褒めまくる映画伝道師のブログ

映画の記事がメイン。自己基準で良かった映画ばかり紹介します。とにかく褒めることがコンセプトです。

競馬 神戸新聞杯&オールカマー予想

2016年09月24日 | 競馬予想
 いよいよ東西で豪華メンバーによる重賞が行われ、GⅠレースに向けて予想にも力が自然と入ってくる。今年は色々と用事が入ったりで競馬の予想に時間を取れない日々が続き、今年も予想は絶不調。しかし、俺の競馬予想の調子が上がるのはこれからだ、と言いながら今頃からやっと上がるのかよと自分を責めてしまう。

神戸新聞杯の予想


 3歳トップレベルの能力を持っているサトノダイヤモンドだが、春のGⅠレースは惜敗が続いた。ライバルは先週のレースで順調に滑り出し、サトノダイヤモンドもこんなところで取りこぼしてられない。しかし、どうも調教の動きが単走だったから良く見えず、ここは菊花賞へ向けての叩き台の気配が漂う。ここは他の馬にも付け入る隙はありそうだと思っていたのだが、かなりショボイメンバーが集まった。穴馬を探すのも非常に辛いメンバーで、まずは順調にサトノダイヤモンドが前哨戦をクリアすると思うのだが、油断はしない。

◎ 14 サトノダイヤモンド
▲  5 カフジプリンス
▲  8 ナムラシングン
△  2 ジョルジュサンク
△  7 エアスピネル
△ 12 レッドエルディスト
△ 13 イモータル
△ 15 ミッキーロケット
× 10 ワンスインアライフ

 俺の本命は14番のサトノダイヤモンド。折り合いは付くし、センスも良いし、安定感が抜群。死角が見当たらないが、あえて不安があるとすれば陣営の油断。本番の菊花賞を見据えたかのような調教内容が気になるぐらい。しかし、それでもこのメンバーならブッチギッテ勝ってほしいぐらい。1番人気は確実でも本命はこの馬で仕方がない

 単穴には2頭挙げる
 正直なところサトノダイヤモンドで固いと思うが俺は油断しない。
 まずは5番のカフジプリンスを挙げる。距離が延びて未勝利戦を脱出し、前々走でも長丁場を圧勝した内容は完全にステイヤーのそれ。前走はジョッキーが下手だっただけで最後は大外からよく伸びてきた非常に勿体ない内容。狭い所を割ってくる勝負根性はあるし、コース、距離もこの馬には合ってる。ジョッキーも経験豊富な岩田を確保できたし、ジョッキーが下手だから取りこぼしたなんてことは今回はないだろう。本命の調子が悪ければ、この馬に一発があるか。

 次に8番のナムラシングンを挙げる。春からそこそこ期待していた馬だが、前走では更にパワーアップしたところを見せたし、臨戦過程でもこの馬が1番だろう。ここはかなり勝ち負けにこだわっていると思って良いだろう。皐月賞が大外を早めにぶん回す大味な乗り方。それでも大して負けなかったのだから能力はある。この馬はこれぐらいの評価はしたいところだ。

 買い目 三連単フォーメーション
 1着 14
 2着  2、5、7、8、12、13、15
 3着  2、5、7、8、10、12、13、15

 買い目 三連単フォーッメーション
 1着 5、8
 2着 14
 3着 2、5、7、8、10、12、13、15           合計 63点

オールカマーの予想


 こちらは正真正銘のグランプリホースが2頭出てきて一騎打ちムード。しかし両馬とも休養明けで、今後に向けての叩き台なのは確実。ここは少し捻って馬券を組み立てるのが正解か。そんな2頭を打ち負かせる可能性のある馬は今年に入って重賞2勝を挙げているこの馬を本命にしたい。

◎ 1 サトノノブレス
〇 6 ゴールドアクター
▲  7 マリアライト
▲ 12 カレンミロティック
△ 2 クリールカイザー
△ 5 ツクバアズマオー
△11 ワンアンドオンリー
× 3 ショウナンバッハ
×10 サムソンズプライド

 俺の本命は1番のサトノノブレス。今年に入って重賞を2勝。6歳だがまだまだ伸び代はありそうだ。GⅠレースになると大敗するがGⅡレースぐらいまでなら充分に太刀打ちできる。両グランプリホースは休養明けで絶対的な強さを感じないし、最内枠を上手く活かせればチャンスはあるだろう。自在性があるのも魅力的で好位でレースが運べれば勝てる。

 対抗には6番のゴールドアクター。天皇賞(春)は外枠が祟って大敗。しかし、あそこまで折り合いを欠くとは思わなかった。休養明けの割りに動きは良かったのだが、この距離が非常に微妙。ちょっと不安な要素が目につくので本命にはしづらい。

 単穴には2頭挙げる
 まずは7番の紅一点のマリアライトを挙げないと仕方ないだろう。しかしながら、調教の動きがそれほど良く思えず、実際に叩いて良化するタイプの馬。休養明けの今回は割り引いて考えた方が良いだろう。それでもGⅠ2勝を挙げるこの馬の底力は警戒するべきだろう。
 
 もう1頭の単穴は12番のカレンミロティック。非常にムラのある馬だが、天皇賞(春)の走りを見れば侮れない。休養明けでも走れそうだし、やる気さえ出せれば勝っても不思議ではない。スローペースの展開はこの馬には向かないが、けっこう飛ばしそうな馬が居るのはこの馬にはありがたい。ここで一発が出ても驚けない。

買い目 三連単フォーメーション
 1着 1
 2着 2、5、6、7、11、12
 3着 2、3、5、6、7、10、11、12

買い目 三連単フォーメーション
 1着 6、7、12
 2着 1
 3着 2、3、5、6、7、10、11、12

買い目 三連単フォーメーション
 1着 6
 2着 2、5、7、11、12
 3着 1                                合計 68点




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映画 ディア・ハンター(1978) いわゆるベトナム戦争ものです

2016年09月23日 | 映画(た行)
 先日、今回紹介する映画ディア・ハンター、そしてイヤー・オブ・ドラゴン等でで知られるマイケル・チミノ監督が亡くなった!享年77歳。しかしながら、その彼の監督人生は年齢の割りにあまりにも寡作。天国の門で予算をオーバーした上に、興行的にもサッパリで大コケした挙げ句に、映画会社を倒産に追い込んでしまったのが原因か。しかし、彼はアカデミー監督賞に輝いた名監督なのだが、ちょっと名誉を得たから態度がでかくなったり、調子に乗りすぎるとあっと言う間に転落していくことは彼の映画監督としての人生を想うと我々がこれから生きていく時の教訓となる。
 彼にアカデミー監督賞をもたらした作品であり、アカデミー作品賞にも輝いている映画が前述したとおり今回紹介する映画ディア・ハンター。題名はそのまんま鹿狩りをする人のことだが、本作はベトナム戦争を題材にした映画であり、本作以降ベトナム戦争を扱った映画が連発することになる。もしかしたら本作はベトナム戦争の映画というよりも、実弾を一発入れたリボルバー式の拳銃の銃口を自らの頭に向けて引き鉄を引くロシアンルーレットのシーンが描かれていることで有名かもしれない。

 しかし、この映画の豪快な構成には恐れ入る。全体で3時間の長い映画だが最初の1時間は豪華披露宴やタイトル通りに鹿狩りをしている様子が描かれる。ベトナム出征前の若者達の青春映画というような風情を感じられたりするが、実は1時間も掛けているだけあって非常に念入りな前フリ。しかし、唐突にベトナムの戦場シーンに変わってからは、まるで別の映画に変わってしまったかのごとく様相は一変。ここからが観ている我々も心身ともにボロボロになっていくような展開が待っている。しかし、本作を見ていると肉体的苦痛よりも精神的崩壊の方にショックを受ける人が殆んどだろう。

 さて、ベトナム戦争を描いた映画であることは間違いではないが、実は戦場のシーンなんかチョッとしか無いのに戦争の悲惨さを感じられるストーリーの紹介を。
 アメリカのペンシルヴァニア州のピッツバーグにおいて。製鉄所に働く若者たちマイケル(ロバート・デ・ニーロ)、ニック(クリストファー・ウォーケン)、スティーヴン(ジョン・サヴェージ)、スタンリー(ジョン・カザール)達は普段はバーで球を突き、山へ鹿狩りに行くなど仲の良いお友達。しかし、そんな彼らにもベトナム戦争の影が迫っている。
 徴兵されてベトナムに向かうことになっているマイケル、ニック、スティーヴンの壮行会とスティーヴンの結婚式が兼ねて行われ、ニックはリンダ(メリル・ストリープ)に結婚のプロポーズをし、リンダも喜んで受け容れる。
 マイケル、ニック、スティーヴンはベトナムの戦場で偶然に再会する。しかし、北ベトナム軍の猛攻を受けて3人は捕虜になってしまい、そこで彼らは恐ろしい経験をしてしまい・・・

 ベトナムでの戦闘シーンの場面は殆んどないのだが、それでも戦争の悲惨さが痛いほど伝わってくる。鹿狩りのシーンでマイケル(ロバート・デ・ニーロ)が「鹿は一発で仕留めなければならない」なんて言う台詞が出てくるが、その言葉がハイライトシーンでボディブローのように効いてくる。ディア・ハンティングを楽しんでいたのが、ヒューマン・ハンティングに変えてしまったベトナム戦争が、若者達の友情、愛する人への想い、故郷への想いを一気に吹っ飛ばしてしまったことを痛感するシーンだ。
 しかし緻密なことを考え出したら、色々と粗が目立ってしまう。「ベトナムって本当にこんなことをやってるの?」「お前、ずっと銃を頭に突きつけて、よく今まで生きてんな!」「お前が、おカネを送金できるような精神状態じゃないだろ!」・・・等など。しかし、そんな事は本作を観終わった後に気付くだけで、観ている最中はそんな素っ頓狂な出来事でさえ真面目に見ているのだから全く気にならない。ベトナム戦争を描いた映画は他にもたくさんあるが、俺が観た中ではナンバーワンだという評価は揺るぎもない傑作だ。
 そして、登場人物達がロシア系の移民であることを強調するような演出もなかなか興味深く、意味深だ。
 若きロバート・デ・ニーロが見たい人、ベトナム戦争のダメージを感じたい人、クリント・イーストウッド監督のジャージー・ボーイズを見ている人で、あの曲良いよね~って思った人、綺麗なメリル・ストリープが見たい人等、結局は万人にお勧めしたい映画としてディア・ハンターを今回は挙げておこう

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 監督は前述したマイケル・チミノ。他ではイヤー・オブ・ザ・ドラゴンは超お勧めです。

 





 

 
 
 
 

 
  
 
 
 

 

 

 

 








 
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競馬 セントライト記念&ローズS予想

2016年09月17日 | 競馬予想
 今日はこれから、明日は1日中予定が入っていて忙しいのでとりあえず予想だけ簡単にアップしておきます。
 
 

セントライト記念の予想


 ◎ 1 メートルダール
 ▲ 4 ディーマジェスティ
 ▲ 5 マウントロブソン
 ▲ 9 プロディガルサン
 ▲10 セーヴィント
 ▲12 ステイバーシスト

 買い目 三連単1頭軸マルチ
  軸  1 
  相手 4、5、9、10、12          合計 60点


 

ロースSの予想


 ◎ 3 カイザーバル
 ▲ 6 ジュエラー
 ▲ 7 シンハライト
 △ 1 クコスミア
 △ 4 アットザシーサイド
 △13 アドマイヤリード
 △15 ダベンダーヴァレイ
 × 5 レッドアヴァンセ
 × 9フロムマイハート
 ×11 フォールインラブ
 ×12 デンコウアンジュ
 

 買い目 三連単フォーメーション
 1着 3
 2着 1、4、6、7、13、15
 3着 1、4、5、6、7、9、11、12、13、15 

 買い目 三連単フォーメーション
 1着 6、7
 2着 3
 3着 1、4、5、6、7、9、11、12、13、15    合計 72点
 

 
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映画 ワーロック(1959) 今の日本を取り巻く状況に似ています

2016年09月14日 | 映画(わ行)
 南シナ海に対する領有権を強行的に主張したり、人工島を作ったりとやりたい放題の中国の行為に対してフィリピンがハーグ仲裁裁判所に訴える。結果はもう既に皆さんもご存知のとおりフィリピンの主張が通り、中国の南シナ海での行動は違法とされた。そんなことは誰がみたって当たり前の結果。しかしながら今の中国には法の支配など通じない。
 日本の領土である尖閣諸島が中国に脅かされているただ今の我が国の状況を考えると、国際法が全く通用しない相手に対してどのように対処すれば良いのか?本当にどこかの県知事が叫んでいるように米軍基地を沖縄から撤退させても良いのか?そんな現在の日本を取り巻く状況に似ている映画が今回紹介するワーロック。実は1959年という古い作品で、しかも西部劇。まさかこんな古い西部劇から現在の日本を暗示するような内容の映画を観れるとは夢にも思わなかったし、心の底から驚いた。

 しかし、この西部劇はしょっぱなから驚きのシーンを見せてくれる。町で暴れまくる無法者に対して、町を守るはずの保安官が逃げ出してしまうのだ!これがジョン・ウェインだったら無法者が何人居てもライフルで撃ち殺してしまうはずだが、考えてみれば保安官とて1人の人間。そりゃ~、躊躇なく撃ってくる無法者に出くわしてしまったら安月給だろうが高給取りだろうが、怖くて逃げ出してしまうのも無理はない。だいたいこの町の住人も全く無責任で、保安官が1人で無法者たちに向かっていくのに助けることなんか全くせずに、見て見ぬフリをしてるだけ。どこぞの国の左翼の人間を思い浮かべてしまう。
 冒頭からして単なる勧善懲悪を地でいく西部劇ではないことは観ていてすぐに気づくが、町の住人もただ無法者にやられっ放しではない。集会を開いて無法者対策のミーティングを行うが、さて彼らが異なる意見がぶつかりながらも出した答えは、暴れまくる無法者をとっちめるために凄腕ガンマンである執行官を雇うこと。好きほうだいに暴れ回っている奴等に土下座して『もう、これ以上暴れないでくれ~』とお願いしても、そんなことが通用するわけがなく、媚び続けるだけでは永遠にやられっ放しのまま。俺なんかはもっと早くこの凄腕ガンマンに来てもらえよ!なんてツッコミを入れたくなったが、この映画の凄いところは、その先の暴力で町を治めることの限界を描いているところ。
 確かに世界を見渡しても独裁者による恐怖政治で繫栄している国などない。暴力を武器に俺が法だと叫んでいるかのような独裁者は何時の時代にも現われるが、その国の人民によって作られる法だからこそ国家としてもモラルが成り立つのだ。

 さて、リベラルな視点で描かれたちょっとばかしユニークな西部劇のストーリー紹介を。
 小さな町であるワーロックではエイブ(トム・ドレイク)を首領とする一味が好き勝手に暴れまくっており、この町では保安官ですら一味にリンチに遭い、逃げ出してしまう始末だった。しかし、そんなエイブ一味の中にもギャノン(リチャード・ウィドマーク)だけは自分達の行動を嫌っていた。
 人殺しも平気なエイブ一味の無法ぶりにワーロックの住人達は集会を開き、町を自衛する方法を考えるが、出した結論は凄腕ガンマンであり町から町を渡り歩く執行官であるブレイズデール(ヘンリー・フォンダ)をワーロックに呼び雇うこと。しかし、ブレイズデールにはいつも付き添っているモーガン(アンソニー・クイン)がおり、彼がとんでもないトラブルメーカー。ワーロックの住人達はモーガンの存在に不安を感じていた。酒場においてエイブ一味がやってくるが、そこに悠々と現われたのがブレイズデール。彼の早撃ちの凄さに驚いたエイブ一味はサッサと逃げていくが、ギャノンはこの町に残ることを決め、保安官補佐として止まる。
 銃の力によってこの町をエイブ一味から守ろうとするブレイズデール。極力銃は使わないで話し合いでエイブ一味を町に来させないようにしようとするギャノン。町を治める方法において異なる考えを持つ二人は、やがて対立することになっていくのだが・・・

 実は本作は友情、恋愛、復讐といったテーマも盛り込まれており、なかなか複雑なストーリー。しかし、対決シーンがけっこう多く、しびれる場面も多いので見ていてダルさは感じない。そてにしても本作が現在の日本が置かれている状況と非常に似ているのにビックリする。
 ワーロックという舞台をそのまま日本に置き換えれば、こいつ等が中国で、この2人がアメリカで、こいつが左翼思想の日本人で・・・なんて感じで観られるのも日本人ならでは楽しい見方だと言えるだろう。町から町へ銃を見せ付けて渡り歩く執行官であるヘンリー・フォンダの台詞にも非常に意味深な言葉がある。それはまるで沖縄にある米軍基地のことを言っているのか?なんて思う俺は妄想が酷い
 色々な要素が混ざっている割りに上手くまとめられたように思えるし、熱くなれる友情シーンも用意されているし、何といってもラストシーンにアメリカのリベラル思想の凄みを感じさせられる。日本の現状を考えさせられる気分になれる珍しい西部劇として今回はワーロックをお勧めとして挙げておこう

ワーロック [DVD]
リチャード・ウィドマーク,ヘンリー・フォンダ,アンソニー・クイン,ドロシー・マローン
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン


 監督はエドワード・ドミトリク。この人のお勧め映画は逆に教えて欲しい(笑)。ハンフリー・ボガードが出演しているという理由でケイン号の叛乱を観たことがありますが、ボガードの魅力が活かされず、個人的にはあんまり面白くなかったです。



  
   

 
 

 

 

 

 
 

 
 
 
 

 

 

 

 
 
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競馬 セントウルS予想 いよいよ楽しい秋競馬が始まりました

2016年09月11日 | 競馬予想
 

セントウルSの予想


 いよいよ現役バリバリのGⅠホースが登場。調教の動きはバッチリ、絶好の枠を引き、開幕週の馬場による時計勝負にも強そうで、殆んど死角が見当たらないかのように思えるビッグアーサー。しかし、このレースは短距離馬の王道路線の叩き台的なレースであり、ロードカナロアのような世界的なホースも登場しているのに1番人気の馬がなかなか勝てないレース!そのように考えると、ビッグアーサーを本命にしにくい。
 そうなると、まずは展開だがメンバーを見渡すと逃げ馬が不在。なかなか差し馬には非常に不利な流れであり、4コーナーから外を回ると相当距離のロスをしてしまいそうだ。恐らく逃げるのは直線千メートルのレースでも抜群のスピードを見せるネロ、展開を考えるとこの馬が非常にこわい。それと開幕週となると怖いのが内枠の馬。ビッグアーサーの影に隠れてしまっている感があるが、今年の高松宮杯記念でも好勝負を演じ、休養明けを叩いて更に調子を上げている馬が内枠に居るではないか?

◎ 2 エイシンブルズアイ
〇10 ネロ
▲ 1  ビッグアーサー
▲11  ラヴァーズポイント
△ 3 ダンスディレクター
△ 6 ウリウリ
× 5 レッドアリオン
× 7 ティーハーフ
× 8 アットウィル
×13 スノードラゴン

 俺の本命はエイシンブルズアイ、前走のCBC賞ではすっかり1番人気を裏切る9着大敗。しかし、休養明けで馬が緩かったのが1番の原因。しかし、前走を叩いて調子が上がって来た。枠も内隣にビッグアーサーがいる最高の枠順。ビッグアーサーの後に付けることは容易いはずだし、4コーナーで馬群に包まれても馬群を捌くのにそれほど手間をとらなくて良さそうだ。内の経済コースを通って矯めて脚を最後の直線で爆発させそうで、ここはチャンスだ。

 次に10番のネロ。ジョッキーの内田を考えると、逃げるのはこの馬か。開幕週馬場での逃げ。道中でガツガツ追いかけてくる馬も見当たらず、この馬にとっては絶好の展開が見込まれる。しかし、ラヴァーズポイントの存在は気になるし、阪神の直線の急坂が最後の脚を鈍らせる可能性はある。そうは言っても、対抗の評価には挙げたい馬だ。

 単穴には2頭挙げる
 まずは1番のビッグアーサー。春の高松宮記念を圧倒的なパフォーマンスで制し、短距離界のホープに躍り出てきた!しかし、そこまでに至る重賞レースでの今一歩のレースを見ていると短距離界の絶対王者という感じまでしない。そしてここで58キロの斤量を背負うのは他馬との比較で少し不利。1番人気の馬がなかなか勝てないレースであることを考えると、ここはこれぐらいの評価が適当か。

 次に11番のラヴァーズポイントを挙げる。前走の北九州記念では2番人気に推されながらも最後の直線失速。しかし、今回は自らハイペースを演出するようなことは無いだろう。前走からのコース変わり、斤量、相手関係から推せる材料は少ないが、スムーズに先行できて外から早めに追い上げてこなければ、満を持して直線を抜け出すことができるか?大穴狙いならこの馬が勝つパターンも考えたいところだ。

買い目 三連単フォーメーション
 1着 2
 2着 1、3、6、10、11
 3着 1、3、5、6、7、8、10、11、13

買い目 三連単フォーメーション
 1着 1、10、11
 2着 2
 3着 1、3、5、6、7、8、10、11、13

買い目 三連単フォーメーション
 1着 10
 2着 1、3、6、11
 3着 2                         合計 68点

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映画 シティ・オブ・ゴッド(2002) リオ五輪の舞台です

2016年09月05日 | 映画(さ行)
 先日リオオリンピックが終り、これからリオパラリンピックが行われる。五輪開催の地であるリオデジャネイロは当初から治安に対する不安が懸念されていたが、今のところ各国の選手団、応援団が大きな被害が遇ったという話は出ていないようでひとまずは安心。しかし、今回紹介する映画シティ・オブ・ゴッドを観たことがある人には、リオデジャネイロで五輪が開催されることに、ホントに大丈夫かよ!と感じ、絶対にこんな所へは選手としても行きたくないと思う人が多いはずだ。とにかく本作を観ていると銃声が乾いた音でパン、パ~ンと常に鳴り響いている印象がある。とんでもない悪ガキが登場し、日常茶飯事で強盗、麻薬の売買、そして人殺しが行われている様子が描かれている。警察も殆んど手に負えない様子を窺い知ることもできるし、暴力の連鎖による悲劇は驚きの衝撃を持って我々に見せつける。しかも、これが実話を基にしているのだから、暗澹たる気持ちにさせられそうだ。

 さて、オリンピックが開催されたリオデジャネイロのスラム街であるシティ・オブ・ゴッド(何とも皮肉な名前がつけられているが)を舞台にしたストリートチルドレン達の抗争劇の内容を簡単に紹介を!
 1960年代の後半における、ブラジルはリオデジャネイロ、貧民街であるシティ・オブ・ゴッドにおいて毎日の如くストリートチルドレンによる強盗が多発している。そこに住むストリートチルドレンであり青年であるカベイラ(ジョナタン・ハーゲンセン)ら3人組と彼らの弟分でありまだ少年であるリトル・ダイス(ドグラス・シルヴァ)はモーテル襲撃を計画し、実行。その場は血まみれの死体で一杯となってしまう。カベイラ達は金を強奪して逃げるつもりだったのだが、モーテルの従業員から客を殺しまくったのは少年のリトル・ダイスだった。
 1970年代に入り、シティ・オブ・ゴッドから逃れていたリトル・ダイスはリトル・ゼ(レアンドロ・フィルミノ・ダ・オラ)と名前を変えて戻って来た。その性格は更に凶暴さを増し、シティ・オブ・ゴッドの縄張りを乗っ取るために、壮絶な抗争を繰り広げるのだが・・・

 子供の頃から麻薬が癖になって辞められないというのは、世界各地のスラム街でよく見られる光景。しかし、シティ・オブ・ゴッドのガキは銃で人を殺す快感を味わってしまってからは、とにかく気に入らない奴に出会うと直ぐに銃を向ける。この辺りの負の連鎖の描き方は日本人が見れば相当ショッキングだ。
 否応無く子供達が暴力に巻き込まれるシーンが多くて残酷な映画かと思いきや、実は観ている最中はそれほど不快な気分にならない。むしろラテン系のノリはどことなく明るくてテンポも良いし、カメラワークが抜群で娯楽作品として楽しめる。永遠に続くかのような子供達の暴力に絶望するだけでなく、ちょっとした希望も見せてくれるのが良い。
 こんな映画を見せられたらリオデジャネイロ五輪が今のところ特に大きな問題もオリンピックが終り、こらからパラリンピックが行われることに不思議な気すらするが、今回の五輪で改めてスポーツは世界を平和をもたらし、暴力を取っ払う可能性も感じた。いかにリオデジャネイロで五輪が開催されることが凄いかを知り、ブラジルにおけるストリートチルドレンの問題の深刻さを勉強した気分になり、おまけに明るく、ノリの良いラテン系の良さを感じることができる映画シティ・オブ・ゴッドは非常にタイムリーなお勧め映画として今回は挙げておこう

シティ・オブ・ゴッド DTSスペシャルエディション (初回限定2枚組) [DVD]
アレッシャンドレ・ロドリゲス
アスミック


 監督はブラジル人のフェルナンド・メイレレス。本作によって一躍世界で有名になる。ジョン・ル・カレ原作の映画化作品であるナイロビの蜂、突如世界中が失明の人々で覆われてしまうパニック映画ブラインドネスがお勧め。




 
 

 
 

 




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競馬 新潟記念予想 メイショウサムソンの子供に期待です

2016年09月04日 | 競馬予想

新潟記念の予想


 新潟2000m外回りコースで行われる最後の直線は日本の競馬場の中では最長となる659m。ラストの直線では壮絶な叩き合いになることは必至だ。スローペースになりやすいコースで意外に逃げ切り勝ちもたまに見られるが、今回はメイショウナルトマイネルミラノエーシンマックスなど前に行きたい馬がそこそこ揃い、全馬が力の発揮しやすいレースになりそうだ。サマー2000シリーズの王者を狙っている陣営も多く実績どおり決まる可能性があるが、そこはハンデ戦。GⅠ級の能力のない馬でも58キロの斤量を背負わされていたりで荒れる要素は充分だ。
 ちなみに俺の本命は渋い血統ながら、現役時代は多くのGⅠレースを制してきたメイショウサムソンを父に持つ馬が本命だ

 ◎ 8 ルミナスウォリアー
 〇 1 ペルーフ
 ▲17 アデインザライフ
 △ 2 エキストラエンド 
 △ 3 ダコール
 △12 ロンギングダンサー
 △14 アルバートドッグ
 × 4 バディーイーグル
 ×13 サトノギャラント
 ×18 グランモンタナ

 俺の本命は8番のルミナスウォリアー。馬名の由来は『輝く戦士』。何だかとっても素敵な馬名だ。デビューからずっと堅実なレース振りだったが、前走の七夕賞では全く最初から付いていくことができず、重賞の壁にぶち当たってしまったようなレース振りだった。しかし、この馬が小回りのようなコース設定よりも広くて直線の長いコースの方が向く。そんなコース変わりの恩恵を受けそうだし、戦績からも新潟コースは合っているはずだ。2000mの距離には不安は無いし、左回りもこの馬には良さそう。5歳の年齢を考えると血統的にまだ伸びしろがあっても良いし、前走で重賞の舞台に多少は慣れたはず。ここは馬名どおりの輝くような走りを俺のために見せてくれるはずだ。

 対抗には1番のペルーフを挙げる。前走の小倉記念では最後の直線で外に張り出される不利があったのに、最後は思いっきり目立つ脚で突っ込んできたが、勝ち馬よりも大いに目立っていた。展開に注文が付く馬で末脚が不発に終わるケースも多いが、最後の直線が長いコースは明らかにこの馬に向いているし、極端なスローペースになりそうなこのメンバーなら持っている能力を充分に発揮できそうだ。3歳時から見せていた能力が古馬になって更に完成した気配が漂う。

 単穴には17番のアデインザライフ。枠は外過ぎる気がするが、これで鞍上の横山騎手も腹を括れる。もう最後の直線勝負に賭けるだろう。3歳時に見せていた末脚の破壊力はこの2戦で更に磨きをかけた印象があるし、今回は休養明けだが鉄砲は利く馬。展開と外差しが決まる馬場ならこの馬の目を見晴らすような追い込みをズバッと決めてしまう可能性は大いにある。

 △、×は差し馬を中心に選びました

 買い目 三連単フォーメーション
 1着 8
 2着 1、2、3、12、14、17
 3着 1、2、3、4、12、13、14、17、18

 買い目 三連単フォーメーション
 1着 1、17
 2着 8
 3着 1、2、3、4、12、13、14、17、18
 
 買い目 三連単フォーメーション
 1着 1
 2着 2、3、12、14、17
 3着 8                                  合計 69点



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