glimi

生きること:過去と未来とエスペラントと

講演の中から(ヘルツブルク)

2009-07-03 09:13:08 | エスペラント
詩について:
 IMRE SZABO' 氏が自分が訳したハンガリーの詩人ATTILA J'ZSEF の詩集 PURAKORE(けがれなき心で ?)とその詩人について話しました。ハンガリーでは有名な詩人のようです。
 彼は言います。 Kalocsay が 同じ詩を翻訳しているが原詩がina(女性型)なのに彼はvira(男性型)にしているので、自分はinaに訳したと。
 帰ってからHungara Antologio みるとKalocsay が Kun pura koro と言う題で訳したのを見つけました。しかし、inaとviraの違いは何なのか私にはわかりません。誰か教えてください!

 おもしろかったのはedkado.netを主催する(多分ね!?) Katalin Kovats の講演でした。lernu.netが学習者を対象にしているのに対しedukado.netは指導者を対象にしているということです。edukado.net 有料であること。指導者育成のために3年間の教育も行っていること。この資格はエスペラント教師としてヨーロッパでは認められているとなど話しました。愉快だったのはスウェーデンのIdoの団体が補助金を出しているそうです。
 Ido とは昔エスペランティストの一部がエスペラントを改良し新たなことばを作ろうとエスペラント界から離れて行った人たちが作った団体です。

 彼女は最後に参加者を数人のグループに分け、ひとり1枚、新聞やネットに載った記事を手渡しました。これを与えられた3分ほどの時間で読み、内容を要約しはグループ内で発表し、どれが一番おもしろいか話し合います。そしてそれを全体に発表するのです。
 日本人である私を意識したのか発表された記事には、日本では600万台のピアノが使われず眠っているというような記事もありました。
 日本でこのような学習を取り入れているグループがあるかどうか知りませんが、予習なしでできる点、学習者には楽しいかもしれません。

http://www.edukado.net/  

 後に、昼食の時であった女性に ILEI(エスペラントの教師の組織)であなたを見たことがないと言われました。私はエスペラント教師の資格を持っていないというと、そんなことは重要じゃない、ぜひ参加しなさいと言われましたが、この組織にどんな人が参加しているのでしょうね。
コメント
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