ザ・競馬予想(儲かるかも?)

競馬予想(三連単予想)をします(主に重賞)。しかし、最近は映画の記事が多いかな?

競馬 宝塚記念予想

2016年06月26日 | 競馬予想

宝塚記念の予想


 今日はちょっと飲みすぎ及びカラオケで熱唱しすぎて体調が悪いので予想だけアップしておきます。
  ◎ 8 ステファノス
  〇 2 アンビシャス
  ▲ 5 シュヴァルグラン
  △ 3 キタサンブラック
  △ 6 ラストインパクト
  △ 9 ドゥラメンテ
  △15 サトノクラウン
  △16 マリアライト
  × 11 トウホウジャッカル

 買い目 三連単フォーメーション
 1着 8
 2着 2、3、5、6、9、15、16
 3着 2、3、5、6、9、11、15、16

 買い目 三連単フォーメーション
 1着 2、5
 2着 8
 3着 2、3、5、6、9、11、15、16

 買い目 三連単フォーメーション
 1着 2
 2着 3、5、6、9、15、16
 3着 8                             合計 69点

 



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映画 スターダスト(2007) 名優たちがノリノリのファンタジーです 

2016年06月22日 | 映画(さ行)
 大ヒット作のキック・アスキングスマンでキレキレのアクションシーンを見せてくれたマシュー・ヴォーン監督のそれ以前の作品で、しかもファンタジー。よくあるファンタジー映画の王道パターンであるが、子供のみならず大人の方がもっと楽しめる。前半で色々とネタをばら撒いておいて、ラストで一気に回収する結末が気持ち良い展開はファンタジーとして安定感は抜群。しかし、この映画の最大の売りは映画史に傑作を遺している名優たちが、非常にインパクトのある演技を見せること。
 ピーター・オトゥールは殆んど寝ていただけだったような気がするが、ロバート・デ・ニーロが海賊のリーダーという強面の役柄ながら、意外性のあるその演技は観ている者に強烈な驚きと笑いを提供してくれる。そして美人女優としてならすミシェル・ファイファー(当時47歳)の老醜を晒した姿は彼女の実年齢を考えると笑うに笑えない。
 ベテラン俳優達が強烈なインパクトを見せ付けるだけでなく、色々と細かい設定がなかなか楽しい。例えば、低~い壁で囲まれた村から住人を一歩も外へ出さそうとしない番人、行きたいところを願うだけで行かせてくれる蝋燭、王位継承を争って殺されてしまった王子たちの幽霊姿、流れ星の姿が輝く美女である人間、エネルギーが不足していくとボロボロになっていく魔女、空飛ぶ海賊船など、豊富なアイデアによる世界観が非常に楽しめる。

 さて、キャスト、世界観、キャラクター、アイテムなどの要素は楽しいが、肝心のストーリーはいかなるものか。
 周りを壁に囲まれた村に住んでいるトリスタン(チャーリー・コックス)は、壁の向こうに流れ星が猛スピードで去り、落下していくのを発見する。トリスタンは片思いの彼女に流れ星をプレゼントしようと、壁の外に出て流れ星を発見、なんと流れ星はとっても可愛い人間の美女に変身しており、彼女は自分のことをイヴェイン(クレア・デインズ)と名乗っていた。トリスタンはイヴェインを村に連れて帰ろうとする。
 しかし、その一方でイヴェインが持っている王位継承の証明である赤いルビーを奪おうとするストームホールド王(ピーター・オトゥール)の第七王子セプティマス(マーク・ストロング)、永遠の美しさを保ち続ける効力を持つイヴェインの心臓を力づくで奪いとろうとする魔女ラミア(ミシェル・ファイファー)もイヴェインを奪回しようと追いかけてくる

 片思いの彼女に流れ星をプレゼントだなんて、素敵過ぎて俺もチャレンジしようと思ったが、よ~く考えたらあまりにもアホすぎることに書いている最中に気付いた。しかし、本作を全編に渡って貫いているのがツッコミ満載のアホっぽさ。多くのファンタジー映画にある冒険心の熱さを感じることもなく、またスリルよりも笑い重視。この手の映画にしてはけっこう斬新に感じたりする。それと、ラスト近くのバトルシーンなんかはブラックユーモアに満ちていて子供よりも大人の方が笑える。今回は大人が充分に楽しめるファンタジー映画としてスターダストをお勧め映画として紹介しておこう

スターダスト スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]
クレア・デインズ,チャーリー・コックス,ミシェル・ファイファー,ロバート・デ・ニーロ,シエナ・ミラー
パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン


 監督は若干20代半ばで、ガイ・リッチー監督とコンビを組んでプロデューサーとして大傑作ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズを世に送り出したマシュー・ヴォーン。前述したキック・アスキングスマン、そして大ヒット映画の新たなるシリーズ再出発作品のX-MEN: ファースト・ジェネレーションがお勧めです。




 
 

 
 


 
 

 

 
 
 
 

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映画 トーク・トゥ・ハー(2002) ストーカー映画なのに感動!

2016年06月16日 | 映画(た行)
 最近よく耳にするのが貧富の差が激しい格差社会という言葉。この言葉は経済だけでなく恋愛においても当てはまる。モテる男は片っ端から取っ替え引っ替え色々なタイプの女性と付き合いまくるが、とことんモテない男は妄想と現実が混乱してしまいアイドル刺傷のような事件を引き起こしてしまうことがある。そりゃ~、ストーカー被害を遭わす様な男には社会的制裁を喰らわすのは当然のことだが、すっかり負け組みに陥ったモテない男にとって、せっかく好きになった女の子をモテる男に横取りされたんじゃ~、こんな世の中やってられない。
 とにかく弱者及びマイノリティに対して優しい映画を撮ってきたスペインの巨匠ペドロ・アルモドバル監督だが、彼自身は本物の女性以上に女性の気持ちを理解できるゲイの映画監督として有名だが、どうやら彼はストーカーの気持ちも手に取るようにわかるらしい、と思わせる映画が今回紹介するトーク・トゥー・ハー。何だかキモイ主人公の設定にドン引きしそうになるが、巧みなストーリー展開と驚きの衝撃を観ている人にもたらしてくれる作品だ。

 ネタばらしをしてしまうとまだ観ていない人の興味を削いでしまうので、できるだけ簡単にストーリー紹介を。
 看護師であるペニグノ(ハビエル・カマラ)は4年間も昏睡状態であるアリシア(レオノール・ワトリング)の介護を殆んど付っきりでしている。しかし、そのことはペニグノにとっては苦痛ではなく、決して目覚めることなく無反応であるアリシアにひたすら語りかける様子からはどことなく喜びすら漂っている。
 ペニグノが看護師をしている病院に女闘牛士であるリディア(ロサリオ・フローレス)が競技中の事故で意識不明のまま入院してきた。彼女も昏睡状態に陥ってしまい、恋人のマルコ(ダリオ・グランディネッティ)は絶望に打ちひしがれる。
 同じ病院内で出会ったペニグノとマルコはお互いの境遇を語り合う内に厚い友情が生まれるのだが、とんでもない事件が病院内で起こってしまい・・・

 ペニグノがアリシアを看護する経緯を知っただけでも驚くが、更に驚かさせる出来事を持ってくるあたりが、この映画の面白いところ。ネタを小出ししてくるので先の展開がなかなか読めず、飽きずに観ることができる。その割りに最後の結末は個人的にはチョッと不満だが、観る人によっては明るい未来を想像できる人も居るかもしれない。
 常人には思いつかないようなストーリー展開が褒められる映画だと思うが、個人的にもっと惹かれたのが4年間も昏睡状態にあったと思えないようなレオノール・ワトリングの綺麗過ぎるハダカ。オッパイを揉んだり触ったり等、妙にエロイシーンが多いのも楽しい。それから途中で挿入されるサイレント映画も笑えた。
 好き同士の男女、ただ一方的に男が女を付けまわす二組のカップル?の異なる形の愛、そして愛する女性が植物人間になってしまった男同士の友情が描かれているが、愛の大きさは時に残酷な過ちを犯してしまうメッセージ性は男から見れば、かなりキツイ。
 恋愛において負け組みの人、ありきたりの恋愛映画には飽きた人、優れた脚本の映画を見たい人には映画トーク・トゥー・ハーは特にお勧めだ

トーク・トゥ・ハー リミテッド・エディション [DVD]
ペドロ・アルモドバル
日活


 監督は前述したスペイン映画界の巨匠ペドロ・アルモドバル。大いなる女性賛歌を感じさせるオール・アバウト・マイ・マザー、とにかく驚きたい人には私が、生きる肌がお勧めです。


 
 

 
 

 
 
 

 
 
 
 


 

 

 
  
 
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映画 ロング・グッドバイ(1974) レイモンド・チャンドラー原作の映画化 

2016年06月12日 | 映画(ら行)
 アメリカが生んだ偉大なるハードボイルド小説作家レイモンド・チャンドラー。彼の長いお別れを原作とする映画化作品が今回紹介するロング・グッドバイ。レイモンド・チャンドラーのファンにはお馴染みの私立探偵の主人公フィリップ・マーロウが活躍する長編シリーズ物の一遍だ。これまでにも映画でフィリップ・マーロウを演じた俳優も多く、ハンフリー・ボガードやロバート・ミッチャムといったタフガイスターを代名詞とする俳優達が多く演じてきているが、今回演じるのがM★A★S★H マッシュのハチャメチャな軍医や、比較的最近ではオーシャンズシリーズ(オーシャンズ13)で心筋梗塞で死にそうになっていたのが印象的なエリオット・グールドが演じている。
 しかも監督が前述したM★A★S★H マッシュザ・プレイヤー等、非常にシニカルでブラックユーモアに特徴のあるロバート・アルトマン。ハードボイルド路線の映画にしては、何とも食い合わせが悪く感じるような監督と主役に思えるが、これが意外と言っては失礼だが今観ても斬新なマーロウ像を生み出し、古き良きハードボイルの香りを漂わせながらも、どこかアリャ?と思わせる設定、展開がけっこう楽しめる。

 フィリップ・マーロウもそうだが、だいたい昔の私立探偵を主役にした映画はトレンチコートに帽子を被ってビシッと決めたスタイルが定番。しかし、本作におけるフィリップ・マーロウはトレンチコートなんか着ているシーンは無くネクタイはヨレヨレ。帽子も被らず頭の髪の毛はボサボサ。いつもボヤキを連発している様子は何だか人生に疲れているように見えるし、それにタバコ吸いすぎ。そして我々が思う私立探偵にしては、頭の回転が早いように見えないし、犬に吠えられてビビッている姿を見ていると、誰もこんな探偵に困った事件の解決をお願いなどしようと思わないはずだ。

 レイモンド・チャンドラー原作の映画化と聞くと、きっと本格的なミステリーサスペンスを期待する人が大半だと思うが流石にこの主人公のキャラクターでは・・・。それではストーリーの紹介を。
 私立探偵であるフィリップ・マーロウ(エリオット・グールド)の部屋に友人のテリーがやって来た。このままでは殺されそうなのでメキシコの国境まで連れて行ってくれと頼まれ、マーロウはテリーを車に乗せて逃す。自宅に帰ってきたマーロウを待ち受けていたのは地元の警察。テリーは彼の妻を殺害した疑いを掛けられており、殺人犯の逃亡を助けた容疑でマーロウは警察にしょっ引かれる。しかし、直ぐに意外な理由でマーロウは釈放される。テリーがメキシコの町で拳銃自殺をしたのだ。
 数日後、著名な作家であるウェイド(スターリング・ヘイドン)の妻アイリーン(ニーナ・ヴァン・パラント)から行方不明になっている夫を探し出して欲しいと頼まれる。ある手掛かりからマーロウはすっかり酒浸りになってしまっているウェイドを探し出し妻の元に送り届けるが、その時にテリー夫妻とウェイド一家は知り合いだったことを知らされる。
 マーロウは直感でテリーは妻殺しをしていないと感じ、友人テリーの無実を晴らすために自ら調査を開始するのだが、彼の行く手を様々な困難が立ちはだかる・・・

 この映画のマーロウをめぐるどうでも良いような情報が楽しい。マーロウはけっこうな高層なアパートに住んで居るのだが、隣人はなんだか多くの女性が裸になって踊っていたり、飼っている猫が行方不明になってしまうのだが結局は見つからず終いで、どうなったのかもわからず。そんな情報要る?と思わせるシーンがけっこうある。非常に怖そうなヤクザの中にもオッチョコチョイな奴が居たりなど笑わせるシーンもあったりで、ロバート・アルトマン監督らしさを感じることができる。
 名匠ジョン・ウィリアムズによる音楽はジャズ的で刹那的な気分になれるし、フィリップ・マーロウのくたびれた感がよく出ている。決して驚くべき推理力を発揮するシーンなどないが、抜群の行動力を発揮し、どんなにボコボコに殴られても悪に媚びないマーロウはなかなか格好良く見えたりして、アラ不思議!。そしてチョッピリお茶目なマーロウが最後に見れるのも良い。
 映画を見ながら事件の謎を解決してやろうと思いながら見る人には、あまりにも急な展開が不満におもえるかもしれないが、個人的には『エエッ~、こんなんで良いの!?』と思わせる結末が衝撃的で良かった。もっと衝撃的なのが元カリフォルニア州知事の筋肉マッチョな大スターがチョイ役で見れる事。
 レイモンド・チャンドラー原作のファンが観るより、むしろ彼の作品のみならず推理小説なんか大して読まない人の方が楽しめるかもしれない。何はともあれ今回は映画ロング・グッドバイをお勧めとして挙げておこう

ロング・グッドバイ [DVD]
エリオット・グールド,スターリング・ヘイドン,ニーナ・バン・パラント
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン


 監督は前述したロバート・アルトマン監督。シニカルな笑い、多数の登場人物を難なく捌いてみせる群集劇に傑作が多い。前述したM★A★S★H マッシュザ・プレイヤー以外にもゴスフォード・パークショート・カッツナッシュビルがお勧め。





 
 
 
 

 

 

 
 


 
 
 
 



 

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競馬 マーメイドS予想 難解な牝馬限定のハンデ戦

2016年06月12日 | 競馬予想

マーメイドSの予想


 牝馬限定によるハンデ戦。ここは大荒れの要素が充分。ここは全頭に勝つ可能性が充分にある。そんな中でも昨年の牝馬クラシック戦線を盛り上げ、前走の阪神牝馬ステークスでらしさを見せたココロノアイ。今回は前走より大幅に相手のレベルは下がるし、能力を出し切れば勝てる。ここは三連単の1着固定で狙える

◎ 1 ココロノアイ
△ 2 ナムラアン
△ 3 アカネイロ
△ 4 レッドオリヴィア
△ 5 ハピネスダンサー
△ 7 ヒルノマテーラ
△10 ゴールドテーラー
△11 ウインドリバティ
△15 シュルドブルボン
× 8 タガノエトワール
×12 リラヴァティ


 買い目 三連単フォーメーション
 1着 1
 2着 2、3、4、5、7、10、11、15
 3着 2、3、4、5、7、8、10、11、12、15   合計 72点
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競馬 安田記念予想 堅い決着で決まりそうですが

2016年06月04日 | 競馬予想

安田記念の予想


 今年の春のGⅠレースは堅い決着が多いが、今回の安田記念もなんだか更にガチガチに堅く収まりそうなメンバー構成。モーリスの強さは認めるが、どうも鞍上が初騎乗の外国人ジョッキーというのはGⅠレースにしてはなめ過ぎている気がする。そんな訳で俺の本命は別の馬にする。

 ◎ 11 リアルスティール
 ▲  7 サトノアラジン
 ▲  8 モーリス
 ▲ 10 フィエロ
 △  1 クラレント 
 △  2 ダノンシャーク
 △  4 ディサイファ
 ×  3 ロサギガンティア
 ×  5 コンテントメント
 × 12 レッドアリオン

 俺の本名は11番のリアルスティール。俺は前からこの馬のベストディスタンスは1600~2000Mだと思っていたので、今回の安田記念への出走は大いに賛成。前走で海外のGⅠを制したようにGⅠ級の能力は元々も持っていたし、能力的にもモーリスよりもこっちの方が高い気がする。この頭数なら外枠も良さそうに思えるし、ペースも落ち着きそうなのも1600Mの距離が初めてのこの馬には良いだろう。何といっても東京の1600Mコースはこの馬に向くだろう。まあ、モーリス相手の真っ向勝負でもこの馬なら勝てそうだ。

 単穴には3頭選ぶ
 まずは7番のサトノアラジン。前走の京王杯は豪脚を見せ付けた。スローペースの1400Mで外差しを決めた末脚はGⅠ級。ダービージョッキーに輝いた川田騎手がその日本ダービーで降したサトノの冠名で有名な里見オーナーにGⅠ初制覇をプレゼントするという筋立てがなかなかオシャレな気がするし、あの末脚なら勝てる可能性あるだろう。

 次に8番のモーリス。さすがにこの馬の強さには尊敬せざるを得ない。これ以上は評価を落とせない。

 次に10番のフィエロを挙げる。前走は休み明けだし、ジョッキーもしょぼかったし仕方無い。叩いて良くなるタイプの馬だし、鞍上もルメール騎手を確保して大幅に強化。未だに重賞を勝てて無いのが不思議なくらいなのだが、初めて勝つ重賞がGⅠレースなんて例はたくさんある。前走の4着で人気を落としているだけに、勝つ可能性のある馬としてこの馬も単穴候補に入れる価値は充分にあるだろう。

 買い目 三連単フォーメーション
 1着 11
 2着  1、2、4、7、8、10
 3着  1、2、3、4、5、7、8、10、12

 買い目 三連単フォーメーション
 1着 7、8、10
 2着 11
 3着 1、2、3、4、5、7、8、10、12     合計 72点
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映画 ビッグ・リボウスキ(1998) ボウリング好きにお勧め!

2016年06月01日 | 映画(は行)
今や名実ともにハリウッドを代表する映画監督であるコーエン兄弟。彼らの作品群の中でも最もコメディ色が強いのが今回紹介するビッグ・リボウスキ。ロクに働きもせず、身なりは小汚いし、ヒマさえあればダメ友と一緒にボウリングをしている印象があるオッサンが主人公。ありとあらゆる映画を集めても、これだけのダメキャラの主人公は滅多にお目にかかれない。そもそもこんなダメキャラが主人公にして映画が成り立つのか!と思いきや流石はコーエン兄弟。お得意のシュールなギャグを散りばめ、主人公以外にも個性的過ぎる登場人物を脇役に大勢登場させて笑える映画を撮りあげた。

 この映画の面白いところをチョッとばかり挙げておくと、観ている我々にミスディレクションをもたらしておいて意表をつくような設定がなかなか楽しい。『お前、サーファーだったのかよ!』『お前、元からユダヤ教じゃなかったのかよ!』『お前、金持ちじゃないのかよ!』『なんでパンツを脱がされる?』・・・と言ったような意外性がけっこう笑える。特に『お前、撃たれちゃったのか?』と思わせておいて実は、な~んちゃって!なんて場面があったりするのだが、本来なら痛いシーンでも笑いに持っていくあたりはコーエン兄弟の真骨頂だ。
 他にダメキャラな主人公が自宅に帰ってくるたびに見知らぬ奴等に勝手に家に入られて殴られたりしているシーンを見ると、きっと多くの人が『お前、用心が足らなさ過ぎだろ~』なんてツッコミを入れたくなったり、気を失っている時に見る幻想のシーンは笑える。
 他にもダメキャラの主人公と強面の友人の絶妙にして、歯車が狂いっぱなしのコンビ振りは笑わせるし、俺には意味のわからないニヒリスト、フェミニンの前衛アーティスト(登場シーンが笑ける)、ロリコンの男好きの気持ち悪いレイザーラモンHGみたいな奴、場違いなカウボーイハットの渋い親父、ポルノ映画プロデューサー兼闇金、イラクの元大統領サダム・フセインのソックリさん等、なんだか適当に思い付いただけで登場させているようなキャラクター達だが重要な奴から全く必要性を感じさせない奴まで笑わせる。

 さて、単なるコメディ映画かと思わせておきながら、実はダメキャラの主人公が誘拐事件に巻き込まれるサスペンスだったりするのだが、簡単にストーリー紹介を。
 1990年代の初め、湾岸戦争時におけるロサンゼルスにおいて。本名はジェフリー・リボウスキだが自らも他人からもデュード(ジェフ・ブリジッス)と呼ばれているロサンゼルスで1番の不精者がいた。デュードはある日のこと自宅に帰ってくると見知らぬ男2人組みに襲われ、『お前の女房の借金を返せ!』と迫られる。しかし、デュードは結婚をしているわけが無く、金を返せ!と言われてもロクに働いていないので金なんかあるはずがない。実は同姓同名の大富豪であるビッグ・リボウスキと間違えられていたのだ。2人組みの男はデュードの部屋にあったお気に入りの敷物に小便をぶっ掛けて去っていく。
 デュードはボウリング場で親友でありベトナム戦争帰りで厳ついウォルター(ジョン・グッドマン)と気の小さいドニー(スティーブ・ブシェミ)にこの出来事を話すと、ウォルターからけしかけられデュードは同姓同名のビッグ・リボウスキ(デヴィッド・ハドルストン)の豪邸に乗り込み、敷物を弁償しろと乗り込むがうまく言いくるめられてしまう。しかし、タダでは帰らないデュードは帰り際に高価な敷物をパクって去っていく。
 数日後デュードの元にビッグ・リボウスキから電話が掛ってくる。パクッた敷物を返せという話しかと思いきや、意外にもビッグ・リボウスキの若妻バニー(タラ・リード)が誘拐されたことを聞かされ、身代金の引渡し役になるように頼まれる。仕方なく承知するデュードだったが、そのことを切っ掛けに次々と新手の人間がデュードの前に現れ、事件は複雑な様相を帯びるのだが・・・

 同姓同名でこんなに人生が違うということは、観ている最中は名前占いなんか当てにならね~と全く別のところで感心したりしてしまった。しかし、次々と現われる素っ頓狂な登場人物によってストーリーがえらくややこしくなってしまったが、それもコーエン兄弟の狙いだったことは最後の最後でわかる。それにしてもスティーブ・ブシェミって何でこんな役ばかりなんだと思うと笑える。
 ちょっとした意外性の連続のギャグ、ストーリー運びは楽しいし、湾岸戦争時のアメリカ社会を感じさせる設定は今観ても色々と感じさせることがあるし、個性溢れる登場人物は魅力的。そしてダメキャラがドンドン事件の深みに嵌まっていく様子がこんなに面白いのかと感心した。ドタバタコメディが好きな人、コーエン兄弟監督作品が好きな人、笑える映画が観たい人、そしてボウリングが好きな人にお勧めしたい映画としてビッグ・リボウスキを今回は紹介しておこう

ビッグ・リボウスキ [DVD]
ジェフ・ブリッジス,ジョン・グッドマン,ジュリアン・ムーア,スティーヴ・ブシェミ
ジェネオン・ユニバーサル


ビッグ・リボウスキ [Blu-ray]
ジェフ・ブリッジス,ジョン・グッドマン,ジュリアン・ムーア,スティーヴ・ブシェミ
ジェネオン・ユニバーサル


 監督は前述したようにコーエン兄弟。個人的には大好きな映画監督。お勧め作品多数だが、ミラーズ・クロッシングファーゴオー・ブラザー!バーバーノーカントリーなど、たくさんの傑作があります。



 
 
 

 
 
 
 

 
 
 
 





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