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生きること:過去と未来とエスペラントと

ラオスコーヒー

2013-04-01 07:47:19 | ラオス人を家族に持つと
 息子が以前お土産にくれたラオスのコーヒーは澄んでいて香りも良く美味しかった。それはアラビカ種だったので私はラオスを訪れた際2度ともそれを買ってきました。ところが今度息子のお土産のコーヒーは真っ黒で粉というよりするばちでたたきつぶしたような荒々しいコーヒーでした。

 庶民のコーヒーだそうです。コーヒー好きな私の母は昭和22年ごろだったでしょうか、コーヒーが飲みたいと収穫した大豆をゆっくりと茶色になるまでフライパンで炒り、すり鉢で挽き、布で濾して、配給の砂糖を入れて飲みました。もちろん私もお相伴に与ったものです。真っ黒だけれどそんな荒いコーヒーでした。あまり荒いのでブレンダーで日本の荒引きコーヒーほどの粉にして淹れてみました。どろどろの真っ黒はコーヒーとなりました。まずいわけではないのですがなんともはや重みを感じる飲み物です。

 挽かずにそのまま入れると重みは消えましたがでもやっぱり真っ黒でした。ラオス人はこんなに深入りしたのが好きなのと言うと彼が言うには:ラオス人はこれに練乳を入れ甘くしお茶を飲みながら飲むと答えました。
 先日、NHKのほっとアジアのベトナム紹介でベトナムコーヒーはハス茶と一緒に飲むと言っていましたので同じ飲み方です。

 ハノイでにわか雨に合い椅子が数脚ある小さな喫茶店に飛びこみました。この時ホットコーヒーならお湯を使っているから安全だろうとコーヒーを飲んだのですが、お茶は飲まずコーヒーだけ飲む日本人を彼らはどう見ていたのでしょうか。そういえば隣のテーブルにはお茶がありました。
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