セピア色の映画手帳

古い映画を中心に

2017年 上半期ベスト10 その2

2017-06-27 23:45:17 | ベスト10
 2017年上半期、印象に残った方々

 監督    ヤスミン・アフマド 「タレンタイム~優しい歌」
        霍建起 「山の郵便配達」
        ルイス・マイルストン 「西部戦線異状なし」
        ケネス・ロナーガン 「マンチェスター・バイ・ザ・シー」

 主演男優 滕汝駿 「山の郵便配達」
        ジャン・レノ 「レオン」
        ケイシー・アフレック 「マンチェスター・バイ・ザ・シー」
        ロバート・デ・ニーロ 「マイ・インターン」
        シャー・ルク・カーン 「マイネーム・イズ・ハーン」

 主演女優 エマ・ワトソン 「美女と野獣」(2017年版)
        ナタリー・ポートマン 「レオン」
        田中絹代 「西鶴一代女」
        楊靜恰 「牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件」

 助演男優 ゲイリー・オールドマン 「レオン」
        張國柱 「牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件」
        ニコライ・ブルリャーエフ 「僕の村は戦場だった」
        劉燁 「山の郵便配達」

 助演女優 アゼアン・イルダワティ 「タレンタイム~優しい歌」
        シェール 「バーレスク」
        ヘレン・ヒョホルム 「歓びを歌にのせて」

 楽曲   「I go」 「タレンタイム~優しい歌」
       「Another Day of Sun」 「ラ・ラ・ランド」  
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映画手帳 2017年 上半期ベスト10

2017-06-26 23:22:07 | ベスト10
 今月は、もう観る予定がないので早目にupします。
 (最下段に書いた宣伝の為)

 ☆印 本年公開作

 1.タレンタイム〜優しい歌 (2009年、マレーシア)☆
 2.山の郵便配達 (1999年、中国)
 3.西部戦線異常なし (1930年・米)
 4.レオン (1994年、仏・米)
 5.美女と野獣 (2017年、米)☆
 6.マンチェスター・バイ・ザ・シー (2016年・米)☆
 7.ミッドナイト・イン・パリ (2011年、米・西)
 8.牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 (1991年、台湾)
 9.西鶴一代女 (1952年、日)
10.ラ・ラ・ランド (2016年、米)☆

 観賞数34本(再見1本を含む)
  映画館14本、DVD20本(1)
  (本年公開作7本)

   (4月)
18.☆「ラ・ラ・ランド」(TOHOシネマズ日本橋)、19.☆「タレンタイム~優しい歌」(シアター・イメージフォーラム)
20.「歓びを歌にのせて」、21.「ライフ・イズ・ビューティフル」(TOHOシネマズ日本橋)
22.☆「美女と野獣」(2017年版・TOHOシネマズ日本橋)、23.☆「バーフバリ 伝説誕生」(丸の内TOEI)
24.「グットモーニング・バビロン!」
   (5月)
25.「夜ごとの美女」、26.「牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件」(シネスイッチ銀座)
27.「フラワーショウ!」、28.「レオン」
29.「ダージリン急行」、30.「ドリーマーズ」
31.「アンタッチャブル」(TOHOシネマズ日本橋)
   (6月)
32.☆「マンチェスター・バイ・ザ・シー」(恵比寿ガーデンシネマ)、33.☆「夜明けを告げるルーのうた」(池袋HUMAXシネマ)
34.「バーレスク」

 1月~3月までの観賞リストは、こちら

 「タレンタイム〜優しい歌」、東京は渋谷シアター・イメージフォーラムだけの単館上映、
 3月25日封切りで、かれこれ3ヶ月以上のロングラン中。(7月7日(金)迄〜6.29追記)
 評判からかキネカ大森(6月17日~30日、ユジク阿佐ヶ谷(7月15日~28日)
 でも上映中、もしくは公開予定となりました。
 僕の今年一番の推薦作、お近くの映画ファンは是非!
 (始めの30分は顔の識別がつきにくいかもですが、其処さえ過ぎれば自然と解るように
 なりますし、その辺りからどんどん映画の世界に引き込まれます)
 全国順次巡回中(半分は終わっちゃったけど)
  http://www.moviola.jp/talentime/theaters/index.html
 観た方の感想(ツイート)
  https://mobile.twitter.com/talemtime2017
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「バーレスク」

2017-06-20 00:34:15 | 映画雑記
 「バーレスク」(「Burlesque」、2010年、米)
   監督 スティーヴン・アンティン
   脚本 スティーヴン・アンティン
   撮影 ボジョン・バッゼリ
   美術 ジョン・ゲイリー・スティール
   音楽 クリストフ・ベック
   衣装 マイケル・カプラン
   出演 クリスティーナ・アギレラ
       シェール
       キャム・ギガンデット
       クリスティン・ベル   スタンリー・トゥッチ

 自分の夢を実現しようと田舎町からロスへやって来たアリ(アギレラ)。
 オーディションをハネられ続け、ふと目に留まったキャバレー「バーレスク」
の世界に魅了される。
 強引にウェイトレスとして居着くも、ショーを仕切るテス(シェール)に見向き
もされない・・・。

 キャバレーの世界を舞台にした昔風少女マンガって感じでした。
 シェールが出て来ると、よく知らないのに月影先生を連想するし・・・。(汗)
 同じショービズ、歌入り物語のカテゴリーで言えば陰の「シカゴ」、陽の「バー
レスク」。
 ライザ・ミネリの「キャバレー」とスタイルは被るけど、僕の中で比較対象作
品は「シカゴ」ですね。

 見所はシェールとクリスティーナ・アギレラ、両人のエンタティナー振り。
 この二人の歌唱力(アギレラ、ガナリ過ぎの気もする)、歌の表現力を堪能
出来れば木戸銭は安い。
 逆に、ここに興味が持てなければドラマが安易なだけに辛いかも。
 僕は超一流のエンタティナーが存分に「芸」を魅せてくれるのだから、全然、
OK。面白かったです。
 男が女にとって都合よすぎるかもしれないけど、そこでゴチャゴチャすると、
この作品の魅力は多分、2、3割引きになってしまうんじゃないかな。

※歌はシェールの「You Haven't Seen The Last Of Me」、アギレラの「Bound
 To You」が印象に残りました。
 歳喰ってハイ・テンポの曲よりスロー・バラードのほうが馴染むというか・・・。(笑)
※シェールが月影先生を、と書きましたが、もう一人、ダダ星人にも見えた。
 (大汗)

 H29.6.18
 DVD

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 この刹那 一夜かぎりの 幻も
   醒めてまた見る 夢のまた夢
 
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「夜明け告げるルーのうた」

2017-06-11 22:51:51 | 映画感想
 「夜明け告げるルーのうた」(2017年、日本)
   監督 湯浅政明
   脚本 吉田玲子  湯浅政明
   キャラクターデザイン原案 ねむようこ
   キャラクターデザイン・作画監督 伊東伸高
   美術監督 大野広司
   音楽 村松崇継
   声  下田翔大(カイ)
       寿美菜子(遊歩)
       斉藤壮馬(国夫)
       柄本明  伊藤静

 さびれた漁港の街に住む作曲好きな中学3年生のカイ。
 或る日、カイは街でバンドをやってる同級の遊歩と国夫にバンドへ加わる
ことを勧められる、そんな時、やはり音楽大好きの人魚の子供ルーに出会う・・・。

 予告編 https://www.youtube.com/watch?v=KtjO31UpTPU

 現代が舞台だけどファンタジーに振り切った作品。
 大したコト描いてる訳でもないのに観てる間は結構、感情を刺激してきます。
 別に泣かしに来てないのに不思議と涙が出てきて困る、隣の20代の女性
も結構泣いてたし、似たタイミングでおじさん(自分)も一緒に泣いてた。(女
性からしたら「勘弁!」だよね(笑))
 只、この作品、暗い映画館で集中して観てるから涙も出て来るんで、家の
明るい中で見たらこれほど感情を刺激するかは、ちょっと疑問。

 個人的問題点を挙げると、一番は主人公カイに魅力が乏しいコト。
 いつも下を向いてる内向的で閉じこもった性格は観ていてイライラしてしまう。
 それが終盤、上を向いてイキイキしてくる変化がカタルシスなんだろうけど、
そもそも、ああいう鬱陶しいのは自分を見てるようで同族嫌悪になります。(笑)
 「君の名は。」との類似性も少し気になる。
 勿論、時空移転も入れ替わりもない。
 けれど、伊佐木(都会へ出て戻った女性)の性格、雰囲気は奥寺ミキだし、
国夫の家は神社、危急の時、町内放送を使って避難というシーンは既視感
ありありで何だか。(汗)
 「君の名は。」はファンタジー・ロマンの形を使った優れたボーイ・ミーツ・ガ
ールだと思うけど、これは三人の出会いと旅立ちをファンタジーの形で描い
た作品。
 作者のセイでは全然無いけど、僕の好みとは違ったし、違う人間をねじ伏
せる程のパワーもなかった、悪くはないけどファンタジー苦手な自分には、
ちょっと醒めてしまう所がありました。

 ファンタジー好きにはお薦めかもしれない。
 「101匹わんちゃん大行進」の犬達みたいだけど、「ワン魚」は可愛いく特
にルーにべったりくっついてるワン魚はお約束だけど可愛いよ。(笑)

※手塚、石森世代の僕には作画が合わなかった。
 アニメの場合、実写と違い、これが合う合わないのかなりの理由になっち
 ゃうんですよね。
 この作品にやや低めの評価を付けたのは、それが主因、今の人達は気に
 せずに。

 H29.6.11
 池袋HUMAXシネマズ
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「マンチェスター・バイ・ザ・シー」

2017-06-04 15:38:19 | 外国映画
 「マンチェスター・バイ・ザ・シー」(「Manchester by the Sea」、2016年、米)
   監督 ケネス・ローナガン
   脚本 ケネス・ローナガン (第89回アカデミー賞脚本賞)
   撮影 ジョディ・リー・ライプス
   音楽 レスリー・バーバー
   編集 ジェニファー・レイム
   出演 ケイシー・アフレック (第89回アカデミー賞主演男優賞)
       ミシェル・ウィリアムス
       ルーカス・ヘッジズ
       カイル・チャンドラー

 予告編
  https://www.youtube.com/watch?v=FNt4dTsT_Es

 ボストン郊外で修理工として働くリー。仕事は誠実だが無口で愛想がなく、
客の評判は悪かった。
 そんなリーの元に故郷のマンチェスター・バイ・ザ・シーから兄が倒れたと
の報が届く。
 急行するも間に合わず、葬儀の段取りをしていく内に甥パトリックの後見
人に指名されていた事を知る・・・。

 酒好きが元で取り返しのつかない過去を持つリー。
 短気な性格に自暴自棄も加わり、酒が入るとガン飛ばした、肩ぶつかった
で殴りかかる、殆どチンピラ高校生並みの中年男。
 その辺の性格付けは少しやり過ぎと思うけど、自分の過失で全てを失い背
負いきれない自責感に苛まれてる男、いきさつを知る小さな町の住人達の
視線を過剰に感じ取ってしまう感覚。
 その辺の描き方、似た喪失感に苛まれる甥パトリックとの関係の推移は丁
寧に作られてると思いました。
 只、これ、「ブルーバレンタイン」(‘10)の後日談って雰囲気がある。
 勿論、設定は違う。「ブルー・バレンタイン」は双方に原因が有るけど、こち
らはリーにだけ原因があるし、悲劇性はこちらの方が強い。
 でも、リーの元妻ランディはM・ウィリアムスだし元夫のC・アフレックが背
の低いライアン・コズリングに見えて来る時がある、作品のポスターも僕は
意図的に似せてると思うし時間軸を前振りなしで前後させる所も似てる、何
より、どんよりしたやるせなさ、救いのない感じが同じ。
 だから、どうしても比較してしまいます。
 救いのない絶望的作品として30年以上、僕の中に強烈に君臨していた
「ひとりぼっちの青春」(‘69)を抜いた「ブルーバレンタイン」、それと比べて
しまうとね・・・。
 終盤、ランディが偶然出会ったリーに謝罪するシーン、M・ウィリアムス唯
一の見せ場(このシーンだけでアカデミー賞ノミネート)で、ランディもまた苦
悩から逃れられない事が明確になる所だけど、ちょっと甘い気がする。
 ボルテージが下がり幾らか冷静になった分、多少、客観的になったくらい
で良かったのでは、あくまで、僕基準だけど、僕だったら一生許せないと思
う。(リーが同じ町に居る事自体許せない)

 家康に「人の一生は重荷を負うて、遠き道を行くが如し、急ぐべからず」と
いう有名なのがありますが、それより、、重い十字架を背負い鞭打たれなが
らゴルゴダの丘へ登ってくイエス(そんな聖人じゃないけど)を見てる、そん
な感じの作品。
 絶望度で較べれば「ひとりぼっちの青春」>「ブルーバレンタイン」>>>
「マンチェスター~」で、この作品のラストにはパンドラの箱の底に残った「希
望」を僅かながら感じ取る事が出来ます。
 悪くはないけど「ブルーバレンタイン」と重なる部分があり、佳作・秀作の中
間くらいの印象でした。

※マンチェスターが付くからアイルランドの話だと思ってた。(笑)
※M・ウィリアムス、2番目のクレジットだけど出番数えてみたら6シーン(あ
 と電話の声だけが1シーン)、時間も合わせて10分ちょっとくらいじゃない
 かな。(作品は137分)
※リーも結構優しい所があって、いくら後見人とは言え、盛りの付いた甥っ子
 をあっちの彼女、こっちの彼女へ送り迎え、僕だったらブンむくれですよ(笑)。
 電動自転車を買い与えて「好きにしろ」と。(甥っ子は「17まで免許を取らな
 いという父親との約束を守ってる)
※‘09に英エンパイア誌が選んだ鬱映画オールタイム・ベスト10
 1位「レクイエム・フォー・ドリーム」(‘00)、2「ひとりぼっちの青春」(‘69)、
 3「リービング・ラスベガス」(‘95)、4「道」(‘54)、5「21グラム」(‘03)、6
 「火垂るの墓」(‘88)、7「ダンサー・イン・ザ・ダーク」(‘00)、8「冬の光」(
 ‘62)、9「リリア 4-ever」(‘02)、10「ミリオンダラー・ベイビー」(‘04)

 H29.6.3
 恵比寿ガーデンシネマ
 
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ご挨拶&目次

2017-06-01 22:37:59 | 雑記
 ビデオデッキが普及して街にレンタル屋さんが増えていった頃、反比例するように姿を消していった名画座。映画の2本立て、3本立てを良心的な値段で上映してくれた小さな映画館たち。ロードショウ落ちした作品を待つ場所、昔の名作に巡りあう場所。ビデオも、ましてやDVDの無い時代、僕達は観たい映画を捜し求めて各名画座の上映作品を探し回りました。このサイトでは、そんな時代に上映されてた作品について、個人的感想、連想、その他諸々を書いていきたいと思います。拙い文章はお許し下さい。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 (H25.1.19 追記)
 上記の主旨で始めたブログですが、書いておきたい古い映画のリストも少なくなったので、これからは、近年の作品を書くことが多くなると思います。 
                                              
                                                                              管理人 鉦鼓亭

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 掲載リスト (アイウエオ順)     
       (洋画) 
 ・「アーティスト」(2011年)
 ・「愛の嵐」(1973年)
 ・「愛は静けさの中に」(1986年)  
 ・「アザーズ」(2001年)
 ・「アナと雪の女王」(2013年)
 ・「アパートの鍵貸します」(1960年)
 ・「アルマゲドン」(1998年)
 ・「或る夜の出来事」(1934年)
 ・「アンドロメダ・・・」(1971年)
 ・「アンネの日記」(1959年)雑感 
 ・「イヴの総て」(1950年)と「サンセット大通り」(1950年)
 ・「インデペンデンス・デイ」(1996年)感想パッチワーク
 ・「イントレランス」(1916年)
 ・「ウィークエンド・ラブ」(1973年)
 ・「映画に愛をこめて アメリカの夜」(1973年)
 ・「映画に愛をこめて アメリカの夜」その2(1973年)
 ・「ブラック・スワン」と「英国王のスピーチ」(2010年)
 ・「駅馬車」(1939年・米)
 ・「エクス・マキナ」(2015年)
 ・「L.A.コンフィデンシャル」(1997年)
 ・「お熱いのがお好き」(1959年)                           
 ・「狼は天使の匂い」(1973年)
 ・「オーケストラ」(2009年) 
 ・「おかしなおかしな大追跡」(1972年)
 ・「昼下がりの情事」(1957年)と「おしゃれ泥棒」(1966年)についての一考察、ベーカー街221Bに於いて
 ・「男と女」(1966年)
 ・「大人は判ってくれない」(1959年)
 ・「オペラ座の怪人」(2004年)
 ・「おみおくりの作法」 2013年)
 ・「汚名」(1946年)
 ・「オリエント急行殺人事件」(1974年) 
 ・「鍵」(1958年)
 ・「カサブランカ」(1942年)
 ・「かもめの城」(1965年)
 ・「眼下の敵」(1957年)
 ・「北ホテル」(1938年)
 ・「きっと、うまくいく」(2009年)
 ・「きっと、うまくいく」その2(2009年)
 ・「キャバレー」(1972年)
 ・「グッバイガール」(1977年)
 ・「グッバイ、レーニン!」(2003年)
 ・「グレートレース」(1965年)
 ・「黒いオルフェ」(1959年)
 ・「恋におちたシェイクスピア」(1998年)
 ・「恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム」(2007年)
 ・「荒野の決闘」(1946年)
 ・「サイダーハウス・ルール」(1999年) 
 ・「サボテンの花」(1969年)
 ・「寒い国から帰ったスパイ」(1965年)
 ・「さらば、わが愛/覇王別姫」(1993年)
 ・「イヴの総て」(1950年)と「サンセット大通り」(1950年) 
 ・「幸福」(1965年・仏)
 ・「シェフ~三ツ星フードトラック始めました」(2014年) 
 ・「シェルブールの雨傘」(1963年)極私的名ラストシーン第2位
 ・「ジェレミー」(1973年)
 ・「死刑台のエレベーター」(1957年)
 ・「地獄に堕ちた勇者ども」(1969年)
 ・「シベールの日曜日」(1962年)からあれこれ 
 ・「シャレード」(1963年)
 ・「情婦」(1957年)
 ・「白雪姫と鏡の女王」(2012年)
 ・「西部戦線異状なし」(1930年)
 ・「ゼロ・グラビティ」(2013年)
 ・「タイピスト!」(2012年)
 ・「ダーク・シャドウ」(2012年)
 ・「ダイヤルMを廻せ!」(1954年) 
 ・「太陽がいっぱい」(1960年・完全ネタバレ)極私的名ラストシーン第1位、おまけ、第3位「第三の男」
 ・「ダウンタウン物語」(1976年)
 ・「たそがれの維納」(1934年)
 ・「タレンタイム~優しい歌」(2009年) 
 ・「探偵<スルース>」(1972年) 
 ・「誓いの休暇」(1959年)VS「二十四の瞳」(1954年) 
 ・「地下水道」(1956年)
 ・「地上最大の脱出作戦」(1966年)
 ・「飛べ!フェニックス」(1965年)
 ・「泥棒成金」(1955年)
 ・「夏の夜の夢」(2014年)
 ・「ノッティングヒルの恋人」(1999年)
 ・「激しい季節」(1959年)
 ・「八月の鯨」(1987年)
 ・「パットン大戦車軍団」(1970年)
 ・「ハリーの災難」(1955年)
 ・「PK」(2014年)
 ・「ピクニック」(1936年)
 ・「美女と野獣」(2017年) NEW! 
 ・「ヒドゥン・フェイス」(2011年)
 ・「ひとりぼっちの青春」(1970年)
 ・「ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(ディスタンス)」(1995年)
 ・「ヒューゴの不思議な発明」(2011年)
 ・「昼下がりの情事」(1957年)と「おしゃれ泥棒」(1966年)についての一考察、ベーカー街221Bに於いて
 ・「ファミリー・プロット」(1976年)
 ・「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」(1999年)
 ・「フォロー・ミー」(ネタバレ)(1972年) 
 ・「フォロー・ミー」その2 
 ・「ふたり」(1972年 R・ワイズ監督)(後半部でネタバレ)
 ・「ブラック・スワン」と「英国王のスピーチ」(2010年)
 ・「ブラザーサン・シスタームーン」(1972年) 
 ・「ブルーバレンタイン」(2010年)(ネタバレ・・・でしょう)
 ・「ブルックリン」(2015年) 
 ・「ヘッドライト」(1956年)
 ・「別離」(2011年)  
 ・「冒険者たち」(1967年) 
 ・「ポケット一杯の幸福」(1961年)
 ・「マイ・インターン」(2015年)
 ・「マイネーム・イズ・ハーン」(2010年)
 ・「マダム・イン・ニューヨーク」(2012年) 
 ・「まぼろしの市街戦」(1966年)&広川太一朗 
 ・「マリーゴールド・ホテルで会いましょう」(2011年)
 ・「マルタの鷹」(1941年)
 ・「みじかくも美しく燃え」(完全ネタバレ)(1967年)
 ・「道」(1954年)
 ・「三つ数えろ」(1946年)
 ・「ミツバチのささやき」(1973年)
 ・「女神は二度微笑む」(2012年)
 ・「めぐり逢わせのお弁当」(2013年)
 ・「やさしい女」(1969年)
 ・「山の郵便配達」(1999年) 
 ・「ライアンの娘」(1970年)
 ・「ラストサムライ」(2003年)
 ・「ラスト・ショー」(1971年)
 ・「レオン」(1994年) NEW! 
 ・「レベッカ」(1940年)
 ・「レ・ミゼラブル」(2012年)
 ・「恋愛小説家」(1997年)
 ・「ロイ・ビーン」(1972年)  
 ・「ロシュフォールの恋人たち」(1966年)
 ・「ロスト・ボディ」(2012年)
 ・「ロミオとジュリエット」(1968年)
 ・「私が、生きる肌」(2011年)
    
       (邦画)
 ・「赤ひげ」(1965年)
 ・「悪魔の手毬唄」(1977年)
 ・「安城家の舞踏会」(1947年)
 ・「太秦ライムライト」(2014年)
 ・「雨月物語」(1953年)
 ・「運命じゃない人」(2005年)
 ・「おくりびと」(2008年) 
 ・「鴛鴦歌合戦」(1939年)
 ・「女殺し油地獄」(1957年) 
 ・「鍵泥棒のメソッド」(2012年)
 ・「隠し砦の三悪人」(1958年)
 ・「かぐや姫の物語」(2013年)
 ・「風立ちぬ」(2013年)
 ・「神様のくれた赤ん坊」(1979年)
 ・「君の名は。」(2016年)
 ・「蜘蛛巣城」(1957年)
 ・「ここに泉あり」(1955年)
 ・「この世界の片隅に」(2016年)
 ・「西鶴一代女」(1952年)
 ・「最後の忠臣蔵」(2010年)
 ・「さよなら渓谷」(2013年)
 ・「山椒太夫」(1954年) 
 ・「サンダカン八番娼館 望郷」(1974年)
 ・「七人の侍」(1954年)
 ・「七人の侍」その2
 ・「忍ぶ川」(1972年)
 ・「シムソンズ」(2005年)
 ・「新幹線大爆破」(1975年)
 ・「洲崎パラダイス 赤信号」(1956年)
 ・「砂の器」(1974年)
 ・「そして父になる」(2013年)
 ・「太平洋奇跡の作戦 キスカ」(1965年)
 ・「小さいおうち」(2013年)
 ・「天国と地獄」(1963年)
 ・蟹江敬三さんを悼む 「天使のはらわた 赤い教室」(1979年) 
 ・「誓いの休暇(1959年)VS「二十四の瞳」(1954年)
 ・「のぼうの城」(2011年) 
 ・「野良犬」(1949年)
 ・「冬の華」(1978年)
 ・「マタンゴ」(1963年)&東宝特撮映画
 ・「乱れる」(1964年) 
 ・「用心棒」(1961年)
 ・「羅生門」(1950年)

       (映画感想)
 ・椿説「ドリーマーズ」(2003年)
 ・「グットモーニング・バビロン」(1987年)
 ・「ネバーエンディング・ストーリー」(1984年)
 ・「ミロクローゼ」(2011年)
 ・「第七の封印」(1957年)
 ・「淵に立つ」(2016年)
 ・「世界一キライなあなたに」(2016年)
 ・「リップヴァンウィンクルの花嫁」(2016年)
 ・「エターナル・サンシャイン」(2004年)
 ・「無防備都市」(1945年)
 ・「江分利満氏の優雅な生活」(1963年)
 ・「リべリオン」 (2002年)
 ・「リトル・ランナー」(2004年)
 ・「A.I.」(2001年)
 ・「血を吸うカメラ」(1960年)
 ・「塔の上のラプンツェル」(2010年)
 ・「クライング・ゲーム」(1992年)
 ・「吸血鬼ゴケミドロ」(1968年)
 ・「完全なる報復」(2009年)
 ・「僕らのミライヘ逆回転」(2008年)
 ・「おおかみこどもの雨と雪」(2012年)
 ・「チャンプ」(1979年)
 ・「シャイニング」(1980年)
 ・「コーチ・カーター」(2005年)
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映画雑記のリスト

2017-06-01 22:30:10 | 雑記
 アイウエオ順

 ・「アイアンマン」(2008年)
 ・「愛人/ラマン」(1992年)
 ・「アイドルを探せ」(1963年)
 ・「彼は秘密の女ともだち」(2014年)と「悪魔のワルツ」(1971年)(ネタバレ)
 ・「あの頃エッフェル塔の下で」(2015年)
 ・「イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所」(2014年)
 ・「イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密」(2014年)
 ・「宇宙人ポール」(2010年)
 ・「永遠の0」(2013年) (邦画)
 ・「カリフォルニア・ドールズ」(1981年)
 ・「カルテット!人生のオペラハウス」(2012年)
 ・「彼は秘密の女ともだち」(2014年)と「悪魔のワルツ」(1971年)(ネタバレ)
 ・「奇跡のひと マリーとマルグリット」(2014年)
 ・「牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件」(1991年)
 ・「グランド・イリュージョン」(2013年)
 ・「グランド・ブダベスト・ホテル」(2014年)
 ・「クロワッサンで朝食を」(2012年)
 ・「ゴジラ」(1954年)
 ・「GODZILLA ゴジラ」(2014年)
 ・怖い映画あれこれ
 ・「コンタクト」(1997年)
 ・「魚が出てきた日」(1967年)祝 DVD発売決定!
 ・「料理長(シェフ)殿、ご用心」(1978年)
 ・「ジョー・ブラックをよろしく」(1998年)
 ・「ジョンとメリー」(1969年)
 ・「死霊の盆踊り」(1965年)
 ・「スモーク」(1995年)
 ・「砂の器」(1974年)
 ・「セクレタリー」(2002年)
 ・「セッション」(2014年)
 ・「宋家の三姉妹」(1997年) 
 ・「そこのみにて光輝く」(2014年)
 ・「超高速!参勤交代」(2014年)
 ・「遠い空の向こうに」(1999年)
 ・「共喰い」(2013年) (邦画)
 ・「バーバレラ」(1967年)
 ・「ハッピーエンドが書けるまで」(2012年)
 ・「ハドソン川の奇跡」(2016年)
 ・「バルフィー!人生に唄えば」(2012年)
 ・「パリジェンヌ」(1961年)
 ・「ハンナ・アーレント」(2012年)
 ・「ひきしお」(1971年)
 ・「美女と野獣」 (2014年) 
 ・「プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命」(2012年)
 ・「ボギー!俺も男だ」(1972年)
 ・「舞妓はレディ」(2014年)
 ・「幕が上がる」(2015年)
 ・「モネ・ゲーム」(2012年)
 ・「モンパルナスの灯」(1958年)
 ・「やかまし村の子供たち」(1986年)と「カルテット!人生のオペラハウス」(2012年)
 ・「ゆりかごを揺らす手」(1992年)
 ・「歓びを歌にのせて」(2004年)
 ・「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」(2012年)
 ・「ラ・ラ・ランド」(2016年)
 ・「6才のボクが、大人になるまで」(2014年)



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椿説「ドリーマーズ」

2017-05-22 21:51:33 | 映画感想
 「ドリーマーズ」(「The Dreamers」、2003年、英・仏・伊)
   監督 ベルナルド・ベルトルッチ
   脚本 ギルバート・アデア
   原作 ギルバート・アデア
   撮影 ファビオ・チャンケッティ
   美術 ジャン・ラバス
   出演 マイケル・ピット
       エヴァ・グリーン
       ルイ・ガレル
      (ジャン=ピエール・レオ)

 1968年パリ5月革命を背景に、シネマテークに入り浸る映画狂の一卵性
双生児テオ(L・ガレル)とイザベル(E・グリーン)の男女二人、仲間に加わる
アメリカから語学習得に来たマシュー(M・ピット)、三人の愛と決別を描いて
いく・・・。

 予告編
 https://www.youtube.com/watch?v=YU1brBVMBkM

 中々面白いけど何を描きたかったのか、よく解らん。(笑)
 なので例によって唯我独尊、裏読みっぽく書いていこうと。(汗)
 これヌーヴェルヴァーグ、登場人物にゴダールとトリュフォーを仮託した物
語なのでは。
 シネマテークに入り浸り、知り合いとなり同志的(カイエ・デュ・シネマ)に繋
がるも5月革命で決別していくって殆どゴダールとトリュフォーでしょ。
 話の骨格はモロにトリュフォーの代表作「突然炎のごとく」('62)から。
 途中、三人がJ-L・ゴタールの「はなればなれに」('64)を真似てルーブル
を駆け抜けるシーンがあるけど、「突然炎のごとく」で跨線橋を駆けっこする
有名なシーンも一緒に思い出させる。
 テオの部屋に大きな毛沢東のポスターが貼ってあるのは、当時マオイズム
(毛沢東思想)に傾倒したゴダールを指しているのでしよう。
 五月革命で一番尖鋭的だったのはトリュフォー、でも、その後は政治の世界
に背を向けます、トリュフォーほど過激でなかったけど、以後、政治的作品を
量産するゴダール。
 この作品でも焚き付けたのはマシューだけど、彼はバリケードの内側に残
り、飛び出て行くのがテオ。
 只、「突然炎のごとく」と違うのはマシューとイザベルは肉体関係になり愛し
合っても、テオとイザベルには性的関係は有っても双生児というタブーの為
か肉体関係がない事。(最後の一線を越えないだけで、多分、他は全部・・)
 まぁ、心も体も愛し合ってるから、精神的繋がりより強いって事はない訳で、
まして相手は一卵性双生児ですからね。
 「突然炎のごとく」では、ジュールは結局カトリーヌを独占するには遺灰にな
るまで待たなければならなかったけど、流石にそこは違います。

 ではイザベルは何を表しているのか?
 これがよく解らない(笑)、「映画自体」みたいな存在なのかな。
 マシューは映画を愛したけど、テオと映画は愛を超えた不即不離、(一身)
同体のような存在という事なのかも。
 ラストシーンは、この二人に対するベルドリッチの見解なんでしょう。
 ちょっと、「いちご白書」('70)のラストを思い出しました。(笑)

 でも、もしものもしもだけど、僕の見方が幾らか当ってたとして、「それを見
たから何なの?」というのが正直な感想で、わざわざ「映画で見せてもらう必
要」があるんだろうかでした・・・。

※後の「完成された美」という感じのエヴァ・グリーンより、ナチュラルで美人
 なパリジェンヌって感じの本作の方が、遥かに好感度多し。
 尚、R‐18なので、それ相応のシーン多いです。(注意)
※双生児の父親が詩人って、何か、意味がある気がする。
 (ヌーヴェルヴァーグ以前のフランス映画を詩的リアリズムの時代という事
 もあるけど、それとは違う気が・・・)
※シネフィル3人が主人公な為、映画クイズが多いです、一つも解らんかっ
 た。(笑)
 トリュフォーの「アメリカの夜」でも出てきた問題が、この作品にも出てきた、
 しかも同じシーン、これもオマージュなんだろうか。
※目が悪いのか主役のM・ピットが、若き日のデカプリオに見えて仕方なか
 った。(笑)

 H29.5.21
 DVD
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「レオン」

2017-05-19 22:38:28 | 外国映画
 「レオン」(「Léon」、1994年、仏・米)
   監督 リュック・ベッソン
   脚本 リュック・ベッソン
   撮影 ティエリー・アルボガスト
   美術 ダン・ウェイル
   音楽 エリック・セラ
   主題歌 スティング   ドミニク・ミラー
   衣装 マギャリー・ギダッチ
   出演 ジャン・レノ
       ナタリー・ポートマン
       ゲイリー・オールドマン
       ダニー・アイエロ

 ハリウッドにフレンチ・ノワールを上手く混ぜ込んだ作品。
 物語の骨格は「グロリア」(未見)、そのバックボーンとなる心象風景は「シ
ベールの日曜日」、他にも「狼は天使の匂い」の台詞に近いものがあったり、
多分、いろいろ調べれば他にも有るのでしょう。
 それを大鍋に入れてベッソン印の調味料を振り掛け、じっくり煮込んでみた
ら、あら不思議、味わい深く美味しい料理が出来ちゃった、そんな感じの作品。
 でも、いいんです(笑)、映画の出来が上出来なら、それはそれでオリジナル。
 伊達や酔狂、あざとい継ぎはぎではfilmarksで4.3点は獲れません。

 冷酷で有能な殺し屋だけど空っぽの中身を抱え、根無し草を象徴するかの
ように鉢植えの観葉植物を只一つの友とするレオン(J・レノ)。
 家族から虐待、疎外され只1人心を通わせていた弟も失い天涯孤独となっ
た少女マチルダ(N・ポートマン)。
 マチルダの父親が麻薬をクスね隠蔽した事から事件が起き、それが元でレ
オンとマチルダの奇妙な同居生活が始まる・・・。

 この作品、J・レノと、まだ少女だったN・ポートマンの配役が決まった時点で
ほぼ勝負はついた。(笑) 
 そこへ強烈なスパイス、アクセントとしてイカレた麻薬捜査官G・オールドマ
ンが加わり鉄壁の布陣に。
 実際、オールドマン扮するスタンフィールドの狂いっぷりがなければ、それ
なりの作品で止まった気がします。
 それが証拠に?、麻薬だの殺し、復讐が無くても、この三人を見てるだけで
満足出来ちゃう。
 レオンがゴルゴみたいな冷徹マシーンじゃなく、虚無と哀しみを秘めながら
も何処か茫洋とした雰囲気に包まれてるのも良かった、あのタレ目具合が効
果的だったのかな。
 あと、元締めを演じたD・アイエロも胡散臭くて好演。アンタ、「預けた金、全
部返せ」って言ったら、ぜってぇ、別の殺し屋差し向けるよね。(笑)
 シーンとしてはマチルダとレオンの「コスプレ私は誰でしょう?」が印象に残
ります。(J・ウェイン?はマカロニ系ガンマンにしか見えなかったけど(笑)) 
 あの時、二人は長い間忘れきっていた笑いを心に感じたんじゃないでしょ
うか。
 役者と演出が絶妙過ぎるくらいピタリと決まった、filmarksの点数通りの素
晴らしい作品。

※この作品、一言で言えば、バイオレンス版「シベールの日曜日」
 誰かが書いてた感想だけど、120%同意!
※ベートーヴェンに殺しって、「鍵泥棒のメソッド」の近藤はここから?(笑)
※僕が確認したfilmarks4.3点(採点人数1000人以上、ソフト化して半年以上)
 は「素晴らしき哉、人生!」、「七人の侍」、「情婦」、「牯嶺街(クーリンチェ)
 少年殺人事件」、「レオン」、「きっと、うまくいく」だけ、4.4点「丹下左膳餘話
  百萬兩の壺」は採点人数がまだ300人台、4.3点の「この世界の片隅に」は、
 ほぼ確定だろうけど未だソフト化されてません。
「牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事」には、やや「意義あり!」だけど、他は
 納得の採点ですね。
(因みに未登録だけど僕が点数付ければ、「素晴らしき哉、人生!」4.0、「七
 人の侍」5.0、「情婦」5.0、「牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事」3.9、「レオン」
 4.7、「きっと、うまくいく」5.0、「丹下左膳餘話 百萬兩の壺」5.0、「この世界の
 片隅に」5.0)

 H29.5.14 
 DVD
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「牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件」

2017-05-05 12:09:37 | 映画雑記
 「牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件」(「牯嶺街少年殺人事件」/「A Brighter Summer Day」、
  1991年、台湾)
   監督 エドワード・ヤン
   脚本 エドワード・ヤン  ヤン・ホンヤー
       ヤン・シュンチン  ライ・ミンタン
   撮影 チャン・ホイゴン
   美術 エドワード・ヤン  ユー・ウェイエン
   音楽監修 チャン・ホンダ
   出演 張震
       楊靜恰
       王啓讃  柯宇綸
       林鴻銘  張國柱 

 1961年に実際起きた事件から発想を得た作品。
 詳しくは公式サイトを参照にして下さい。
 http://www.bitters.co.jp/abrightersummerday/
 休憩なしの236分、よく頑張ったけど、2時間経った今、まだケツが痛い!
 1960年の台湾事情が余り理解出来なくて・・・。
 主人公の外省人達と内省人の反目も有るんだろうけど、そこは全然解らな
いし。
 普通の少年(度胸も腕っ節も外見に寄らず有るみたい)が、多感な思春期
に周りの友人達の影響で不良に染まり出し、そこに親の期待やら、誰にも理
解されない孤独(只一人、妹は解っていたけど)、初めての恋人との諍いから
15歳で殺人者へ転落していく。
 その連鎖、閉塞感、心情、特にやるせなさは描けてると思うけど、共感はし
ずらい。
 日本の「青春の殺人者」を思い起こしたけど、あれはこの作品の半分の時
間で描いてて、僕の捉え方が間違ってないのなら「青春の殺人者」に軍配を
上げたいです。
 まぁ、台湾の1960年を描いててテーマは違うけど、「青春の殺人者」も19
70年代中頃の日本の空気を描いてるっちゃ描いてるから少しだけ似た感じ
はする。
 多分、僕より映画上級者向けの作品。
 登場人物達の関係と顔を把握するのに1時間以上掛ったと思う。
 率直な感想は「とにかく疲れた!」

※1960年の台湾って植民地時代の日本家屋が結構、残ってたんだ。
 この作品の主要人物達は皆、接収した日本家屋に住んでる。(主人公の家
 なんて、まるで小津安二郎)
 父は陸軍軍属として徴用派遣され終戦まで台湾に居たけど、米軍の「飛び
 石作戦」の為か沖縄ほど空襲は酷くなかったとか。
※アジアの子供達を中心とした群像劇、それを通して描く国の「今」、編集、
 少しだけど「タレンタイム 優しい歌」に似てる。でも、僕は「タレンタイム」を
 遥かに好みます。

 H29.5.4
 シネスイッチ銀座2
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映画日記5

2017-05-02 00:05:20 | 雑記
 「バーフバリ 伝説誕生」(「Baahubali:The Beginning」、2015年、印(タミル語))

 実の息子に国を追われ赤子を抱いたまま川に流される女帝シヴァドゥ、自身の命を代償に赤子の救済をシヴァ神に祈る。
 赤子は滝の下の国の民に拾われ順調に成長、或る日、女神に導かれるように滝の上の国へ。
 彼、バーフバリーはその国の王位継承権を持つ、直系の王子だった・・・。

 インド版「ランボー 怒りの神話編」
 本国で「きっと、うまくいく」、「PK」の興収を超えたと言う宣伝文句に釣られて観てみれば・・・。
 何とも大味な神話アクションもので、オマケに前編だった。(涙)
 まぁ、飽きないっちゃギリギリ飽きないけど、それだけ。
 女王がシヴァドゥで蛮族に攻め込まれるのをバーフバリーの父の活躍で撃破って、ヒンドゥーの神々が阿修羅軍に攻め込まれたのをドゥルガー神とその夫シヴァ神達が返討ちにしたってのが元ネタなのかな、よく解らんけど。
 見所は1000人単位の大人海戦術による戦闘シーン、人件費が安いからって、まぁ、そこは凄いです。(笑)
 しかしねぇ、大人海戦術ならソビエト時代のモスフィルムが散々、やってますから。
 何より興を削がれるのは個人のアクションシーンが全てスローモーションって所、この映画、スローモーションだけで30分くらい有ったような。
 作品の7,8割がVFXというのは神話もどきだからいいとして、スローモーションの度にテンポが急ブレーキ、多用過ぎてアクションシーンなのに爽快感まるで無し。
 ヒロインも美人だと思うけど、余り魅力がない・・・。
 後編は家督争いの経緯と裏切り、そして・・と言うのが目に見えてんだけど、観ないと一応スッキリしないしなァ、だから、続きものは手を出さないようにしてたのに、完全にアチャーです。

※シヴァ神の妻はパールバァティー(バーフバリに語感が似てる)、その化身がドゥルガーらしい。

 H29.4.30
 丸の内TOEI①
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「グッドモーニング・バビロン!」

2017-04-30 22:54:32 | 映画感想
 「グットモーニング・バビロン!」(「Good Morning, Babylon / Good morning Babilonia、1987年、伊・仏・米)
   監督 パオロ・タヴィアーニ
       ヴィットリオ・タヴィアーニ
   脚本・原作 パオロ・タヴィアーニ
           ヴィットリオ・タヴィアーニ
   撮影 ジュゼッペ・ランチ
   美術 ジャンニ・ズバッラ
   音楽 ニコラ・ピオヴァーニ
   出演 ヴィンセント・スパーノ
       ジョアキム・デ・アルメイダ
       グレタ・スカッキ   デジレ・ベッケル
       チャールズ・ダンス   オメロ・アントヌッティ

 イタリアの聖堂修復に携わる名棟梁ボナンニ親方、七人の息子達でニコラ
とアンドレアが父の才能を受け継いでいた。
 借金の為、家業を清算する親方、ニコラとアンドレアは遠くアメリカへ渡り腕
を磨く事になる。
 長い苦難の末、伝説の映画「イントレランス」を製作中のD・W・グリフィスの
目に留まる事に・・・。
   
 映画(「イントレランス」)のバックストーリーとして飽きないし、ラストに無理
矢理感があるものの面白い。
 でも、何を描きたかったのか余り解りませんでした。(汗)
 強いて言えば、名棟梁の父から才能を受け継いだ一卵性双生児のような
末弟二人の数奇な運命なのかな。
 ラスト、お互いをフィルムに納め合うのは光が消えれば影も無くなる「運命
(さがめ)」と言う事?
 僕だったら、その手前のアンドレアがワイングラスを払い落し、ニコラがシン
バルを海に投げ捨てた所で終わらしたいな。
 どうも、その先が余計にしか見えなかったです。
 一番、言いたかったのは披露宴でのグリフィスの台詞にあると思いました。

※蛍を使って彼女たちにアプローチするけど、彼女たちの反応を知りたかっ
 た。(笑)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 ハリウッド 沙羅双樹の 花に似て
  夜空の月も 夜ごと欠けゆく

 H29.4.30
 VHS
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「美女と野獣」(2017年版)

2017-04-25 22:50:43 | 外国映画
 「美女と野獣」(「Beauty and the Beast」、2017年、米)
   監督 ビル・コンドン
   脚本 スティーヴン・チョボスキー
       エヴァン・スピリオトポウロス
   撮影 トビアス・シュリッスラー
   プロダクション・デザイン サラ・グリーンウッド
   音楽 アラン・メンケン
   作詞 ティム・ライス
   歌曲アレンジ マイケル・コザリン
   スコアアレンジ クリストファー・ベンステッド
   衣装 ジャクリーヌ・デュラン

   出演 エマ・ワトソン
       ダン・スティーヴンス
       ルーク・エヴァンス
       ジョシュ・ギャッド  ケヴィン・クライン

 アニメ版は観てないので比較出来ない者の感想と割り切って下さい。
(汗)
 一緒に行った娘によれば、アニメ版にかなり忠実との事でした。

 昔と違いプリンスがヒロインを救うのではなく、今風にヒロインがプリ
ンスを変えていく所を除けば、ディズニーの世界を見事に実写化した
作品だと思います。(ゲイ要素あるけど)
 CG/VFXの多用もリアル世界ではないファンタジーの世界を構築す
るのにピッタリだと思いました。

 聡明で勝気、行動力のあるヒロイン。
 最近のディズニーの定番だけど、これがエマ・ワトソンにぴったりの
嵌り役。
 色使いも「ラ・ラ・ランド」に似て彩やか、きっちりディズニーの世界を
再現しています。
 特に「美女と野獣」のイメージとして焼き付いている野獣とベルのダ
ンスシーン、野獣の青とベルの黄色いドレスが織り成すコントラストの
妙、背景の作り方も素晴らしくアニメの実写化で最も成功してるファン
タジックシーンではないかと想像します。(まぁ、エマが可愛いから映え
るんで、ディズニーアニメ実写化の成否はヒロイン次第だと理解した(笑))
 やっぱり、芯になるナンバーのあるミュージカルは楽しい、夢の世界
を堪能しました。
 ディズニー好きは勿論、そうでない方も充分楽しめる素敵な作品だと
思います。

※アニメ版観てないから解らないけど(汗)、「ラ・ラ・ランド」同様、オマ
 ージュと思えるシーンが幾つか。
 「水着の女王」、「雨に唄えば」、「サウンド・オブ・ミュージック」、「ルパ
 ン三世 カリオストロの城」

 H29.4.23
 TOHOシネマズ 日本橋


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「タレンタイム 優しい歌」(「Talentime」)Songs Collection  観た人、限定

2017-04-23 00:05:15 | 映画音楽館
 「タレンタイム〜優しい歌」(「Talentime」、2009年、マレーシア)
   2017年 日本一般公開

※これは自分用
 映画の流れに沿ってラスト・シークエンスまでUPしてます
 未見の方には完全な事前情報
※作曲はピート・テオ
 (「O Re Piya」は「Aaja Nachle」(’07・印)より、作曲・サリム・スレイマン)
 作中の歌はプロ歌手がアテてます
 
 オーディション風景(プレリュード(前菜)~笑)
  https://www.youtube.com/watch?v=d-Wr5wuPBXk

 「just one boy」
  https://www.youtube.com/watch?v=awluSsHUfA8
   バックミュージックと全然合ってない、いい加減すぎ(笑)

 「Angel」
  https://www.youtube.com/watch?v=GtgQvWK414U 

 「O Re Piya」(タミル語)
  https://www.youtube.com/watch?v=B8rcL3BTMVM

 「I Go 」
  https://www.youtube.com/watch?v=AWwl9GNkmpg

※オマケ、「Aaja Nachle」(’07・印)で「O Re Piya」の使われたシーンも貼っとこ(汗)
  https://www.youtube.com/watch?v=uz3uTEZGSZY
  インドの伝説的舞姫マードゥリーの復帰作だったとか  
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「歓びを歌にのせて」

2017-04-11 08:43:19 | 映画雑記
 「歓びを歌にのせて」(「Så som i himmelen」、英「As It Is in Heaven」、2004年、スウェーデン)
   監督 ケイ・ポラック
   脚本 ケイ・ポラック
   撮影 ハラル・グンナル・ポールゴール
   音楽 ステファン・ニルソン
   出演 ミカエル・ニクヴィスト
       フリーダ・ハルグレン
       ヘレン・ヒョホルム

 一流の指揮者ダニエルは8年先までスケジュールが決まってる生活に疲
れ果て、心臓麻痺を起してしまう。
 リタイアしてスウェーデンの寒村に引っ越すが、教会の聖歌隊の指導を頼
まれて・・・。

 う~ん、これも良い作品ではあるけど、何だかなぁ・・でした。
 いろいろと雑念が沸いて、物語の世界に入り込めなかった感じ。
 一つは既視感でしょうね、「天使にラブソングを」とか、田舎の閉塞感の中、
謹厳実直の建前に終始する夫ともっと感情を大切にしたい妻との葛藤は「ラ
イアンの娘」に似てるし、閉ざされた世界に入ってきて調和を乱してしまうの
は「バベットの晩餐会」を連想してしまいました。
 それと、話の展開にやや不自然さも感じました。
 何度か深刻な諍いが起きても、その後の練習では何事も無かったようにし
てる、ガス抜きにしては内容が深刻すぎる。
 僕も以前、街のイベントで練習の責任者を何年かやってた事があって、揉
めたり不満が溜まると後々までずっと根にもたれるんですよ、それをナダメ
ルのが苦労の80%。
 世界で一番、隣人との関係性が薄いと言われてるスウェーデンだからなの
かな、人の事は人の事なんでしょうか。(笑)
 もう一つ、レナが余りに不憫。
 彼女、立ち直れるのだろうか。映画なのに心配してしまうレベル。
 自然描写が美しいスウェーデン映画の特徴は本作も出ていて、自然の中
に点在する家々の様子の美しさはこの国ならではだと思います。
 ガブリエラの独唱は、彼女自身を反映してるかのようで素晴しいシーン。
 只、一番好きだったのはレナとダニエルの自転車練習シーンの微笑ましさ
かもしれません。

 見所の沢山有る作品ではあります。

 H29.4.9
 DVD
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