今日は、源氏物語の輪読会の日でした。
11年間、6人の皆さんと『源氏物語』を原文で読む会を
続けています。
今日は、とうとう「御法(みのり)」に入りました。
この巻は、丁度、四十巻目です。
源氏の最愛の人、紫の上が病篤く、ついには帰らぬ人と
なるという筋です。
これは、国宝の源氏物語・「御法(みのり)」の巻の原画です。
この原画は、五島美術館で所有しています。
アップした絵は、五島美術館で求めたテレホンカードです。
これは、上の原画を復元模写した絵です。
加藤純子さんの模写です。
これで見ると、源氏と紫の上が良く判ります。
右に紫の上が、脇息に寄りかかって、やっと
起き上がっています。別離の涙を袂でぬぐって
います。左に源氏が、やはり涙にくれています。
この時代の絵は、左に身分の高い人を書くのが
普通でした。この絵もセオリー通りですね。
秋の夕暮れ、源氏や明石の中宮と懐かしく
語るいち、紫の上の病状はにわかに急変し
翌朝、露のようにはかなく消え果てしまいます。
紫の上の亡き後、源氏はどうしたのでしょうか。
それは、この次の機会に、源氏物語をご紹介する時に
お話します。
今日は、これまで。
11年間、6人の皆さんと『源氏物語』を原文で読む会を
続けています。
今日は、とうとう「御法(みのり)」に入りました。
この巻は、丁度、四十巻目です。
源氏の最愛の人、紫の上が病篤く、ついには帰らぬ人と
なるという筋です。
これは、国宝の源氏物語・「御法(みのり)」の巻の原画です。
この原画は、五島美術館で所有しています。
アップした絵は、五島美術館で求めたテレホンカードです。
これは、上の原画を復元模写した絵です。
加藤純子さんの模写です。
これで見ると、源氏と紫の上が良く判ります。
右に紫の上が、脇息に寄りかかって、やっと
起き上がっています。別離の涙を袂でぬぐって
います。左に源氏が、やはり涙にくれています。
この時代の絵は、左に身分の高い人を書くのが
普通でした。この絵もセオリー通りですね。
秋の夕暮れ、源氏や明石の中宮と懐かしく
語るいち、紫の上の病状はにわかに急変し
翌朝、露のようにはかなく消え果てしまいます。
紫の上の亡き後、源氏はどうしたのでしょうか。
それは、この次の機会に、源氏物語をご紹介する時に
お話します。
今日は、これまで。