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生きること:過去と未来とエスペラントと

十日間の夢

2023-10-22 16:24:57 | エスペラント
 今日は川崎市でエスペラント日本大会が行われている。孫と参加する予定でした。ところが学校で熱が出て早退したけれど、土曜日になっても熱は38℃あると連絡があった。例え今朝熱が下がっていたとしても外出は無理なので、大会参加はダメになりました。孫と出かける私お夢は十日間で消えました。プログラムをみたけれど私がどうしても参加したいものがない。人込みを歩いて病気を頂くよりはと私もやめました。
 昨日の予定では今晩はカレーでした。連絡を貰う前に昨日は野菜を洗ったり切ったり下準備をしていたので、明日から何をしようかと考えながら一日過ごす。
 子どもの頃好きだったアイヌの民話を思い出して姉が亡くなる直前に私に送ってよこしたボロボロにすり切れた800数10ページに及ぶ童話集を開いた。アイヌの民話はすべてではないけれ20編ほど残っている。その中のいくつかを読んだ。とても楽しい!
 著作権は切れているだろうか。ネットで探したが著者の成育歴が見つからなかった。あした電話で著作権情報センターに問い合わせをしてみようと思う。
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長欠児童の気分です!

2023-10-04 07:34:43 | エスペラント
 8月末から9月初めあまりの忙しさに何を書いたら良いかわからなくなって少しお休みしようと思った。一週間も休むと学校を長期欠席した気分になりました。そうこうするうちにもう1カ月以上休んでしまいました。

  いろいろと思いつくことはありましたけれど!
 例えばプーチンさんん、金正恩さんを大歓迎 ― プーチンさんとうとう亡命先を見つけましたね。飛行機を使わずにげこめるとおもったり!


 ブログに書かなければと思ったのはやはりエスペラント。
 ゆら言語ラジオとかいうユーチューブでエスペラントを作ったザメンホフの話をしているのを聞いたことです。エスエラントに興味ある人は知っていることですが、改めて聞いてみると面白かったです。エスペラントの創始者ザメンホフが、幼子心に、人種間の諍いを哀しみ、どうしたら人は仲良くできるかと思いをどのように発展させていったかという話。他の方々にも知ってほしいなと思ったら、やはりブログに書き込むことしかなかったですね。

 https://www.youtube.com/watch?v=Mmnv97R91Ns

 もう一つ。NHKで’もし僕の髪が青色だったら’と言う絵本を書いた方のドキュメント番組を見て、母親としてのその女性の素晴らしさを知ったこと。この絵本は動画にされているそうなので探しました。子どもが学校でいじめにあった時の体験をもとに絵本にしたそうです。子ども達も素敵な育ち方をしていると感じたのでした。

 https://www.youtube.com/watch?v=CN6D0RBct8s
 
 
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新しいことを始めようと!

2023-08-07 21:48:45 | エスペラント
 人生は残り少ない。新しいことを始めるなら急がないと!

 以前時間があったらエスペラントに翻訳したいと思っていた本を捜したのだけれど、どこにしまったかっわからないので2年前に購入した。374ページ。好きな物語は長編が多い。300ページも翻訳できる時間が私に残されているだろうか。

 固有名詞にしても、修飾語にしてもエスエラントの単語を知らないものは沢山ある。普段使っていなののだからそれは当然のことと思っている。今までの経験から、本を読みながら1章づつ疑問に思った単語を先に書きだして調べておいた方が、1行ずつ考えるよりも翻訳のスピードが出るような気がする。それに迷いも少ない。

 児童書とは言っても訳しにくい単語もある。例の一つ’底光り’どう言い換えるか。日本語の意味をネットで検索した。 
 日本語の意味:奥底に光がひそんでいるように見えること。また、その光。深みのある人柄・技芸などについてもいう。「磨き込まれて―する床柱」「―のする渋い芸」

 近くに英語と書いてある項目があり、英単語が書いてある。英語をクリックしたらなんと沢山の言語が並んでいる。その中にエスペラントもあったのでエスペラントのこう見たら笑ってしまった。
 底光り: profunde sidigita(深く座らせられた)となっていました。

 固有名詞はともかく副詞や形容詞をネット翻訳に頼るのは難しいようです。やはり、自分の頭で考えないといけないようです。でも、誤訳が面白くてついつい遊んでしまった。

 選んだ本の翻訳権は持っていないので、取り組めそうならお願いしてみようと思うが、当分はいろいろと試みながら遊ぶことになりそうです。
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やっぱり児童文学が好き!

2023-08-02 11:10:40 | エスペラント
 私も戦前生まれと言えるでしょう。戦争中・戦争後すぐは本がなかった。発電所の傍に住んでいたけれど、夜は送電線の関係で電気が来なかった。昼はアイロンも使えたけれど!なんでも遠方に運ぶ電線は銅線で近くは鉄線だったので、夜は遠くに持っていかれるということでした。
 夜の楽しみは両親のお話。おとぎ話や民話。海外の作品も。少しは母の創作が入っていたかもしれないけれど楽しかった。父は日本の歴史と世界の歴史。これは高校生になっても楽しくて時代を決めて兄弟姉妹みんなで話を要求していた。勉強は嫌いだったけれど多分学校の成績にも両親の話は役立っていたと思う。

 大人になって児童文学は読み続けた。海外の作品は沢山翻訳されている。日本にもすぐれた作品は沢山あるのに海外に紹介された話はあまり聞かない。エスペラントが好きなのだからエスペラントで日本の作品を世界に示せたらどんなに良いだろう。何度も試みたが日本の文章はすごく複雑で訳すのは大変と気づき幾度も挫折したけれど、やはり諦めきれなかった。

 6年前、他の方たちの協力がって1冊目を出版出来た。この本はとても上出来だと思う。特に、日本を知ってもらうために解説の挿絵が素晴らしい!フィンランドのカレワラ(エスペラント版)にも挿絵による説明があるけれど、他国の文化を理解すのに本当に有効である。これを実行してくれた編者には本当に感謝しても感謝しきれない。

 人というものは本当に欲張りであの世に行く前にせめてもう一冊と思った。今、403ページをやっと訳し終えました。丸6年の作業でした。本にするにはどうするか!物語の前半は数年前に訳したものです。文章の流れが後半と違くかもしれないので見直さなくてはならないでしょう。でも、そろそろ終わらせなくて!

 年を取ると生活のために働く必要がない。入ってくるお金で生活すると時間が生まれます。年を取るということは体力・気力そして知力も衰えるかもしれないけれど努力次第では時間を生み出すことができる。途中で終わった時、児童文学好きのエスペランティストのどなたかが引き継いでくれるかもしれないという希望を持っていつもパソコンに向かっていました。

 あとはどうアピールするべきか!
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予定はジャガイモ堀り:エスペラント動画追加

2023-07-04 00:21:20 | エスペラント
 凄い雨ですね。今日の予定はハコベの畑のジャガイモ堀だったけれど!ジャガイモは水に弱いので雨の日のやその数日後まで収穫できません。

 こんな日はひたすらエスペラント!久しぶりに新しいエスペラントのおしゃべりの映像を見つけました。数年前、レナート・コルセッテイ氏の講演を聞いたら声がかすれて聞きにくかったけれどこれは聴き易くなっていました。
 大学でのエスペラント活動の報告と言うか、活動についてのおしゃべりと言いうか。参加者はスペイン・フランス・インド・ウクライナ・等々。導入部分はちょっと聞きにくかったけれど短時間なのでのんびりと聞き流せました。

https://www.youtube.com/watch?v=jqbOMeFZaeg

 7月4日;寝ようと思ったら新しい動画を見つけた。東京大学に留学経験があるアレサンドラと思う人が話している動画を見つけた。私が彼女に出会ったのは1989年ノルウェーのベルゲンで両親と一緒でした。20代だったと思う。容貌が変わっているけれど確かに彼女。今アップされたばかりのようですが、長いので後で聞くことにします。

https://www.youtube.com/watch?v=ruXFIF_nlm0
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暑い

2023-06-29 14:25:09 | エスペラント
 風はあるがなんという暑さだろう。自分はいつまで生き続けることができるか自信を無くしそうである。数年前までは時間を気にしなかったけれど!

 他の人に読んでもらえるかどうかわからない物語を訳し続けている。’くらやみの谷の小人たち’はようやく1部を終えて2部に入った。難しい言い回しの日本語をどう易しく訳すかに苦労している。出版できるかどうかもわからない本と向かい合っている。私はどうしても日本の児童文学を素晴らしいと世界に示したいと願っている。数年前、次に翻訳したい本を紛失したので、新しく購入した。それも手元とに置き、毎日眺めながら自分に拍車をかけている。

 作者が許可してくれるかどうかわからないけれど次に訳したいのは’神沢利子著―銀のほのおの国’である。多くの人は著作権料がかからないからと言って著作権の切れたものを訳すことが多い。でも、社会は変化する。考え方も変化する。日本人の心を感じられる作品で少しでも新しいうちに訳したい。と言ってもこの本ももう出版されてから20年以上たっている。それは私も好きだから自分が訳すと誰か手を上げてくれないだろうか。

 時間はどんどん過ぎてゆく!

 話は変わって昨日の納豆の話です。保温するのはやめて朝まで放置しました。朝には白く納豆菌が繁殖していました。今、冷蔵庫で寝かせています。
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6月22日:エスペラント博物館へ【追加あり】

2023-06-25 19:03:37 | エスペラント
 特に仕事はしない。63年前、高杉一郎氏にあったことがあるので彼に対する認識を深めようと太田哲男氏が高杉一郎について昨年講演した記録を読む。結構面白かった。その他マスコミに取り上げられたエスペラントに関する記事のコピーを読む。エスペラントがまだ息づいていることを確認できた。
 石野夫妻の訪問を受ける。エスペラント会やそれにつながる人のことなどなんとなくおしゃべりする。おしゃべりも楽しく当直時間はあっという間に過ぎてしまった。

 ぜひ、お出かけください。

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ワシリー・エロシェンコ

2023-06-12 07:46:20 | エスペラント
 昨日、’23-6-11の毎日新聞’余禄’という欄にエロシェンコのことが載っている。

 彼はウクライナ人。ウクライナのキーウには日本でもソ連のスパイとして有名なゾルゲの名をつけたゾルゲ通りがあるそうです。その通りの名エロシェンコ通りと改名するという記事でした。エスペラントを学んでいる人で彼のことを知らない人はいないと思うのでいろいろと書くのやめます。

 エスペラントを始めて、ザメンホフ読本以外で初めて読んだのはエロシェンコの’落ちるための塔’でした。隣同士の国の王女と王子が互いに好意を持ちながら相手を振り向かせようと塔を積み上げてゆくお話です。他人を支配したいという傲慢さがどんな結果を生むか!

 相手の力に屈しなさいとは言わないけれど、たとえ反対意見でも聞く耳はいつも持ちたいです。
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嵐の日は

2023-06-02 08:49:33 | エスペラント
 最近、エスペラントのビデオをみていなかったな。嵐の日はエスペラントに浸るのも良い。面白いものはないかなと捜した。いつか見たことがあったようなもののあるが見つけた。

Inkubo をみつけた。 レイモンド・シュワルツが出ていたのは Abismo の方だったろうか。

 

https://www.youtube.com/watch?v=qk__DpngFQk&list=PLg_O3072fDaOV_wNQj5xMnMa5LbRbA_lN&index=1



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フランスの小さなお城

2023-05-23 10:25:35 | エスペラント
フランスの小さなお城グレジヨンからお誘いが来ました。7・8月の行事に参加するなら特別な理由や期間短縮の場合は参加費を半額にしてくれるそうです。

 行きたいですようねえ!でも、もう一人では無理だし、学習速度について行けるかどうか?どなたか参加しようと思う方、メールしてください。


Esperanto-Kulturdomo
2023/05/22 0:30 (1 日前)
To Esperanto-informas, Esperanto-informoj

Se vi ŝatus praktiki Esperanto en julio aŭ aŭgusto, sen elspezi tro da mono, sciu ke nia kulturdomo proponas duon-tarifon por certaj kazoj aŭ redukton kontraŭ helpo.

2023-julio-02/07: 4-a Verda Semajno kun INOE (naturistoj)
2023-julio-07/17: 7-a Maratona Esperanto-kurso kun Duncan Charters (UEA), Radojica Petrović (ILEI), Szilva Szabolcs (HU-PL), Andrea Bertrand (69), ILEI-ekzameno
2023-julio-07/17: 35-a Internacia E-Konferenco post OSIEK kun prelegoj pri variaj temoj
2023-aŭg-28/sep-01: Stud-sesio pri diversaj lingvaj temoj por franclingvanoj kun Christian Rivière

BONVENON en via Esperanto-kastelo!
Grésillon, F-49150 Baugé-en-Anjou
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エスペラントとぼんぼり

2023-03-28 11:02:31 | エスペラント
久しぶりによる外出しました。横浜市南区の桜祭りに行ってきました。桜を見ると言うより、横浜エスペラント会が出した雪洞を見るためです。
近くに出店が沢山あって、人だかりがあって、一度は通り過ぎましたが、戻ってようやく見つけました。




私のはぼやけているので他の方のを拝借


足元の花壇の花も綺麗です。

 
 高校は桜の名所角館‼桜は比べられませんが。エスペラントと書かれた雪洞は嬉しかったです。

 女子高でしたが、角館の桜はすぐ学校の横から2キロほど続いていました。3時間目が終わるとさあ、出陣!とばかりにクラス中がお弁当を食べ始めます。10分の休憩時間では食べきらないので、みんな、膝の上に弁当を置き、教科書を机に立て、それぞれにモグモグと食べ、4時間目が終わると同時に立ち上がり、それぞれのグループでお花見へ。50分の昼中継にお花見をするのですから、最後は駆け足で教室に戻ったものでした。月曜から金曜日まで毎日。雨に遭った経験はありません。土曜日は、桜の花びらが舞い散る中そぞろ歩き。花菱山だったでしょうか、のんびりと山の上から眺めたこともありました。
 教師たちもこの期間の早弁にはきっと目をつむっていたのでしょうね。
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書くということ

2023-03-21 09:28:29 | エスペラント
 1月、ひと月に一つ、エスペラントでエッセーを書いてみようと思った。最近翻訳はしていても、自分で書くことをしていない。つまり自分の考えや思い出をまとめてみるのも良いのだはないかと!
 題材は沢山ある。もし見つからなかったらこのブログの中を捜しまわっても良い。

 だが、書くことはそう簡単ではなかった。人に読んでもらうことを前提として書くのですから、内容は自分が人に知ってもらいたいと思うことでなければならないし、他人が興味を持ってくれて、同感であれ、異論であれ、反応してくれる内容でなければならない。これはなかなか難しいことです。中学生・高校生の頃は夢中で書いていました。まるで高校生に戻ったかのようにああでもないこうでもない、これは蛇足、ここは説明不足と消したり書き足したりしている。

 旅行のことを書こうと思ったら、20年以上前の記憶はとてもあいまいなのです。一昨日はその時に使ったガイドブックをようやく見つけ出し、自分の記憶をたどってみたり、過去に読んだ本を探してみて確認したりと、大変さは半端ではない。

 昨日は、畑へ。草を刈りながら、頭の中はああでもないこうでもないと書くべき文章の内容を取捨選択している状態でした。

 ハコベの畑で他の人たちが先日里芋掘った畑にジャガイモを植えていました。土を耕さないので、植えようと穴を掘ったらなんと取り残しの里芋がどっさりとありました。それを夕食に頂きました。お餅のように粘着力のある美味しい里芋でした。
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今年のエスペラント世界大会

2023-03-18 23:56:38 | エスペラント
 今年の世界大会はイタリアのトリノで開催される。家族は参加したらと勧めてくれた。いつも一人旅である。もう、一人旅は無理でしょうと言うと、エスペラント協会が行うであろうツアーに参加したらと言われ心が動く。毎日数時間もパソコンの前に座っているのだから、飛行機で10数時間座り続けても大丈夫とは思う。心は動くけれど以前のように、心騒ぐということがない。楽しさを想像できないので参加はしないことにした。

 来年は日韓共同エスペラント大会が韓国で開催される。年を理由に孫を連れだせないかと日程を調べたら、10月3日~6日となっていおり平日でした。学校があるので親は許可してくれないでしょう。

 残念だけれど孫同伴も断念。でも、あと1年半元気に頑張って韓国へ行こうという気持ちになっている。現在のところ体内年齢が60代から70代にかけてだから無茶をしない限りきっと大丈夫!こんなことを考えている私を鬼は笑っているでしょうね。
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2月23日は

2023-02-24 22:08:46 | エスペラント
 エスペラント博物館へ
 分類版の入れ替え作業を少をする。
 その後、展示してあったいろいろなエスペラント会の機関誌を読んだ。普段の生活では他の会の活動に目を向ける機会がないけれど、当直を引き受けた恩恵と思ていろいろ読んでみた。4ページのものあれば、10ページ以上ものある。他者に知ってほしいから送ってくる。でも、目を通す機会はなかなかなかった。


これは京都エスペラント会の機関誌だったろうか。メモをしてくるのを忘れていました。


兵庫県播磨町のエスペラント会
山形・福島・仙台などもあった。


こちらは韓国の機関誌。

それぞれに特徴がある。ほとんどが母国語とエスペラントが共に使われている。
横浜は日本語版とエスペラント版が分かれていて内容も違っている。




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 3月展示企画:エスペラント博物館

2023-02-15 09:22:41 | エスペラント
 2月10日、雪が降るかと心配したけれど雪は降らなかった。翌日から気温が上がり、体調がついてゆけない。暖かい日が二日続いたと思ったら昨日午後にはまた気温が低くなった。気温の急激な変化は体に答えます。

 さて、エスペラント博物館の3月の展示について

 世界の名著のエスペラント訳60数点を展示します。言葉に興味のある方に、是非手にとって見てほしいです。好きな言語がありましたらその言語のエスペラント翻訳と見比べて欲しいです。なぜ、世界の名著がエスペラントに訳されることになったかと言うと:1956年ユネスコは東洋と西欧の相互の理解を深めるための事業を立ち上げることにしました。世界エスペラント協会はこの企画に賛同し文学の分野で貢献することにし、東洋と西洋のシリーズ( Serio Oriento-Okcidentoという名で、湯茄子おから賛助金を得て翻訳出版の事業を開始し、現在60数冊に完成しました。

 一般に知られている本も知られていない本のあることでしょう。シリーズの1号はアジア人として初めてノーベル文学賞を授与されたインドのタゴールの’飢えたい石 - Malsata Sxtono ´でした。一部書架で目についてものを紹介したいです。


 中央がカフカの変身・右がゴーゴルの死せる魂
変身は高校生の時読書会に誘われて日本語訳を読んだ。理解できなかった。エスペラントで読んだら即理解。
エスペラントがわかりやすいのか社会的経験を積んだからかどちらとも言えないけれど!


中国の三国志
 分厚い3巻!
中学の時に子ども用に要約されたものを読んだ。楽しかった。
いまから読むには厚すぎる!


川端康成の雪国


井原西鶴の好色五人男


谷崎潤一郎の春琴抄

 エスペラント訳と日本語訳の違い

 日本語訳は訳者が日本人の場合、いくら言葉堪能な人でもその言葉で育った人と比べたら、伝統的なことばの奥にある感性までは身についていない。他言語の人が自国語を日本語に訳すとしたら、逆に日本語の感性をきちんと伝えることは難しいと思う。

 自国語をエスペラントに訳す時、訳者は自国語の持つ意味や流れをできる限り、伝えようと努力します。特にヨーロッパの古い叙事詩などは韻を踏んでいることが多いけれど、韻の持つ力も伝えようと努力してくれます。エスペラント初心者だった頃,姉に送られてきたフィンランドの民族叙事詩カレワラを読んだ。本当に楽しかった。辞書を片手にだったけれど飽きることなく読めました。また、50年近く前、先輩に勧められて読んだモーパッサンのノルマンディ物語も面白かった。高校生の時、モーパッサンの女の一生を読んだ。もちろん日本語訳。文章の流れというかリズムが全く違っていました。フランス語ではどんななのでしょうね。

 話がそれました。3月は春休みです。上京する機会がありましたら、ちょっと横浜まで足を延ばしてください。



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