明るく楽しい日々を願って。

毎日の平凡な出来事を、日記のように綴ります。趣味の切手も時々アップします。
どうぞ宜しく・・・。

図書館記念日

2012年04月30日 | Weblog

今日、4月30日は図書館記念日です。

昭和25年4月30日に、図書館法が制定され、それを契機にして

日本の図書館活動が新しく生まれ変わりました。

公共図書館の機能が明らかにされ、無料原則がうちたてられ、

近代的図書館の時代を迎えました。

日本図書館協会によって、

4月30日が「図書館記念日」に制定されました。

     

こちらは、平成12年3月31日に発行された「国際子ども図書館」の切手です。

上野にある「国際子ども図書館」は、平成12年5月5日に開館しました。

 

私は、随分、この図書館のお世話になっています。

世界の児童文学や子どもの本を調べるには、

なくてはならない図書館です。

 

最近、財政上の困難から、図書館への予算が減額されています。

横浜市の中央図書館を初め、各区の図書館でも、新刊が減って

読みたい本が少なくなりました。

残念です。

 

また、基本図書は、十分に揃えて戴きたいと思います。

大学や企業に属していない者にとっては、調べものをするには、

公共図書館が頼りですから。

 


アメリカ・桜寄贈100年記念切手

2012年04月28日 | Weblog

昨日、スタンプショウの会場で、

アメリカから発行された『桜寄贈100周年記念』のシートと

FDCを求めました。

 

アメリカ郵趣公社(USPS)は、日本からアメリカへ桜を寄贈してから、

今年で100年になるのを記念して、3月24日に記念切手を発行しました。

     

1シート購入しました。2400円でした。

 

     

こちらは、シートの裏面です。

上部に、古今和歌集 巻二・春下・八十四 に採られている

紀友則の歌: ひさかたの光のどけき春の日に

          しづ心なく花の散るらむ 

の英訳が書かれています。

紀友則の生没年が(c.850-c.904)と書かれています。

おやっと思いました。

 

紀友則は生没年未詳の筈です。

念のため、岩波書店の「日本歴史辞典」を

調べてみました。

 

やはり「生没年未詳、9世紀末~10世紀前半の歌人」と

出ています。

生没年の数字はどこから出てきたものでしょうか?

 

それはともかくとして、紀友則の歌が、アメリカの切手に

取り上げられたことは嬉しいです。

私の大好きな歌だからです。

 

また、この歌は、百人一首にも取り上げられています。

     

尾形光琳の描いた百人一首のカルタです。

こちらは読み札。

     

こちらは、取り札です。

 

この歌を声に出して読むと、

うららかな春の日に、

音もなく散る桜が浮かんできます。

こちらでは、桜の季節は過ぎてしまいましたが、

北国では、まだ咲いているのでしょうね。

 

アメリカの桜の切手は、他に2枚あります。

     

こちらは、私が作成した葉書です。

横浜では、日米交流に寄与して桜をポトマック河畔に植えた、

エライザ・R・シドモアさんを記念して式典が執り行われました。

それと、過去に発行されたアメリカの桜の切手2枚を、葉書に載せてみました。

今、シドモアさんの植えたポトマック河畔の桜は、日本に里帰りして、

横浜・元町の交番横、谷戸橋の脇に植えられています。

町方面へ、おいでの節は、是非、ご覧になってください。

 

今回、発行された切手のFDCをアップします。

     

     

美しいFDCです。

記念印が素敵です。

 

スタンプショウに行って、

このFDCを手に入れられたので良かった。

 

再度、行きたいけれど、ちょっと遠いので、

行くのを止めました。

     

 

 


『スタンプショウ2012』へ行ってきました。

2012年04月27日 | Weblog

今日から4月29日まで、浅草の都立産業貿易センターで、

スタンプショウが開催されていますので、

横浜中央郵趣会の有志の皆さんと行ってきました。

スタンプショウは 郵趣協会が主催する全国規模の

切手展です。

 

     

スタンプショウガイドブックです。

 

今年は、スカイツリーのグランドオープン(5月22日)を記念して

「タワー・オブ・ザ・ワールド」と風景印に焦点を当てた企画で

切手展を開催しています。

 

スカイツリーの切手に今日の小型印を押印しました。

 

     

日本各地のタワー比べのカードに、

スカイツリーのフレーム切手を貼って、

今日の小型印を押印しました。

 

外国郵政も、それぞれタワーに因んだ記念印を

出しています。

 

     

こちらは、国連本部とタワーの記念印です。

 

     

こちらは、リヒテンシュタインのタワーです。

 

     

こちらは、フランスのエッフエル塔です。

 

今日は、初日とあって押印する人が多く、

例によって、長蛇の列を作って押印しました。

 

スタンプショウのオープン切手展は、

非郵趣材料を50%まで使えるというので、

自由な発想で作品を構成することができますから、

一般の方にも興味が湧く作品が多いです。

 

切手展の写真撮影は禁止されていますので、

今回は写真を撮りませんでした。

 

 

風景印のおもしろさを教えてくれる本が出ました。

古沢保さんの、この本です。

スタンプショウの会場で、一冊購入しました。

著者からサインも戴きました。

とっても面白い本です。

風景印について、詳しく説明されています。

 

私も郵趣会に入る前は、風景印について全然知りませんでした。

郵便局では、宣伝もしていないし、

一般の人は、殆ど知らないと思います。

この本は、親切に風景印の取り方を教えてくれます。

 

最近は、キャラクターや、漫画の主人公の風景印も出て、

面白いと思いました。

 

私は、主に文学や童話に関係のある風景印を集めています。

なかなか思うようには収集できませんが。

 

今日は、タワーずくしのスタンプラリーやら、小型印やらで、

忙しく押印して、皆さんと疲れて帰途につきました。

 

  


バスツアー 東京花めぐり スカイツリー展望 湾岸ドライブ

2012年04月26日 | Weblog

昨日、バスツアーに行ってきました。

バスは、近所まで来てくれますので、

バスや電車を乗り継ぐ必要がありません。

 

まず、今年2月に完成したゲートブリッジへ。

      

車窓からゲートブリッジを望みました。

     

バスでゲートブリッジを渡ります。

前に見えるバスは、同じツアーのバスです。

 

最初の訪問地、亀戸天神に到着。

     

ここは、勿論、天神様(菅原道真)を祭ります。

     

道真公5歳の像がありました。

 

ここは、藤の花が有名ですが、今年は寒さが続きましたので、

まだ3分咲き位でした。

     

太鼓橋を渡って本殿へ。

     

一心不乱に祈る女性の姿がありました。

 

     

亀戸天神から見たスカイツリーです。

 

     

境内に、猿回しのお兄さんがいました。

お猿さんは、一生懸命芸をしていました。

 

     

ここは、鷽替え神事が行われるところです。

鷽の木彫りがお供えしてありました。

 

     

境内には『楷の木』がありました。

 

孔子の墓前に弟子の子貢が植えたと伝えられている楷の木を

接ぎ木をして日本に持ってきたものだそうです。

『論語』を読んだ私たちには、興味がある木です。

 

次に向かったのは、浅草の浅草寺です。

ここは、スタンプショウの会場(東京産業貿易会館)の近くですから、

しばしば訪れるところです。

今日は、浅草寺の大絵馬展と伝法院庭園が公開されていますので、

そちらを拝観しようと思います。

     

 

先ず、本堂へ。

お参りをしてから、天井画を拝見。

     

堂本印象画伯の天人散華の絵です。

 

     

こちらは、川端龍子の龍の図です。

今年の干支にぴったりです。

 

さて、ここでお昼にすることにしました。

境内の一角に出店がありました。

葵丸進の天丼を、皆さんと戴きました。

     

これに、シジミのお味噌汁がついて、1000円でした。

お腹が空いているので、美味しく戴きました。

 

さて、これから大絵馬と伝法院庭園の拝観に参りましょう。

 

大絵馬は、徳川秀忠、家光が、寄進した金を使った馬の絵馬や、

故事来歴を絵にした大きな絵馬がたくさん展示してありました。

こんな大きな絵馬を拝見したのは初めてです。

写真を撮るのは禁止されていますから、

じっと拝見して参りました。

 

庭園は、小堀遠州の作庭で、回廊式日本庭園の素晴らしいお庭でした。 

     

この庭園からも、スカイツリーが見えます。

現代の技術の粋を凝らしたツリーと、

江戸時代の庭園が、マッチしています。

 

可憐な花が咲いていました。

     

かじいちごの花です。

   

     

みつばつつじの花です。

 

     

こちらは射干の花です。

 

     

こちらは、伝法院書院の一部です。

 

ご接待の日本茶を戴きながら、庭園を眺めていますと、

心が落ち着きます。

ここが、浅草だということを忘れてしまいそうな

静寂な空気が流れていました。

 

 

 おっと、うっかり時間を過ごしてしまいました。

バスの集合時間が迫っています。

急ぎバスに戻ります。

 

 

次は、根津神社へ参ります。

ここでは、つつじの花を観賞します。

つつじはまだ満開ではありませんでしたが、

結構、咲いていました。

     

黄レンゲつつじです。

 

     

ピンクの花が可憐です。

 

     

千重オオムラサキつつじです。

 

     

このように、まだ、満開ではありませんでした。

 

 

最後に、とげぬき地蔵へとバスは向かいます。

     

とげぬき地蔵を祭る高岩寺です。

     

とげぬき地蔵です。

このお地蔵様の身を拭くと、体の悪いところが癒えるということです。

皆さん、行列を作って、代わる代わるお地蔵様のお身をぬぐいました。

 

     

こちらは、有名なとげぬき地蔵の商店街です。

おばあちゃんの原宿です。

 

ここの名物は、赤い下着だそうです。

     

このように、衣料品店に展示されていました。

赤い色は、体を温め、血のめぐりを良くし、この下着を着けると健康になるそうです。

 

 

     

もう一つの名物は、これ。

塩大福です。

さっぱりしていて、美味しかったですよ。

 

これで、今日のバスツアーの予定ははおしまいです。

バスは、帰路につきました。

 

バスには乗っていましたが、結構、歩きました。

携帯の万歩計を見たら、約一万歩でした。

 

楽しかった。!(^^)! 

 

皆さん、お誘い下さいまして有難うございます。

また、どこかへ参りましょうね。

 

 

 


日食観測めがね

2012年04月23日 | Weblog

日、スタマガネットから日食観測めがねが届きました。

廉価です。368円でした。

     

 

眼に当たるところにアルミ様の銀色に光るものが貼ってあります。

かけて見ると、真っ暗で蛍光灯の丸いリンクが見えるだけでした。

これで金環食観察の準備が整いました。

 

5月21日(月)の天気を願うばかりです。

        

     


サンジョルディの日

2012年04月23日 | Weblog

 今日は、また雨の一日になってしまいました。

 

 スペインのカタルーニア地方では、

今日は、『ドン・キホーテ』の作者セルバンテスの命日(1616年)であり、

シェイクスピアの伝説上の命日でもあることから、

プレゼント用に本を買って女性から男性に送り、

男性は赤いバラを女性にプレゼントするのだとか。

 

     

『ドンキホーテ』を書くセルバンテスの切手です。1998年発行。

 

     

騎士道の本を読みふけるドンキホーテです。1998年発行。

昼夜を問わず騎士道の本を読んだあげくに

ドンキホーテは正気を失ってしまいました。

そして、世の中の不正をただすために、

農民のサンチョ・パンサを従えて旅に出ます。

 

                    

 

 私は、本を描くこの切手を架空の誰かさんにプレゼントしようと思います。

     

これは、2007年に発行されたフランスの美術切手です。

アルザスの街セレスタにある人文主義図書館で所蔵する

『コンクの聖フォア奇跡の書』を描いています。

 

聖フォアは3世紀の終わりに12歳で殉教した貴族の娘だそうです。

彼女の奇跡は数多くあります。例えば足枷をつけた罪人が彼女に

悔い改めの祈りを捧げると、ただちに足枷がほどけたそうです。

 

セレスタの人文主義図書館は、中世からルネッサンスにかけての

古い文献が所蔵されています。

装丁が美しい本ですね。

 

架空の誰かさんは、この切手をプレゼントしてくれました。

     

モナコのバラ切手です。

 

私も、本を読みすぎて、架空の物語をするようになってしまいました。

アハ、ハ、ハッ。(@_@;)

     

 

 

 


韓国からのお手紙

2012年04月22日 | Weblog

昨日、横浜中央郵趣会の会長さんから

お手紙が届きました。

韓国へ行ったらしい。

     

2012年4月5日に発行された切手を貼付して送って下さいました。

 

封筒の中には、これが入っていました。

     

この切手の説明書です。

英語の説明も付いています。

 

韓国郵政のサイトを開いてみると、

     

この切手は、シリーズ物で、歴史的な古木を扱っているのだだそうです。

日本でいうと、天然記念物の樹でしょうか。

 

日本の郵政は、外国語の案内をしているでしょうか。

切手は、その国の文化や歴史を知らしめる媒体です。

日本語は、特殊な言語ですから、

外国語の説明も必要なのではないでしょうか。

 

     

 


シャーロット・ブロンテの誕生日

2012年04月21日 | Weblog

今日も、曇りの日です。

さて、今日は、イギリスの女流作家、

シャーロット・ブロンテ(1816年4月21日~1855年3月31日)の誕生日だそうです。

 

     

シャーロット・ブロンテの肖像画です。

WABからお借りしました。

 

シャーロット・ブロンテは、小説『ジェーン・エア』の作者です。

    

この切手は、1980年にイギリスから発行されました。

背景にジェーン・エアとロチェスターが描かれています。

 

     

こちらは、2010年にベルギーから発行された切手です。

シャーロット・ブロンテと妹のエミリ・ブロンテが描かれています。

 

両方の切手とも、上に示したジョージ・リッチモンドの絵に添って

書かれたものらしく、同じ表情をしています。

 

『ジェーン・エア』は、1847年に刊行されました。

当初は、カラー・ベルという男性の名前で出版しました。

 

当時の社会に反抗した主人公は、新しい女性像を描いて

反響を呼んだそうです。

 

     

こちらは、2005年、イギリスから発行された『ジェーン・エア』を

描いた切手です。

 

『ジェーン・エア』は映画にもなりました。

孤児が、家庭教師から、艱難辛苦の末に、

お屋敷のご主人と結ばれるというお話は、

その後の小説にも影響を与えたよう気がします。

 

大きなお屋敷に、ひそかに匿われている難病の病人という設定も、

この間、TVで観た日本のドラマにもありましたよ。

 

     

     


セルバンテスの切手

2012年04月19日 | Weblog

今日は、曇りの日でした。

 

スタマガネットに注文した切手が、本日、届きました。

最近、切手をネットで注文すると、すぐに届きます。

 

セルバンテス没後300年の切手で、、すべて1916年4月22日に

スペインから発行されたものです。

          

これは、セルバンテスの肖像画の切手です。

セルバンテス(1547~1616)は、スペインの下級貴族の家の次男として生まれました。

近世スペインの作家で『ドンキホーテ・デ・ラ・マンチャ』の作者です。

 

 

       

セルバンテスの銅像を描く切手です。

 

     

 

    

この2枚の切手は、スペインの国会図書館を描く切手です。

 

 

     

 

     

こちらの2枚は、スペインの国会議事堂を描いた切手です。

  

セルバンテスは、決して恵まれた環境で『ドンキホーテ』を著わしたのではありません。

父が外科医であり、各地を転々としたので、教育をまともに受けていませんでした。

 

スペイン海軍に入隊し、レパントの海戦で被弾し、左腕の自由を失い、

本国へ帰還する途中で、海賊に襲われ捕虜となったり、

スペイン無敵艦隊の食糧徴発係になったは良いが、

協会から強引に徴発したかどで、投獄されたり、

徴税吏の職を得たは良いが、税金を預けておいた銀行が倒産し、

30倍の追徴金を負債として払わなければならず、

これが払えないために投獄されてしまいます。

これらの経験が『ドンキホーテ』に生かされているのでしょう。

 

セルバンテスは、世界的な文学者であり

後世の文学に大きな影響を及ぼしています。

シェイクスピアも『ドンキホーテ』を読んでいたと言いますし、

チャールズ・ディッケンズ、ギュスターヴ・フローベル、

ドフトエフスキーの作品にも影響を与えていたそうです。

 

『ドンキホーテ』の切手については、また後日に

アップしようと思っています。

 

 

 


春の花々

2012年04月16日 | Weblog

桜の花は、もう散ってしまいました。

枝垂桜が、かろうじて咲いています。

     

今日は曇り空でしたので、写真が暗めです。

画像の切り抜きは,新しいパソコンに付いてきたCOREL Paint Shopで作成しました。

 

八重の椿が、今年は花を沢山つけてくれました。

     

 

この花に似たオーストラリアの切手のMCがありましたのでアップします。

2003年3月に発行された切手です。

          

 

               

 

近くの公園にチューリップが咲きだしました。

 

     

♪♪♪咲いた咲いたチューリップの花が…。

 

          

 これは、2007年に発行された新潟県のチューリップの切手です。         

この頃は、私はせっせと初日カバーを作っていましたが、

現在は、一部の切手を除いて、初日カバーをつくりのを止めました。

懐かしいカバーです。

 

ビオラが可愛らしかったので、写真を撮りました。

     

 

ビオラのカバーはありませんので、代わりにスミレのカバーをアップします。

     

宝塚の切手のカバーです。

♪♪♪すみれの花咲くころ はじめて君を知りぬ…。

これも懐かしい歌です。

 

春のお天気は変わりやすく、明日は曇りのち雨の予報です。

春の花々は、すぐ移ろってしまします。

せめて写真にとって、花の姿をとどめましょう。

 

          

 


 映画 「マーガレット・サッチャー鉄の女の涙」鑑賞と汽車道散策

2012年04月13日 | Weblog

昨日、「歩む会」(古典を読む会)の方々と3人で、

横浜ブルグへ、映画「マーガレット・サッチャー鉄の女の涙」を

観に行きました。

映画館は空いていました。

やはり女性が多かったです。

     

チラシです。

 

映画は、認知症を患うサッチャーが最初に現れます。

そして、彼女の追憶の形をとって、

現役時代のサッチャーと、認知症に罹ってしまったサッチャーが、

交互に映し出されます。

主演のメリル・ストリーブは、その変化を見事に演じ切るのです。

アカデミー賞、主演女優賞、メイキャップ賞を獲得しただけのことはあります。

 

鉄の女も、妻であり、母でありました。

結婚する時から、「家庭に入って家事をやる人にはならないけれども、

いいですか?」と夫に聞いている。

オックスフォード大学に入り、化学を専攻したサッチャーは、

すでに、その頃から男性に混じって仕事をする女性だったと思います。

夫デニスはよく彼女を精神的に支えました。

 

シャルウイ ダンスの曲に乗って、夫と踊るサッチャー。

夫の追憶と過ごす晩年のサッチャーには、涙が出ました。

 

1979年から困難な英国の財政立て直しや、

ホークランド紛争に、敢然として立ち向かったサッチャーは、

男性よりも決断力がありました。

 

いざとなったら、女性の方が強いかも。

 

現代の日本の危機にも、オーバーラップします。

考えさせられる映画でした。

 

                     

 

映画鑑賞の後、横浜・桜木町の汽車道を散策しました。

桜は満開を少し過ぎていましたが、

まだ、咲いていました。

     

横浜汽車道とさくらです。

この道を歩きました。

写真は、お昼を戴いたパスタ屋さんから撮りました。

 

汽車道は、新港埠頭の物資輸送に使われた臨時鉄道の跡を保存して、

日本丸から、ワールドポーターズを繋いだ海の中の道です。

汽車道の路面にはそのレール跡が残されているます。

     

気温は25℃にもなって、暑いくらいでした。

     

     

四角のトンネルの上は、「NAVIOS YOKOHAMA」で

横浜国際船員センターのホテルです。

向こうに赤レンガ倉庫が見えます。

 

     

枝をいっぱいに広げた大島桜です。

 

     

木の下で、お弁当を広げる人たち。

 

     

向こうに「ワールドポ^ターズ」が見えます。

汽車道だった事が、よくわかる場所です。

 

家に帰ったのが、午後6時を過ぎていました。

     

桜の小枝を、活けてみました。

お台所が、春らしく明るくなりました。

 

 

     

 

 


南極観測船しらせ船内郵便局と 昭和基地内郵便局の消印

2012年04月10日 | Weblog

今日、南極観測船しらせ船内郵便局と

昭和基地内郵便局の消印が

押印されたお手紙が到着しました。

封筒は、自作です。

昨年10月に、郵頼をお願いしていたものです。

     

 

     

 

昨年11月11日に、東京・晴海埠頭を出航した南極観測船しらせは、

平成24年1月22日に、基地まであと21キロの南極海で、

記録的な厚い氷に阻まれて、基地に接岸できませんでした。

しらせは氷に体当たりして砕氷する「ラミング」を2422回繰り返しましたが、

接岸を断念。ヘリコプターと雪上車で計画量の6割弱にあたる物資を運びました。

また、2万キロ近い帰路は右舵(かじ)が壊れて左舵だけで

昨日、平成24年4月9日に帰ってきました。

よくぞご無事で。

 

 


宮沢賢治展

2012年04月09日 | Weblog

随分ブログをお休みしていました。

歯の治療に通っている以外、元気にしています。

 

春のこの季節は、つらい思い出があって、

ついブログをお休みしていました。

 

今日は、5月の気温となりました。

家の中にいるよりは、外の方が温かく、汗ばむくらいでした。

 

思いついて、横浜そごう美術館で開催している

『宮沢賢治展』に行ってきました。

 

     

横浜そごう6Fにあるそごう美術館です。

 

     

入場券です。

 

東日本大震災が起きて、賢治の作品が、

あらためて注目されています。

 

賢治が生まれた年に起きた明治三陸沖地震、

亡くなる2か月前に起きた昭和三陸沖地震、

賢治にとってその生涯は、

天災と凶作に悩まされた一生涯でした。

賢治自身は、裕福な質・古着屋を営む家に生まれ、

何に不自由なく育ちましたが、

周囲の状況は、賢治に生き方に強い影響を

与えたと思います。

賢治の作品を読んで、その感を強くしました。

 

私の一番気になっている作品があります。

それは、『グスコーブドリの伝記』です。

自己犠牲を賛美するものだという批判が

あったそうですが、

東日本大震災においても、

沢山の「グスコーブドリ」が、居たと思います。

最後まで、津波の危険を知らせる放送をした方、

逃げ遅れた人を助けようと、津波にのまれた方…。

 

展覧会は、先ず賢治は記した『雨ニモマケズ』の手帳が、

出展されていました。

大きな文字で書かれているその手帳は、

賢治が、重い病床にあって書いたものだそうです。

賢治の理想と願いが込められている手帳だと思いました。

 

この展覧会は、かつて宮沢賢治の作品に添えられた、

挿絵250点が展示されていました。

 

その中で、賢治の碑を建立するために、

高村光太郎が揮毫した

『雨ニモマケズ』の後半の章、  

  『野原ノ松ノ林ノ陰ノ 小サナ萱ブキノ小屋ニヰテ

  東ニ病気ノコドモアレバ 行ッテ看病シテヤリ

  西ニツカレタ母アレバ 行ッテソノ稲ノ束ヲ負…』

の大きな掛け軸が印象的でした。

 

その碑は、花巻局の風景印になっています。

     

 

碑のお写真をWEBからお借りしてアップします。

     

私は、まだ、この碑を拝見していません。

いつか行ってみたいと思っています。

 

宮沢賢治は、平成8年の文化人切手に取り上げられています。

     

この年は、宮沢賢治と塙保己一が文化人切手に取り上げられましたので、

記念印は、宮沢賢治と塙保己一が描かれています。

 

     

こちらは、宮沢賢治が描いた『日輪と山』の絵です。

『グスコーブドリの伝記』に出てくる火山のようですね。

 

『グスコーブドリの伝記』が映画化されるそうです。

     

展覧会場にあった葉書です。

何故か、グスコーブドリが猫の姿になっている。

私は、人間の少年の姿であって欲しかったですが…。

 

この展覧会を見て、宮沢賢治の作品を

より理解することができました。