明るく楽しい日々を願って。

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どうぞ宜しく・・・。

山本有三と里見

2014年11月17日 | Weblog

今日、郵趣サービス社から10回目の『日本文学紀行』のリーフが送られてきました。

その中の、FDCの部分をアップします。

 

まず最初は、山本有三のカバーです。

     

原本は、黒いマウントに入ったFDCですが、

パソコン上で、枠を明るい金茶色にしました。

 

押印されている風景印は、栃木郵便局のもので、

栃木出身の文豪山本有三の文学碑を描いて、

太平山の遠景に遊覧道路の桜並木を配しています。

 

山本有三といえば、懐かしいこの本を思い出します。

     

『心に太陽を待て』。

文字が右から左へ書かれています。

私は、この本を叔母から貰って

大切にしていました。

 

「心に太陽を持て

嵐が吹かうが、雪が降らうが、

天には雲

地には争ひが絶えなからうが

心に太陽を持て

さうすりゃ何が来ようと平気じゃないか

どんな暗い日だって

それが明るくしてくれる」

この詩は、教科書にも載っていたと思います。

 

山本有三のこの詩と小説『路傍の石』は

今でも忘れられません。

 

もう一人はこの方。

     

里見(とん)(1888年~1983年)のカバーです。

は、横浜生まれですから、風景印を横浜港局にしたのだと思います。

 

風景印は、山下公園に繋がれている氷川丸の断面を外枠にして、

山下公園マリンタワーと港に架かるベイブリッジを書いています。

 

カシェの『善心悪心』は、1915年中央公論に掲載された小説で、

の代表作とされています。

 

毎月、送られてくる『日本文学紀行』のリーフは、

さながら日本文学の近代史を俯瞰しているようです。

毎月、楽しみにしています。

 

 

 


 

 

 

 


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