明るく楽しい日々を願って。

毎日の平凡な出来事を、日記のように綴ります。趣味の切手も時々アップします。
どうぞ宜しく・・・。

クリスマスのまえの、まえのばん

2007年12月23日 | Weblog
いよいよ、クリスマスの前の、前の晩です。

サンタクロースの到着を待ちに待っているよい子
が沢山いることでしょう。

サンタクロースって、どんな人?

それは、270年~345年ごろ、今のトルコのミラで生まれた
キリスト教の司祭セント・ニコラウスだといわれています。


これは、セント・ニコラウスの祭壇画です。モナコの切手です。

セント・ニコラウスは貧しい娘にひそかに持参金を恵んだという
伝承があります。そこから、クリスマス・イヴにプレゼントを
持って来てくれるサンタクロースに変身しました。



これは、アメリカで1912年に出版された絵本です。
日本語に翻訳されています。

サンタクロースの初期の姿が書かれていますので、
ここに引用しました。
原文は、アメリカのクレメント・C・ムーアの詩です。
クリスマスのまえのばんにサンタクロースが訪れて、
プレゼントをするという内容です。

挿絵はジェシーW・スミスです。


ここに描かれているサンタクロースは、黒い毛皮を着ています。
太っていて、おじいさんなのは、今のサンタクロースと同じですが。




これは、「ザ・サタデー・イヴニング・ポスト」1939年12月16日号
の表紙に画かれたサンタクロースです。
「特別に良い子」と表紙に画かれたメモ帳を持って
世界地図の上にプレゼントの配達旅行の道程を赤いテープ
で描いています。
画いたのは、アメリカのイラストレータ-、ロックウェルです。

(ここに掲げたのは、2004年セントビンセント・グレナディーン
が発行したクリスマス切手です。)

ここでサンタクロースは赤い服を着ることになります。

そして、1943年、コカ・コーラ社の広告用看板に、私達が
今、見ている金ぴか赤い服のサンタクロースが登場するのです。
「わしは、どこだって出かけるぞ。」(Wherever I go.)と言って
サンタクロースはコカコーラのビンと一緒に世界中に広がり
ました。


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これは、完全に今のサンタクロースですね。
イギリスのクリスマス切手です。

サンタクロースは世界中に広がって、切手も沢山発行される
ようになりました。


これは、クリスマス島のクリスマス切手です。
2007年の発行です。南半球にあるクリスマス島は
今が真夏です。サンタさんも船に乗ったり、蟹と
遊んだりしています。

けれども、しっかりとサンタ服を着ています。



これは、カリブ海に浮かぶ島、アンチグア・バーブーダの
クリスマス切手です。
暑いので、サンタさんはノースリーブにサングラス、
ズボンなしです。あの、暖かそうなサンタ服は着ていられない
でしょうね。

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明日は、いろいろと用事があって、ブログを書いていられません
ので、本日、サンタクロースの変遷を、ざっと書いてみました。

あなたのところにも、サンタクロースが訪れますように。






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