褒めまくる映画伝道師のブログ

映画の記事がメイン。自己基準で良かった映画ばかり紹介します。とにかく褒めることがコンセプトです。

競馬 スプリンターズSの予想(2019)

2019年09月29日 | 競馬予想
スプリンターズSの予想
 秋最初のGⅠレースであるスプリンターズSが行われる。有力馬も伏兵馬も多士済々。個人的にはマルターズアポジーが出走してきたことに驚き、そして笑えた。展開は陣営から逃げ宣言がでているモズスーパーフレアが前半の3ハロンを32秒台で飛ばす。セイウンコウセイラブカンプーの出方が気になるが、特に逃げることにこだわっているようでもないので、モズスーパーフレアーは32秒台の速力で逃げれるだろう。普通なら32秒台はハイペース。しかし、この馬の中山競馬場で見せる速力は32秒台で逃げても最後の3ハロンは34秒台でまとめてくる。逃げたら最強のスプリンターと言うのが俺の見立てだ。

◎ 7 モズスーパーフレア
▲ 2 ダノンスマッシュ
▲ 4 リナーテ
△ 1 アレスバローズ
△ 3 セイウンコウセイ
△ 8 タワーオブロンドン
△ 9 ディアンドル
△16 ファンタジスト
× 5 レッツゴードンキ
×12 ダイメイプリンセス

 俺の本命は7番のモズスーパーフレア。得意の中山1200Ⅿコースの舞台でのこの馬のパフォーマンスは超一流。勝ちタイムも早く、あのタイムで逃げ切られては他の馬もお手上げ。かといって他の有力馬もこの馬を深追いしては自分が息切れしていまうだけ。他の有力馬には何ともやっかいな逃げ馬だ。鞍上の松若騎手は前走のダメだと北九州記念で好位で控えるレースでは勝てないと悟ったはずだから、ここは何が何でも逃げるだろう。前走の北九州記念では休養明けで馬体重がプラス26キロで太りすぎでの出走。ここは一度叩いて馬体も引き締まっているはず。得意の舞台で反撃する。

 単穴には2頭挙げる
 まずは2番のダノンスマッシュ。能力、信頼度はぴか一。高松宮記念は堂々たる横綱競馬だったがGⅠレースの舞台でまだ外からねじ伏せるレースで勝てるほどは甘くなかった。しかし、前走のキーンランドCでは堂々と外からねじ伏せるレースで圧勝。今回は内枠に入ってしまったが、馬群をスムーズに捌ければ能力通りに勝てるか。しかし、モズスーパーフレアの逃げが強力。全てが上手くかみ合えばこの馬が勝つと思うのだが、一つでもミスをすると逃げ切りを許してしまいそう。しかし、父のロードカナロアはこのレースを勝って、世界のスプリンターとして名を挙げた。偉大なる父親の足跡をダノンスマッシュが追いかけることになるか。

 次に4番のリナーテを挙げる。モズスーパーフレアが作るハイペースの流れを味方にできる馬となると差し馬ということになるが、その中からはリナーテを挙げたい。1400Ⅿの重賞で2着に食い込んだり、キーンランドCでもダノンスマッシュタワーオブロンドンの僅差の3着。小回りが向くタイプの馬では無いと思っていたのだが、この夏は1200Ⅿ戦を経験してすっかりスプリント戦にも対応できるようになった。馬群の中にいるときは反応が悪いような気がするので内枠は良くないと思う。しかし、馬群がバラけてからのエンジンが掛った時の末脚は非常に魅力的。1200Ⅿのハイペースだと馬群がバラけるはずなので、その時はこの馬の豪脚が他の馬を切り裂く。半兄は菊花賞、有馬記念を勝ったサトノダイヤモンドという良血馬。父がステイゴールドに変わって年齢を重ねて能力を発揮しだした。血統的な背景からもこの馬の一発に期待したいし、三浦皇成に初GⅠをプレゼントするのはこの馬であるような気配を感じる。

 △評価は能力重視で選んだが、1番のアレスバローズは警戒が必要だ。最内枠はこの馬には最高のポジションだろう。前走の北九州記念ではスタートで躓いて最後方からのレースを強いられてしまったので度外視できる。実はどれほどスタートが下手な馬ではないので普通スタートさえ切れば好位のインという絶好の位置取りでレースを進めることができそうだ。開いたインを突いて2着に突っ込んでくることがあっても驚けない。

買い目 三連単フォーメーション
1着 7
2着 1、2、3、4、8、9、16
3着 1、2、3、4、5、8、9、12、16

買い目 三連単フォーメーション
1着 2、4
2着 7
3着 1、2、3、4、5、8、9、12、16     合計 72点
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競馬 オールカマー&神戸新聞杯予想(2019)

2019年09月22日 | 競馬予想
 ラグビー観戦で忙しくて、巨人が優勝したことに今日になってから気づく馬鹿さ。今日の重賞は残念ながら両重賞ともに少頭数。そういうわけで競馬の予想に気合が入らないので買い目だけアップしておきます。
オールカマーの予想
 ◎ 7 ウインブライト
 ▲ 1 ミッキースワロー
 ▲ 3 クレッシェンドラヴ
 ▲ 8 レイデオロ
 △ 2 ゴーフォザサミット
 △ 9 ステッフェリオ
 × 4 グレイル
 ×10 ショウナンバッハ

買い目 三連単フォーメーション
1着 7
2着 1、2、3、8、9
3着 1、2、3、4、8、9、10

買い目 三連単フォーメーション
1着 1、3、8
2着 7
3着 1、2、3、4、8、9、10    合計 48点


神戸新聞杯の予想
◎ 5 ヴェロックス
▲ 2 ユニコーン
▲ 3 サートゥルナリア
▲ 4 レッドジェニアル
△ 6 シフルマン
△ 8 ワールドプレミア
× 7 ヴィント

買い目 三連単フォーメーション
1着 5
2着 2、3、4、6、8
3着 2、3、4、6、7、8

買い目 三連単フォーメーション
1着 2、3、4
2着 5
3着 2、3、4、6、7、8    合計 40点
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映画 イージー・ライダー(1970) アメリカン・ニューシネマの傑作

2019年09月19日 | 映画(あ行)
 先日ピーター・フォンダが亡くなった。父親は名優ヘンリー・フォンダ、姉は名作に多く出演し、政治的発言の多いジェーン・フォンダ、そして娘は若手時代は話題作に多く出演していたブリジット・フォンダ。芸能一族の真ん中にいる存在なのだが、ハッキリ言ってピーター・フォンダの印象が一番薄い。しかしながら、彼の名前は今回紹介するアメリカン・ニューシネマの傑作であるイージー・ライダーによって永遠に色褪せることはない。
 そもそもアメリカン・ニューシネマとは何なのか?この言葉の意味をある程度は知っておかないと本作の凄さが理解できない。だいたい1940年代頃までのハリウッド映画というのは、もうそれは楽しい映画ばかり。希望や気力が湧いてくるようなハッピーエンドばかりの映画が殆どを占めていた。まさにその時代のアメリカ人は映画を観て、夢を買っていたのだ。そのことは戦後の日本人にもアメリカって本当に素敵な国なんだと勘違いを起こさせた。
 ところがケネディ大統領暗殺、ベトナム戦争の敗戦等による1950年代後半から1960年代にかけてロクでもない出来事ばかりを目の当たりにしたアメリカの若者は、本当に俺たちの国は正義で自由な国なのかよ?と疑問を感じだし、現実感ゼロの映画なんかはもう彼らには不満だらけ。欺瞞だらけの従来のハリウッド映画の限界だ。
 そんな時にさっそうとアメリカ映画に起こったムーブメントがアメリカン・ニューシネマと呼ばれる作品群。その中でも今回紹介する映画イージー・ライダーはその代表的な記念碑的な作品だ。

 さて、今や名作として映画史に残る作品として知られているが、内容の方はと言うと案外単純で、髪や髭を伸ばしっぱなしの若者が格好良いバイクに乗ってアメリカ南部を横断するストーリー。真の自由を求めて彷徨う彼らの見たアメリカとは如何なるものだったのか?
 麻薬を売りさばいて大金を得たキャプテン(ピーター・フォンダ)とビリー(デニス・ホッパー)はロサンゼルスから楽しい謝肉祭に参加するためにニューオリンズへハーレーダビッドソンに乗って向かう。道中はやたら信仰の深い家族のところで飯をおごってもらったり、ヒッチハイクをしていたヒッピーを連れたりして自由気ままな旅を続ける。
 そして彼らはパレードに無許可で参加したことで留置所に送り込まれるのだが、そこで出会ったのが弁護士のハンセン(ジャック・ニコルソン)。そのまま意気投合した彼らはハンセンも一緒に旅を続けるのだが・・・

 俺がこの映画を初めて観たのは30年ぐらい前のこと。その頃から既に本作は名作としての誉れが高かったが、正直なところ何処が良いのかサッパリわからなかった。なんだか退屈だったし、やっぱり公開された時期から既に20年近く経ってから観ているので、何だか賞味期限切れのような感じを受けた。しかし、今改めて観なおすとアメリカの現代社会に大いに通じる部分もたくさんあることに驚いた。この映画を観た時はアメリカン・ニューシネマという意味をわかっていなかったし、俺も大人になるにしたがってアメリカという国の影の部分も知ることになり、本作の描かれていることが少々理解できるようになったということか。
 本作で描かれているのがドラッグ、反権力、ロック、ヒッピーといったカウンターカルチャー。本作を見ればアメリカ社会の大きな転換点が少々でも理解でき、この頃からアメリカ社会の問題が未だに解決されていないことがたくさんあることに気付かされる。
 個人的にはジャック・ニコルソンが自由について語るシーンがあるが大いに賛同した。欧米諸国の人が語る自由は、日本人が軽々しく口にする自由とは大きく違う。彼らにとっては自由を得るために常に戦ってきた歴史がある。
 バイクで旅するシーンは綺麗な風景と楽しい音楽が流れて、目にも耳にも心地いい感覚が残るし、後半のドラッグでラリッてしまったシーンは個人的にはツボ。画面は眩しいと感じたり、ストーリー性は大して無かったりでド素人が撮ったような映画にも見えたりするが、逆にその粗削りっぽさがこの映画の魅力にもなっているか。
 ハーレーダビッドソンのバイクに想い入れのある人、ロックな音楽が好きな人、アメリカって自由で寛容性があると思っている人、麻薬を扱った映画を観たい人、ピーター・フォンダという名前に興味が湧いた人、既存社会に対して不満を持っている人・・・等などに今回はイージー・ライダーをお勧め映画に挙げておこう。

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競馬 セントライト記念の予想(2019)

2019年09月15日 | 競馬予想
セントライト記念の予想
 今回のセントライト記念は所用で時間がないために予想だけアップしておきます。まあリオンリオンが頑張ってくれるでしょう。
◎  8 リオンリオン
▲  1 ザダル
▲  7 オセアグレイト
▲ 16 ルヴォルグ
△  5 シークレットラン
△  6 モズベッロ
△ 18 ランフォザローゼス
×  2 サトノルークス
×  3 マテリアルワールド
× 12 ニシノデイジー

買い目 三連単フォーメーション
1着 8
2着 1、5、6、7、16、18
3着 1、2、3、5、6、7、12、16、18

買い目 三連単フォーメーション
1着 1、7、16
2着 8
3着 1、2、3、5、6、7、12、16、18      合計 72点
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競馬 ローズS予想(2019)

2019年09月15日 | 競馬予想
ローズSの予想
 このレースが始めると流石に秋の最終三冠レースのクラシックの気配を感じさせる。秋華賞へ向けての名物トライアルレースであるローズSだが、今年は母親が現役時代に活躍した良血馬がたくさんいる。春のクラシック戦線で活躍した馬と夏を境に力を付けてきた登り馬の激突。頭数は少ない気もするが、メンバー構成は良血馬が揃っているということもあり新聞を見ていて、お母さんの名前を見ているだけでも楽しいレースだ。
 恐らく1番人気は4番のダノンファンタジーか。しかし、この馬は相当折り合いに苦労している感じがする。距離の阪神外回りの1800Ⅿはこの馬の気性的なことで非常に心配。メンバー構成からは恐らくスローペース。そんな流れを我慢させることができるのか?しかも、仕上げも本番の秋華賞を見据えているだろうから、取りこぼす可能性は大いにある。ここはスローペースの流れを考えると好位で折り合えそうな馬を本命にしたいところだ。

◎  7 アルティマリガーレ
▲  1 メイショウショウブ
▲  6 シャドウディーヴァ
▲  8 ヴィクトーリア
△  4 ダノンファンタジー
△ 10 シゲルピンクダイヤ
△ 12 スイープセレリタス
×  3 ビックピクチャー
×  5 モアナアネラ
× 11 ビーチサンバ

 本命は7番のアルティマリガーレ。この馬も相当な良血馬。母親のアルティマトゥーレだが現役時代は短距離重賞を2勝しており、GⅠれーすであるスプリンターズSでは1番人気に推されたほどの実力馬だった。さて、本馬だが母は完全な短距離馬だったが、本馬は前走ではマイルぐらいの距離なら大丈夫だということを証明した。しかし、今回は阪神1800Ⅿの外回りコース。距離が少し不安だが、前走のスローペースで充分に折り合えた感じなら今回も折り合いはそれほど気にすることはないだろう。折り合えれば1800Ⅿぐらいの距離ならごまかしが効くだろう。他の有力馬はもうすでに賞金を稼いで秋華賞の出走を確実にしている馬が多いが、本馬はこのレースでは何が何でも優先出走権のある3着までには入りたいところ。陣営の本気度を考えてたら、ここは本命にしたくなる。
 
 単穴には3頭挙げる。
 まずは1番のメイショウショウブを挙げる。オークスは全く良いところなしで、前走のクイーンSは古馬相手の重賞戦線でレベルの違いに驚いた部分があるだろう。スローペース濃厚のメンバー構成であるが、逃げるのはこの馬か。このメンバーも相当強い馬たちとの戦いだが、スローペースを味方にして逃げ切る可能性はあるだろう。しかも最内枠と逃げるには絶好。逃げればここは勝ち上がっても不思議ではない。

 次に6番のシャドウディーヴァを挙げる。この馬のラストの脚は魅力的。しかも直線の長いコースでの叩き合いになって根性を発揮するタイプの末脚だ。そういう意味では阪神外回りコースのこの舞台設定は良い。関東馬なのに先週の紫苑Sではなくて、関西のローズSに出走してきたというのもチャンスと思ってのことだろう。スローペースで密集する馬込みで脚を矯めて、ラストで馬群をこじ開けて突っ込んでくるか。

 次に8番のヴィクトーリア。今回のメンバーでオークス出走組では最先着している馬。能力に関しては疑いようがないし、休養明けでも走れる態勢は整っている。逃げても追い込んでも良し。位置取りはスタート次第だが、休み前のレースを見ると出遅れて後方からのパターンが多い。今回も出遅れて後方からレースを強いられると、スローペースの流れはこの馬には厳しい。でもスタートを上手く切れば本命にしたいぐらいの馬。しかし、オークスでの追い込みを見ると出遅れても難とかやってくれそうな気がするが。本命にはしにくいがこれぐらいの評価は必要だろう。

買い目 三連単フォーメーション
1着 7
2着 1、4、6、8、10、12
3着 1、3、4、5、6、8、10、11、12

買い目 三連単フォーメーション
1着 1、6、8
2着 7
3着 1、3、4、5、6、8、10、11、12    合計 72点
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競馬 セントウルS&京成杯オータムHの予想

2019年09月08日 | 競馬予想
 いや~、昨日の紫苑Sは惜しくもゴール前で差されて的中ならず。それでもショックを引きずっているヒマがないほど、次々にレースが押し寄せてくるので競馬をやっていると本当に楽しい。今週はセントウルSの方は今春の高松宮記念を制したミスターメロディが登場。いよいよGⅠホースが動き出してきた。
 京成杯オータムHの予想
 活きの良い三歳馬が登場。毎年のことながらハンデ戦で難しレース。しかも、今年は雨の状態も気になる。しかし、開幕週の馬場で昨日のタイムも早い。そして、このメンバー構成を見ると確たる逃げ馬がいない。ここは桜花賞で果敢に大外枠から逃げたプールヴィルが逃げるか?これはもうスローペース確実。ハンデ差、展開、馬場などあらゆる要素がプールヴィルに味方しているような気がする。

◎ 13 プールヴィル
▲  4 クリノガウディ
▲  9 グルーヴィット
▲ 10 トロワゼトワル
△  1 プロディガルサン
△  2 ジャンダルム
△  8 フローレスマジック
× 11 ディメンシオン
× 12 ヤングマンパワー
×15 ハーレムライン

 俺の本命は前述したように13番のプールヴィル。休養明けで古馬のとの初対決。小さい体の馬なので休養明けは良いだろう。調教のタイムもばっちりだから休み明けからでも動ける態勢は整った。枠はもう少し内の方が良かったが、この馬のスタートセンスなら好位で立ち回れる。桜花賞の内容なら逃げる手もあり。前述したように馬の能力以外の部分でも良い条件が揃った。自信の本命だ。

 単穴には3頭挙げる
 まずは4番のクリノガウディ。前走の中京記念では惜敗の2着。この馬の場合は折り合い次第だろう。折り合いが付けば勝機がある。スローペースが濃厚なだけに折り合い面で心配なだけに本命にできなかったが、斤量や枠順は恵まれた。中京記念の無念を晴らせるか?

 次に9番のグルーヴィット。前走の中京記念は能力を見せた。今回はハンデ面で他の馬との比較で不利なのは仕方ないが、ここにきて更なる成長を感じさせる。これぐらいの評価は必要だ。

 次に10番のトロワゼトワル。名前の由来はフランス語で『三ツ星』。ここに来ての上昇は心強いし、鞍上の横山典弘ジョッキーの存在も不気味。ハンデ差を活かして一発があるか。中山コースのマイルなら勝つチャンスある。
 △、×評価は好位に行ける馬と斤量を考慮しました。それと2番のジャンダルムの復活に警戒です

買い目 三連単フォーメーション
1着 13
2着  1、2、4、8、9、10
3着  1、2、4、8、9、10、11、12、13

買い目 三連単フォーメーション
1着 4、9、10
2着 13
3着 1、2、4、8、9、10、11、12、13     合計 72点

セントウルSの予想
 こちらは高松宮記念の覇者であるミスターメロディが登場する。春の短距離王だが抜群の動きを調教で見せた。しかしながら目標は先のスプリンターズS。今回は一叩きの舞台だと思って評価を下げたいところだ。ここもレース展開を読むと内枠を引いたマテラスカイが芝コースでハナを切る。1200Ⅿ戦の重賞戦にしてはそれほどペースは早くならない。そうなると逃げ馬に充分な警戒が必要だが、それでも前半の3ハロンは33秒台にはなる。しかも、この頭数なら差し馬も馬群を捌くの手間がいらず充分に能力を発揮する。別定戦とはいえ斤量で恵まれている馬がいるのでその馬を本命にする。
 
◎ 11 アンヴァル
〇  2 マテラスカイ
▲  4 イベリス
▲  7 タワーオブロンドン
△  6 ファンタジスト
△  8 ダイメイプリンセス
△ 12 ミスターメロディ
×  5 ラブカンプー

 俺の本命は11番のアンヴァル。どんなレースでも上位にくるのだが勝ちきれない。しかし、今回の別定戦はそれが功を奏して他馬との比較で斤量は恵まれた。前走の北九州記念ではラスト直線で前が開かずに待たされたのが着差に響いた。今回はこの頭数なら馬群を捌くの前走のようなことはないだろう。それにこの馬はスプリンターズSに今のところは向かわずに、このレースに全力投球。その意気込みも買ってここは本命。

 対抗には2番のマテラスカイ。逃げるのはこの馬。ダート馬の印象だが芝スタートは抜群に速いので短距離の一線級のメンバーが相手でもスピード負けはしない。ちなみに昨年の1400Ⅿダート戦のプロキオンSでは衝撃的な楽勝劇を見せたが、その時の1200Mの通過タイムはダートなのに1分7秒5。これは芝の1200Ⅿのレースでも速いタイム。もしかしたら芝1200Ⅿのレースで衝撃的な勝ちっぷりを見せるかもしれない。

 単穴には2頭挙げる
 4番のイベリスを挙げる。1600ⅯのアーリントンCではドスローの展開が味方して逃げ切り勝ちを収めたが、本質は短いところの距離が良いだろう。本来は逃げた方が良い馬なのだが、今回は差すレースを試す可能性がある。1200Ⅿのスプリント戦なら控えるレースでもできると思うのだが。斤量は良いし、姉が短距離重賞をたくさん勝ったベルカントなら今回は非常に楽しみだ。

 次に7番のタワーオブロンドン。前走のキーンランドCは狭いコースで短くて平坦なコースをよく追い込んできた。ベスト距離は1200~1400Ⅿといったところか。レース間隔は詰まっているが更なる1200Ⅿへの慣れが見込めるので今回も好勝負は必至だろう。しかし、他の馬との比較で斤量は57キロは厳しい。それでもこれ以上は評価は下げられない。

買い目 三連単フォーメーション
1着 11
2着  2、4、6、7、8、12
3着  2、4、5、6、7、8、12

買い目 三連単フォーメーション
1着 2、4、7
2着 11
3着 2、4、5、6、7、8、12

買い目 三連単フォーメーション
1着 2
2着 4、6、7、8、12
3着 11                        合計 59点
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競馬 紫苑S予想(2019)

2019年09月07日 | 競馬予想
 難しいだけでなく、暑すぎる夏競馬がおわり秋競馬へ突入。秋競馬一発目とはいえ、GⅠレースへ続くレースなので気合を入れて予想する。しかしながら今日も所用のため簡単に予想だけアップすることになります。
 俺の本命は6番のフェアリーポルカ。オークスはボロ負けだったが、フローラSの内容は良かった。不利と言われる東京2000Ⅿコースの大外枠からあれだけのレースを見せてくれたのだから能力はある。レース振りも好位に取り付ける脚があるのも、開幕週の中山2000Ⅿコースなら更に活きる。
 対抗には中山コースが得意な1番エアージーン。単穴にはオークス2着のカレンブーケドールを挙げる。

◎ 6 フェアリーポルカ
〇 1 エアジーン
▲14 カレンブーケドール
△ 4 フィリアプーラ
△ 5 レッドエルディエス
△ 8 グラディーヴァ
△13 アップライトスピン
△15 パッシングスルー
× 12 ローズレソーロ

買い目 三連単フォーメーション
1着 6
2着 1、4、5、8、13、14、15
3着 1、4、5、8、12、13、14、15 

買い目 三連単フォーメーション
1着 1、14
2着 6
3着 1、4、5、8、12、13、14、15

買い目 三連単フォーメーション
1着 1
2着 4、5、8、13、14、15
3着 6                          合計 69点 
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映画 イノセント(1976) ルキノ・ヴィスコンティ監督の遺作

2019年09月03日 | 映画(あ行)
名門貴族の末裔である名匠ルキノ・ヴィスコンティ監督。生涯を裕福な暮らしができる境遇でありながら、イタリア共産党に入党(後に離党)したり、私生活もバイセクシャルであることを公言するなど何かと二元性を抱えている人物として知られている。戦後間もなくの頃は、他のイタリア人の世界的有名な監督と同様に貧しいイタリア社会を描いたネオリアリズモから出発しながらも、元々が金持ちなので他の監督と違い次第に豪華絢爛、そして耽美的といわれる作風に変貌を遂げていき、数々の名作をこの世に遺した。
 そんなヴィスコンティ監督が遺作として辿り着いた映画が今回紹介するイノセント。ちなみにイタリア語の原題はL'innocenteであり、意味は『罪なき者』。タイトル名だけから内容を想像すると、清廉潔白な俺のような人間が主人公かと思いきや、貴族階級に属し、傲慢、我儘、女たらしであるダメ男が主人公。
 
 ヴィスコンティ監督が死を間際にして、自らの出自である貴族を容赦なく叩きのめすストーリーの紹介を。
 20世紀初頭のローマ。トゥーリオ伯爵(ジャンカルロ・ジャンニーニ)は妻のジュリアーナ(ラウラ・アントネッリ)とは愛が冷めており、今は未亡人である公爵夫人であるテレーザ(ジェニファー・オニール)と不倫の真っ最中。しかしながらトゥーリオは妻とは別れたくないし、愛人とも離れたくない。誰に何と言われようと我さえ良ければ満足している。
 ある日のこと、トゥーリオが愛人テレーザと旅行に出かけている最中に、実家へ弟のフェデリコ(ディディエ・オードパン)が友人で作家のフィリッポ(マルク・ポレル)を連れてくる。そこへ出合わせたジュリアーナとフィリッポは見つめ合った瞬間から互いに惹かれていく。
 トゥーリオは愛人テレーザとの不倫旅行から帰ってきて、妻のジュリアーナの様子から不倫相手いることに気付くのだが、そのことはトゥーリオに自分が本当に愛していたのはジュリアーナだったとを気づかせる。トゥーリオとジュリアーナは再び愛し合うことになるのだが、既にジュリアーナはフィリッポの子供を妊娠しており・・・

 昔の西欧の貴族の世界は俺のような底辺の社会で生きる人間には憧れたりするが、いやいや本作を観てそんな想いは吹っ飛んだ。このトゥーリオ伯爵だが男として相当なダメっぷりを発揮してくれる。妻に対しては妹扱いで、しかも俺には愛人が居てもオッケーだと力づくで認めさせている。しかも、この男は西欧の人間には珍しく無神論者。何かと傲慢で強がりな奴だ。
 妻に近づいてくる男に対して毛嫌いするのは理解できるが、愛人に近づいてくる男でさえケンカ腰になる。そして俺は自由人だから何をしても良いんだと妻のジュリアーナに、わざわざ話すとは余計なお世話。最初から最後までこんな調子でストーリーが進む。そりゃ~、他の男との子供を妊娠してしまうジュリアーナは罪が深いかもしれないが、悪いのは罪を犯していなくてもトゥーリオ、お前だ!
 無神論者の人間に天誅が降されるだけの結末だったら観終わった後は確かにスッキリしたかもしれない。しかし、映画史にその名を轟かすルキノ・ヴィスコンティ監督は、そんなありきたりのエンディングに逃げない。この天才監督はバイセクシャルなだけあって女性の気持ち、恐ろしさをよく理解している。そして、典型的なダメ男についてもよく理解している。
 生涯にわたり駄作知らずで、名作及び傑作を撮り続けていただけに、本作は彼の監督作品の中で特に優れている方でもないと思うのだが、画面から伝わる映像は流石だと感じさせる。そして、遺作にして彼の作品の中で最もエロいシーンを見せつけられる。奥さんの役のラウラ・アントネッリだが、どこかで見たことがあるな~なんて思っていたら、何と青春エロ映画の『青い体験』、『続・青い体験』に出演していた女優さんだった。確かにあのエロシーンを撮りたいと思えば、この女優を大監督が引っ張り出してきたのも大いに納得できる。
 そして、ダメンズを演じるジャンカルロ・ジャンニーニだが、この人の目力が凄い。顔の表情だけでもアカデミー主演男優賞級の演技だと感心させられる。
 ルキノ・ヴィスコンティ監督と聞いて心が躍る人、ヨーロッパ映画の名作に触れたい人、『青い体験』を観ている人、金持ちが嫌いな人等に今回はイノセントをお勧め映画として挙げておこう

イノセント ルキーノ・ヴィスコンティ DVD HDマスター
ガブリエレ・ダヌンツィオ,スーゾ・チェッキ・ダミーコ,ジョヴァンニ・ベルトルッチ
アイ・ヴィ・シー


イノセント ルキーノ・ヴィスコンティ Blu-ray
ガブリエレ・ダヌンツィオ,スーゾ・チェッキ・ダミーコ,ジョヴァンニ・ベルトルッチ
アイ・ヴィ・シー


 監督は前述したルキノ・ヴィスコンティ。前述したように名作ぞろいですが、個人的なお勧めはアラン・ドロン主演の若者のすべて、女の恐ろしさを思い知らされる夏の嵐、女装、幼児性愛、近親相姦、虐殺等、何でもありの地獄に堕ちた勇者ども、時間に余裕があればルートヴィヒも観て欲しいです。

 
 
 


  

 







 
 
 
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競馬 新潟記念予想(2019)

2019年09月01日 | 競馬予想
新潟記念の予想
 ようやく猛暑を乗り越えたのか少し涼しくなってきた。これは馬にも良いことで調子を上げてくる馬もいるだろう。今日は所用で予想をアップするのみ。調子が良い馬に差し馬が多いが、メンバー構成をみれば先行馬が有利。ここは前に行ける馬を中心に馬券を組み立てることにする。そんな中でも好位でレースができるセンスのあるサトノキングダムを本命に指名する。

◎  1 サトノキングダム
▲  3 ダイワギャグニー
▲  9 レイエンダ
▲ 15 ブラックスピネル
△  2 アクート
△  5 ジナンボー
△ 10 カヴァル
×  4 フランツ
×  6 カデナ
× 16 センテリュオ

買い目 三連単フォーメーション
1着 1
2着 2、3、5、9、10、15
3着 2、3、4、5、6、9、10、15、16

買い目 三連単フォーメーション
1着 3、9、15
2着 1
3着 2、3、4、5、6、9、10、15、16     合計 72点
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