glimi

生きること:過去と未来とエスペラントと

ラオス語は難しい!

2012-02-24 06:43:54 | 家族・友人・私

 さて、13日午後、Nが床にじゅうたんを敷き枕を持ってきて昼寝をするように言いました。こんな時に遠慮してどうなるものでもない、私はごろりと横になりました。彼女は日本語の教科書を持ち出して私の横に寝そべり、声を出して日本語の勉強を始めました。発音などを正しながら私もつきあいました。

 小学生が帰ってきました。女の子は絵本を見つけ大喜びで読み始めました。私が文字について尋ねると発音してくれるのですがなかなか難しいです。声調というものがあるのです。彼女はそのイントネーションの違いを肩・膝・足先に触りながら説明するのですが、聞きなえない音と抑揚がどうしてもつかめません。彼女の名はノイと聞こえるのですが、ノとイの間にかすかにゥかォの音があるようで、おまけに声調なるものがあるので、本人を満足させる発音はできませんでした。私も混乱してきたのでその後、お手玉遊びに切り替えました。彼女の従妹のミゥという幼児がやって来てお手玉をしたがりました。貸してあげたのですが、彼女が他に気を取られた好きにそっとポケットに入れてしまいました。家にお手玉は3個しかなかったのです。また時間がある時に作っておきましょう!

 午前中は大抵ノイの母親か赤ん坊のおもりをします。翌日彼女も絵本を持ち出して私にラオス語教育を始めました。音を聞き分ける能力が私には無いらしく優秀な生徒にはなれませんでした。『あいうえお』絵本は日本同様に動物の絵を使って文字の説明をしている小さなかわいい絵本です。確か一冊8000キープでした。私の分も買ってくれば良かったと残念です。日本でも一冊800円ぐらいで買えるかもしれません。


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4 コメント

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音を四捨五入しているのでしょうね。 (街中の案山子)
2012-02-24 14:51:10
新橋と新幹線と新宿の「ん」を日本人が同じに書いているのが不思議だそうです。
m、ng、n、と別々の音でしょ、と。
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う~ん! (glimi)
2012-02-24 16:16:39
日本語は同じく『ん』と書いても鼻音そんた違って読むという事ですね、音の四捨五入とは面白い表現です。
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私が困ったのは・・ (verdavojeto)
2012-02-25 06:03:21
葱の発音の説明でした。
フランスのヴァゾン姉妹宅にお世話になった時、「日本語では何と言うの?」「ねぎ』『え?』「ねぎ』『え?」「文字に書けば?」『NeGi』『あなたの発音だと Ne nGi に聞こえる、どうしてそう書かないの?』
と言った具合で。日本人でも地方によって葱の発音が違うことを知ったのはそれから何年も立って関西人と友だちになってからです。彼らはネギのギを鼻から発音しない、文字どおりネ ギ と。
言葉の難しさは自分の言葉の発音の規則でしか聞けないから、真似も思うように行きません。使う筋肉が違うこともそうです。カナダへ来て間もなく英語の覚え方を説明してくれた人曰く「聞こえた通り真似すれば良いのよ」多分この人英語以外の言語は学んだことが無い人だったでしょう。
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未知の音を聞き取るのは難しい (glimi)
2012-02-25 09:35:37
 多分耳で覚える方が良いと思うのですが、つい文字や文法ににこだわってしまうのは私たちが受けて英語教育の影響ではないかと思ってしまいました。
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