明るく楽しい日々を願って。

毎日の平凡な出来事を、日記のように綴ります。趣味の切手も時々アップします。
どうぞ宜しく・・・。

港の見える丘公園散策

2009年05月31日 | Weblog
今日は、朝から薄日が射していましたが
午後2時頃から曇ってきました。

昨日、港の見える丘公園を散策しました。

丁度、横浜商業高校(Y高)のブラスバンドが
大仏次郎記念館の前で演奏をしていました。




神奈川近代文学館の「森鴎外展」に合わせて、横浜市歌と
Y高の校歌を始め、浜辺の歌・椰子の実・現代的なジャズまで
演奏していました。
とっても軽やかで上手です。

今年は、甲子園でブラスバンドの演奏が出来ますように。



大仏次郎記念館をバックに、演奏を聴く人々です。



こちらは、イギリス館。元、イギリス領事館だった処。
この建物には、特別な思い入れがあります。
なぜなら、この建物が竣工した年と、私の年が同じだから。
いくつだって?
それはナイショ。

中へ自由に入れます。
丁度、クラシックの歌の発表会が開かれていました。



これは、神奈川近代文学館と、霧笛橋です。
大仏次郎の小説「霧笛」に因んで名づけられました。

公園には、今、バラの花が咲きほこっています。



これは、横浜開港150年を記念して作出された「はまみらい」
というバラです。



 
これは、2000年に作出された「ローズ・ヨコハマ」という
バラです。



この赤いバラは、イングリット・ウェイブルというドイツで
1983年に作出されたバラです。



これは「ローラ」という種類。
フランスで1981年に作られたバラです。



この可憐なバラは「サマー・ウインドウ」といって
ドイツで1975年に作出されました。

この外に、何種類ものバラの花が咲いて、

海の風と、ブラスバンドの曲に揺れていました。

開港150年に向けて、これからも行事が行われます。
また、来て見ましょう。








森鴎外展

2009年05月30日 | Weblog
今日は曇りの日でした。
じめじめとしてお洗濯物も乾かない。

神奈川近代文学館で開催している『森鴎外展』を
見に行ってきました。

65歳以上は無料です。
年を取っても、たまには好い事がありますね。



鴎外展チラシです。クリックすると拡大します。
ここに描かれている絵は、鴎外と同郷(津和野)の
画家安野光雅の『即興詩人』の挿絵です。

『即興詩人』は、アンデルセンの原作ですが、
森鴎外はこの作品を1892年から8年かけて翻訳しました。
格調高い文語文で書かれています。

鴎外は、横浜市歌の作詞もしていますし、
横浜商業高校の校歌も作っています。

甲子園に、この高校はよく出場しますから、
その時歌われる歌の歌詞は鴎外の作ったものです。

また、鴎外は1884年(明治17年)にドイツに留学する時に
横浜からフランス船メンザレエ号に乗って旅立ちました。
そして帰ってくるときも、勿論、横浜へ船で帰ります。

ドイツでの恋人エリーゼ・ヴィーゲルトが鴎外を追いかけて
来たのも、横浜港でした。
その間の事情は鴎外の『舞姫』に詳しく書かれています。

この頃は、海外に行くのには、すべて船旅でした。
漱石も荷風も横浜から船に乗りました。



これはフランス船メンザレエ号です。
蒸気機関を備えた帆船です。

よくこんな船で、荒波を乗り越えて外国へ行ったと感心します。

私は、津和野の鴎外の家にも行きましたし、東京文京区の鴎外旧居跡
観潮楼(現在、文京区立図書館)にも行きましたが、今回の展示は
鴎外が近代文学の先駆けとなり、軍医として明治政府の第一線で働き
《公》と《私》との間で揺れ動きながら、文学に貢献した様子が解かって
興味深かったです。明治政府に時として疑問を抱きながら、過ごした事を
初めて知りました。

最後に森鴎外の切手を2点アップします。







バラの花

2009年05月28日 | Weblog
今日は、朝から雨。
まるで梅雨に入ったような天候です。

前に撮っておいたバラの花をアップします。



横浜市は、横浜開港150周年を記念して「ハマミライ」という
新種のバラを制定しました。

ローズ色に、ちょっと橙色がかった上品なバラです。

横浜が開港した150年前に、外国人居留地でバラの栽培が
始まりました。

平成元年の開港130周年を記念して、横浜市の花にバラを
制定しました。

山下公園やみなとの見える丘公園に、このバラの花が咲いています。




イギリスの王立バラ協会100年記念切手の中から
ハマミライに似たバラ切手を見つけました。



1976年に発行された切手です。
33年前の切手ですから、ちょっとクラシックなバラの花です。

バラは交配されて、数多くの種類が作り出されました。

高島屋デパートでバラ展をやっていましたので、写真を沢山
撮りましたが、加工してフォルダーに入れておきましたら、
すべてなくなっておりました。

操作を間違えたとみえます。

残念。


体操教室

2009年05月26日 | Weblog

今日は、爽やかな一日でした。

午前中、体操教室へ行ってきました。

といっても、きつい体操はだめです。

転倒防止の体操教室です。

私の母は88歳の時に、家の中で絨毯につまずいて転倒し

大腿骨骨折をおこしてしまいました。

人口骨を入れる手術をしましたが、もう立てませんでした。

 

 整形外科の人口関節を描いた切手がありましたので、

アップします。

丁度、大腿骨を描いています。

 

 

私は、母のように転倒したくないので

体操教室に通っています。

でも、4月から教室が始まって、

だんだんと程度が高くなって、

後で筋肉痛を起こします。

私が普段運動不足ですからいけないのかも。

 

今日は、『筋肉を鍛える』ということで、

足の筋肉、腕の筋肉を鍛えました。

特に腕の筋肉を鍛える体操は腕立て伏せの格好で

片手で頭にさわったり、肩にさわったりする。

その間は片手で腕立て伏せの格好をしなければなりません。

うーぅ、きつい。

その他、グループでゲームをしたり、柔軟体操をしたり

こちらは楽しく気持ちが良かった。

 

ずっと続けなければと思っていますが、

切手の発売日などと重なって時々お休みします。

 

最後に、ラジオ体操50年のFDCをアップします。

最近の体操教室は、ラジオ体操よりも、ストレッチ体操をします。

夏休み中の子ども会では、ラジオ体操をしているようです。


イリスのカード

2009年05月25日 | Weblog

5月23日(土)に、横浜美術館から差し出した横浜開港150周年記念展

の記念カードが届きました。

 図はクリックで拡大されます。更にクリックすると大きな画像になります。

 

宛名面です。

このカードは、23日のブログに書いた通り、

イリス社のご好意により、23日に限り無料で発行されたものです。

 

展覧会は、横浜美術館に於いて、6月7日(日)まで開催されて

います。

無料ですから、機会のある方はどうぞご覧下さい。

 

 


横浜開港の歴史特別講演会

2009年05月23日 | Weblog
今日、横浜開港の歴史特別講演会が開催されました。
場所は横浜美術館・レクチャーホールです。

講師は、日本郵趣協会会長 松本純一氏でした。


右の方が、講師の松本純一郵趣協会会長さん。
左のお二人は明治の郵便配達人の扮装をしている郵便事業株式会社
の方です。女性の方は、明治時代のの扮装をしています。

以下、講演の内容をかいつまんで書き記します。

横浜が開港した1859年(安政6年)にドイツ人クニフラーが横浜で
機械関係の仮店舗を開店しました。
これが横浜における外国人商人の第一号です。

江戸築地で蘭学塾を開いていた福沢諭吉が、横浜に来てクニフラー商会
を訪れ、英語の重要性を悟って、以後英語を学ぶようになった事は
「福翁自伝」に詳述されています。


1880年(明治13年)、クニフラーから、イリスか経営を引き継ぎ
以後150年間、現在もイリス商会は機械の輸入業務を中心に盛業
中です。

イリス商会は、1888年、皇居の二重橋の建設請負をしました。
その他、鉄道の敷設、ケーベル社製造の二色刷輪転印刷機輸入、
独メーカーのオートバイ代理店などを手がけました。

クニフラー、イリス商会が、日本の近代化に尽くした功績は
大きなものがあります。

松本氏は、クニフラー書簡集についてご研究・蒐集をなさって
居られます。これからも新しい発見があるかも知れないと仰って
居られました。






今日、講演会を記念して、イリス商会がフレーム切手を作成し、
横浜郵便事業株式会社が小型印を作成しました。

図はクリックで拡大されます。


この切手はイリス商会のご好意によって、無料で頂くことができました。
切手の図案は、イリスの肖像です。
小型印の図案は、当時、横浜54番にあったイリス商会の建物です。
この建物は、関東大震災で倒壊してしまい、以後イリス商会は東京
へ本拠を移します。



横浜に住んでいながら、横浜開港の歴史をあまり知りません。
今日は、興味深いお話を聴き横浜開港150年の歴史を学ぶ事ができました。

最後に横浜中央郵趣会有志と、明治の郵便局員さんの写真を
アップします。





『切手に見る源氏物語1000年のロマン』

2009年05月21日 | Weblog

全日展に応募した作品が戻ってきました。

この作品では、思ってもいませんでした「ふれあい賞」と

「郵便事業株式会社特別賞」を頂くことができました。

ここに1ヶ月を限度として、『切手にみる源氏物語1000年のロマン』を

アップします。

 

作品中のFDC及びMCは自作です。

一部、JPS童話切手部会の松邑宏一氏制作のMCに、

私が記念印を押印した作品があります。

ここに謹んで松邑宏一氏に御礼申し上げます。

また、未使用切手の部分にソフトを使って斜線を入れ

ましたので、画像が劣化しています。

ご容赦ください。

図はクリックで拡大されます。更にクリックすると

大きな画像になります。

 

タイトルページです。

 

 2P目です。

 

 3P目です。

 

 4P目です。

 5P目です。

 

 6P目です。

5百円バイカラークラット硬貨は、本物はきらきら光っていますが、

スキャンしますと、黒く写ってしまいました。

 7P目です。

千円銀貨プルーフ貨幣は厚みがありますので、スキャンしますと

リーフが黒っぽくなりました。苦労して手に入れた銀貨です。

 

 8P目です。

「源氏物語一千年紀記念切手」の全張り実逓便です。

書留+速達+定型外=810円です。

「源氏物語一千年記念切手」の全容を知るため作成しました。

 

 9P目です。

 10P目です。

 

 源氏の白く光る着物にご注目ください。

復元模写図は、芸大教授であられました林功氏の

原図をお借り致しました。林教授は中国で交通事故に

遭い早世されました。

 

11P目です。

 

 12P目です。

 13P目です。

 

 14P目です。

 

 15P目です。

 16P目です。

 

レターサイズのリーフ16枚が「ふれあいクラス」の基準です。

コインや紙幣を用いましたので「ふれあいクラス」に出展し

ました。

この外、源氏物語関係の風景印、

絵入り葉書・社寺の切手、

源氏物語の花・動物・舞楽・能などの切手、

郵便局近畿支店で発行したフレーム切手、

徳川美術館発行のフレーム切手

など多数の郵趣品がありますが、

今回は割愛せざるを得ませんでした。

 


全日本切手展の出品作品が返ってきました。

2009年05月20日 | Weblog
去る4月18日~22日に開催された全日本切手展の出品作品が
返ってきました。

賞品は、「ふれあい賞」がこれ。



切手シートを保存するアルバムです。


「郵便事業株式会社・特別賞」はこれです。


駅逓の鈴をかたどったメタルです。

私は賞品よりも、私の作品を理解して戴いたことに感謝しています。

また、源氏物語を友人達と読んで楽しみ、切手の源氏物語を楽しみ、
二重の楽しみを味わっています。

これも皆さんのお陰です。
源氏物語を読む会の皆さん、郵趣会のみなさん、
本当に有難うございます。

山椒の木に青虫が…

2009年05月20日 | Weblog
今日は、暑い位のお天気でした。
もう半袖のブラウスを着ています。

ベランダの山椒の木に、蝶の幼虫が2匹いました。



キャー。

いつか、山椒の木が丸坊主になってしまいましたので、
今年は、お箸でつまんで駆除しました。

青虫は口のあたりから、橙色の角を二本出して抵抗しました。

なんだか「はらぺこあおむし」の本を思い出しました。
青虫さん、ごめんなさい。


初夏の花々

2009年05月19日 | Weblog
沖縄では、昨日、梅雨入りしたそうです。

こちら横浜では、薄日の射す天候でした。

お花の好きなKさんが、蘭の花が咲いているから
写真にどうぞと言ってくださったので、早速写真
に撮らせていただきました。

写真はクリックすると拡大されます。


フアイン・スノー・アルージェという名の蘭です。

何年も咲かせていらっしゃるそうで、
私には出来ないことです。

その他に、こんな花も咲かせていらっしゃいます。


乙女ギキョウです。


カンパニュラです。


ルビナスです。

忙しくしている私は、とてもお花の世話をしている暇がありません。

Kさんのお花を観賞させて戴いています。
Kさん、有難うございます。



JPS絵画部会展・小型印

2009年05月18日 | Weblog
今日、澤口尚子さんから、JPS絵画切手部会展の
美しい小型印を押印したお便りが届きました。

澤口さんが小型印をデザインなさってから、
これが82番目の小型印になるという事です。凄い。

澤口さんの作品は、既に、澤口さんのHPにアップされていますが、
ここに、またアップさせて戴きます。
絵はクリックで拡大されます。



原画は藤島武二の「黒扇」です。



藤島武二の肖像と「黒扇」です。



どの「黒扇」の美女も、少しづつ僅かに違っていて、
美しいですね。

早速、リーフに整理して保存します。
澤口さん、有難うございます。





蛇足。

藤島武二の切手は、まだ外にもあります。



これは、1966年(昭和41年)に発行された切手趣味週間
の切手で、絵は藤島武二です。
この絵も澤口尚子さんが小型印に作成なさいました。



これは、1999年(平成11年)に発行された『20世紀デザイン切手』
のトップを飾る与謝野晶子と「乱れ髪」初版本です。
この初版本のデザインは、藤島武二です。
左の欧文印はハトが付いていませんが、初日印です。

藤島武二は、ロマン派の画家でした。




やっと返ってきた小型印

2009年05月16日 | Weblog
全日本切手展(4月18日~22日)の小型印を
4月10日に郵便で依頼しました。
この小型印は、郵頼のみの受付でした。
昨年までは、切手展の会場で押印してくれたのに…。

一ヶ月過ぎて、やっと返ってきました。



小型印の部分です。



カシェは、源氏物語一千年紀記念切手を貼り付けました。
花は源氏物語に因んで、末摘花と桜(紫の上)を貼りました。

源氏物語の女主人公の一人、紫の上は大変美しく、
「春の曙の霞の間より、おもしろき樺桜の咲き
乱れたるを見るここちす。」と表現されています。

            

小型印の押印は丁寧に押印されていましたが、
郵便事業株式会社になってから、郵頼の押印が大層遅れます。
人手不足なのでしょうか。

横浜開港150年記念博覧会

2009年05月15日 | Weblog

今日は、上天気でした。

横浜で開催されている、開港博へ行ってきました。

 

入場券です。この券を提示すれば、日本丸や氷川丸、開港資料館

ランドマークタワー、その他の施設が割引になります。

 

一番目玉の「ベイサイド地区」へ行きました。

そこでは、巨大スペクタルアート『La Machine』・蜘蛛が棲息して居ます。

フランスから来た高さ12メートル(4階建てのビルと同じ位の

高さ)の蜘蛛が、時々、シューと水を噴きながら動きます。

お尻からも水を吐きます。

運転しているのは、日本人の若者達です。

一番上に乗っているのは、若い女性、下で蜘蛛の足を操っている

のは、男性8人でした。音楽に合わせて動きます。

その後、久し振りに、横浜港風景を眺めながら、

日本大通りまで歩きました。

お土産は、やっぱり切手。

クリックで拡大されます。もう一度クリックすると更に拡大します。

これは、日本の郵便の生みの親、前島密のフレーム切手です。

横須賀、鎌倉、逗子市、三浦市、葉山町の限定販売ですが、

ランドマークタワーのお土産物屋さんで売っていました。

            

今日はお天気が良くて海が綺麗に見えました。

久し振りに、楽しかったですし、よい運動になりました。

 


母の日

2009年05月12日 | Weblog

今年の母の日は、5月10日でした。

その日は、丁度、母の三回忌でした。

長野新幹線に乗って、実家に帰りました。

母の居ない実家は少し淋しい。

アメリカで1934年5月に発行された世界最初の母の日の

切手2種をアップします。

 

 

この切手の絵はアメリカの画家ホイスラーの描いた「母の像」です。

黒い服を着て白いベールを被っています。

左下には白いカーネーションの花が見えます。

私は、白いカーネションの代わりに、白い菊の花を捧げました。

明治生まれの母は芯の強い地味な人でした。

すべてを夫と子どもの為に尽くしたような人でした。

今になって、もっと親孝行をしいたら良かったのにと思います。


パリのおばあさんの物語 岸恵子訳

2009年05月07日 | Weblog

昨日、暫く振りで、みなとみらい駅からランドマークタワーに

行き、ショッピングモールの5階の有隣堂という本屋さんに

行きました。

立ち読みしていましたら、こんな本を見つけました。

画像はクリックで大きくなります。二度クリックすると更に大きくなります。

 装丁は地味で本の厚さは7mm位、21×12.5cmの変形版です。

でも、内容はじ~んとくるものがありました。

パリのおばあさんも日本のおばあさんも、年を取るということは同じです。

年を取って、いろいろな機能が衰えるけれど、このおばあさんは明るく前向き

です。足が悪くなってあまり歩けなくなっても、「靴が磨り減らなくてすむわ」

玉ねぎとにんにくをいためた料理は胃がうけつけません。「良かったわ、これで

もう玉ねぎを切って目を泣きはらすこともなくなったわ」と。

その外に、おばあさんの優しい気持ちが一杯書かれています。

ナチに追われた事も書き込まれています。

日本のおばあさんも戦争でひどい目にあっています。

先ず、食料難で食べるものがなかった事、

夫や父親を戦争で亡くした人、空襲で逃げまどい、大切な人を亡くした

おばあさん等、共通したところが、なんと多いことでしょう。

そして、年をとることが、どういうことか教えてくれます。

私には、覚悟をきめなさいよと、言われている気がしました。

小さいけれど、とても良い本です。