10月6日、大会前に観光しようと思ったので息子と二人でソウルに出発。一人旅の時は必死で色々調べるのですが今回はついて歩くだけなので気楽でした。
ソウル着。インフォメーションで宿に近い地下鉄駅トンデムへの行き方を聞いた。若い係は日本語分かりますかと言う息子に、ノー プリーズ イングリッシュと言う。市内への行き方を聞くと電車ですかバスですか。バスの乗り場は建物の外とそっけなかった。これぐらいの会話なら喋れない私も理解できます。一応大会会場のある地下鉄駅について聞いてもらうと分からないと素っ気ない。思わず、この人日本語側が分からないから何を言ってもいいわよねと息子に話しかけ、インフォメーション係としては答え方が全く不親切!というと彼女の顔色がさっと変わりました。こちらの言いている事はちゃんと通じました。
別のインフォメーション係に訊ねると切符売場からバス乗り場、わからないと言いながらも大会会場の駅へ行き方も一緒に考えてくれました。
宿は地下鉄トンビョ前(?)から1分、大通りのわき道にあり、二人宿泊が基準だそうでダブルベットとシングルベットが置いてありました。これで一泊4300円でした。荷物をおき夜の観光へ。トンデム(東大門)を眺めに行く。宿から徒歩5分くらいでした。帰り、女学生が食べている庶民的な食堂に入る。言葉が通じないが写真を見て注文。うどんと思ったのはモヤシがたくさん載った雑炊でした。やさしい味で腸を壊している私にはありがたかったです。値段は3500ウオン(280円)。翌日、戦争記念博物館でコーヒーとワッフルを頼んだら5000ウオンでした。
トンデム後は地下鉄で夜のミョンド(明洞)へ。にぎやかでしたがぶらぶら歩きしただけで宿に帰りました。途中コンビニでナツメのお茶を買いました。やさしい甘さで疲れを癒してくれました。同じものを空港で探しましたが見つかりませんでした。
翌日は朝、戦争記念館へ。朝鮮人を拷問する日本人の展示が凄いと聞いていたので以前からここに行きたかったのですが、その展示はありませんでした。秀吉の朝鮮侵略の生々しい人形による展示がありました。もっと凄いのは朝鮮戦争の展示です。物資不足に苦しむ人々の姿が生々しく展示されています。沢山の子どもの集団が見学に訪れていました。この国が戦時体制にある事、ここで戦時教育が行われていると言う韓国の現実を感じました。
はじめ地下鉄の切符にエラーが出て、改札を通れず、安いからともう一枚買ったけれどそれも作動せず、人の流れを見ていたらhelpと書かれたボタンを押して中に入る人を見かけました。そこで私もhelp押しました。3度目ぐらいにマイクから人の声、韓国語喋れません。中に入れません!というと若者が飛んできて切符を調べそれから改札口をあけて中に入れてくれました。その後改札口が開かない時は勝手にhelpから出入りしました。地下鉄の切符はデポジット制。1500ウオンで買い、返却すると500ウオン戻ってくるので実際の支払いは1000ウオン(80円)。安いので助かりました。地下鉄はかなり地中深くにあります。通路を含め空間が広く乗り換えにもかなりの距離を歩かなくてはなりません。そう言えばいつか北が攻撃しかけた時、地下鉄が防空壕になる様に作られていいると聞いたのを思い出しました。
時間がまだあったのでナンデム(南大門)へ。まあ日本のアメ横みたいなところです。歩くと日本語で声がかかります。安いかどうか分かりませんでしたがお土産を買いました。兄と姉には人参茶を近くに住む姪にはBBクリームを買いました。それでも時間があったのでキョンボックン(景福宮)へ。10歳くらいの女の子二人が声をかけてきました。日本語で答えると困った顔をしているので日本語の他はエスペラントが話せますとエスペラントで言うとスペイン語?と首をかしげ、私のバックについっていた緑星バッチを写真に取っていました。このシンボルマークを知っている人がいて欲しいです!
その後、宿に置いてあったスーツケース持って地下鉄でエスペラント大会会場に向かいました。トンビョ前から3回乗り換えたでしょうか。方向が分からなくなり立ち止まるといつも助けてくれる人が現れ、3時間近くかかりましたが、迷うことなく目的の駅へ。さてどうする?と思ったとたんコムーナセミナリーオを参加する青年たちが現れ、迎えが来るからと誘ってくれたので会場まで同乗させてもらいました。幸運な2日間でした。
夜のトンデム
ナンデム
宮廷は広くて全てを回るなどとてもできませんでした。ここも幼稚園、学校のグループが多かったです。
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