褒めまくる映画伝道師のブログ

映画の記事がメイン。自己基準で良かった映画ばかり紹介します。とにかく褒めることがコンセプトです。

映画 コーチ・カーター(2005) スポ根映画かと思ってたら・・・

2012年08月28日 | 映画(か行)
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 アメリカのある地域の高校において50%の生徒しか卒業できず、卒業した学生の大学への進学率はわずか6%。その地域のアフリカ系アメリカ人(黒人)の18歳から24歳の33%が逮捕されて、80%が大学ではなくて、刑務所行き。なんだかよくわかったような、わからないような統計の数字がサミュエル・L・ジャクソン演じる熱血バスケットコーチの口から飛び出てくる。
 こんな落ちこぼればかりの高校に行きたいと思わないし、とにかくそんな治安の悪いところに引越ししたくない

 ちなみに今回紹介する映画コーチ・カーターは実際の出来事に基づいた物語。特に多くの日本人は前述した数字を聞いて驚き、さらにアメリカには高校を卒業しても犯罪者の道に否応無く進んでしまう過酷な現実があるということを思い知る。

 ストーリーは前述したような治安が悪い地域で、落ちこぼればかりの高校のバスケットボール部のコーチに、かつての同高校のバスケット部OBで名選手としてならしたカーターが就任する。彼は徹底した規則をバスケットボール部に持ち込み、スパルタ教育を実施する。
 バスケットボール部は色々と問題を抱えながらも急激に力をつけていく。しかしカーターがコーチとして最優先したことは、部員のバスケットの能力を伸ばすことでなく、『大学にいけるように勉強しろ』と言うことだった。果たして、この主張に対してどれだけの人が納得できるか

 日本は優秀な職人が多く育つ土壌がありながら、すっかり学歴社会を優先させたおかげで本当の意味での職人さんがメッキリ減ってしまった。現政権が高校無償化なんていう更なる学歴社会を推し進めてしまったために、益々日本の良さが失われることにならないか心配だ。
 しかし、アメリカのようにあらゆる面で勝ち負けの格差が大きく、強欲資本主義経済の社会において、『スポーツよりも勉強』と言うバスケットのコーチとは思えない程の現実主義は個人的には賛成だ。

 表面状はダメチームが熱いコーチの指導の下で選手たちが成長していくスポーツ根性映画の趣があるが、実は前述した統計的な数字の問題に直面している社会派映画と言った方が当てはまっている。しかしながら、バスケットの試合シーンはこの映画の見せ場であり、なかなかの臨場感がある。
 単なるスポーツ映画では物足りないと言う人にお勧めしたいコーチ・カーターを紹介します

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 小さなスポーツ用品点を経営するケン・カーター(サミュエル・L・ジャクソン)はリッチモンド高校のバスケット部のコーチに就任する。リッチモンド高校は落ちこぼれの集まりで、犯罪多発地域に立地していた。
 かつてケン・カーター(サミュエル・L・ジャクソン)は同高校バスケットボール部のOBであり、名選手としてならしていた。しかし、今のリッチモンド高校のバスケット部は超が付くほどの弱いチーム。そんなバスケットボール部を立て直すために彼が行ったことは、厳しいバスケットの練習以外に規則を設けること。
 それは『授業には必ず出席して、最前列で受けること』『『学業の成績は決められた一定の数字以上を取ること』『試合の日はネクタイ着用のこと』等、守れない選手は試合に出させない。

 ある日、選手たちの殆んどが規則を守れなかったことを知ったケン・カーター(サミュエル・L・ジャクソン)は練習場を閉鎖し、更には試合も行うことを拒否して、選手を図書室へ集めて勉強させる。しかし、学校関係者など周囲の人間はそんな彼のやり方に反発しだすが、ケン・カーター(サミュエル・L・ジャクソン)は決して信念を曲げることをぜず・・・コーチと選手の熱い絆に感動し、果たして選手たちの未来は?ぜひ映画を観てください



 主演のバスケットボール部のコーチカーターを演じるのは個性派黒人俳優のサミュエル・L・ジャクソン多くの作品に出演する名優。お勧め作品は多くありますが、彼が主役級となるとクエンティン・タランティーノ監督のパルプ・フィクション、ポール・トーマス・アンダーソン監督のハードエイト等。

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映画 鳩の翼(1997) 階級社会の恋愛は大変です

2012年08月24日 | 映画(は行)
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 アメリカ・イギリスの合作映画であるが、もうほとんどこれはイギリス映画と言っても良いだろう。ロンドン、階級社会、衣装、映像などを観るとやっぱりイギリス映画はこれだよなと感じることができる。特にイギリスを舞台にした階級社会の恋愛映画は多々あるし、ほとんど描かれ尽くされている感すらある。
 今回紹介する鳩の翼もイギリスの階級を背景にした恋愛映画だけれど、この映画はさらに人間の複雑な心理に突っ込んでいるところが奥深い内容になっている。

 殆んどの階級社会を描いた映画は、上流階級(あるいはちょっと身分が高め)に属する女の子と貧しい青年が愛し合うが、上流階級の女の子の周囲の大人たちが『そんな卑しい身分の男性と付き合ってはいけません』と妨害工作にうって出てくるが、障害のハードルが高ければ高いほど、さらに身分違いの恋人同士が熱く燃え上がり、ハッピーエンドだろうがアンハッピーエンドだろうが観ている我々は涙を流しまくるのだ。特にあの大ヒット映画タイタニックは、まさにそんな映画だった。

 ところが今回紹介する鳩の翼を観た後に、あるいは途中から、なんだかこの女の子の行動はやっぱり間違っているんじゃないの?と考えさせられる映画。ストーリーは上流階級の叔母さんのお世話になっている没落している中流階級のお嬢さんと、貧しいジャーナリストの青年が熱く燃え上がっている。
 そんな2人の恋を、”相手はお金が無いから”とイチャモンをつけたり、”お嬢さんのお父さんへの援助を打ち切ります”と脅されたり等、さまざまな妨害工作に出てくる叔母さんのおかげで、すっかりこの恋愛は実らなくて可哀相だと思った瞬間に、ちょっとお金持ちのアメリカ人女性が登場してから再びお嬢さんの心に火が付いてしまう。
 あらゆる障害を一挙に解決して、お嬢さんが男性と結婚するために行う策略をみて、本当に恋愛に狂った女性の怖さに男性たちはドン引きするが、一方女性はこれぐらいの事は当然よと平然としていられるのだろうか

 ナンダカンダ言っても男1人、女2人の三角関係は男の俺にとっては非常に羨ましいと思ったりするのだが、観終わった後はそんな気分も吹っ飛ぶ鳩の翼を紹介します

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 1910年のロンドン舞台。今やすっかり没落寸前の中流階級に属するケイト(ヘレナ・ボナム=カーター)は、上流階級のモード伯母(シャーロット・ランプリング)の元で暮らしており、金銭面でもお世話になっていた。
 しかし、ケイト(ヘレナ・ボナム=カーター)は貧しいジャーナリストであるマートン(ライナス・ローチ)と愛し合っていた。しかし、この身分違いの恋愛はモード伯母(ランプリング)から反対されていた。

 ケイト(ヘレナ・ボナム=カーター)はすっかりマートン(ローチ)との結婚をほとんど諦めていたが、ある日のことアメリカからやって来た孤児でありながらもお金持ちであるミリー(アリソン・エリオット)と知り合い、親しくなる。

 ところがケイト(ヘレナ・ボナム=カーター)はミリー(エリオット)がマートン(ローチ)に一目惚れしていることを知り、さらに彼女がすでに余命が幾ばくもないことを知ってしまう。ケイト(ヘレナ・ボナム=カーター)はある企みを思いつき、マートン(ローチ)とミリー(エリオット)をヴェネツィア旅行に連れ出すのだが・・・ケイトとマートンはあらゆる障害に打ち克って無事に結婚できるのか?観終わった後はちょっと複雑な心境に達することができるので、ぜひ映画を観てください



 ちなみにタイトルの鳩の翼の意味は最後の方で一言だけ台詞で出てきますが、イギリスの伝統、因習に縛れてしまって自由がないヒロインが、自らの目的に向かって飛び立とうとしていることを意味しているようです。
 しかし、ヴェネツィアは本当に綺麗な場所みたいで、一度は行きたいですね。この場所が色々な映画の撮影場所に使われる理由がわかる気がしますし、不倫映画の舞台になりやすいのもわかる気がしました。

 ちなみに監督はイアン・ソフトリー。実はこの監督のことは全く知りませんでした。お勧め作品があれば、逆に教えて欲しいくらいです

 主演のケイトを演じるのはヘレナ・ボナム=カーター。今やティム・バートン監督の奥さんですが、彼の作品には多く出演していますが被り者が多いのが残念。最近では英国王のスピーチで、いきなり英国王になってしまった夫を支える役が印象的。
 しかし、本当にお勧めとなると彼女が若い頃の作品群。眺めのいい部屋ハワーズ・エンドのようなイギリスらしい気品のある作品が本当によく似合う女優さんです。
 他にロバート・デ・ニーロ共演のフランケンシュタイン、デヴィッド・フィンチャー監督、ブラッド・ピット主演のファイト・クラブがお勧め

 イギリスの伝統にしばられている上流階級に属するモード伯母を演じたのがシャーロット・ランプリング。僕が産まれる前の作品地獄に堕ちた勇者どもから現在に至るまで主役級の作品にでるなど女優として信じられないくらい活躍しています。個人的にはフランソワ・オゾン監督のまぼろしが良かったです

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映画 十三人の刺客(2010) 斬って、斬って、斬りまくります

2012年08月18日 | 映画(さ行)
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 超豪華キャストによる、ひたすら娯楽を追及した熱い時代劇。勝手に我が国に侵犯してくる外国人に対して、鉄槌を下せなくて悔しい想いをしている日本男児にお勧めしたい映画が今回紹介する十三人の刺客だ。
 ベテラン、若手、国際派、エロキャラ、アイドル、女好き、韓流嫌い等、非常に多彩な俳優たちが登場するが、その中でもスマップの吾郎ちゃんこと稲垣吾郎の残虐非道な殿様のご乱心振りが非常に印象的だ。

 さてストーリーは、残虐非道の暴君殿様・吾郎ちゃんを日本のために生かしておけぬとばかりに、役所広司をリーダーとする13人の暗殺実行部隊が300人を超える精鋭に守られた吾郎ちゃんを決死の覚悟で討ち取ろうとするミッション・インポッシブルな話

 天下万民の平和のため、そして暴君殿様のために犠牲になって逝った人々の無念を晴らすため、そして手足と舌をチョン切られた名もなき女の姿に怒りを覚えた13人の熱き魂を持った正義の刺客達と、たとえ大馬鹿野郎でも自らの殿様の命を守るために忠義を貫く300人を超える軍団。お互いが信じる武士道を賭けて戦う姿に誰もが感動するはずだ。
 彼らの戦う姿は格好良いのは勿論だが、数々の名台詞シーンはなかなか泣かせる。例えば・・・う~ん、覚えていないのが残念だが、一生に一度ぐらいは言ってみたかった台詞がたくさんあったはずだ。

 
 途中の頭脳合戦的な部分も楽しめるが、やっぱりこの映画の最大の見どころは50分間も費やした13人対300人のブッタ斬りの連続の立ち回りシーン。約1名ほどそこら辺の不良がやっているケンカ殺法を繰り広げているのは少し気になるが、そんなことに不満を感じさせないぐらいの熱いシーンを見る事ができる。特に刺客達が倒れていくシーンは叙情的であり、彼らの大きな見せ場。
 そして個人的に見ていて大きく納得したのが、お年寄り侍は大して傷を負っているわけでは無いのだが、時間が経過していくごとに体力が消耗してフラフラになっていくところ。このようなシーンを見ていると全身全霊を相手にぶつけて戦っているんだなあ~感じることが出来る。

 本当に全く手抜きを感じることが無く、ちょっと笑える場面が実はあったりする十三人の刺客を紹介します

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 舞台は江戸時代末期。残虐非道の暴虐を繰り返す明石藩主の松平斉韶(稲垣吾郎)だったが、彼は将軍の異母弟ということもあり、幕府の要職に就く役人たちは手を降せないでいた。しかも、斉韶(稲垣吾郎)は近々日本の政を行う幕府の要職である老中に就くことが決定していた。
 斉韶(稲垣吾郎)が老中に就くことは天下万民の平和のためにならないことを悟っている老中・土井利位(平幹二郎)は部下の島田新左衛門(役所広司)に斉韶(稲垣吾郎)暗殺を密かに指示。

 新左衛門(役所広司)は腕利きの部下や浪人を13人集めて、彼らは決死の覚悟で300人以上の兵士に守られた斉韶(稲垣吾郎)を討ち取ろうとするが・・・果たして斉韶(稲垣吾郎)を討つことができるのか、誰が生き残るのか、ぜひ映画を観てください



 監督はバイオレンス描写に定評のある三池崇史監督。実はこの監督の映画を観るのは今回が初めて。クエンティン・タランティーノ監督が彼の事を褒めていたことぐらいしか知らないですし、彼のお勧め作品を逆に訊きたいぐらいです

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映画 おっぱいバレー(2009) ちょっと恥ずかしいですが・・・

2012年08月17日 | 映画(あ行)
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 マジか、演技かちょっと判別しにくい天然キャラが魅力の綾瀬はるか主演のエロエロのアダルト映画、と言うのは嘘。実は綾瀬はるか演じる女性教師とダメキャラが勢ぞろいした中学生男子バレーボール部員の熱い青春ドラマだ
 とにかく冒頭から最後までオッパイネタで大笑いが止まらない。もしも大好きな女の子を誘って映画館で観ていたら、隣でゲラゲラ大爆笑している俺の姿を見ていると、きっとどん引きされたに違いない。

 さてストーリーだが、頭の中はエロのことしかない中学生男子バレーボール部の生徒たちは今までまともにボールすら触ったことが無かったが、新しく顧問となった綾瀬はるか先生に1勝したらオッパイを見せる約束を取り付け、急に真面目に部活動の練習を頑張る。さて、ひたすらダメっぷりを発揮する男子バレーボール部員達は大会で1勝して、念願の綾瀬はるか先生のオッパイを見ることが出来るのか

 この映画を観ていると、自分達の中学生時代の頃を思い出す。この映画のダメッぷりを発揮する中学生達と自分自身を重ねて、頭の中で考えていることは大して変わらないことを。更におじさんになってしまった今でも実は考えていることは中学生時代から殆んど変わらないことに気付く。本当に男というのは頭の中身はいつまで経っても成長しないということをこの映画を観て痛感してしまうのだ。

 この映画に使われている音楽は70年代に流行っていたものばかりだし、しかも中学生がこっそりと深夜の人気テレビ番組11PMを観ているシーンがあるなど、実はこの映画は40歳代半ばの男性が懐かしさを感じて楽しむ映画である。確かに今どきの男の子はパソコンでエロサイトを開ければオッパイぐらいは簡単に見られるので、大してこの映画から共感を得ることは少ないかもしれない。

 しかし、この映画にはいつまで経っても馬鹿が治らない男の良き頑固さ、一途さがよく表現されている。ラスト近くにおけるひたむきにバレーボールを追いかける姿こそ、あらゆる世代に共通の男の美学が描かれていて大いに感動するのだ。
 なにはともあれ動機はオッパイという不純な動機であっても、ある目的に向かって突き進む姿に大いに感動し、笑えるおっぱいバレーを紹介します

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 舞台は1979年、北九州市において。北九州の公立高校に新任教師として赴任してきた美香子(綾瀬はるか)は男子バレーボール部の顧問を任される。しかし、男子バレーボール部の部員は5人しかおらず、全く部活動をやる気なし。しかも彼らの日頃考えていることはエロイことばかりだった。
 美香子(綾瀬はるか)は、あまりにもやる気のないバレーボール部員たちのやる気を促すために、『もし今度の大会で1勝すれば何でもしてあげる』と宣言する。ところがやっぱり彼らの返事は『もし1勝したら先生のオッパイを見せてください』。半ば強引に約束させられてしまった美香子(綾瀬はるか)だったが、まさか1勝も出来るはずが無いと思っていた。
 しかし、エロイことばかり考えていた彼らは美香子(綾瀬はるか)との約束を取りつけて以来、猛ハッスルで練習しまくるのだが・・・綾瀬はるかのオッパイが見られるはずがありませんが、なかなかの感動が得られる展開は映画を観てください



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映画 アジョシ(2010) リアルに痛い映画です

2012年08月12日 | 映画(あ行)
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 以前の会社で大変お世話になった住田さんからお勧め、と言うより殆んど恐喝的に『絶対に観ろよ』と言われて観た韓国映画。大して韓国に興味が無い俺にとっては『なんだよ、韓国映画かよ』と心の中ではブツクサ文句を言っていたのだが、果たしてお勧めされるほど本当に面白い映画なのか
 ちなみに題名はアジョンではなくて、アジョシ。タイトルの意味は韓国語でおじさんだ。

 韓国映画のイメージの一つに残酷さが挙げられるが、今回紹介するアジョシはその中でも特に残酷。本当に韓国は刃物を使わせれば世界一、だと映画を観ればきっと誰もが俺の意見に賛同するはず。腕の斬り落とし方ひとつ取ってもキル・ビルよりもリアルに痛く感じてしまう。

 さてストーリーの方だが、誰も来ないような寂れたビルの隅っこで質屋を営む、とてもワケありで絶望感が漂うウォンビンと彼をアジョシ(おじさん)と親しみを込めて呼び、ほとんど毎日ウォンビンの元に訪れるまだ小学生ぐらいの少女の孤独な者同士の熱い友情の物語。
 オジサンと小学生女子が、ボロ部屋で2人きりで会っていると聞くと、なんだか中年男性のロリコン犯罪を想像させるが、とにかくウォンビンが格好良いので観ていてそれほどキモイ感じはしない。
 実は母親のトラブルに巻き込まれて、誘拐されてしまった少女をウォンビンがなりふりかまわず力づくで取り返そうと試みる話だ。そしてウォンビン、麻薬、臓器売買に絡む悪人達、2人組のどう見てもミスキャストに近い刑事達の3組の追いつ追われつの展開がストーリーの軸だ。ちなみにボケ担当の刑事のギャグは大して笑えないし、かなり空気を読み間違えているのが残念だ。

 ウォンビン演じる格好良いおじさんがどうしてこんなに強いのか観ている側は不思議に感じ、なぜ彼がそこまでして自分のことをおじさんと呼ぶ少女を助けようとするのか?そんな疑問がハッキリと解けた時に観ている我々は大きく感動するのだ。

 ウォンビンの切れのあるアクションは楽しめるし、そのアクションシーンにおいてなかなか斬新な演出がなされており、ただリアルに痛いだけでなくハッと思わせるシーンもある。とにかくウォンビンが大好きで、刃物を見るとゾクゾクする人には特にお勧めしたいアジョシを紹介します

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 かなり寂れているビルの片隅で質屋を営んでいるテシク(ウォンビン)だったが、その様子はまるで誰にも自分の存在を知られたくないかのようだ。そんなテシク(ウォンビン)を毎日のごとく訪れるのがまだ小学生ぐらいの少女であるソミ(キム・セロン)。
 ソミ(セロン)も学校では孤独を感じ、母親はグウタラであり、そんな孤独感を抱えるテシク(ウォンビン)とソミ(セロン)はお互いに共通点を見出し、次第に打ち解けていく仲になっていく。ソミ(セロン)はテシク(ウォンビン)のことを親しみを込めてアジョシと呼んでいた。

 やがてソミ(セロン)の母親が極悪組織の麻薬を横領したために、母親と一緒にソミ(セロン)も誘拐されてしまう。テシク(ウォンビン)は今や唯一の心を通わせることができるソミ(セロン)を助け出すために組織に1人で乗り込んでいくが・・・果たしてテシク(ウォンビン)はソミ(セロン)を無事に救出できるのか、どうしてテシク(ウォンビン)はこんなに強くて、世捨て人同然の生活をおくっているのか?ぜひ映画を観てください



 舞台設定がリュック・ベッソン監督の名作レオンと似ていますが、感動を得るよりも残酷な描写が多いほうが好きな人には絶対にアジョシがお勧め。
 住田さんがお勧めしてくれるだけあってなかなか面白い映画です。

 とても格好いい主演のウォンビン母なる証明で知的障害を抱えた息子の役を演じていましたが、今回はまるで別人。韓国の俳優さんって本当に演技力があるというか、変テコリンなシーンも真面目に演じているのが良いですね

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映画 愛のむきだし(2009) 変態・・・いや、純愛映画でした

2012年08月09日 | 映画(あ行)
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 今や新作を発表する度に注目を集める鬼才園子温の監督作品。ちなみにこの人は日本人であり、この名前は本名。一瞬、この名前を見て甲子園だと思った人は少なくないはずだ。実はこの監督の作品を観るのは、今回紹介する愛のむきだしが初めて。twitterで園子温監督のお勧め作品を教えてくださいとつぶやいたら多くの人がお勧めしてくれた作品だが、果たしてこの作品は万人にお勧めできる作品なのか
 
 名作とよばれる映画は多くのテーマを内包するものだが、今回紹介する愛のむきだしも非常に多くのテーマと言うよりキーワードが含まれている。父の子に対する虐待、新興宗教による洗脳、勃起不全の高校生、AV会社への面接、女子高生の拉致監禁、レズビアン、高校における銃乱射事件、パンチラ盗撮などなど。
 一体全体、どうやってこれらのテーマをつなぎ合わせればストーリーが出来あがるのかと思ったりするが、これだけワケのわからぬテーマをぶち込めば名作誕生まではいかなくても、ある意味面白い映画が出来て当然だといえる。

 そして何と言ってもこの映画は4時間という長尺映画。お勧めしてくれた多くの人が言うように全く4時間という長さを感じさせないように園子温監督は様々なテクニックを使って観ている我々を飽きさせないように工夫をしている。クラッシクの名曲であるラヴェルのボレロ(この曲はお勧めです)を延々と流したり、画面を分割して同時進行のシーンを見せたり、パンチラの盗撮シーンでは格好良く決めポーズを見せたり、大量の血しぶきを飛ばしたり等など。
 
 劇中ずっと、ヘンタイという言葉が連呼されるように確かに変態ワールドが展開される映画なだけあって決して子供の教育にはよろしくない。よってお母さんは小さいお子さんに見せるべきではない映画ではあるが、時間が有り余ってしかたの無い人にお勧めしたい愛のむきだしを紹介します

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 幼い頃に母親を亡くしたユウ(西島隆弘)だったが、敬虔なクリスチャンであり神父である父テツ(渡部篤朗)と2人でそこそこ幸せな生活をしていた。
 しかし、やがてユウ(西島隆弘)はある出来事を切っ掛けに精神のバランスを崩してしまった父テツ(渡部篤朗)から毎日、罪の告白を強要されてしまう。ユウ(西島隆弘)は無理矢理告白させられる罪作りのためにパンチラの盗撮に没頭していく。
 そんなユウ(西島隆弘)の前に理想の女性像であるヨーコ(満島ひかり)と出会うが・・・めくるめく変態ワールドが炸裂しますが、感動的?なエンディングは映画を観てください



 若手女優の2人、満島ひかり安藤サクラが好演と言うより、熱演しています。
 とくに安藤サクラの方は観ていて気持ち悪く感じるぐらい。実はこの人は奥田 瑛二の娘さん。確かにお父さん譲りの気持ち悪さでした。

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映画 ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ(1999) メチャクチャ面白いです

2012年08月03日 | 映画(ら行)
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 抜群の脚本のおかげで、何回観ても楽しめる映画が今回紹介するロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズだ。ちなみにこの長すぎる題名の意味だが・・・実は自分でもよくわからない。
 大して有名な俳優が出てこないが(まだ無名の頃のジェイソン・ステイサムが出演しています)個性的なキャラクター達、斬新な映像センス、スタイリッシュな音楽、少しばかり汚い言葉が飛び交い、そして大金、麻薬、骨董品をめぐって複雑に絡み合うストーリー展開が抜群に面白い作品。
 難点を挙げるとすれば、登場人物が多すぎること。しかし、イケメン、ブサイク、アホ顔、コワモテな人物たちが繰り広げる馬鹿騒ぎが笑えて、しかもその馬鹿騒ぎが意外な結末を呼ぶストーリー展開は誰もが楽しめるはずだ。そしてこの映画を観終わった誰もが、きっと次のような感想を持つはず。『やっぱり映画はカネでは無く、ストーリーだよな』と

 さてその楽しいストーリーだが、ギャンブルに負けて多額の借金を背負わされてしまい、さらに指切りを約束させられてしまった、ちょっとイカシタ四人の若者が必死で期限までに大金を盗もうとする話。このように書いてしまうと単純なストーリーに思われてしまうが、この四人の若者がピンチの連続を乗り越えてしまう展開が笑える。乗り越えてしまうと言うより、自分たちが気付かないほどの強運によって勝手に乗り越えてしまったという表現の方が正しいか。

 そして四人の若者たちとは別に、ロンドンの裏社会の悪人たちである、密売人、ポルノ王として君臨するヤクザ、麻薬王たちが繰り広げる犯罪争いが真面目さの中にオオボケをかましてくれるのが非常に楽しい。そんな裏社会の人間達と四人の若者達が次第に絡み合い、そして意外な展開、最後に大金を得るのは果たして誰か才気あふれるガイ・リッチー監督の演出が楽しめるロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズを紹介します

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 ロンドンの下町が舞台。闇商売で小銭を稼ぐ四人の悪友である、エディ(ニック・モラニス)、ベーコン(ジェイソン・ステイサム)、トム(ジェイソン・フレミング)、ソープ(デクスター・フレッチャー)は大金を稼ぐために街を牛耳るポルノ王ハリー(P・H・モリアーティ)にポーカーで勝負に挑む。
 しかし、エディ(モラニス)はイカサマに引っかかり、負けてしまい多額の借金を背負わされ、しかもハリー(P・H・モリアーティ)の用心棒であるバリー(レニー・マクレーン)から指を切断すると脅される。返済期限はわずか1週間だ。
 
 絶望的な気分に追い込まれた悪友四人組みだったが、エディ(モラニス)と同じフロアに住む隣人が大麻の売人を襲撃しようとしている計画を知る。悪友四人組はブツを横取りをしようと企むが・・・意外な展開、結末は映画を観てください



 監督は前述したガイ・リッチー。最近はシャーロック・ホームズの大ヒットが記憶に新しいですが、正直本作のロック・ストック&トゥー・スモーキング・バレルズの面白さに比べたら格段に落ちると思います。むしろブラッド・ピットが脇役で出演しているスナッチ、あるいはロックン・ローラーの方がガイ・リッチー監督らしさが出ていて面白いです。
 実はこの人は最近まで超有名歌手のマドンナと結婚していました。そう言えばマドンナを主演させたスウェプト・アウェイを撮っていましたが、この監督にしては信じられないぐらいの普通の映画でした。

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