ザ・競馬予想(儲かるかも?)

競馬予想(三連単予想)をします(主に重賞)。しかし、最近は映画の記事が多いかな?

映画 チェンジリング(2008) 母親の強さを感じます

2015年01月27日 | 映画(た行)
 1920年代後半にアメリカ、ロサンゼルスで起きた連続少年誘拐殺人事件(ゴードン・ノースコット事件)の被害者の母親の主人公を人気女優アンジェリーナ・ジョリーが演じる実話の映画化。恐らくまだ観たことがない人はサスペンス的な面白さを期待して観る人が多いかもしれないが、本作からそんなことを期待するのは的外れもいいところ。
 とことん絶望的な状況に追い込まれながらも、気高き姿勢を崩さない強い母親の姿を観て、女性は大いに勇気を得ることができるし、男性は女性の強さにビックリする映画だ。

 昔の事件を描きながらも様々なテーマを盛り込んでいるのがこの映画の凄いところ。女性蔑視、権力の腐敗及び乱用、個人を抹殺しようとする全体主義の危うさ等。なんだか日本のお隣の国の一党独裁国家の様子を見ている気分にもなれる映画だ。しかし、今でもたびたび問題を引き起こしているロス市警だが、この当時のロス市警は本当かよ~!なんて思うような腐敗ぶり。本作に登場する人殺しもとんでもない奴だが、それに劣らずロス市警の人間もとんでもない悪人。むしろロス市警の悪行の数々の方が印象に残るぐらいだ。

 さて、息子を想う母親の気持ちがビシビシ伝わってきて、ロス市警の輩がとにかくムカつくストーリーを簡単に紹介を。
 1928年、ロサンゼルスにおいて。シングルマザーのクリスティン(アンジェリーナ・ジョリー)は仕事から帰ってくると、家に居るはずの一人息子のウォルターが行方不明になっていることにショックを受ける。警察に届け出たものの警察の行動はとろい。
 しかし、5ヵ月後に警察から息子が発見されたとの連絡を受ける。クリスティン(アンジェリーナ・ジョリー)は大喜びでウォルターと再会できると思ったのだが、目の前に現われたのは別の子供。クリスティン(アンジェリーナ・ジョリー)は再度息子の捜索を警察に願い出るが、なんと彼女は精神病院に送れられてしまい・・・

 さて、愛する息子は一体どこへ行ってしまったのか?だいたいこの見知らぬ子供は何者だ?なんてことを考えさせるような時間もあるが、意外なところから真相に近づいてくるのだが、実際の事件を元にしているだけに単純にハッピーで終わる映画ではない。むしろクリスティン(アンジェリーナ・ジョリー)にとっては最悪の結末だったのか?と思わせたりする。しかし、彼女の最後に言う一言が素晴らしいし、俺の最も好きな言葉。やっぱり人間が生きていくにはコレが必要だよね~と改めて感じさせられた。
 そして、更にこの映画をもっと奥が深いテーマを持っているような気にさせるのが、死刑囚にけっこう時間を割いていること。死刑囚とクリスティンが顔を突きあわせる面会シーンがあったりするのだが、俺には何だか奥が深いテーマが隠されているような気がしたのだが、クリント・イーストウッド監督作品なだけに余計に色々なことを考えてしまった。

 他にもモノクロのシーンから始まりモノクロのシーンで終わったり、渋い画調でアンジェリーナ・ジョリーの唇の赤色が強調されていたり、なんだかヨーロッパ映画を見ている雰囲気になる映像が特筆だ。この雰囲気にはまる人がけっこう居るのではないだろうか。そしてイーストウッド監督自身が手がけた音楽がまた他の作品同様良いのだ。
 母親の本当の強さを感じることができるし、クリント・イーストウッド監督らしく色々なテーマが内包されており、暗闇の中にチッポケな灯りが薄暗く見えるような映画チェンジリングは女性全般、クリント・イーストウッド監督作品が好きだけれど本作は未見の人、アンジェリーナ・ジョリーのファンの人、今までに経験したことが無いような感動を味わいたい人にお勧めです

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競馬 アメリカJCC&東海S予想 もう強い馬が始動します

2015年01月25日 | 競馬予想
 昨日の京都牝馬Sは俺の予想なんかカスリもせず。本当に自分の情けなさを痛感する今日この頃。ウチパクって逃げると気迫のこもったレースを魅せる。今年に入って競馬の予想がサッパリだが今日は現役バリバリのGⅠホースが登場。両レースともに信頼できそうな馬なのでここら辺でしばらく振りの馬券的チュ~っといきたいものだ。

アメリカJCC予想


 まさかこんなところから現役バリバリのGⅠホースであるゴールドシップが出走してくると思わなかった。時々、すっかり弱りきったGⅠホースが出走してくることはあったような気がするが、まだまだGⅠ戦線は先なのになぜこんな寒い時期から始動開始したのか?レース展開は確たる逃げ馬も存在せずにスローペース濃厚。ゴールドシップがスタートを決めて好位で流れに乗れれば楽勝、しかし出遅れて最後方のポジションになってしまうと足元をすくわれるシーンがあるかもしれないが、それでもこのメンバーなら強引に大外から捻じ伏せてしまうか?いずれにしろ三連単の1着固定で買うにしても2、3着は少々ひねって馬券を組み立てる必要があすか。
 ◎ 8 ゴールドシップ
 ▲ 2 マイネルフロスト
 △ 3 マイネルディーン
 △ 4 パッションダンス
 △ 6 ディサイファ
 △10 フェイゲーム
 △12 クリールカイザー
 △14 ミトラ
 × 1 ダークシャドウ
 × 9 エアソミュール
 ×17 ショウナンラグーン

 僕の本命は8番のゴールドシップ。この馬以外に本命馬は考えられない。今年の目標であるGⅠレースはまだ先なのに、もうこんな寒い時期から始動してきた。比較的得意な中山コース、強敵は出走してこない、有馬記念後も調子が良すぎる等、他にも理由があると思うが、このレースなら1着賞金の6000千万円を山分けできると陣営は確信したのだろう。別定戦で他の馬とは斤量差はそれほどないし、58キロの斤量も背負いなれたもの。いくらひねくれ者の俺でも今回はゴールドシップに逆らえない

 恐らくゴールドシップが格の違いを見せつけると思うが、スタートで出遅れてスローペースに嵌まる可能性もある。それでもこのメンバーなら大外捲くって勝ってしまいそうだが、俺は油断しない。実際に有馬記念で2着に突っ込んで来たトゥザワールドのようなレースをする馬は居ないのか!?
 単穴に2番のマイネルフロスト。恐らくスローペースの展開になると思うが、内で脚を矯めて最後の直線で脚を爆発させるタイプの馬ならもしかして・・・という淡い期待を抱かせる。そんなレースを期待できるの馬が内枠をゲットしたマイネルフロスト。前走の中山金杯を一叩きして、ここというのは狙いすましたローテーションといえるし間違いなく前走よりは調子が上がっているはず。そして55キロの斤量は他の馬との比較上ではかなり有利。せこく立ち回り、ゴールドシップがスタートで後手を踏むと、この馬なら勝たれても驚けない。

△には東京コースの方が成績を残していますが、持ち前のレースセンスの良さは中山コースの方が向いているはずの6番のディサイファに印を打ちます。

 買い目 三連単フォーメーション
 1着 8
 2着 2、3、4、6、10、12、14
 3着 1、2、3、4、6、9、10、12、14、17

 買い目 三連単フォーメーション
 1着 2
 2着 8
 3着 1、3、4、6、9、10、12、14、17             合計 72点

東海S予想


 コチラの方も現役バリバリのGⅠホースであるコパノリッキーが登場する。こちらは来月にフェブラリーS(GⅠレース)があるので、弱っているGⅠホースもバリバリのGⅠホースも出走してくるというのは常識的。しかも、注目すべきはコパノリッキー武豊が騎乗すること。
 レース展開としては、その武豊騎乗のコパノリッキーが逃げる思うが、楽なペースで逃げて圧勝するような声もチラホラ聞こえるが、最近の他のジョッキーはペースが読めないので常に武豊が乗っている馬のポジションの直ぐ後ろに行こうとする。そんなに思っているほどの楽な逃げは期待できないと思う。特にナムラビクターは逃げるコパノリッキーを目標に早め進出。中京コースの長いダートも逃げる馬にとっては非常に厳しい設定。有力馬2頭が4コーナーに入って直ぐにマッチレースをしてしまうと、ゴール前で脚が鈍り、差し馬の台頭があるか

 ◎ 10 ランウェイワルツ
 ▲  1 マイネルクロップ
 ▲  6 コパノリッキー
 ▲  8 ナムラビクター
 △  4 インカンテーション
 △  5 ニホンピロアワーズ
 △  9 ソロル
 ×  2 トウシンイーグル
 × 11 マイネルバイカ
 × 13 グランドシチー

 俺の本命は10番のランウェイワルツ。なんだか2着がやたら多い馬だが安定感はピカイチ。前で有力馬がゴリゴリやってくれれば、この馬が大外か一気に差してくる。4歳馬でこれから充実期を迎えるが、まさに今がその時期。そして55キロは他の馬の比較上かなり有利。前々走、前走と1番人気で3着、2着と勝てないがこれは人気を背負ったことで早めに動いたり、いつもより好位でレースをしてみたり、人気馬の呪縛にかかってしまったのが原因。今回は強い馬が出走するので末脚を活かす競馬をするはずだ。ここを制覇してダート戦線の主役に躍り出る可能性を秘めている馬で本命。

 単穴には3頭が挙げる。
 まずは1番のマイネルクロップ。なんてったって前走の勝ちっぷりが非常に優秀。しかも前走に引き続き最内枠をゲット。前走の印象からはかなりの好素材で勢いを持って、ここにチャレンジしてきた。もし勝つとしたらこの枠順は最高だし、末脚が活かされる流れになればこの馬に出番があっても不思議ではない。さすがに今回はレベルが上がり、前走のように簡単に馬群を捌けるかちょっと不安はあるが、勢い的には魅力が一杯だ。勝つ可能性はある。

 次に6番のコパノリッキー。かつての武豊らしく有力馬が回ってきた。最近は強い馬が回ってくることがなかったが、今回のこのチャンスを活かせれば今年はかなり期待できる。逃げ馬が不在なので恐らくこの馬が逃げると思うが、目標にされる辛い展開が予想される。それに58キロの斤量も最後の踏ん張りに影響がでそうだ。しかし、去年の衝撃的なフェブラリーSを勝ってからの、覚醒振りは本当に馬の奥深さを改めて知らされた。もしかしたら今でもまだまだ秘めた能力を隠しているかもしれない。これ以上は評価を下げられない。
 
 次に8番のナムラビクター。去年は重賞を勝ったり、チャンピオンズCでも2着に食い込むなど、今やダート界ではトップクラスの馬になった。小牧ジョッキーも敵は武豊騎乗のコパノリッキーしか見てないだろう。それにコパノリッキーフェブラリーSへの叩き台との見方もあるが、この馬の陣営は貧乏厩舎に大して走らない馬を多く抱えている馬主。今回のレースはGⅠレースへ向けての叩き台なんて余裕綽綽の気持ちは持てない。一戦必勝を合言葉に今回のレースでも勝負気配を感じる。早めに逃げ馬を捕まえに行く展開は差し馬の台頭を誘発してしまいそうだが、この馬の能力はGⅠ級。やはりこの馬もこれ以上評価を下げられない。

 買い目 三連単フォーメーション
 1着 10
 2着  1、4、5、6、8、9
 3着  1、2、4、5、6、8、9、11、13

 買い目 三連単フォーメーション
 1着 1、6、8
 2着 10
 3着 1、2、4、5、6、8、9、11、13          合計 72点

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競馬 京都牝馬S予想 クラシック戦線を戦った底力を見せます

2015年01月23日 | 競馬予想

京都牝馬S予想


 去年の牝馬クラシック戦線はレベルが高かったの低かったのか、よくわからなかったのだがハープスターヌーヴォレコルトは今年も期待出来る逸材。しかし、牝馬は一度狂うと急にダメになってしまうから難しい。
 去年の牝馬クラシック戦線では期待させながら春は全く結果が出ず、そして秋は疲労が長引き復帰できなかったのが、今回の京都牝馬Sに出走するフォーエバーモア。この馬こそすっかり歯車が狂ってしまったような牝馬の典型的パターンに陥ってしまっている感が否めないが、去年のオークスからの休養明けが俺には吉と出るように思うのだが、果たして結果は如何に

 ◎ 11 フォーエバーモア
 ○  4 ダンスアミーガ
 ▲ 14 ウリウリ
 △  6 レーヴデトワール
 △  7 ベルルミエール
 △  8 キャトルフィーユ
 △ 15 シャイニーガール
 △ 16 アロマティコ
 × 13 ケイアイエレガント

 俺の本命は前述通りフォエバーモア。去年はクイーンCは勝ったが、桜花賞オークスと全くのダメダメ。折り合い、根性などモロに気性の悪さが出た。走る能力は実装済みだが気性の問題がこの馬にはあった。しかし、去年のオークス以来の休養が気性の成長を促す可能性はないだろうか?あのハープスターと叩き合いに持ち込んだ能力はこのメンバーなら上位のはず。
 逃げて引っ張ってくれる馬が居るのは、この馬には良いし、距離の1600Mはこの馬に最も合っている。そして別定戦において斤量53キロはかなり有利な条件。長期休養明けが響いて人気を下げているが、けっこう乗り込んでいるし、今週の調教の動きは俺には良く見えた。まともに能力を出せることを信じて本命

 対抗には4番のダンスアミーガ。祖母にはオークスエリザベス女王杯を制している名牝ダンスパートナー。一族からは多数の活躍馬が出ている良血馬だ。スタートは上手で好位で立ち回れる器用さが武器。そんな馬にとってこの内枠は絶好の枠順をゲットした。今の京都はまだ内の馬場を通った馬が伸びる。C・デムーロ騎乗というのも心強い。牡馬相手のオープン戦の前走は、正直もっとやれると思ったのだが内容は悪くない。重賞でも牝馬限定の今回なら上手く立ち回りさえすれば本命は逆転できる。

 単穴には14番のウリウリ。変な名前だが由来はハワイの楽器のこと。ちなみに去年のこのレースを制覇しているように実績充分。それなのに54キロで出走できるとかなりの恩恵を受けている。前走の阪神Cは4着だったが好メンバーだっただけに価値がある。外枠はこの馬にとっては、あまり良くないが大して強い馬が見当たらないこのメンバーで54キロ。格の違いで他の馬を圧倒する可能性はある。これより評価は下げられない。

 買い目 三連単フォーメーション
 1着 11
 2着  4、6、7、8、14、15、16
 3着  4、6、7、8、13、14、15、16

 買い目 三連単フォーメーション
 1着 4、14
 2着 11
 3着 4、6、7、8、13、14、15、16

 買い目 三連単フォーメーション
 1着 4
 2着 6、7、8、14、15、16
 3着 11                               合計 69点

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映画 ブリキの太鼓(1979) 3歳で成長を止めた子供のお話

2015年01月21日 | 映画(は行)
 子供の時はひたむきで純粋な心を持っていたのに、大人になると欲望にまみれてすっかり堕落してしまった人をよく見かける。まあ、俺なんかはいつまでも少年のような気持ちをずっと持ち続けている方だ。しかし、そんな俺でも誘惑に負けてしまいそうな時がしょっちゅうある。特に性欲と食欲を抑えるのが大変だ。
 この世に生まれてから3年しか経っていないのに、もう大人にはなりたくないと自ら成長を止めてしまったオスカル君のお話が、今回紹介する映画ブリキの太鼓。ドイツのノーベル文学賞受賞作家ギュンター・グラスの同名小説を原作とする映画化作品だ。
 オスカル君が自らの半生を語る形でストーリーが進んで行くが、現在のポーランドにある自由都市ダンツィヒが舞台であり、ナチスドイツが台頭する第二次世界大戦の前後が時代背景(1927年~1945年)が主に描かれている。ちなみにオスカル君は1924年に生まれるのだが、映画自体は彼が生まれるより前の1899年のお祖母ちゃんと放火魔の男がひょんな事から結ばれて妊娠してしまうシーンから始る。そして生まれたのがオスカル君の母親。さらにオスカル君の誕生秘話も映画の中で描かれるが、これが結構俺には笑えた。

 3歳で成長することを止めたオスカル君だが案の定と言うべきか、相当変な子供だ。3歳の誕生日のお祝いにもらったブリキで出来た太鼓を片時も放さずにずっと持ち歩き、ところかまわず太鼓を叩きまくるような非常にはた迷惑な3歳児。そして彼には驚くべき超能力が成長を止めた瞬間から備わった。それは『きゃ~』と叫び声をあげるとガラスが割れること。羨ましいと思わないどころか、全く何の役にも立たないような超能力に思えたのだが、意外にも後半ではこの超能力が大活躍する。
 大人の猥褻な行為にすっかり幻滅し、3歳で成長を止めてしまったオスカル君の目には第二次世界大戦前後の特異な時代はどのように写ったのか!何だかエログロの強烈なインパクのあるシーンばかりが印象に残るが、それはそのままオスカル君が感じた大人の世界を表わしているのだろうか。そして肉体は3歳のままでも、様々な経験により精神の方は3歳のままでは居られない。普通の青年と同じように女性に興味を持ってしまう。

 寓話的要素と戦争の悲劇を思い知らされる現実が入り混じったようなストーリーの紹介を。
 1899年、自由都市ダンツィヒ(現在のポーランドのグタニスク)において、荒野で芋を焼いていたアンナは警官に追われていた放火魔の男を自らのスカートの中に隠すが、それがもとで妊娠し、女の子アグネスを産む。
 1924年、アグネスはオスカル(ダーフィト・ベンネント)を産む。アグネスはアルフレート(マリオ・アドルフ)と結婚していたのだが、従兄で恋人のヤン(ダニエル・オルブリフスキー)とも愛し合っていたために、どちらがオスカル(ダーフィト・ベンネント)の本当の父親なのかはわからない。
 1927年、3歳になったオスカル(ダーフィト・ベンネント)は誕生日のお祝いに母のアグネスからブリキの太鼓をもらうのだが、その場に居た大人達の狂乱した様子に幻滅したオスカル(ダーフィト・ベンネント)は、その日から身長が1cmでも伸びることを拒むために階段から飛び降りて成長することを止めてしまう。
 それ以来オスカル(ダーフィト・ベンネント)は片時もブリキの太鼓を離そうとせず、しかも叫び声をあげると周囲のガラスを割る超能力を身につけてしまう。やがて第二次世界大戦が勃発し、自由都市ダンツィヒにナチスドイツが侵攻。そんな激動の時代の最中にオスカル(ダーフィト・ベンネント)は様々な人々の出会い、永遠の別れを経験するのだが・・・

 階段から飛び降りて成長が止まるわけがないだろう、なんて思いながら観ていたのだが、こんな事って本当にあるのかよ!?何だか変てこりんなストーリー展開もさることながら、結構色々と強烈なシーンを見ることができる。オスカルが子宮から出てきて誕生するシーン、浜辺で馬の首が引き上げられてからウナギがウヨウヨ出てくるシーン、お母さんのアグネスが魚を食いまくるシーン、唾液で戯れるシーン、3歳のオスカルが若い女性のあそこの部分に顔をうずめるシーン等などエログロ描写がたくさん出てくる。そしてサーカス団に属する小人達の存在も何だか非常に意味深だ。これらのシーンは大人の世界に対する皮肉だと俺には感じられたのだが、何だか他にも重要なメッセージが隠されているような気がするのだが、果たしてそれは何なのか。
 そしてそんな映像的な見どころと同時にオスカル君の身近の存在だった人が次々に死んでいくが、これなんかは非常に戦争の悲惨さを感じさせる。3歳で身体的成長を止めることが出来たとしても、目の前で人が死んでいく現実はオスカル君の精神面に対しては大きな変化を与えてしまうし、そして女性の存在は彼を否応にも普通の青年と同じような気持ちにさせてしまう。

 あのシーンが意味することは何だったのかと深読みしたくなるし、もしかしたら大して意味が無いのかもと感じたりさせる非常に悩ましい映画。しかしながらカンヌ国際映画賞のパルムドール賞、アカデミー外国賞を受賞するなど世界的に名作として誉れの高い映画。そのような映画に限って退屈な内容に感じられてしまう時もあるが、本作はオスカル君の素っ頓狂な設定、インパクトのある映像が飽きさせずに見せてくれる。
 今や懐かしい西ドイツの映画であるが、ちょっとヨーロッパの名作映画を観たいと思っている人、実は原作を既に読んでいるが映画はまだ観ていない人、ちょっと変わった内容の映画を観たい人には映画ブリキの太鼓をお勧めしておこう。

ブリキの太鼓 HDニューマスター版 [DVD]
ダービッド・ベネント,シャルル・アズナヴール,アンゲラ・ヴィンクラー,ダーヴィッド・ベネント,ダニエル・オルブリフスキ
ギャガ・コミュニケーションズ


ブリキの太鼓 ディレクターズカット ブルーレイ [Blu-ray]
ダーヴィット・ベネント,マリオ・アドルフ,アンゲラ・ヴィンクラー,ダニエル・オルブリフスキー,シャルル・アズナヴール
角川書店


 コチラが原作、かなりの長編です
ギュンター・グラス『ブリキの太鼓』全3巻セット (集英社文庫)
高本 研一
集英社


 ちなみに監督はフォルカー・シュレンドルフ。ヴィム・ヴェンダース、ヴェルナー・ヘルツォーク等と並び、ニュー・ジャーマン・シネマを代表する監督。この監督の作品は本作しか観ていませんが、最近もパリよ、永遠にを撮るなど、未だに創作力旺盛な監督です。この監督のお勧め作品があったら逆に教えて欲しいです

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競馬 日経新春杯&京成杯予想 両レースとも荒れそうです

2015年01月18日 | 競馬予想
 今年もスタートダッシュに失敗してしまったのだが、今週のレースで一気に取り戻す。両レースとも荒れそうな予感が漂うメンバー構成だ。

日経新春杯予想


伝統のGⅡレースのハンデ戦。今年も有力馬はハンデを背負わされ大荒れが期待出来るレースだ。外枠の方からメイショウサミットムーンリットレイクが逃げそうだが、すぐに落ち着いてスローペース濃厚。そんな展開の中で早め先頭を伺うタマモベストプレイに展開は向きそうだというのが大方の意見だろう。しかし、この馬のしぶとさは誰も知っているので有力どころは徹底的にこの馬をマーク。特にハンデ頭のサトノノブレスは引き離されない立ち回りでタマモを追いかけるだろう。前半はスローで流れても3コーナー過ぎから非常にシビアな流れ。ここは気楽な立場で乗ることができて、最後の直線勝負に賭ける馬がゴール前で脚が鈍る有力馬を差し切るシーンが想像できる。そんな中でも怖いのはベテランジョッキーの腕。最近は目立つシーンが少ないがここはダービーを2回制した名手の手綱捌きに期待だ。

 ◎ 11 ビービートレイター
 ▲  3 ホーカーテンペスト
 ▲  7 タマモベストプレイ
 ▲ 10 コウエイオトメ
 △  2 ハギノハイブリット
 △  6 アドマイヤフライト
 △  9 サトノブレス
 ×  4 アドマイヤデウス
 × 14 ダコール
 × 18 トーシンモンステラ

 俺の本命は11番のビービートレイター。まだ出走が賞金的に微妙だったのだ、回避馬が出てきて出走にこぎつけた。本レースに出走できるかどうかわからない段階から、四位洋文ジョッキーこの馬の追いきりに跨り、高評価を与えるなどどうやら今回は一発を狙っているムードが漂う。去年の春に休養してから復帰2戦が今ひとつの内容だが、数字が示すように太め残り。しかし今回は陣営のコメントに体が締まってきたとあるので、ここは前走より更に上昇してきたと見るべきだろう。しかも、ここはGⅡレースとはいえハンデ戦。人気馬たちがハンデを背負わされているだけに、54キロの斤量なら充分に勝負できる。そしてジョッキーは今回はやる気になっている四位ジョッキー(画像)の手綱捌きにも期待だ。気楽な立場で人気馬が競り合って脚があがるところを差して来い

 単穴には3頭挙げる
 まずは3番のホーカーテンペスト。名門藤澤厩舎が関西に刺客を送り込んできた。今まで大して見所の無いレースばかりしてきたが、前走が非常に優秀な内容。インで脚を矯めて抜け出してからもしっかり伸びて完勝。枠順も恵まれたし、今回も前走と同じレースをすれば勝てるチャンスある。浜中ジョッキーと手も合いそうだし、今ならこれぐらい距離があった方が良さそうだ。相手は今までから一挙に強化されるが、前走の内容の再現が出来れば勝てる可能性ある。

 次に7番のタマモベストプレイ。京都のような平坦コースはこの馬にピッタリ。早めに先頭から抜け出す作戦が嵌まるかどうか。展開的には有力馬の中では1番恵まれる立場だろ う。しかし、ハンデの57キロは少し気になるし、さすがに他の有力馬たちがこの馬を目標に殺到しそう。本命にするほどの自信はないが、これ以上評価を下げられない。

 次に10番のコウエイオトメを挙げる。7歳牝馬ということで普通ならとっくにピークを超えていそうだが、馬が元気一杯だ。この馬の成績は全く目立たないが京都外回りコースは人気以上に走ってくる。今回展開がタマモベストプレイをめぐって紛れると、最後の直線に賭けるこの馬の末脚が嵌まるかもしれない。そしてハンデは非常に恵まれ51キロの軽量。大外から他馬をまとめて一気に交わすシーンがあっても驚けない。

 買い目 三連単フォーメーション
 1着 11
 2着  2、3、6、7、9、10
 3着  2、3、4、6、7、9、10、14、18

 買い目 三連単フォーメーション
 1着 3、7、10
 2着 11
 3着 2、3、4、6、7、9、10、14、18         合計 72点

京成杯


皐月賞が行われるのと同じ舞台で行われる京成杯。土付かずの連勝中の馬や重賞戦線で好勝負をしている馬などそこそこのメンバーが揃った。オープン特別でも好走している馬がたくさん出走してくるが、考えようによっては勝ち味の遅いタイプばかりの馬ばかり出走しているとも言える。しかし、今の中山のレースを観ていると、昨日のニューイヤーS(1600M)のレースでもハイペースで逃げた馬が最後は2着に好タイムで踏ん張ったように、インを通った馬がしぶとい。今の中山の馬場傾向を考えると先行タイプ、内枠の馬を本命にしたいのだが、オ~前走は1番人気だったのになぜか今回は人気を落としている馬がいるではないか

 ◎  2 ブライトバローズ
 ○  1 クラージュンシチー
 ▲  7 ブラックバゴ
 ▲ 17 ペルーフ
 △  5 クルーガー
 △  8 タケルラムセス
 △ 13 ソールインパクト
 ×  9 マイネルシュバリエ
 × 12 バルビエール

 俺の本命は2番のブライトバローズ。前走は1番人気ながら5着。しかし、その前走は最後の直線で窮屈になってしまい追う事ができなかった。まともなら楽々突き抜けていた可能性が高い。前走のようにインを突く走りが出来れば、今の中山では有利だし今回も良い枠順をゲットした。なんだか前走の負けで人気を落としているが、前走は度外視できる。マトモに力を出せばこのメンバーなら勝てる

 対抗には1番のクラージュンシチー。2走前が未勝利戦とはいえ1.6秒差のボロ勝ち。相当レベルが低かったのかもしれないが非常に衝撃度は大きかった。新馬戦にしてもその時に負けたネオルミエールがオープン特別や朝日杯FSで好勝負を繰り広げていることを考えると、この馬の能力は相当高いと見るべきだろう。前走の東京スポーツ2歳Sは5着だったが、勝ち馬とは小差。むしろその前走で能力を感じさせたし、ソエの影響があったとのこと。ここは前走から間隔も開けて戦闘態勢は整ったとみるべきだろう。中山向きの器用さが無いだけに、この馬の場合は最内枠は良いのか、あまりよくないのか判断しにくいが2走前のレース振りからスケールの大きさを感じる。能力でこのメンバーを相手にして突き抜ける可能性は充分にある。

 単穴には2頭挙げる。
 7番のブラックバゴ。前走のホープフルSではインでロス無く脚を矯めるレースができたが、最後は追い出しを待たされるロスが痛かった。しかし、その前走は今回と同じ舞台の中山2000M。その経験値が今回のレースで糧になりそうだ。中団より後方でレースを進めることになりそうだが末脚は未勝利戦でも見せたように、前が開ければ突き抜ける可能性がある。この馬にとっては内過ぎず、外過ぎずちょうど良い枠だと思う。ここは試金石の一戦だがかなりの器を感じさせる。

 次に17番のペルーフを挙げる。ハッキリ言ってこの外枠はマイナス。しかし、レース振りは頭を上げたり横を向いて走ったり非常に荒削りだが、それでも勝ってしまうようにポテンシャルは大きい。前走で2000Mのレースを勝てたのも大きい。最近は活躍馬を多数出している池江厩舎が今年もクラシック戦線を賑わすとすればこの馬に対する期待は大きい。ちなみに母は牝馬重賞戦線でも活躍し、その兄にオルフェーヴルゴールドシップといった超大物を輩出しているステイゴールド。父は今注目の今年の3歳が初年度産駒となるハービンジャー。まさにクラシック戦線に主役を張れるだけの血統背景を持っているだけに、こんなところで躓いていられない。大外は不利だが逆にノビノビ走れる利点もある。今回のレース内容によっては今年のクラシック戦線の主役に躍り出るか?期待も込めて単穴評価にはしたいところだ。

 買い目 三連単フォーメーション
 1着 2
 2着 1、5、7、8、13、17
 3着 1、5、7、8、9、12、13、17

 買い目 三連単フォーメーション
 1着 1、7、17
 2着 2
 3着 1、5、7、8、9、12、13、17

 買い目 三連単フォーメーション
 1着 1
 2着 5、7、8、13、17
 3着 2                      合計 68点

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映画 ゴッドファーザー(1972) 全てが最高のマフィア映画

2015年01月17日 | 映画(か行)
 ストーリーは勿論のことだが、監督、俳優、音楽、映像、バイオレンスなど全てがサイコ~であり、名作としての貫禄を充分に感じることができる映画といえば、これゴッドファーザー。唯一ユーモアが足りないが、本作に関しては笑いの要素は必要ないので、そんなことは減点の対象にはならない。
 だいたいマフィア映画の主人公といえば、直ぐに怒鳴り散らし、平気で目の前に居る人間を撃ってしまうような近寄りがたい雰囲気の奴が多いが、本作のマーロン・ブランド演じるイタリア系(シチリア系)マフィアのドン・コルレオーネは全く真逆のタイプのマフィア映画の主人公。大きな声を張り上げるどころかカスレ気味の声でボソボソと話し、しかも次々と人が勝手に集まってくる超人気者。しかし、集まってくる奴らはどいつもこいつも面倒くさい頼みごとばかりしてくるのだが、このマフィアのドンは嫌な顔を一つも見せずに寛大な心を持って頼みごとを聞いてやるような大変律儀な性格だ。そんな素敵な人柄が幸いしたのかどうかわからないが、裏では政治家や警察にコネを持っていて、賭博や労働組合まで仕切っている暗黒街の超大物として君臨している。
 そして、ドン・コルレオーネの信条を表わす台詞が『家族を大事にしない奴は男じゃない』。実は本作と言うよりもゴッドファーザーシリーズ全編を通してマフィア映画の体を成しながら、家族の絆及び血の結束を描いた映画だ。

 ドン・コルレオーネ(マーロン・ブランド)には3人の息子と末の娘、四人の子供たちがいる。長男のソニー(ジェームズ・カーン)は気が短く、結婚して子供も居るのだが大変な女好き。次男のフレド(ジョン・カザール)は優しすぎて気が弱い。三男のマイケル(アル・パチーノ)はマフィアの家庭に生まれたことを嫌悪しており堅気として生きていくことを決意している元軍人。末娘のコニー(タリア・シャイア)は何だかいつも泣いているだけの印象。同じ父母から生まれた兄弟のはずだが、性格はバラエティに富んでいる。
 そして、更に少年時代から路頭に迷っていた所をソニー(ジェームズ・カーン)に連れて来られ、ドン・コルレオーネ(マーロン・ブランド)に家族同然、ソニー(ジェームズ・カーン)達と兄弟同然に育てられたドイツ系アメリカ人のトム(ロバート・デュヴァル)、血は繋がっていないがコルレオーネ家にすっかり馴染んでいる様子が見てとれる。
 血の繋がっていない者も含めて非常に個性的な兄弟の面々だが、その中でもメインなのは三男のマイケル(アル・パチーノ)。前半の堅気生活と後半のマフィアの世界にどっぷり足を突っ込んでしまってから、別人のように変わってしまうマイケル(アル・パチーノ)の成長物語でもある。

 さて、男が命懸けで家族を守ろうとするマフィア映画の金字塔的作品のストーリーとはいかなるものか。
 ドン・コルレオーネ(マーロン・ブランド)の屋敷では、多くの人が集まり娘コニー(タリア・シャイア)の結婚式が盛大に行われている。その一方でドン・コルレオーネ(マーロン・ブランド)を個人的な相談事で訪れる者も居たりで、娘の結婚式に関わらずビジネスも絡んでドン・コルレオーネ(マーロン・ブランド)は何かと忙しい。
 結婚式の最中に数年振りにマイケル(アル・パチーノ)が婚約者のケイ(ダイアン・キートン)を連れて帰ってきた。豪華な結婚式に驚いているケイ(ダイアン・キートン)にマイケル(アル・パチーノ)は父親が非合法的なビジネスに関わっているマフィアであることを正直に話し、自らは一切父親のビジネスに手を出さないことを誓う。
 マイケル(アル・パチーノ)とケイ(ダイアン・キートン)は仲良くデートを楽しむが、驚くべきニュースが飛び込んで来る。父親のドン・コルレオーネ(マーロン・ブランド)が何者かに弾丸を数発ぶち込まれ、重傷を負わされたことを知る。これを機にニューヨークのマフィア五大ファミリーの戦いが勃発。マイケル(アル・パチーノ)は堅気として生きていくことを決意していたのだが父親が撃たれたことに怒りを覚え、自らがマフィアの世界に飛び込み、過酷な運命に巻き込まれてしまう・・・

 脅迫、裏切り、粛清と何かとバイオレンスの匂いが漂うが、哀切漂う音楽『愛のテーマ』が血と死を洗い流す。イタリア系マフィアなんて聞くと人殺し集団かと思わせるが、元々はシチリアからアメリカに移民してきた人々が迫害される中で、それに対抗するための自警団組織。イタリア系移民にとって実はマフィアは心の拠り所。まさに本作の冒頭でドン・コルレオーネ(マーロン・ブランド)に頼みごとをするシーンを観ていると、マフィアの役割がよく理解できる、って本当かよ!?
 そして、実は俺がこの映画に興味が惹かれるのがコルレオーネファミリーに忠誠を尽くすトム(ロバート・デュヴァル)の存在。イタリア系社会における血の結束において、ドイツ系の血を引くトム(ロバート・デュヴァル)が完全にイタリア系社会に入り込めず苦悩しているシーンは本当にこの映画を奥の深いものにしていると思う。現在のところゴッドファーザーシリーズはPARTⅢまで作られているが、そのPARTⅢにおいてロバート・デュヴァルが出演を拒否してしまったが、おかげで少々薄っぺらいドラマになってしまったように思われるのが本当に惜しいと思う。
 他にも感動的な親子愛、ラスト近くで魅せる暗殺群集劇の素晴らしい演出、凄すぎるキャスト陣、フランク・シナトラやバグジー・シーゲルのような実在の人物のモデルを効果的に使っているシーンなど語り足りないことがまだあったような気がするが、実は俺が今まで観た映画の中で1番好きな映画がゴッドファーザー。俺が1番好きという理由だけでも万人にお勧めだ

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 監督はフランシス・フォード・コッポラ。ベトナム戦争の狂気を描いた地獄の黙示録、ジーン・ハックマン主演のシニカルな味わいのあるサスペンスカンバセーション…盗聴…、ジェフ・ブリッジス主演の車好きにお勧めできるタッカー、ジョン・グリシャム原作の映画化でマット・デイモン主演のレイン・メーカー、再チャレンジのお話?であるコッポラの胡蝶の夢など他にもお勧め作品が多数ある監督です。

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映画 コンタクト(1997) 色々なテーマを内包しているSF映画です

2015年01月14日 | 映画(か行)
 時々、SF映画の形態のように見せておいて哲学的なテーマを内包しているような映画を見かけることがあるが、その多くの作品が『コレって、失敗作じゃねぇ~?』『映像明瞭、意味不明!』『眠た~い』なんて感想を抱く作品が多い。そのような映画に限ってSF映画の金字塔的名作とか呼ばれる作品が多いから、俺の頭がボケてんのか?なんて思ったりして自分に自信を無くすことがしょっちゅうある。
 しかし、今回紹介する映画コンタクトは表面状は単なるSF映画だが、内包されているテーマ性は多様で奥が深く、前述したような名作と呼ばれるSF映画にありがちな退屈感は全く無い。確かに最初の方は、宇宙人って本当に存在するのか?なんて話を科学者達が真剣に取り組んでいる様子を見ていると、なんだかスタップ細胞を発見しようとしているレベルと大して変わらないように見えなくもないが、本作の結末はスタップ細胞の茶番劇とは異なり、感動及び癒しを与えてくれる。

 SF映画らしい綺麗な映像を随所に見ながらも、現代を生きる我々人間に色々な教訓を示唆してくれる気分になる映画コンタクトのストーリー紹介を簡単に。
 SEIT(地球外知的生命体探査)を専門とする研究者であるエリー(ジョディ・フォスター)は、幼少の頃から天体や科学に興味を持ち、最愛の父親テッド(デヴィッド・モース)を9歳の時に亡くした後も、今ではひたすら宇宙人と接触(コンタクト)できることを夢みて、研究に没頭する日々を送っていた。
 宇宙人なんか居るわけが無いだろう、なんて世間の雑音も耳にする中で、何年も宇宙人との接触を試みてきたのだが、ついに研究費用は打ち切られ、独自に見つけたスポンサーからの援助も見込めそうに無くなってしまって研究続行のピンチに陥ってしまうのだが、ある日のこと遂にベガ(織姫星で有名)からの電波をキャッチし、そこには重要そうなメッセージが隠されていることまで発見するのだが、ここからエリー(ジョディ・フォスター)に様々な試練が訪れる・・・

 広い宇宙(スペース)において、本当に地球人以外にも宇宙人は居るのか?なんて永遠に議論されるようなテーマが込められているのは勿論だが、この映画にはそれ以外にも我々の身近におけるテーマも描かれている。科学のあり方、科学と宗教の対立、政府の科学に介入する姿勢、そして人類が存在する価値観など。日本では原発の大事故が起こり、世界ではテロが起こる等、チョッと古い映画ではあるが、現在の人間社会が直面している問題を考えるうえで非常に教示的な面が多く語られているだけに今こそ見直したい映画だ。
 そして、本作が非常に優れた映画である理由として人間ドラマがしっかり描かれていることがあるだろう。ジョディ・フォスター演じる科学者が最初はデータ的な裏づけの無い物は全て否定するようなガチガチな実存主義者だったのだが、彼女が体験することによって導き出された答えには、観ている我々に感動と同時に大いなる癒しを与えてくれる。

 それ以外にも何気ない冒頭のシーンが実は意味深だったり、少しばかりサスペンス的な面白さがあったり、何だか取って付けたような恋愛シーンも観る人によっては非常に興味深く観ることが出来るだろう。他にもハリウッド映画らしい素っ頓狂なアメリカ中心主義、何気に無駄に思えたり役目がよくわからない登場人物、アメリカ人にとって日本ってそんな役割かよ~とチョッと腹が立ったり等のような楽しみ方もできる。さらに豪華スター及び懐かしいスターまでキャストを注意して見ていけば更に楽しめる。 
 SF映画好きには充分に楽しめるし、奥の深い内容の映画が好きという人、なんで自分が存在しているのか悩んでいる人、そしてチャレンジ精神を持ちたいと思っている人に映画コンタクトは大いにお勧めだ

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ジョディ・フォスター,マシュー・マコノヒー,ジョン・ハート,ジェイムズ・ウッズ,デイビット・モース
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 監督はバック・トゥ・ザ・フーチャー以来、ずっと人気監督であり続けるロバート・ゼメキス。他にもロジャー・ラビットフォレスト・ガンプ/一期一会永遠に美しく…等がお勧め。最近ではデンゼル・ワシントン主演の重厚な人間ドラマが描かれているフライトが良いです。

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競馬 フェアリーS予想 レースセンス抜群です

2015年01月12日 | 競馬予想

フェアリーS予想


 今年も早々から俺の予想は全くダメダメ。展開や枠の有利不利などが全く噛み合ってないようにどうも俺の頭が冴えていないというより、すっかりボケてしまっているような予想を去年の年末からしてしまっている。もうそろそろ俺自身に気合いを注入しなければいけないのだが、今回のレースは非常に予想のしがいのあるレース。まだ若き3歳牝馬限定のレース。牝馬クラシック戦線を占ううえで非常に重要なレース。なかなか牝馬限定レースの割に好メンバーが揃った印象がある。
 中山1600Mコースは明らかに内枠が有利なのはコース形態から明らか。しかも、メンバーを見るとヤマタケマツリマラケシュあたりが逃げそうだが、どちらの馬も徹底的に逃げるタイプでもないの平均ペースの流れになるか。先行する馬の直後でレースを進める馬が相当有利なレース展開になると思う。だいたい有力馬にしてもそれほど能力差があるとも思えず、4コーナー手前から大外を進出して捻じ伏せるほどの強い馬が居るとは思えないというのが俺の今回のレースに対する見解だ。そうなると内枠で上手く好位で立ち回れる馬、あるいは外枠でも楽々と好位で立ち回れる馬を本命にしたいところだが、出走メンバーを見わたしたところ、直ぐに俺の理想のタイプとする馬が見つかった、けっこう今日の俺の予想は冴えているんじゃね~の

 ◎ 1 テンダリーヴォイス
 ○14 メイショウメイゲツ
 ▲ 2 コートシャルマン
 ▲ 6 オーミアイリス
 ▲12 ギンザヴィクトリア
 △10 カービングパス
 △16 トーセンラーク
 × 5 トラストレイカ
 × 9 エヴァンジル

 俺の本命は1番のテンダリーヴォイス。スタートも上手で好位で立ち回れる器用さが特徴であるこの馬には絶好の枠順。逃げそうな馬を見ながらレースを進められるのも良いし、中山コースは走ったことが無いが、前走の内容ならむしろ東京コースよりも中山コース向きだろう。前々走のアルテミスステークスは大敗しているが、大外枠で折り合いを欠いてしまったのが敗因。前走は勝ち馬の切れ味に屈したが、内容は非凡な物があり、しかも今回の多くのメンバーはその前走で負かした馬が多数出走してくるだけに、メンバー的にも上位の能力であるのは明らか。鞍上の北村宏司も昨日のレースで騎乗停止を喰らってしまって、来週は乗れないだけにこのレースにかける意気込みは相当な物があるはずだ。大崩れは考えにくく軸馬として最適であり、俺的には自信の本命

 対抗には14番のメイショウメイゲツを挙げる。この馬も同じく前々走のアルテミスステークスは大負けだったが、2歳時で新馬戦を勝った後の休養明けの初戦なら仕方ないだろう。それよりも前走では4着に負けているが、最内で前が詰まってしまい不完全燃焼のレース振り。スムーズに捌けていれば、もしかしたらと思わせる内容だった。今回は枠は外だがスタートは上手な馬だし、ある程度好位の外めで流れに乗るレースをすると思う。展開は向きそうだし、まだまだ奥の深い能力を秘めていそうだ。前走では俺の本命のテンダリーヴォイスの後塵を拝したが、今回は逆転の可能性もある。

 単穴には3頭挙げる。まずは2番のコートシャルマン。これも絶好の枠順を引き当てた。新馬戦から500万を連勝して挑んだ阪神JFでも期待が大きかったが、意外にも最後の直線を向いたときには全く余力が無く、後退していく一方。ペース的にも位置取りは悪くなかったのだが、一体どうしたことか。少々ペースが緩んで控えて差しに徹するレースの方が良いのかもしれない。恐らく今回は中団のインで脚を矯めるレース運び。展開は向きそうにないが、それでも連勝した内容は充分に褒められるし、距離に若干の不安を感じるが、中山コースなら立ち回り次第でこなせる。そしてこの馬の姉に一昨年の桜花賞2着馬のレッドオーヴァルがいる血統。クラシックに乗せたい血統でもあり、2勝馬という実績からも勝つチャンスある。

 次に6番のオーミアイリス。メンバー中唯一の重賞勝ち馬であり、実績だけなら一番だ。前走の阪神JFは最後方からレースを進めた割に大して伸びなかったが、どうやら落鉄していたようだ。レース振り、血統背景から1600Mが距離的に長いとも思えず充分に対応可能。スタートで出遅れることが多いが、今回はそれほどスピードのある馬もいないし、いつもよりは前でレースを進めることも可能。さらに末脚の破壊力が活きる展開になればこの馬が勝つ可能性がある。

 次に12番のギンザヴィクトリアを挙げる。前走は6着だったがスタートで後手に回ってしまい展開が全く向かなかった。それでも最後の伸びは良かった。走りは回転の効いたピッチ走法だし、中山コースも向いていると思う。前走のようにスタートで後手を踏むと厳しいが、レースの流れに乗れれば終いの脚は見どころがある。ちなみに前々走は折り合いを欠いてしまっての敗戦。そういう意味では2000Mの距離で勝っている馬だが、1600Mの距離の方が良い方にでる可能性がある。上手くレース運びが出来れば勝たれても驚けない。

 買い目 三連単フォーメーション
 1着 1
 2着 2、6、10、12、14、16
 3着 2、5、6、9、10、12、14、16

 買い目 三連単フォーメーション
 1着 2、6、12、14
 2着 1
 3着 2、5、6、9、10、12、14、16

 買い目 三連単フォーメーション
 1着 14
 2着  2、6、10、12、16
 3着  1                                  合計 75点

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競馬 シンザン記念予想 名馬への登竜門のレースです

2015年01月11日 | 競馬予想
 

シンザン記念予想


 去年の有馬記念を勝ったジェンティルドンナを始め、後に名馬となる馬が出走しているように今や出世レースとして見逃せない一戦だ。ちなみにあの名馬オルフェーヴルもこのレースに2着だったが、参戦している。これから未来へ羽ばたく馬を探す楽しみも感じられるレースであり、俺も期待して出走メンバーを見ていたのだが、何だかコレが本当に重賞レースか!と思えるほどレベルが低そうなメンバーの集まり。どいつもこいつもパッとしない連中の集まりで予想も非常に難しいレースとなってしまった。
 先日の京都金杯も逃げ切り勝ちだったように、今の京都コースは圧倒的に先行有利。内枠、先行タイプの馬を探したら、おお~良い馬が見つかった。もしかしたら、この馬なら将来も期待出来そうな血統背景を持っている馬が俺の本命だ

 ◎  2 サトノフラム
 ○ 10 ダッシングブレイズ
 ▲  4 レンイングランド
 ▲  9 グァンチャーレ
 △  6 クイーンズターフ
 △  8 ヤマニンマンドール
 △ 12 ナヴィオン
 ×  1 ノースストーム
 × 11 ロードフェリーチェ

 俺の本命は2番のサトノフラム。素質馬の揃った新馬戦を圧勝。しかし、その後の2戦が全く見せ場の無い敗戦。しかし、新馬戦で見せたポテンシャル。父のマンハッタンカフェはGⅠ戦では恐ろしいほど強さを発揮し、母のタイキマドレーヌは自身はそこそこ活躍した程度に収まっているが、特筆すべきはその兄が海外のGⅠレースを含め、短距離のGⅠレースを勝ちまくった名馬タイキシャトル父と母系から受ける血統的背景はGⅠレースのような大舞台で底力を発揮しそうな印象を受ける。2戦目の敗戦は原因がよくわからないが、前走は馬体重を大きく増やしてしまいデブデブだったし、しかも道中は折り合いを欠いてしまってはあの敗戦も仕方がない。今回は一叩きした馬体もシェイプアップされているはずだし、折り合いを欠いていたのを必死でなだめた成果が今回のレースで成果が出るはず。今回は逃げ馬がそこそこのペースで引っ張る流れも、折り合い的には楽そうだ。この枠順なら今の京都コースの絶好のインコースを走れそうだし、最後の直線も最内から抜け出てくるシーンが想像できる。去年のリーディングジョッキーである戸崎圭太ジョッキーが、わざわざ関東から関西にこの馬に乗りにくるぐらいだから、相当この馬の能力を勝っているはず。ここ2戦は非常に頼りないが、将来性を見込んで本命だ。

 対抗には10番のダッシングブレイズ。前走は折り合いに気を使い過ぎて非常にチグハグナレース振り。調教師が若手ジョッキーにアレコレ指示したのが結果としてともなわなかった。しかし、今回はまだ若いながらも日本でも実績を残しているC・デムーロ騎乗。このジョッキーは非常に心強い。まだ底を見せていないし、ここをアッサリ勝つだけの能力を秘めている可能性が高い。枠順、今までのレース振りからひょっとして後方からレースを進める可能性があるが、今の京都コースは先行馬天国。展開が向かずに不発に終わるケースも考えられるが、それでもこれ位の評価は必要な馬だろう。

 単穴には2頭挙げる。
 まずは4番のレンイングランド。前走は1200Mを逃げて勝っているように、今回も逃げる可能性が高い。しかし、今回の京都1600M外回りコースは距離、コース形態に不安が残る。戦績的にも特に距離が不安。しかし、今の京都は逃げ切り勝ちが多いし、このレースを2年連続で逃げ切って制覇している浜中ジョッキーの3年連続制覇も充分にあり得る。ここは単穴評価には挙げておきたい。
 次に9番のグァンチャーレ。何だか変な名前だが、由来は『豚のほほ肉の塩漬け』。美味しいのかどうか俺にはわからない。レースでは少々出遅れるのが欠点だが、前走の東京スポーツ2歳Sでは、前が詰まって全くレースにならなかったが、スムーズにレースが出来ていればタイム差からは勝ち負けになっていたはず。しかも、その前走はレベルが高いことを考えれば、このメンバーなら充分に勝ち負けできる能力は持っているはずだ。そして武豊騎乗なら、少々出遅れても好位で流れに乗るレースをすることを信じれば、これ以上は評価を下げられない。

△、×評価はこのメンバーなら能力が通用しそうな馬を選びました。

 買い目 三連単フォーメーション
 1着 2
 2着 4、6、8、9、10、12
 3着 1、4、6、8、9、10、11、12

 買い目 三連単フォーメーション
 1着 4、9、10
 2着 2
 3着 1、4、6、8、9、10、11、12

 買い目 三連フォーメーション
 1着 10
 2着 4、6、8、9、12
 3着 2                                  合計 68点

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映画 シービスケット(2003) 1頭の馬に関わる男たちのストーリー

2015年01月08日 | 映画(さ行)
 いきなりタイトル名を聞くと、何だか美味しそうなお菓子のこと?なんて思ってしまうが、実は本当に存在した競走馬の名前のこと。アメリカ大恐慌時代を駆け抜けたアイドルホースであるシービスケットとその馬に関わった3人の男達の数奇な運命を描いた感動ドラマが今回紹介する映画シービスケット。1930年代のノスタルジックな雰囲気がいかにも古き良きアメリカを感じさせる映画だ。
 この3人の男達というのが、自動車ディーラーとして成功しながらも最愛の息子を皮肉なことに自動車事故で亡くしてしまったハワード(ジェフ・ブリジッス)、何不自由なく少年時代を暮らしていたのに大不況のあおりを受けて無一文となった両親から見捨てられたのも同然のままジョッキーと生きていくことになってしまった通称”レッド”ことポラード(トビー・マグワイヤ)、そして変わりゆく時代になじめないままでいる孤独な男スミス(クリス・クーパー)。不幸のオーラを出しまくっている3人の男達が、誰からも競走馬としてダメ馬の烙印を捺されたシービスケットに引き寄せられるように運命的な出会いをし、その後は馬も人間にも大きな転機が訪れるとういう誰が観ても感動して当たり前のストーリー、だと思わせておいて実はシービスケットと関わりだしてからも色々と紆余曲折があるのが本作の大きな見どころだ。

 長引く不況が続く日本において、すっかり多くの日本人は元気を無くしてしまっている今日この頃。しかし、映画の中でも語られるが本作の時代背景である1930年代のアメリカ大恐慌の時代に比べればちょろいもんだ。しかし、そんな大不況真っ只中のアメリカにおいてもファイティングスピリッツを持ち続けているアメリカ人が居たことを知った時、大いに生きる気力が湧いてくるストーリーとはいかなるものか。

 1929年の株の大暴落によってアメリカを大不況が襲った時代。ハワード(ジェフ・ブリッジス)は西海岸で1番成功した自動車ディーラーだったが、最愛の息子が自動車事故で無くなり、それが元で離婚。失意のどん底にいたハワード(ジェフ・ブリジッス)だったが、メキシコで逆ナンで近づいてきたマーセラ(エリザベス・バンクス)と結婚。馬好きのマーセラ(エリザベス・バンクス)の影響を受けたハワード(ジェフ・ブリッジス)は競馬の世界へと足を踏み入れる。
 ある日、1人で寂しそうにしているスミス(クリス・クーパー)を見かけたハワード(ジェフ・ブリッジス)は彼を調教師として雇う。スミス(クリス・クーパー)のアドバイスに半信半疑ながらチッポケで荒れ狂っているダメ馬に見えたシービスケットを購入する。そして、スミス(クリス・クーパー)は誰もが乗りこなせそうにないシービスケットの主戦騎手として、喧嘩っ早いポラード(トビー・マグワイヤ)を指名。こうして馬主のハワード(ジェフ・ブリッジス)、調教師のスミス(クリス・クーパー)、ジョッキーのポラード(トビー・マグワイヤ)の3人はタッグを組み、シービスケットを競走馬として大活躍させるのだが、実はそれは試練の始まりでもあったのだが・・・

 挫折を一度味わった男達が再起をかけるストーリーというのは感動する映画のド定番。そんなツボを抑えながら、本作ではさらに試練を用意するのだから泣けてくる。その試練というのは再起不能に近い状態で俺ならすっかり挫けて起ち上がれないだろう。しかし、本作に登場している男達は力強くて、気持ちの良い奴等だ。チャレンジ精神、ど根性、生きる気力、希望・・・、すっかり出口の見えない不況に立たされた今の日本人が無くした物がこの映画には描かれている。そして、多少の誇張はあるだろうが実話だと聞くとますます泣けてくる。
 そして、この映画の競馬のシーンはなかなか楽しい演出がされており、競馬好きの俺も充分楽しめた。そして、映像はとにかく美しく生命力が溢れている。未だに多くの日本人は景気が良くなったと実感していないが、この映画を観れば多くの人が勇気と希望が湧いてくる。映画シービスケットは自分の現状を嘆かわしいと思っている人は勿論だが、万人にお勧めできる映画です。

シービスケット プレミアム・エディション [DVD]
ゲイリー・ロス,ローラ・ヒレンブランド
ポニーキャニオン

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映画 さらば、わが愛 /覇王別姫(1993) 京劇を通して激動の中国を描く

2015年01月05日 | 映画(さ行)
 昔から続く日本の伝統芸能(歌舞伎、狂言、人形浄瑠璃、落語・・・等等)は調べてみればけっこう多い。その中でも、歌舞伎なんかは今でも大衆文化として多くの人々が愛好しているが、中には俺の文化意識に対する低さが原因なのかもしれないが、あまり聞き慣れない伝統芸能もある。現在の大阪市長は頭の中を競争論理が支配しすぎて、俺と同じく伝統芸能に対して関心が低いようだが、昔から利益率に流されることなく細々と脈々と続く伝統芸能の奥深さをじっくりと堪能できる年に今年はしたいものだ。

 さて、お隣の国の中国の伝統芸能といえば京劇京劇の役者を通して、激動の中国の近代史を振り返ることができるのが今回紹介するさらば、わが愛/覇王別姫。日中戦争から国共内戦を経て文化大革命に翻弄される中国の人々の様子が描かれている(1920年代半ば~1960年代後半)。
 世界史の授業でも学べるように、たびたび王朝の興亡を繰り広げる中国の歴史。王朝が変わるたびに前王朝の行いを即否定してしまうことをモットーとする易姓革命を生業とする中国だが、そのダイジェスト版を本作で観ることができる。
 激動の中国の時代とリンクしたかのように男同士が繰り広げる愛憎劇の様相が伝わってくるストーリーとはいかなるものか。

 1924年の中国、北京において。娼婦の子である小豆子(レスリー・チャン)は捨てられたのも同然で京劇の劇団に入れさせられてしまう。同じような境遇の男の子ばかり集まっている劇団の中で、苛められてばかりの小豆子(レスリー・チャン)を助けているのが石頭(チャン・フォンイー)。いつしか小豆子(レスリー・チャン)は何時も助けてくれて、頼もしい石頭(チャン・フォンイー)に対して、同性愛的な親しみが湧いてくる。
 京劇の厳しい訓練を経て成人した2人は、程蝶衣(レスリー・チャン)と段小楼(チャン・フォンイー)と芸名を名乗り、一躍京劇界のトップスターとなる。彼らのコンビが演じる覇王別姫(四面楚歌で有名な項羽と虞姫のストーリー)は北京においても大人気。しかし、段小楼(チャン・フォンイー)に菊仙(コン・リー)というカノジョが出来てからは、程蝶衣(レスリー・チャン)と段小楼(チャン・フォンイー)の仲はギクシャクしだすのだが、そんな折に日本軍が北京を占領。度重なる時代の変遷に京劇及び2人は激しい運命に巻き込まれていくのだが・・・

 前半は少年の劇団における厳しい修行時代が主に描かれている。しかしながら、俺が見たところ修行とは名ばかりで、ただ今の体罰教師もビックリの暴力指導。厳しい訓練が描かれていたはずだが、俺の記憶ではお尻をペンペン叩かれているシーンしか思い出せない。しかし、程蝶衣(レスリー・チャン)が度々台詞を間違ってしまうシーンがあるのだが、この辺は日本の宝塚劇団に似たような苦しみ、厳しさを京劇という中国の伝統芸能から感じることができる。『人間は運命には逆らうことができない』なんて教訓じみた台詞が出てくるが、まさにその一端を示しているシーンと言えるだろう。
 しかし、この映画が凄いのは現在でも人気のある女優コン・リーが登場してから。それまでは少々ホモセクシャルな友情、師弟関係といった仲の良い人間関係が少なからず描かれていたのだが、綺麗な女性コン・リーが登場してからは、あらゆる人間関係がボロボロ。愛憎、裏切り、告発のオンパレード、そして伝統抹殺。
 確かにこの映画に登場している人物の行動は褒められた物ではない。しかし、激動の中国を生き抜くためには綺麗ごとだけでは無理で、時にはダーティーさを持ち合わせないといけないことが、この映画を観ているとよくわかる。自らの信念がぶれないことは良いことだと思うが、中国社会を生き抜くためには柔軟な思想転換も必要なのか。そんな社会において中国の伝統芸能として生きつづける京劇の底力をこの映画から感じることが出来る。
 そして、この映画のストーリー構成が非常に巧み。覇王別姫の演目が現実とシンクロしていく様子は非常にレベルが高く、まるで映画の教科書を観ている感じにさせる。何はともあれ、中国を考えるうえで興味深い内容だし、新年1発目に観る映画(DVD)としてさらば、わが愛/覇王別姫はお勧めだ

さらば、わが愛 覇王別姫 [DVD]
レスリー・チャン,チャン・フォンイー,コン・リー
角川書店


 監督はアジア圏のみならず世界的に有名なチェン・カイコー。彼のお勧め作品は純朴な中国人に泣けてくる北京ヴァイオリン、真田広之、チャン・ドンゴンなどアジアの有名スター出演の見た目からしてチャイナパワーを感じることができるPROMISE 無極が良いです。

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競馬 京都金杯&中山金杯予想 あけましておめでとうございます

2015年01月04日 | 競馬予想
 あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。私事ですが年末からずっと風邪をこじらせてしまい、現在も体調が悪いです。なかなかブログの更新もできずに、有馬記念の予想はとりあえず記事にアップしましたが、メンバーを見ただけで、超テキトーな予想、DVDも観る体力が無いので当然映画に関しても更新できず。それなのに、その間も多くの人が我がブログに訪問してくださり、ありがとうございます。
 今年は馬券は低配当から高配当まで的中させ、たくさんの面白くて、幸せになれる気分になり、有意義な映画をもっと紹介したいと思いますので本年もよろしくお願いします。

 さて、今年の競馬東西金杯レースが本日(4日)に行われます。正直なところ、この前倒し的な日程は体調が悪い俺には厳しい。いつも通り5日にあれば、俺の体調もバッチリで、もっと時間をかけて予想できたはずなのだが。とりあえず今回は何時も以上に軽く予想して、気楽に両金杯レースを楽しみたいと思います。

中山金杯予想


 トリッキーな中山2,000Mコースが舞台であり、しかもハンデ戦。マトモに考えても的中しないレースであるのは競馬ファンなら承知のレース。メンバー構成を見ると逃げた方が持ち味が発揮できそうな馬が数頭いるが、さすがにスローペースの流れは考えにくい。差し馬の台頭も考えられるが、先行してしぶと~い馬、そして今まで戦ったきた実績を評価して、16番のアンコイルドを本命。そして叩き2走目で前走より上積みが見込め、展開がはまりそうな9番のユールシンキングを対抗にして馬券を組み立てる。

 ◎ 16 アンコイルド
 ○  9 ユールシンキング
 ▲ 10 マイネルフロスト
 ▲ 14 ラブイズブーシェ
 △  1 マイネルミラノ
 △  3 ナカヤマナイト
 △  5 デウスウルト
 ×  2 ラブリーデイ
 ×  8 アイリスフォーリス

 買い目 三連単フォーメーション
 1着 16
 2着  1、3、5、9、10、14
 3着  1、2、3、5、8、9、10、14

 買い目 三連単フォーメーション
 1着 9、10、14
 2着 16
 3着 1、2、3、5、8、9、10、14

 買い目 三連単フォーメーション
 1着 9
 2着 1、3、5、10、14
 3着 16                                        合計 68点


京都金杯予想

 
 こちらは京都外回り1600Mで行われるようにトリッキーさはなく、全ての馬が能力をフルに発揮できる舞台だ。ウインフルブルームホウライアキコなどスピード豊かな馬たちによって作り出されるペースは早めの展開。しかし、開幕週の馬場であることを考えると、前に行く馬もなかなか最後まで脚色が衰えない。ここは比較的内目の枠をゲットして、好位で自由自在に立ち回り、内から抜け出てきそうな5番のシェルビーが本命。
 相手には前走で重賞でも目処の立つ内容を示した7番のフルーキー、開幕週の馬場、時計勝負の展開は向きそうな8番のグランデッツァ、相手なりにしぶとく走ることができて、1600Mへの投入も吉と出そうな16番のアズマシャトルを中心に馬券を組み立てる。

 ◎  5 シェルビー
 ▲  7 フルーキー
 ▲  8 グランデッツァ
 ▲ 16 アズマシャトル
 △  1 エキストラエンド
 △  9 アクションスター
 △ 18 ミッキーラブソング
 ×  2 マイネルメリエンダ
 ×  4 ウインフルブルーム
 × 11 ブレイズアトレイル


 買い目 三連単フォーメーション
 1着 5
 2着 1、7、8、9、16、18
 3着 1、2、4、7、8、9、11、16、18

 買い目 三連単フォーメーション
 1着 7、8、16
 2着 5
 3着 1、2、4、7、8、9、11、16、18

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