goo blog サービス終了のお知らせ 

glimi

生きること:過去と未来とエスペラントと

iri (行く) kaj (と) veni (来る)

2010-04-29 08:27:03 | エスペラント
 私もですが日本人は 時々、iri と veni の使い方を混同していると言われます。それは英語でも同様で go と come の使い方が日本人の中におかしな人がいると言う言葉を耳にすることがあります。

 先日息子が2階で娘に言っている言葉を耳にしました。
 『先に行きなさい。お父さんもすぐ来るからね!』

 後で息子にいました。『先に行きなさい。お父さんもすぐ行くからね』と言うべきではないの?』

 息子は反論します。私の日本語がおかしいと。行くというのは行く場所が決まっていない、先に行った人の所に行かず、別の所に行ってもい良いはずだ。来るという表現が正しい。来ると言えば言われている者が、後から自分のもとに来るという事がはっきりとわかるでしょうというのです。

 veni ついて辞書には:一般に日本語のように話者のいる地点からだけでなく、一般に到達点から見て『来る』ということを示す。したがって日本語では行くと訳す事もある。とあります。

 頭では理解していたのですが。未来形で私が来ますと(( mi venos) というのはなかなか使いにくかったのですが、これからエスペラントで話す時は mi venos が使えそうです。

 息子が外国暮らしを始めて15~6年はたつでしょう。日本語ではこんな時行くと表現するという事を忘れているのには驚きました。親子であっても次第に異邦人になってゆくのかもしれません。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする