し切った。着差以上に強い内容だといって良いし、今回と同じ東京コース2400Mを勝っているというのは大きな強みだろう。そして管理する調教師は今年が最後の日本ダービーになる松田博資。ベガ、ブエナビスタ、ハープスターなど牝馬クラシックは制覇している名伯楽だが、不思議と日本ダービーはなど牡馬クラシックは勝てなかった。しかし、今回のラストチャンスで日本ダービーを勝ったら、これはドラマだろう。折り合いは不安ないし、枠も良くて一発を狙える。ここに着て3連勝で勢いに乗っての参戦。この馬が勝てばドラマだし、充分に勝てる可能性はある。

 次に11番のサトノクラウンを挙げる。前走の皐月賞は1番人気に押されながらも、よもやの完敗。スタートで後手を踏んで、後方待機策から外へ持ち出す王道の競馬。しかし、正直ルメール騎手が自信を持って乗りすぎたのが敗因の1つに挙げられるだろう。今回も出遅れる可能性があるが、スタートから出していくか、スタートを遅れた時に、二の脚を効かせてある程度の位置を取りに行くか?今回は比較的気楽な立場でルメール騎手も攻めるレースをするだろう。すっかり僚馬ドゥラメンテの方に注目が集まってしまったが、デビューからの3連勝の内容はGⅠ級のそれ。前走は出遅れ、不利も重なり6着に終わったが、前走の皐月賞の走りは全くの参考外。折り合いは付きそうなタイプだし、狭い所を割ってくる勝負根性はあるし、ルメール騎手にあっている。皐月賞の無念を日本ダービーで晴らした馬も過去に何頭もいる。叩き合いの混戦に持ち込めば先にゴールを切るのは、この馬だったとしても驚けない。

 買い目 三連単フォーメーション
 1着 13
 2着  6、7、11、14、15、17
 3着  1、2、3、6、7、11、12、14、15、17

 買い目 三連単フォーメーション
 1着 7、11
 2着 13
 3着 1、2、3、6、7、11、12、14、15、17            合計 72点

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映画 コンドル(1939) 気持ちの良い男達です

2015年05月29日 | 映画(か行)
 ダンディな男が登場する映画で、パッと思い出す映画といえばハンフリー・ボガード主演のカサブランカ。あの映画はボガードの格好良さが際立っていたが、今回紹介する映画コンドルは幾人もの格好良い飛行機野朗が登場する。若いイケメンは俺の記憶では出てこなかった気がするが、友情、誇り、勇気、プロ意識、そして優しさを持ち合わせた男達が登場するが、この映画を観た人はきっと次のような感想を持つはずだ。『真の格好いい男とは、これだよこれ!』。

 今の時代の感覚からいけば飛行機って安全じゃんと思ったりするが、この映画に登場する飛行機は危ない、危ない。なんせ本作が公開されたのが1939年だが、当時の飛行機の設計、管制塔、天気の見張り番の状況を窺い知ることができるが、この時代の飛行機を操縦するパイロット達はまさに命懸けという言葉がぴったり。本作に登場する可愛くて綺麗な女性達が『危ないから、もう飛ばないで』と泣きながらお願いしてくるシーンがあるが、それでも自らの使命感に奮い立つ男達は、空を飛び続ける。もしも俺がチョッとばかし可愛い女の子からそんなことを言われたら、何の迷いも無く飛行機に乗らずに女の子の方へ向かって走っていく。

 さて、伊達男ぶりを遺憾なく発揮するケーリー・グラントとチャーミングなジーン・アーサーの恋の行方を中心に、パイロットが今もモテル理由がよくわかるストーリーとはいかなるものか。
 南米の港湾都市バランカにおいて、ショウガールであるアメリカ人のポニー・リー(ジーン・アーサー)が船から降り立つ。そこで彼女は2人の男に誘われるように食事に行くのだが、その場所は航空会社兼レストラン。実は、その2人の男は航空会社のパイロットであり、航空会社と言っても郵便配達が主な仕事で非常に小さな会社だ。
 良い感じになってきたポニー・リー(ジーン・アーサー)と航空会社の男達だったが、彼女は信じられない光景を見てしまう。先ほどまで一緒に飲もうとした男が、航空会社のマネージャーであるジェフ・カーター(ケーリー・グラント)から、いきなり仕事を命令され、飛行機に乗って離陸すると直ぐに濃霧に遭い引き返してくるのだが、着陸に失敗して死亡。
 ショックで打ちひしがれるポニー・リー(ジーン・アーサー)だったが、ジェフ・カーター(ケーリー・グラント)はまるで何も無かったように、酒を飲み、その場に居たお客さんと大いに盛り上がる。冷酷非情な態度をとるジェフ・カーター(ケーリー・グラント)に対して当初は嫌悪感を持っていたのだが、次第に彼に惹かれていき・・・

 こんな航空会社があったら事故ってばかりのような気がするし、最初の方で着陸に失敗して炎上している場面を見せ付けられているだけに、多く出てくる飛行機が飛んでいるシーンはなかなかスリルがあって楽しい。とくにアンデス山脈を越えていくシーンは非常に印象的だ。
 ある者はもちろん仕事のために飛び、ある者は過去の自らの汚名を晴らすべく飛び、または友情のために飛ぶ。このような飛行機野朗を見ていると、なんだかとっても気持ちの良い奴ばかりで、やっぱり男には自分の命よりも大切な物が存在するということがよくわかる。
 そして、ケーリー・グラントの台詞が格好良い。特に『俺は女には一度も頼ったことが無いし、これからも頼らない』なんて、いつも頼りっぱなしの俺なんかが聞くと、本当に心が震える。他にもラストのコインの使い方なんかは洒落ていて演出の妙を感じさせるし、脇役に至るまでキャラクター設定も抜群で違和感のある奴なんか出てこない。
 メチャクチャ古い映画だが本作を観れば男の値打ちがよくわかるし、馬鹿なことに無邪気に、はしゃいでいる男の行動が理解できない女性が観ても、きっと楽しめる。豪快かつキメ細かいタッチの演出の両方を備えた稀な作品として映画コンドルは老若男女を問わずに万人にお勧めしたい

コンドル [DVD] FRT-296
ケイリー・グラント,ジーン・アーサー,リチャード・バーセルメス,トーマス・ミッチェル,リタ・ヘイワース
ファーストトレーディング


 監督は名匠ハワード・ホークス。コメディから西部劇まで多く名作、傑作を連発してきた。他のお勧めはジョン・ウェイン主演のリオ・ブラボー。痛快娯楽映画の傑作西部劇です。

 キャストでは本作でもコケティッシュな魅力を振りまいているのがジーン・アーサー。1930年代のハリウッド作品の名作に出演すること多数。特にフランク・キャプラ監督のオペラ・ハット我が家の楽園、そして名作西部劇シェーンがお勧め。

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映画 フィッツカラルド(1982) ロマン溢れる男の行動が笑えます

2015年05月26日 | 映画(は行)
 ときどき、壮大な夢を語る男性を見かけるが、大体がそういう奴に限って何回出会っても同じことばかり言っている。俺は心の中で『おまえ~、早く行動にうつせよ!』とツッコミを入れたりするのだが、その人たちにとって夢は実現するための目的ではなくて、ただ自己陶酔に浸りたいだけらしい。早い話が酔っ払いが何回も同じことを繰り返す愚痴と似たようなものである。
 しかし、今回紹介する映画フィッツカラルドの主人公の男性は、思いつき同然で語りだす夢は非常にはた迷惑だが、とにかく行動力は抜群だ。

 ちなみにタイトル名のフィッツカラルドの意味は、主人公の男性はアイルランド系白人で名前をフィッツジェラルドと言うのだが、南米の原住民には正しく発音できず彼のことをフィッツカラルドと呼ぶことに由来している。ちなみに表向きの内容はフィッツカラルドが未開の土地である南米のアマゾン川流域の奥地イキトス(ペルーの都市)にオペラハウスを建てる夢に向かって突き進む、といったもの。
 ちなみに本作においてもイキトスの風景は映像の中でも出てくるが、ちょっとだけイキトスについて説明しておこう。今でこそ南米のあらゆる都市にオペラハウスなんかは建てられているが、本作の時代背景は1800年代後半のこと。まだまだ西洋の文明が南米に拡がっていない時代だ。しかしながら、世界は産業革命などの重工業の発達によりゴムの需要が激増。無尽蔵にゴムの木が生い茂る南米のアマゾン地域に西洋人たちがやって来て、ゴム栽培及びゴムで一儲けする連中が居座ったのが、かの地イキトス。そのことは本作でもゴム・ブームに乗っかって金持ちになっている西洋人の傲慢さを通して描かれている。そしてこの地は映像の中でも出てくるように現在でも昔ながらの平屋の水上家屋で人が住んでいたり、小船が川沿いに並んでいたりする。
 実はそんな俺のグタグタした説明よりも陸路で行けない世界最大の町と言った方が、『ア~、其処ね!』とわかる人が多いか?よってイキトスに行こうとすれば飛行機か船でしか行けないが、本作が描かれている時代は飛行機なんかは無いから、アマゾン川を渡って船でしか行けないことになるか?。

 実は本作の大きなテーマは、西洋人と南米の原住民(首狩り族も含む)との異文化交流。フィッツカラルドが何故にオペラハウスを未開の地に建てたいと思ったのか?彼の執念が引き起こす行動は驚きでいっぱい。しかし、もっと驚くのが原住民に伝わる神話、そして神話で結ばれて一致団結して彼らの頑張る姿。本当に世界には無数の民族や人種がいるが、お互いに分かり合えそうで、なかなか分かり合えない。
 とにかく何事にも一途に頑張る男って格好良いのか、単なるアホなのか、夢に向かって突き進むフィッツカラルドの行動とは、如何なるものか。
 1800年代の後半の南米において。ブラジルのマナウスにおいて有名なオペラ歌手の公演を聴くために、ペルーのイキトスからはるばるアマゾン川を小船を漕いでやってきたフィッツカラルド(クラウス・キンスキー)とモリー(クラウディア・カルディナーレ)。オペラ歌手の公演に感動したフィッツカラルド(クラウス・キンスキー)はイキトスにオペラ劇場を建てようと思いつく。
 彼はゴム・ブームで大儲けした白人達にオペラ劇場を建てる為の費用を工面しようとするが、誰も彼の話を相手にしない。実はフィッツカラルド(クラウス・キンスキー)はアンデス山脈に鉄道を開通させようとしたことがあるのだが、破産してしまった過去があり、白人達の間では奇人変人扱いされている。
 オペラ劇場を建てる夢を諦めきれないフィッツカラルド(クラウス・キンスキー)は、とっても素敵な方法を思いつく。それは、まだ誰も踏み込むことが出来ないアマゾンの密林に行きゴム園を開拓し大金を儲けること。彼はモリー(クラウディア・カルディナーレ)を説得して大型の船を買うために資金を出してもらって購入し、船に彼女の名前からとってモリー号と名付け、いざ目的地へ出発する。しかし、その目的地に行くためには、急流を通り、浅瀬を通過するなど、船で行けるような場所ではない。しかも、途中には首狩り族の原住民の縄張りを通過しないといけない。だからこそ、今まで誰もその目的地へ行った事が無いのだ。
 しかし、それでも決して絶望的な状況に陥っても、自らの夢を達成するためには諦めないフィッツカラルド(クラウス・キンスキー)は前代未聞のチャレンジを試みるのだが・・・

 圧倒的なアマゾンの大自然は視覚に良いし、ときどき流れてくる音楽は聴覚に良い。アマゾンとオペラの関係が、即ち原住民と西洋人の関係。首狩り族の縄張りをオペラの音楽をガンガン流して通過しようとするシーンは非常に意味深。まさに首狩り族と西洋人の初めての出会いは、今で言えば出会い系サイトで見知らぬ者同士のお互いの自己紹介のように感じたりする。
 フィッツカラルド(クラウス・キンスキー)がジャングルの中でも、白のビジネススーツでネクタイを締めて歩いている姿は何だか違和感があって笑えたり、首狩り族を奴隷同然にコキ使ってのトンデモなチャレンジは驚くし、またその結末も時間と金を無駄使いしたような心境に陥らせる。何はともあれブキッチョだけれど何事も一生懸命な男って意外にモテたりする。とにかくモテるための方法を知りたい男性、チョッと胸がキュンとなりたい女性には映画フィッツカラルドはお勧めだ、ということにしておこう

フィツカラルド [DVD]
ヴェルナー・ヘルツォーク
東北新社


フィツカラルド Blu-ray
クラウス・キンスキー,クラウディア・カルディナーレ,ホセ・レーゴイ,ミゲル・アンヘル・フェンテス
紀伊國屋書店


 監督はドイツ人のヴェルナー・ヘルツォーク。他では本作と同じく南米を舞台にしたアギーレ 神の怒りがお勧め。ニコラス・ケイジのファンの人にはバッド・ルーテナントもお勧めしておこう。

 主演のフィッツカラルドを演じたのが怪優クラウス・キンスキー。あの絶世の美女ナスターシャ・キンスキーのお父さんとして有名か。彼の他のお勧めは、やっぱり本作と同じ監督のアギーレ 神の怒りになってしまいます。逆に他にお勧めがあったら教えて欲しいです。

 何と本作にはフィッツカラルドの良き理解者としてクラウディア・カルディナーレが出演しています。正直なところ本作を彼女見たさで観てしまうとガッカリする人が多いと思います。彼女のお勧め作品はピエトロ・ジェルミ監督、主演の刑事、ルキノ・ヴィスコンティ監督、バート・ランカスター、アラン・ドロン競演の山猫、音楽がとっても素敵なブーベの恋人が良いです。

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競馬 オークス予想 やっぱり桜花賞組が強そうです

2015年05月24日 | 競馬予想

オークス予想


 先週のヴィクトリアマイルは、2千万馬券の大荒れ。改めて牝馬のレースは難しいと感じたが、今回も3歳牝馬の可憐な少女たちの戦いだ。それにしても出走メンバーを見ると桜花賞に出走していたメンバーが多いが、あの超スローペースのレースの再現になるのか
 やっぱりまずは展開を考えると、レッツゴードンキは最内枠に入ったがスンナリ逃げることが出来れば、折り合いも付くし再度スローの逃げから、粘り込む可能性があると思う。しかし、逃げれなかった場合は果たして?恐らく今回は16番のノットフォーマルが逃げるだろう。そしてシングウィズジョイもスタートから積極的に出して、レッツゴードンキの機先を制するだろう。さて、そのレッツゴードンキだが前に馬を置いて壁を作れば折り合える雰囲気はあるが、しかし控えると中団ぐらいの位置取りの可能性になるかも?隣の枠のマキシマムドパリの武豊もこの枠順なら好位を取りに行って、レッゴードンキの前に入り込む可能性があるし、さらにその隣のココロノアイもスタートは遅いが、内隣の馬が出走回避したのは非常にラッキー、これを活かすとなるとこの馬も好位狙いだろう。
 桜花賞は有力馬はみんな後方からのレース運びになったが、今回は簡単に逃げることが出来ないし、レッツゴードンキはマークが厳しくて前走のような楽なレースはできない。そして今回、外枠の方に行ったルージュバックだが、この距離、枠順なら前走のように囲まれて動けないということは無さそうだ。最近はスタートも良いから外目の好位からレースを運べそうだし、フルに能力を発揮できる。この馬が早めに動いてくるようだと先行勢は苦しい。そして、この馬が早めに動いて誘発されるのが差し馬の台頭だ。
 桜花賞では差し馬の有力馬は展開が不向きで全く力を発揮できなった馬が多いが、そんな苦しい展開の中で1頭だけ2着に飛び込んできた馬が居るが、その馬を本命にしたい

 ◎ 17 クルミナル
 ▲  6 クイーンズリング
 ▲ 10 ミッキークイーン
 ▲ 14 ルージュバック
 △  4 ココロノアイ
 △  7 キャットコイン
 △ 13 アンドリエッテ
 ×  1 レッツゴードンキ
 ×  2 マキシマムドパリ
 × 16 ディアマイダーリン


 俺の本命は17番のクルミナル。前々走のチューリップ賞は道悪やスムーズさを欠いて競馬にならなかったが、前走の桜花賞は展開は不向きの中で大外から差し込んで来た。同じ差し馬の有力馬とは明らかに末脚のレベルの違い見せ付け、3着以下は大混戦だった中でハッキリと差をつけて2着に突っ込んできた内容は勝ちに等しい。元々主戦の池添騎手も桜花賞よりもオークス向きだといっていた素材。外枠は気になるが、今回は恐らく好位から中団の位置に付けそうなルージュバックをマークしやすい枠順と並び。堂々と真っ向勝負でルージュバックに挑んでも、持続力の高い末脚は桜花賞を見た限りでは充分に通用する。ちなみに馬名の由来はスペイン語で『頂点に達する』という意味。馬名の通りに3歳牝馬の頂点に立ってくれ

 単穴には3頭選ぶ。まずは6番のクイーンズソング。3戦3勝で挑んだ桜花賞では自慢の末脚で追い込んで来たものの4着。個人的には3着に入っていたら・・・と思わせる結果だった。しかし、外を回らされてあのスローペースで良く追い込んできた方だろう。今回は内枠をゲットしたし、少々スタートが悪い馬だが、二の脚はそこそこ早いのでインの中団から好位で立ち回れるだろう。そして父がマンハッタンカフェならば血統的に今までのレースの距離が短すぎるぐらいで、今回の2400Mの距離延長は非常に心強い。なんせ関東でのレースも経験しているのも大きい。上手くインで立ち回り、馬群を突き抜けて来る可能性は充分にある。

 次に10番のミッキークインを挙げる。桜花賞は抽選落ちを食らったが、同日に行われた忘れな草賞では、そのウップンを晴らす勝ちっぷり。なかなか相手関係もレベルが高かったし、2000Mを経験したのは今回のオークスに向けて、上々の再出発だ。なんと言ってもこの馬の持ち味は破壊力抜群の末脚。東京のクイーンCでロスを覚悟で外から差してきた内容は強さを感じさせ、東京コースを経験しているのは良いだろう。その時に差し比べで降している相手に桜花賞で最も鋭い末脚を繰り出して来たアンドリエッテ。もしかしてメンバー中1番のの末脚を持っている可能性がある。恐らく最後方の位置取りからのレース運びなりそうなだけに、差し届かない可能性はあるが能力だけなら桜花賞組にも引けをとらない。当然勝つ可能性は考えておくべきだろう。

 次に14番のルージュバック。前走の桜花賞で圧倒的1番人気に支持されながら惨敗。心身ともにダメージを癒すために放牧に出されてから厩舎に帰ってきたのが役10日前。えらいノンビリしているような気がするが、それでも調教の動きは良かった。前走はスタートは出たのに位置取りを下げてしまうジョッキーの失敗。おまけにドスローで馬群に囲まれて動けず、惨敗も仕方のない流れ。さすがに今回は今や日本一の戸崎圭太騎手が同じミスをしでかすと思えない。正直きさらぎ賞で見せたパフォーマンスは個人的には大したことが無かったように思えたが、2歳時に見せた外から1頭だけ突き抜けた脚はGⅠ級。距離も2400Mも父のマンハッタンカフェからこなせそうだし、むしろ桜花賞は距離が短すぎた。怪物級の評価を与えられていただけに今回こそ競馬ファンの度肝を抜くようなパフォーマンスを魅せるかもしれない。これ以上は評価を下げられない。

 買い目 三連単フォーメーション
 1着 17
 2着  4、6、7、10、13、14
 3着  1、2、4、6、7、10、13、14、18

 買い目 三連単フォーメーション
 1着 6、10、14
 2着 17
 3着 1、2、4、6、7、10、13、14、18             合計 72点

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映画 真夜中のカーボーイ(1969) これがニューヨークです

2015年05月22日 | 映画(ま行)
 まあ俺なんかは昔から都会に憧れて、東京でバリバリ仕事をこなし、またはアメリカンドリームという言葉に憧れてニューヨークで国際ビジネスマンとして世界を相手に戦ってやる、なんてことを思ったりしていた。しかし、結論から言うと自虐的になってしまうが俺ってやっぱり所詮は田舎者で成金になりたいだけ。そんなことをハッキリわからせてくれた映画が今回紹介するアメリカン・ニューシネマの傑作として誉れ高い映画真夜中のカーボーイだ。
 俺の中では、ニューヨークと言えばウォール街、5番街、億ション、ヤンキース・スタジアム等、ひたすら華やかなイメージがあったのだが、実はそんなものはメイクアップされたニューヨークで、勝ち組みに属する富裕層なんて、たかがしれている。むしろ夢破れてドブネズミのごとく暮らしている極貧困層に属している人間の方が圧倒的多数で、そちらの方が素顔のニューヨークと言えるだろう。

 自分はイケてると思っている馬鹿男が俺の周囲にはたくさん居るが、そんな根拠無き自信に満ち溢れた野朗どもに鉄拳を食らわせるかのように感じるストーリーとは如何なるものか。
 俺ってセックスアピールが有るんだ、と思い込んでいるジョー(ジョン・ヴォイト)はテキサスからカウボーイ姿の出で立ちでニューヨークにやって来た。ジョー(ジョン・ヴォイト)はニューヨークのマダムたちとセックスをして金を儲けようと企むが、ところが最初にナンパして相手にした女性は娼婦上がりで、逆に金を分捕られてしまう。
 そんな折に、ジョー(ジョン・ヴォイト)はラッツォ(ダスティン・ホフマン)という足を引きずっている小男と出会う。ラッツォ(ダスティン・ホフマン)は売春の斡旋人であり、俺と手を組めば女なんかいくらでも紹介してやると言われ、すっかりその気になったジョー(ジョン・ヴォイト)だったが、実はラッツォ(ダスティン・ホフマン)は小汚い詐欺師。
 騙されたことに腹を立てたジョー(ジョン・ヴォイト)は、ニューヨーク中を駆けずり回りラッツォ(ダスティン・ホフマン)を探し出すのだが、既にラッツォ(ダスティン・ホフマン)の手元にはカネが無い。しかも哀れな姿にジョー(ジョン・ヴォイト)はラッツォ(ダスティン・ホフマン)を殴る気力も失せてしまった。
 それ以来、2人は奇妙な友情で結ばれ、ラッツォ(ダスティン・ホフマン)が住んでいた廃墟同然のビルで共同生活を始めることになるのだが・・・

 いくら人種のルツボであるニューヨークでも、あの大都会においてカウボーイ姿の格好はさすがにダサい。ところが当の本人はカウボーイ姿はイケてると思っているのが、けっこう笑える。昔の事だが、俺も侍の格好をして外国に行けば、人気者になれるかな?と思ったが、本当に止めておいて良かった。
 だいたい昔のハリウッド映画といえば、ノーテンキでハッピーな作品が多いが、全ての人がハッピーになれるような世界など無い。勝ち組みが居れば、当然負け組みも出てくる。本作において、負け組みに陥った2人が、極貧生活から抜け出ようともモガキ続ける姿を見て、あ~アメリカ人じゃなくて良かったと思えると同時に、ひたすら夢を諦めようとしない行動力、精神力は見習うべき点が多々ある。まあ~、生きぬく為に盗みをすることが良い事とは思わないが。
 心情風景を表わす映像は今見ても斬新だし、主題歌はなんだか心地良いカントリーミュージックなのが良いし、それでいて娼婦、レイプ、ゲイ、盗み、カネ等といったモラル崩壊の数々のシーンは刺激的であり、この映画が製作されたのが1960年代後半であり、当時のアメリカ情勢を考えると色々と想像をめぐらしてしまう。
 身も心もすっかりボロボロになってしまった2人の男がたどり着いた場所は一体何を表わすのか?この世の中で最も大切な事は決して富や名誉では無いことを死ぬ瞬間になってやっと気付く人もいるが、本作を見ればそのことに今すぐ気付ける非常に有り難い映画。
 今や日本は若者の都会流出による一極集中ですっかり地方は疲弊してしまった。そして世界のモラル低下を及ぼしている拝金主義は今の日本にも蔓延っている。ちょっと古いアメリカ映画ではあるが、さすがは名作と呼ばれるだけに本作が問いかける普遍性は今の日本人にも通じる。これからの日本を背負っていく若者はもちろんだが、既に観たことがあるという年配の方々も再度観ると新しいことを発見できる。と言うことで今回は映画真夜中のカーボーイをお勧めの映画として紹介しておこう

真夜中のカーボーイ [DVD]
ダスティン・ホフマン,ジョン・ボイト
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20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン


 監督はイギリス人であるジョン・シュレンジャー。彼の他のお勧め映画として本作と同じくダスティン・ホフマン主演のマラソンマンがお勧めです。

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競馬 ヴィクトリアマイル予想 女傑誕生のストーリーの始まりです

2015年05月17日 | 競馬予想

ヴィクトリアマイルの予想


 最近の競馬界は男馬を蹴散らす強い女馬が登場してくるが、今回出走するヌーヴォレコルトは、まさにそのような逸材だと思う。今年は大活躍の期待できる馬だと思うし、ジェンティルドンナの跡を継ぐ、新たなる女傑候補として今回のヴィクトリアマイルは勝ってほしいところだ。しかし、今回のメンバーを見ていると、新しく台頭してきた馬、復活にかける古豪、悲願のGⅠ制覇にかける馬など、多士済々のメンバーが集まっただけに、激しい女のバトルが見られそうだ。
 展開だがケイアイエレガントベルルミエール、そして大外からミナレットも盛り上げるために逃げるか?俺の展開予想はハイペース、1000M通過が56秒台から57秒台あたりで進むと思う。穴馬は差し馬から狙うのが正解だろう。
 しかし、強い馬が強い競馬を見せる。そんなレースを今回のヴィクトリアマイルに大いに期待したいところだ。

 ◎ 15 ヌーヴォレコルト
 ▲  6 ディアデラマドレ
 ▲ 13 メイショウマンボ
 △  1 タガノエトワール
 △  2 カフェブリリアント
 △  8 バウンスシャッセ
 △ 12 アルマディヴァン
 ×  3 スイートサルサ
 ×  4 レッドリヴェール
 ×  5 ストレイトガール
 × 11 スマートレイアー
 × 14 ウェスタンメルシー 

 俺の本命は15番のヌーヴォレコルト。抜群のレース運び、GⅠ級の男馬を蹴散らす勝負根性、ペースにとらわれない自在性、オークスを勝った東京コース、能力を発揮できる舞台が完全に整っている。浮き沈みが激しい牝馬において、この馬の安定感は馬券を買う側にとっては非常に頼もしい馬だ。それとハーツクライ産駒の成長力がまだまだ見込める。ここは自信の本命

 もしヌーヴォレコルトが取りこぼすとすれば、あまりにも自信満々すぎて早めに先頭に立ってしまうケース。そうなると後方で待機する馬の末脚の餌食になってしまうかもしれない。よって単穴には2頭挙げる。
 まずは6番のディアデラマドレ。前走のマイラーズCは致命的な出遅れ。しかし、最後に大外から飛んで来た脚は大いに魅せた。前走は京都開幕週で勝ちタイムが早過ぎて、この馬には仕方のない結果。しかし、今回はペースも早くなりそうだし、東京の長い直線はこの馬の末脚の破壊力を見せ付ける絶好の舞台。マイルの距離は少し短い印象があるが、東京コースのタフさが要求される舞台ならば距離不足は気にならない。ここは母親のディアデラノビアも達成できなかった悲願のGⅠ制覇を叶える可能性は充分にある。

 次に13番のメイショウマンボを挙げる。3歳の頃はあれだけ強かったのに、去年はまるで別の馬に変わったかのような不振ぶり。中距離以上の距離だと馬が途中で走るのが嫌になるみたいで自分からブレーキをかけているような気がする。その点では今のこの馬にとってマイル(1600M)の距離は絶対に向く。しかしながら、自分でも言っていることが説得力がないと思ってしまうのが、前走の阪神牝馬Sの負けっぷり。しかし、道中は全く距離に対応出来ない感じは無かった。いつも休み明け初戦は走らないからその影響があったか?なんせ去年もこのレースで2着にきた馬。あの3歳の時のレース振りを思い出せば、先に抜け出すヌーヴォレコルトをゴール前でキッチリ差しても驚けない。

 買い目 三連単フォーメーション
 1着 15
 2着  1、2、6、8、12、13
 3着  1、2、3、4、5、6、8、11、12、13、15

 買い目 三連単フォーメーション
 1着 6、13
 2着 15
 3着 1、2、3、4、5、6、8、11、12、13、15             合計 80点

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競馬 京王杯スプリングC予想 超スローになりそうです

2015年05月16日 | 競馬予想

京王杯スプリングC予想


 メンバーを見渡すと出遅れぐせのある馬ばかり。しかも逃げたい馬どころか、先行タイプの馬も見当たらず超スローペース必至のメンバー。展開的には前に行った方が有利なのは明らかだけに、ここはジョッキーの思い切りの良さもポイントになってくるのかもしれない。ひょっとして横山ジョッキーなんかは逃げるかもしれない。
 しかし、有力馬のメンバーの中には折り合いが難しそうな馬もおり、特に外枠の方に入った3連勝中と勢いに乗っているヴァンセンヌはこの枠順では非常に心許ないというのが俺の印象だ。
 スローペース特有の馬群が団子状態で固まる展開が予想されるが、塊の馬群を外を回ってレースをする馬は距離ロスが多くてちょっと勝てそうにない。俺の狙い馬は内をぴったり回ってコースロス無く馬群を捌いて突き抜けてきそうな馬が本命だ。

 ◎ 2 ダンスディレクター
 ▲ 8 オメガヴァンデッタ
 ▲ 9 サトノルパン
 △ 7 ダンスアミーガー
 △10 ブレイズトレイル
 △11 サクラゴスペル
 △17 クラリティシチー
 × 3 ウインマーレライ
 × 4 エールプリーズ
 ×13 ダイワマッジョーレ
 ×15 ヴァンセント

 俺の本命は2番のダンスディレクター。この馬も出遅れてばかりだが、それほど致命的なほどの出遅れは無い。むしろこのメンバーに入ればスタートは速い方かもしれない。この枠順だと最内の馬はスタートが遅いから、インコースぴったり回れそうだし、ウインマーレライあたりが逃げると思うが、この枠なら前に壁を作って折り合える。この枠順であんまり後方からなると馬群を捌けない恐れもあるが、前に行く馬が簡単に止まると思えず、下がってくる馬の不利を受けることは考えづらい。とにかくこの馬の末脚は強烈でいつも最後の3ハロンは最速の上がりをマークしているように、必ず追い込んでくる馬。馬群で揉まれても、追ってからの反応の良さ、鋭さは目を見張るものがある。
 重賞初挑戦で相手もなかなか強い馬が揃ったが、それでもアッサリクリアしてもおかしくない能力の持ち主。他の馬が折り合いに苦しみ、距離ロスして苦しんでいるところを内から抜け出してくることを願って本命

 単穴には2頭挙げる
 まずは、8番のオメガヴァンレッタを挙げる。このメンバーで、乗り役が横山ジョッキーなら逃げる手もありだろう。逃げなくても好位でレースが出来そうだし、1400Mはこの馬にとってベストの条件。展開、ジョッキー、距離、コースを考えると決して侮れない馬。この馬が勝っても大して驚けない。

 次に9番のサトノルパン。この馬もスタートが遅く、後方からのレース運びになりそうだが、ルメール騎手なら追っ手からの伸びも違うだろうし、馬群の外を回ることをせずに、真ん中から割ってくるはずだ。前走は勝ち馬から差を付けられた2着だったが、かなりの不利を受けただけで評価を下げることはない。1600Mよりも1400Mの方が末脚の威力が増す印象がある。人気の無い馬でも勝たせてしまう、腕達者なルメール騎手。彼の手綱捌きが馬に勝利をもたらす可能性は充分にあるだろう。

 買い目 三連単フォーメーション
 1着 2
 2着 7、8、9、10、11、17
 3着 3、4、7、8、9、10、11、13、15、17

 買い目 三連単フォーメーション
 1着 8、9
 2着 2
 3着 3、4、7、8、9、10、11、13、15、17                 合計 72点

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映画 フィールド・オブ・ドリームス(1989) アメリカの良さがストレートに伝わります

2015年05月13日 | 映画(は行)
 他の人には聞こえなかったり、見えなかったりするのに、なぜか自分には聞こえたり、見えたりする主人公を描いている映画が今回紹介するフィールド・オブ・ドリームス。ブルース・ウィリス主演のホラーサスペンス映画の傑作シックスセンスを観ているような気分になったりするが、本作は怖いシーンなんか全く出てこない。やたら野球が大好きな幽霊がけっこうな人数で登場するが、最後にはとっても素敵な幽霊が感動で締めくくってくれる。
 本作で描かれているテーマを挙げると、家族、夢、伝統などが挙げられるが、どれも古き良きアメリカの美徳として挙げられるものばかり。こういう映画を見せられると、心の底からアメリカを嫌いになれない自分がいることに気付いてしまう。しかも、ノスタルジックな雰囲気が良くて、どこか懐かしさを感じさせる大人向けのファンタジー映画だ。

 そして、本作のケビン・コスナー演じる主人公だが聖書に登場するような預言者のような存在であることに気づく。そのような預言者たちが神からのお告げがあったと言っても、星があっちの方向へ流れただの、不思議な夢を見ただの、そのようなレベルのものばかり。よ~く考えれば俺だって、ちょっと変わった夢を見たり、流れ星ぐらいは見ている。俺って実は預言者なのかも?と思えたりすると周囲の人々に大事なことを言い忘れている気になってきたが、本作の主人公のケビン・コスナーがまさにそんな感じ。どこからとなく自分に命令されているような声をきいたり、夢を見たり、思いつき同然で閃いたり。
 そのことを他人から馬鹿にされながらも、忠実に実行している件を見ていると笑えるが、その姿は、まさに聖書に登場する預言者そのもの。まさに宗教が生活の一部となっているアメリカだからこそ、作り上げることができた映画だと大いに感じることができる

 野球映画の名作とよばれることが多い本作品だが、お金が大好きな現在のアメリカ人からは想像できない、古き良きアメリカを感じられるストーリーとはいかなるものか。
 アイオワ州において。広大なとうもろこし畑で働いていたレイ・キンセラ(ケビン・コスナー)だが、どこからとなく『それを建てれば彼が来る』と自分に語りかけてくる声を聞く。妻のアニー(エイミー・マディガン)に、今の声が聞こえただろうと確認するが、妻の耳には届いていない。
 あの声がずっと気になっていたレイ(ケビン・コスナー)だったが、実は『野球場を造れ!』という事だったことに気づく。なんとか自分の熱い想いを妻に語って説得し、とうもろこし畑の大部分を潰して、野球場を造る。
 しかし、野球場を造ったおかげで、貯金は食い潰し、収入は激減と町中から変人扱いの目で見られ、家が差し押さえられるそうになるピンチを迎えたしまった頃、野球場を見ると、そこには八百長事件に関与した疑惑を受けたため球界から永久追放を受けて、失意のうちに亡くなったシューレス・ジョー(レイ・リオッタ)が立っている姿があった・・・

 なんだか旦那の我が儘に振り回される奥さんを見ていると気の毒になってくるが、これが非常によく出来た奥さん。直ぐにでも離婚してしまいそうな家族関係に見えそうになるが、本作で見られる家族の絆は固い。
 アメリカの映画を観ていると、けっこう昔のことがトラウマになって心に重荷を背負っている主人公を見掛けることが多々あるが、本作のケビン・コスナー演じる主人公がまさにそのパターン。そんな彼に最後に訪れる癒しは観ている誰もが感動するはずだ。そして、本作の登場人物たちには主人公だけでなく、夢や想いを叶えられずに無念の日々を送っていた人物たちにも、奇跡が起こる。俺なんかだったら、一億円ぐらいの金がポンと目の前に現れてくれないかな~、なんてことを奇跡として考えてしまうが、本作の登場人物たちの夢はそんなくだらないことをことではない。もっと素朴な夢や想いだ。だからこそこの映画には古き良きアメリカを感じることができる。
 そして日本を愛する者にとっても非常に素晴らしい台詞が出てくる。『アメリカの歴史において、生まれては滅び、そして生まれるものがある。しかし、唯一野球だけは昔から変わらぬまま存在する』。これは決して野球好きだけが感動する台詞ではない。日本には建国以来、万世一系の他国には決して見られない素晴らしき伝統、価値観、誇りがある。なんだか最近の日本人には、古き良き物を変えてしまおうとする奴が多いから不思議だ。

 今見てもアッと思わせるストーリー展開は斬新さがあり、風景は綺麗だし、音楽もなかなか良い。そしてこの映画には感動、癒し、希望がある。野球映画が好きな人はもちろんお勧めだが、野球のルールなんか全く知らなくても感動できる。アメリカ人だけでなく、日本人にも失ってしまった精神性を感じることができるフィールド・オブ・ドリームスは、結局のところ万人にお勧めしたい映画だ

フィールド・オブ・ドリームス [DVD]
ケビン・コスナー,エイミー・マディガン,ジェームズ・アール・ジョーンズ
ジェネオン・ユニバーサル


フィールド・オブ・ドリームス [Blu-ray]
ケヴィン・コスナー,エイミー・マディガン,ギャビー・ホフマン,レイ・リオッタ
ジェネオン・ユニバーサル


 監督はフィル・アルデン・ロビンソン。この監督の他のお勧めはロバート・レッド・フォード、シドニー・ポワチエ、リバー・フェニックスなど豪華スター出演のスニーカーズが面白いです。

 主演のケビン・コスナーは、当時は飛ぶ鳥を落とす勢い。善良なイメージの役が多い印象がありますが、正真正銘の悪を演じたMr.ブルックス 完璧なる殺人鬼をお勧めに挙げておこう。

 ほかにシューレス・ジョーを演じたレイ・リオッタ。かなりアクの強い個性派俳優。この人の作品はお勧め多数。マーティン・スコセッシ監督のグッドフェローズ、麻薬捜査官の大変さがよくわかるNARC、ジェームズ・マンゴール監督のびっくり仰天の映画アイデンティティ、ここに挙げた作品はかなりお勧め。

 ハリウッド黄金時代に大スターとして活躍したバート・ランカスター。ルキノ・ヴィスコンティ、ベルナルド・ベルトルッチなどの作品にも出演しているように国際的大スターでもあります。この人の場合はお勧めがありすぎ。あえて1本だけに絞ると泳ぐ人はニューシネマの傑作です

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競馬 NHKマイルC予想  今までのウップンを晴らしそうです

2015年05月10日 | 競馬予想

NHKマイルC予想


 なんだか絶対に勝つとまで言いきっている陣営がいるが、半分は冗談ぐらいのつもりで聞いておいた方が良いのかな?逃げて3連勝している牝馬のアルビアーノだが、内からクールホタルビが揉まれ弱いだけに、思い切って逃げるような気配を漂わしているし、実際に持っているスタートのダッシュ力はこちらの方が上、他にも1200M戦でもハナをきって逃げて勝っていることのあるレンイングランドマテンロウハピネスも今回は大外で前に壁を作ることもできないので折り合いを欠く可能性が充分にあり、アルビアーノには厳しい展開になりそうだ。逃げなくても好位からレースがで切る馬だと思うが、けっこう好位で立ち回る馬にもスピードのある馬が多いので揉まれるとどうなのか?という不安な要素がある。恐らく1000M通過のタイムは58秒台の平均ペース。しかし、これは逃げた場合のアルビアーノにとっては非常に厳しいラップ。
 どうやら、ここは東京コースのマイル戦らしく差しタイプの馬を本命にするのが良さそうだ。昨日の東京コースの芝のレースを見ていても外から差してくる馬も伸びているし、馬場状態は内外の有利不利はあまり考えなくて良いし、能力通りのレースが展開される。
 俺の本命馬はいかにもマイル仕様に馬が作られ、末脚の破壊力はGⅠ戦や重賞レースで証明されているマツリダゴッホ産駒の馬が本命だ

 ◎ 10 アルマワイオリ
 ▲  2 グランシルク
 ▲  7 クラリティスカイ
 ▲ 11 ヤマカツエース
 △  1 アヴニールマルシェ
 △ 12 ミュゼスルタン
 △ 17 ニシノラッシュ
 ×  4 グァンチャーレ
 × 15 フミノムーン
 × 16 ダノンメジャー

 俺の本命は10番のアルマワイオリ。ちなみに名前の由来はハワイ語で『歓喜の涙』。この馬は新馬戦こそ逃げて勝ったが、その後は勝浦ジョッキーが乗り続けて、差す競馬を完全に覚えさせた。いかにも速い流れになりやすいマイル仕様に英才教育を施された感じすらある。今年に復帰してからもその末脚は確実。前走のNZTは3着に敗れたが、道中で折り合いを欠き、緩い馬場もこの馬には合わない。そして中山コースもそれほど良いとは思えない馬。この馬の末脚は直線の長い東京コースでフルに活きる。枠順も直ぐ隣に前に行く馬が入ったのも、並びが非常にラッキーで、この枠順でもそれほど外を回るロスを防げそうだ。折り合いをしっかり付けて脚を矯め、馬群を切り裂いてくるだろう。そして歓喜の涙を俺に流させてくれ

 次に単穴を3頭挙げる
 まずは2番のグランシルク。前走はスタートで出遅れ、中山コースとしては絶望的な位置取りから勝ち馬に0.1秒差まで迫った爆発力はGⅠ級。今回マトモにスタートさえ切れればアッサリ勝つような気がする。父親がステイゴールドなだけに気難しい面が出てきているのかもしれないが、その気性の激しさが爆発力の源になっている可能性がある。もしかしたらステイゴールド産駒の大物としてオルフェーヴルゴールドシップに続く大物かもしれない。前走のスタートを見せられては本命にしにくいが、持っている能力は名馬に育つ可能性は充分にある。大物伝説の誕生の幕開けが見れる可能性は充分にある。

 次に7番のクラリティスカイ。前走は意表をつく逃げ戦法に出たが、結果的には2000Mはこの馬には長い。この馬のベストは1600M戦の今回がベストの距離で、東京コースも去年の秋にレコードタイムを叩き出しているように相性が良いコースだ。前走であれだけ促して逃げたら、今回も行きっぷりは良いだろう。好位から立ち回るレースセンスを発揮するのに、枠順も良いだろう。好位から抜け出す馬が勝つとすればこの馬。父親クロフネに続いて、二世代に渡り同一GⅠ制覇を成し遂げても不思議なことではあるまい。

 次に11番のヤマカツエースを挙げる。1400Mがベストの距離かと思っていたが、差し脚を身につけてマイルに対応できるようになったことを示したのが前走のNZT。あまりにも切れ味がありすぎて内に寄れて他の馬に迷惑をかけてしまったが、本格化してきた印象を感じさせる一戦だった。多くのGⅠ勝利を挙げている池添謙一ジョッキーだが、父親の管理する馬でGⅠレースを勝つことが夢だと語っていた。まさに今回は絶好のチャンス。2走前のファルコンSの内容から左回りの東京コースでも対応できるし、今なら長い東京コースの方が中山コースよりも合う。この馬の父キングカメハメハもこのレースの勝ち馬。この馬も二世代に渡り同一GⅠ制覇を成し遂げても不思議ではない能力を持っている。

 買い目 三連単フォーメーション
 1着 10
 2着  1、2、7、11、12、17
 3着  1、2、4、7、11、12、15、16、17

 買い目 三連単フォーメーション
 1着 2、7、11
 2着 10
 3着 1、2、4、7、11、12、15、16、17     合計 72点

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競馬 京都新聞杯予想 ダービーへ向けての最終東上便です

2015年05月09日 | 競馬予想

京都新聞杯予想

 
 ダービー出走へ向けての最後のチャンスを物にするのはどの馬か?多くの馬主、生産者、調教師にとって日本ダービーは特別な想いがある。毎年何頭のサラブレットが産まれるのかわからないが、そんな中でもダービー馬の称号を得るのはただ1頭。出走させるだけでも難しいレース。今回の京都新聞杯は、そんな熱い気持ちがぶつけられるレースだ。
 正直なところ今年の日本ダービーを勝つ馬は殆んど決まっていると思っているが、穴馬が見つけられない状態。伏兵馬を探すためにもしっかり予想して、結果を出したいレースだ。
 さて、今回の出走メンバーだが人気している馬は、本当に強いのか弱いのかわからん馬ばかり人気している。実は俺はこのメンバーの中にこいつは相当な能力を秘めているんじゃないのかと思っている馬がいるのだが、どうやらだいぶ人気を落としているみたいだ。俺の本命はもちろんその馬が本命だ

 ◎ 10 スワーヴジョージ
 ▲  4 サトノラーゼン
 ▲  9 スピリッツミノル
 ▲ 15 アルバートドッグ
 △  1 ダノンリバティ
 △  2 ポルトドートウィユ
 △ 12 シュヴァルグラン
 ×  3 トーセンバジル
 ×  7 リベレーター
 ×  8 タイセイアプローズ

 俺の本命は10番のスワーヴジョージ。3ヶ月ぶりの一戦だがその能力はそんなハンデをぶっ飛ばしそうだ。前走の内容が逸品。大外から豪快に突き抜けそうな強い競馬だったが、太りすぎがこたえて最後伸び切れず3着。マトモに調整できていれば勝っていた内容だった。ちなみに、その時の1、2着馬が先週の青葉賞で2、3着にきている馬。決してレベルが低いレースではなかった。今回も休み明けだが、ダービーへ向けてここは本気モードにならざるを得ないし、調教の動きも良かった。距離の2200は充分にこなせるし、2000Mよりは良い。京都外回りコースならこの馬の末脚が爆発する。人気と能力は一致しないところをこの馬が見せ付けてくれる

 単穴には3頭挙げる。
 まずは4番のサトノラーゼン。好位でレースができる強味があり、絶好の枠順を得た。展開もそれほどペースが速くなると思えず、しかも最後の直線で最内を突き抜ける可能性は充分。今までも強敵相手と戦っていて経験は充分だし、前走の内容からパワーアップも歴然。今まで戦った相手も今回も出走してきているが、そんな馬たちよりも成長度では上に行く。俺の本命馬は外から差してくるが、この馬はレースが上手。センスの良さで本命を逆転することも可能だ。

 次に9番のスピリッツミノル。前走の皐月賞は先手を先に取られ逃げることができない厳しい展開。しかし、今回はスタートで先手をとりそうな馬も見当たらず、ダメもとで逃げそうなジョッキーも見当たらない。スタートか出ムチをビュンビュン飛ばして、今回は逃げることが可能だろう。皐月賞のような小回りコースだと逃げ馬にキツイ展開になることがあるが、今回はゆったりとして流れが見込める京都外回りコース。マイペースでレース運びが出来そうなので逃げ切り勝ちが見られる可能性は充分にある。

 次に15番のアルバートドッグ。前走の毎日杯の4着からは、大した印象は受けないが、ゴール前の伸びは非常に惜しい内容。俺が思うに前走の敗因の原因として1800Mでは距離不足。今回の2200Mならば思う存分に能力を発揮できる。今年が最後の日本ダービーとなる名伯楽松田博資調教師が日本ダービーへ向けて先週の青葉賞の勝ち馬と同様に、攻勢を仕掛けてきた。そういう意味でも非常に怖い1頭だろう。

 買い目 三連単フォーメーション
 1着 10
 2着  1、2、4、9、12、15
 3着  1、2、3、4、7、8、9、12、15

 買い目 三連単フォーメーション
 1着 4、9、15
 2着 10
 3着 1、2、3、4、7、8、9、12、15           合計 72点

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映画 アモーレス・ペロス(2000) 犬好きにはお勧めです

2015年05月04日 | 映画(あ行)
 先日バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)でアカデミー賞、作品賞、監督を受賞するなど、今や名匠の地位を得た感があるメキシコ人監督のアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ。なんとも長ったらしい名前だが、まだ若くて、才能に溢れた監督なだけに覚えておいて損はないだろう。
 さて、彼の監督デビュー作にして、非常に凝った構成が観る者をうならせる作品が今回紹介する映画アモーレス・ペロス。タイトルの意味はスペイン語で『犬のような愛』。タイトルから想像できるように犬好きにはぜひお勧めしたい映画だ。
 だいたい犬をテーマにした映画といえば、犬と飼い主の固い絆を描いた作品が多い。そのようなテーマは本作においても見られるが、他の動物(犬)映画よりも突出している点は多くの犬が登場し、しかも見ていて卒倒しそうなぐらい、たくさんの犬が死んでしまうこと。また、その犬の死に方がけっこう悲惨だったりする。一匹の犬が寿命で死ぬだけでも涙が出そうなぐらい感動するのだから、本作の感動度は凄いものがある?

 実は本作は3つのストーリーで構成されていて、時間軸が同時進行で進む。その3つのストーリーが交差するある出来事の前後を描くことによって、それぞれに登場する人間たちが過酷な運命に導かれ、それぞれのストーリーで犬が非常に重要な役割を果たす。それではできるだけ簡単に3つのストーリーを紹介しよう。

 2人の若者が車で暴走中。後部座席には血まみれで瀕死状態の犬を乗せている。後ろから追いかけてくる車からはピストルで撃ってくる。追いかけてくる車を振り切ったかと思われた瞬間に交差点で別の車に激突。その現場に居合わせた3人に迫る過酷な運命とは?

 貧民街で暮らすオクタヴィオ(ガエル・ガルシア・ベルナル)は、暴力的で怠惰な兄ラミロ(マルコ・ペレス)の嫁であるスサナ(バネッサ・バウチェ)を密かに愛している。スサナ(バウチェ)にはラミロ(ペレス)との間にまだ幼い息子が居り、今も妊娠している。オクタヴィオ(ベルナル)はスサナ(バウチェ)と新天地で新しい生活を始めるために、自分が飼っている犬を闘犬場に送り出し大儲けするが・・・。

 スペインからメキシコにやって来たバレリア(ゴヤ・トレド)はモデルとして大成功。しかも広告デザイナーであるダニエル(アルバロ・ゲレロ)からの不倫の愛を勝ち取り、新しいマンションで2人の生活が始まるはずだった。しかし、バレリヤ(トレド)は自動車事故に遭ってしまい、命は助かったものの自宅での療養生活を強いられる。
 しかし、その事故のせいでバレリヤ(トレド)は仕事の契約を打ち切られてしまい、ダニエル(ゲレロ)とも口喧嘩が絶えなくなってしまう。しかも脚の怪我が悪化してしまい・・・。

 かつては大学の教授であったチーヴォ(エミリオ・エチェヴァリア)だったが反政府活動にのめり込み過ぎて、今はすっかり殺し屋に落ちぶれてしまい、廃墟のような所でたくさんの犬に囲まれて暮らしている。彼には妻と娘のマル(ルルデス・エチェヴァリア)が居るのだが、家族を捨てて反政府活動に飛び込んだために、彼はマル(ルルデス・エチェヴァリア)と堂々と会うことは出来ず、しかも彼は死んでしまったことになっていた。
 そんなチーヴォ(エチェヴァリア)の元に殺しの依頼が入ってきて、彼は殺す相手の後を何日も追いかけるが、その過程で自動車事故の現場を見てしまい・・・。

 第1話のオクタヴィオ(ガエル・ガルシア・ベルナル)は絶望的な愛を求め過ぎて何もかも無くしてしまい、第2話のバレリア(ゴヤ・トレド)は類希なる美貌を持ち、栄光の絶頂を極めながらも、偽りの幸せは彼女を一気に転落させ、第3話のチーヴォ(エミリオ・エチェヴァリア)は理想の社会の実現のために本当に大切な物を無くしてしまう。
 彼等の行動は決して褒められないが、自然と沸き起こってくる自らの欲望、欲求、理想に従ったまでのことであり、訪れる過酷な運命は非情すぎるように思える。しかし、当たり前のことだが、人間はどれだけボロボロになっても人生は続いて行くということが、本作を観ればよくわかる。
 彼等の今後を考えると絶望的状況しか待っていないような気がするが、それでもほんの少しの希望が感じられることがせめてもの救い。人間はなぜ犬が好きなのか?それは決して犬から何かの見返りを求めているわけでは無い。そこには無償の愛が存在する。考えてみれば人間同士においても、親子関係、恋人関係等には無償の愛が横たわっている。だからこそ我々は絶望しそうになっても、希望を失わないで生きていけるのだ。
 観終わった後に余韻が欲しい人、犬が好きな人、ハッピーすぎる結末の映画に飽きた人には映画アモーレス・ペロスはお勧めしたい。そして犬を飼っている人が本作を観れば、きっと我が愛犬を抱きしめたくなるはずだ

アモーレス・ペロス スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]
ガエル・ガルシア・ベルナル,エミリオ・エチュバリア,ゴヤ・トレド,アルバロ・ゲレロ,バネッサ・バウチェ
パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン


 監督は前述したようにメキシコの俊英アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ。彼のお勧めは父子の固い結束を描いたBIUTIFUL  ビューティフル、命の尊さを感じる21グラム、日本人なら観ておきたいバベルがお勧めです

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競馬 天皇賞(春)予想 能力よりも運の良い馬が勝つような気がします

2015年05月03日 | 競馬予想
 

天皇賞(春)予想


 昨日もそうだが、今の京都開催は高速馬場。先行した馬が速いタイムでかってしまうのだから、後方からの差し馬、また距離損を覚悟で大外を回ってくる馬では勝てない。展開を考えても8番のスズカデヴィアスが逃げ宣言。3200Mの長丁場を考えても、競りかける馬がいるとは思えず、スローペース必至。外枠に入ってしまった差し馬は非常に厳しい展開が予想される。そして、京都外回りコースは最後の直線が長く、力勝負だと言われるが実は相当なトリッキーなコース。3コーナーから4コーナー高低さがあり、上って、下ってくるコース。京都コースが得意な馬はこの利点を上手く活かせて走っているし、苦手な馬はこのコース設定で4コーナーで外へ膨らんでしまいコースロスをしてしまう馬がいたりする。そして、最後の4コーナーでは内側がポッカリ開いてしまうこと。穴馬はこの4コーナーで内を突いて差してくる馬が多い。
 もうこうなったら本命はある程度は前の方で立ち回ることが出来て、4コーナーまでは距離損なくインを立ち回り、4コーナーではポッカリ開く最内を突いてくる馬、そして京都コースが得意な馬。そんなことを全て兼ね備えた馬が居るのかと思ったが、おお~、居たぞ史上最強馬の誉れ高いディープインパクトを父親に持つ、馬が本命だ

 ◎ 4 ラストインパクト
 ▲ 2 カレンミロティック
 ▲15 サウンドオブアース
 ▲17 アドマイヤデウス
 △ 5 タマモベストプレイ
 △ 6 ホッコーブレーヴ
 △ 9 クリールカイザー
 × 8 スズカデヴィアス
 ×10 ラブリーデイ
 ×13 キズナ

 人気しそうで要らない馬
 1 ゴールドシップ

 俺の本命は4番のラストインパクト。昨年の秋から力を付けて、暮の大一番有馬記念でも、スムーズさに欠けたものの勝ち馬から0.2秒差まで迫った内容は充分に評価できるだろう。前走の阪神大賞典は最後方からレースを進めてしまったのが響いて3着。休み明けも少しは影響があっただろうし、ジョッキーも下手に乗ってしまった。
 しかし、今回の内枠をゲットしたように運を引き寄せ、川田ジョッキーならある程度は好位でレースを進めてくれるはず。有力馬には外枠の馬が多く、その馬たちが枠なりでレースを進め外から差してくるようだと、4コーナーの最内を狙って抜け出しを図るこの馬には絶好だ。それに京都コースを比較的得意にしていることも、この馬を推せる要因だ。もう1頭強いディープインパクトの子供がいるが、ラストインパクトが本命だ

 単穴には3頭選ぶ
 まずは2番のカレンミロティック。この馬も絶好の枠をゲット。去年の宝塚記念で2着に入っているように能力はGⅠ級。暮れの香港ヴァーズでも休養明けのぶっつけでのレースだった割に世界の強豪を相手に善戦。今回は前走の阪神大賞典を使って、臨んできただけに警戒が必要だ。前走の内容なら距離に対する不安は無いといえるし、一度長距離を使った経験は大きいだろう。好枠を活かして上手く立ち回ることが出来れば、俺の本命馬同様に勝つチャンスがある。あんまり人気してないが勝たれても驚けない。

 次は15番のサウンドオブアース。自分で外枠の馬は厳しいと言ってるのにナンデヤネ~ンと厳しい突っ込みの声がきこえそうだが、この馬は勝つチャンスがあると思う。今まで通り、確かにこの枠なりで普通に外を回ってくるレースをしたんでは確かに勝てない。しかし、今回はウチパクを鞍上に迎える。彼ならGⅠの舞台で思い切った騎乗で見ている競馬ファンの度肝を抜くような騎乗を見せてくれる。今回は思い切ってスタートから前に行くような気がする。ひょっとして2番手、3番手か先行集団に入ってレースを進めるか。前走の日経賞非常に不本意な内容だったが、最後の末脚は流石だと思わせるのに充分の脚を見せた。さすが昨年の菊花賞の2着馬だ。スタミナ面では心配ないし、高速馬場、展開を見切った騎乗をウチパクが見せれば勝てる可能性が広がる。

 次に17番のアドマイヤデウスを挙げる。この大外はハッキリマイナス。しかし、復帰してからの連勝中の内容が凄い。明らかに昨年より大幅にパワーアップしているし、今ならこの豪華メンバーに入っても能力はナンバーワンかもしれない。そして岩田ジョッキーなら道中で強引にインにもぐりこんで脚を矯めることができるか?枠なりでレースをしたんでは厳しいと思うが、ジョッキーの手綱捌きがアドマイヤデウスにGⅠホースの称号を与えるか。

 人気しそうで要らない馬
 1番のゴールドシップは今の京都の高速馬場が合わない。元々気まぐれで当てにしづらい面もあり、その馬が最内の枠では全く能力を出せない可能性がおおあり。馬群で脚を矯めるレースをするのは無理みたいだし、馬群をこじ開けて抜け出すような馬でもない。能力は認めるが今回は馬券対象から外すのが正解か。

 買い目 三連単フォーメーション
 1着 4 
 2着 2、5、6、9、15、17
 3着 2、5、6、8、9、10、13、15、17

 買い目 三連単フォーメーション
 1着 2、15、17
 2着 4
 3着 2、5、6、8、9、10、13、15、17          合計 72点

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競馬 青葉賞予想 ダービーの伏兵馬探しの一戦です

2015年05月02日 | 競馬予想

青葉賞予想


 皐月賞を観てしまうと、もう今年のダービー馬は決まりなんて思ったりするが、2、3着に飛び込んできそうな馬を探すとなるとなかなか難しい。今回の青葉賞は伏兵馬を探し出す一戦だ。今回のメンバーを見ると重賞に出走したことのある馬でも頼りにならず、勢い重視で選ぶのが妥当だろう。そんな中でも近2走で抜群の瞬発力を見せ、東京コースなら更に末脚の威力を発揮しそうなレッドライジェルが本命だ。しかし、今回のメンバーを見渡すとスローペースになりそう。しかもこの馬はスタートがやたら遅いので展開に泣く可能性がある。それだけに取りこぼす可能性もあるが、3着以内は固いだろう。ちょっと馬券の買い方は少々ひねって買う必要がありそうだ。

 ◎ 4 レッドライジェル
 ▲ 1 ブラックバゴ
 ▲ 2 ティルナノーグ
 ▲ 8 レーヴミストラル
 ▲11 ウェスタールンド
 ▲13 カカドゥ
 × 6 ヴェラバレスター

 買い目 三連単1頭軸マルチ
  軸 4
 相手 1、2、8、11、13

 買い目 三連単フォーメーション
 1着 4
 2着 1、2、8、11、13
 3着 6

 三連単フォーメーション
 1着 1、2、8、11、13
 2着 4
 3着 6                              合計 70点

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