今日は、朝の内は曇っていましたが、
穏やかな良いお天気になりました。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_fine.gif)
銀座のシネスイッチへ映画『孔子の教え』を
観に行きました。
「歩む会」(古典を読む会)の有志4人とご一緒です。
「歩む会」では、6年をかけて『論語』の全文を読みました。
ですから、この映画は,是非観たかったのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/9e/9ef6fa9295c4d3b08171f1d538cebd2d.jpg)
孔子を演ずるチョウ・ユンファ氏と、
出演者です。
映像は、WEBからお借りしました。
全体に、お説教臭くなく、楽しめました。
映画は、『論語』にある孔子像に、判りやすい具体的な
事象を加えて作成しています。
『論語』にはない映像が見られます。
例えば、『論語・顔淵第十二』にある、
「己れの欲せざる所は、人に施すことなかれ。」という言葉は、
殉死の悲惨さを描いて、男の子を殉死から救い、殉死の風習を
止めさせるという、具体的な映像で描いています。
『論語』には、その記述はありません。
また、孔子の一番の愛弟子であった顔回が亡くなる場面は、
孔子一行が、荒野をさまよい、氷が張り詰めた湖を渡っている時に、
氷が割れて、顔回が、湖に落ちて亡くなるというのですが、
『論語』にはそういう記述がありません。
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前面に孔子、その後方に顔回がいます。
顔回が亡くなった時に、
孔子は「顔淵(回)死す。ああ、天、予(われ)を喪(ほろ)ぼせり。
天、予を喪ぼせり。」と言って、慟哭したと『論語 先進第十一』に
あります。
映画の顔回も、賢そうな青年でした。
また、戦闘場面は、一大スペクタルで迫力がありました。
この映画の監督は、フー・メイさんという女性の方です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/9c/09d1cb282b580a0acb5f7a0615f03ef8.jpg)
WEBから写真をお借りしました。
『論語・陽貨第十七』に「女子と小人は養い難し。」
(女と下々の者とだけは扱いにくいものだ。
近づけると無遠慮になり、遠ざけると怨む。)とありますが、
現代では、違いますよね。
この映画も監督さんも、映画を鑑賞した私達も、
皆、女性です。
孔子のこの言葉には、抗議したいです。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_nika.gif)
映画には、この言葉は出てきませんが…。
映画を見た後、皆さんと銀座三越へ入りました。
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表玄関には、もうクリスマスツリーが。
よく見たら、ユニセフの祈りのツリーだそうです。
震災に遭った方々への祈りのツリーですね。
昼食は、銀座三越9Fの「みのる食堂」で頂きました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/90/18688b227f09aa768794615b7f0c6f34.jpg)
メンチカツ定食です。
お野菜たっぷりのヘルシーメニューでした。
その筈です。
このレストランは「全農」が経営していたのです。
お腹が一杯になりました。
お陰で夕食の時間になっても、お腹を空きませんでした。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_zzz.gif)