glimi

生きること:過去と未来とエスペラントと

老婆心

2019-08-15 10:21:14 | 家族・友人・私

 3男の誕生日は8月。夏休み初めに彼の妻N とその息子M・Tが来た時、Mは回転寿司に行きたいと言いました。お父さんの誕生日に行こうと約束したので連絡したら忙しいとのこと。お願いして寿司をおごる義理は無いので行きたい日があったらそちらで決めなさいと一言返事。桃を頂いた時も、美味しい桃がありますよとだけメール。何が何でも届けなくてはならないものでもないし…49歳になる息子にそこまで口出しは無用でしょう。欲しいと言ってこなかったらこちらで食べれば良いだけのこと。ただ気になったのはMが学校の宿題ほとんどやったけど工作が残っている、なにを作るか決めていないと言っていたことでした。

 ずうと以前、カナダの姉が来日の際に友人たちから子どもの工作の本を頂いたのですが、同じ本が重なって1冊わが家に置いてゆきました。その本確か息子にあげたけど、あの本の中に小学低学年の子が作れるものがあったろうか、それとも・・・としんぱいになる。これこそいらぬ老婆心。子どものことは親に任せるべきと思っていてもいらない心配をしている。これこそ老婆心というもの!

 12日早朝息子から今日は在宅と電話があり、お昼を目指して家族で息子のところへ。私の大腸はだいぶ落ち着いていますが、過敏性大腸炎のようです。移動は少なくしたいので直接回転寿司店のあるショッピングセンターで落ち合うことにしました。我が家から歩いて5分ほどのところにも結構有名な回転寿司の店がありますが、息子の近所の店は海のそばで網元の店などもあるせいか魚の鮮度が違う気がするので、回転寿司はそちらの店に決めています。

 盆の入りで遠出する人は少ないのでしょう、1時間で到着しました。気分が優れないとNは来ませんでしたが、TとMは回転寿司に満足していました。工作のことを聞いたら本立てのような自分のための整理箱を作ったそうで、はじめて金槌を使ってくぎを打ったそうですが、うまくできたと満足していました。それから宇宙教室に父親と参加して宇宙飛行士の野口さんから’はやぶさ’の話を聞いて楽しかったとも。今まであまり興味がなかった宇宙への興味も沸いたようでした。息子は時間がないと言いながら父親の役目はきちんと果たしているようです。

 帰りに母親Nに頼まれた買い物をしていましたが、Mは紙にメモしてあり、父親が買い忘れしないか確認していました。小学2年生の時自分は何をし、子どもたちには何をさせたか思い起こし、余計な老婆心は捨てるべきと反省した私です。

 本当は4時半から参加するテニスも見てもらいたかったようですが、体力がないからもう少し涼しくなったら今度はテニスの時間に合わせて来ると約束して帰りました。Tは回転寿司店の席があくまで子どもコーナーにある絵本を持ちだし、父親に読んでもらっていました。最近絵本が好きになったようです。この子がどう成長するかも楽しみです。


コメント
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