明るく楽しい日々を願って。

毎日の平凡な出来事を、日記のように綴ります。趣味の切手も時々アップします。
どうぞ宜しく・・・。

金沢文庫 東大寺特別展

2013年11月30日 | Weblog

今日は風もなく、暖かな小春日和でした。

新聞販売店から、展覧会入場券を貰いましたので、

神奈川県立金沢文庫で開催されている

東大寺特別展へ娘と行ってきました。

 

カメラを忘れてしまいましたので、

しかたなくガラケイで写真を撮りました。(^_^.)

画像が良くありません。

     

神奈川県立金沢文庫入口です。

金沢文庫は、鎌倉時代、北条実時によって

創建され、学問好きの金沢北条氏の三代に渡って

膨大な書籍を集積しました。

北条氏の滅亡と共に文庫も廃れましたが、

昭和5年、神奈川県の施設として再興されました。

国宝、重文などを所蔵し、中世歴史博物館としての

役割を果たしています。

 

金沢文庫に奈良の東大寺から、

幾つかの幾つかの国宝や重文が来て

展示されています。

     

明日までの展示です。

一番、拝観したかったのは、

このチラシにある国宝・重源上人坐像です。

 

     

 

俊乗房重源の等身大坐像は、檜材で造られています。

写実的で、このようなお方が、現在もおいでになるような

風貌です。

 

     

横から見た坐像です。

重源上人は、86歳でお亡くなりになったそうですが、

その直後に、この像は造られたそうです。

前こごみの様子が、お年を感じさせます。

 

東大寺は1180年(治承4年)、平重衡の率いる軍勢によって

焼かれてしまいました。

その東大寺の復興大勧進職に任じられた重源は、

各地を遊行して寄付を集め、苦労して一山の復興に

盡しました。その労苦が表れているような坐像です。

形骸ばかりではなく、その内面まで写し取ったような

彫刻は、かの運慶かと推測されています。

鎌倉時代に、このような彫刻があったとは驚きです。

 

展示には、源頼朝書状とか、伎楽面、華厳経の巻子など、

東大寺の宝物が展示されていました。

 

展示を見た後、図書館にも寄りました。

仏教関係の書物、絵巻物の図鑑、各種基本図書が

ずらりとあり、貸し出しはしていないので、

本がきれいで、痛んでいないので調べ物をするには

良い図書館です。近くだったら、毎日来たい図書館です。

 

金沢文庫からトンネルをくぐって、称名寺庭園に行ってみました。

     

称名寺と池です。

 

     

称名寺太鼓橋です。

10年以上前、来たときは朱塗りの綺麗な橋でしたが、

現在は、ほどよく古風な色合いになっていました。

 

     

池にはカモが多数浮いていました。

  

     

称名寺本殿です。

 

     

銀杏が半分散っていました。

神奈川県の古木指定の木です。

 

庭園には、絵を描く人、お弁当を食べている人などが居りました。

トンビが沢山飛んでいました。カラスもいました。

 

今日は、のどかな心休まる一日を過ごすことができました。

 


帝国議会開会の日

2013年11月29日 | Weblog

日本で初めて帝国議会が開かれたのが、

123年前の今日でした。

 

1960年(昭和36年)に記念切手が

発行されています。

     

議事堂と70年の歳月を示す星が描かれています。

 

     

こちらは、第1回帝国議会の開会式の様子を描いた切手です。

議会中央の天幕の下は「天皇専用席」で、そこにお立ちになって

居られるのが明治天皇だということです。

 

諸外国の切手では、国王や元首の切手が、数多く発行されていますが、

日本では、この『議会開設70年』の切手が、唯一、天皇を描く切手です。

 

この議事堂は、この第1回帝国議会開催の2か月後に

漏電によって消失しました。

 

議会開催の切手は、その後、90年、100年、110年、120年と

10年度に発行されています。

2020年には、どんな議会開設130年記念の切手が発行されるでしょうか。

 

 


今日は、税関記念日

2013年11月28日 | Weblog

1872年11月28日に、横浜、長崎、函館に設けられていた

外国との貿易を行っていた運上所が税関と改称されました。

それを記念して1952年に税関記念日が設けられました。

     

こちらは、1972年11月28日に発行された、

「税関100年記念」の切手です。

この切手の錦絵は、三代目広重の描く、

「横浜波止場より海岸通異人館真図」です。

明治3年に、この図は描かれていますから、

当時の横浜は、こんな風だったのでしょう。

 

     

こちらは、現在の横浜税関・クイーンの塔です。

2009年、横浜開港150年を記念して、

フレーム切手が発行されました。

その一部です。

 

昭和の初期、外国船の船員は、

横浜港から見える神奈川県庁の「キングの塔」、

税関の「クイーンの塔」、

開港記念会館の「ジャックの塔」を、

親しみを込めて呼び、航海の安全を祈り、

この塔を目印に入港したそうです。

 

     

こちらが、神奈川県庁「キングの塔」です。

 

     

こちらが、横浜開港記念会館の「ジャックの塔」です。

 

これらの三塔を一望できるスポットが三か所あるそうです。

すべてを廻ると、願いが叶うそうです。

 

私は、いまだ、これらのスポットを廻っていないので、

願いが叶うことはありません。(~o~)

 

でも、一つ一つの塔には、

それぞれに思い出があります。

 


消防団120年

2013年11月25日 | Weblog

今日は、消防団がスタートしてから120年です。

それをを記念して、東京ドームで記念大会が開催されました。

日本消防協会と全国消防長会の主催です。

 

記念切手も発行されました。

     

タイトル部分と、銘版部分を繋いで小型シート風にしました。

 

     

こちらは、ロゴマーク。

切手の耳紙に、このロゴマークがあります。

 

切手図は、いなせな男衆。

豊原国周(とよはらくにちか)の錦絵から

図を採っています。

 

今日は、急に寒くなってストーブを焚きたいくらいです。

火の用心には、気を付けなければ。

 

 

 


JAPEX 2013 第48回全国切手展

2013年11月22日 | Weblog

今日は、小春日和の良いお天気でした。

お散歩がてら、浅草・都立産業貿易センターで開催されている

JAPEX 2013に行ってきました。

     

台東館入口に看板が出ていました。

 

先ず、記念押印をしようと7Fへ。

     

午前10時30分に到着したら、

もう記念押印は長蛇の列。

特に、東京都内の富士山が描かれた風景印11ケ所を

押印するコーナーは混雑していました。

 

待つこと1時間30分、

やっと押印できました。

局めぐりをして、12局の風景印を集印しようとすると、

とても1時間30分では廻りきれません。

そう思って、頑張りました。

     

押印して下さった係の方。

外国(マレーシア)の若い女性の一団も押印に来ていて、

片言で、どうにか意思疎通をしてました。

 

私は、前もってリーフに切手を貼って持参しました。

     

出来あいのリーフもあって、

それで間に合わせた方も居られました。

 

     

こちらは、JAPEX2013の記念カバーです。

 

 

ついでに、来年の午年の羽子板市のフレーム切手も買いました。

     

まだ、市場に発売されていないフレーム切手。

会場で先行販売されていました。

 

外国郵政ブースでは、

チェコとイギリス、アメリカの郵政の記念印が出ています。

 

     

まず、チェコの人気絵本の主人公・もぐらのクルテクのMCです。

もぐらのクルテクの絵本シリーズは、

日本語に翻訳されています。

 

     

こちらは、イギリス郵政の記念印です。

描かれているのは、ウエストミンスター寺院です。

 

     

こちらは、アメリカ郵政のワシントン大統領の肖像です。

 

押印を終わって、切手展を見に6Fへ行きました。

 

ここでは、写真撮影が禁止されていますから、

ここに映像をアップできませんが、

ハイクラスの作品がずらりと展示されていました。

 

オープンクラスに、IMさんの《日本の染め・織り》が出展されていました。

日本の豪華な金襴緞子から、素朴な地方の染めまで、

実物を張り込んで、切手とコラボして作品をお作りになって居られました。

どこかの紳士がご覧になって「ほう、面白いねぇ。」と仰って居られました。

女性らしい眼の付け所で、大変、面白く拝見しました。

 

私の属する『文学・童話切手部会』の会報を一年分纏めた冊子が、

郵趣雑誌及び定期刊行物のクラスに出展されていました。

     

ちょっと、写真を撮りました。(-_-;)

 

                     

 

切手展を見終ってから、

やはり、浅草の観音様にお参りしなくっちゃ。

最近、また、海外の観光客が増えています。

一時、原発や領土問題で、海外の観光客が来ませんでした。

 

     

本堂の上を、飛行船が飛んでいました。

 

     

お線香の煙を浴びて、

頭が良くなるようにとお祈りしました。

 

     

新しくなった雷門の提灯です。

今日は、ウイークディなのに人出が凄い。

外国人観光客や、修学旅行の生徒などが

おすなおすな。

 

切手展がなければ、来なかった浅草です。

私は、切手によって知識を得たり、

友人を得たりしまして、

楽しく過ごしています。

 

 

 

 

 

 

 

     

     

 


三越“森のポスト”からクリスマスカードを送ろう キャンペーン

2013年11月20日 | Weblog

日本郵便のHPを見ましたら、

三越“森のポスト”からクリスマスカードが送れる

キャンペーンがあることがわかりました。

こちらをご覧ください。

クリックすると、

TOKYO FM 少年合唱団の《きよしこのよる》の

歌声を聴くことができます。

 

三越デパートで、クリスマスカードとフレーム切手を買うと、

100円がグリーンサンタ基金に寄付され、

子どもたちに国産木材品の寄贈がおこなわれるそう。

 

また、特設ポストにクリスマスカードを投函すると、

小型印が押印されて、届くそうです。

行ってみたい。


冬のポスト型はがき ペンギン

2013年11月19日 | Weblog

昨日、ポスト型はがき・ペンギンが発売されました。

今日になって、買い求めました。

     

ペンギンの親子。

かわいい~。

 

     

カードが入っていた袋には、

こんなかわいいマークが。

 

     

こちらは、宛名面です。

このカードの送料は120円です。

ペンギンの切手を貼りました。

 

季節のポストカードとしては、

16番目のカードです。

 

その他に、ローソンやら、Tokyo City などの、

地方版があります。

 

全部集めようとしたら大変ですから、

私は、無理せず手に入る物だけ買うことにしています。

 

     

 

     


ミュシャ展

2013年11月18日 | Weblog

今日、高校時代のお友達と、

横浜そごう美術館で開催しているミュシャ展に行ってきました。

     

 

     

こちらは、展覧会チラシです。

描かれている絵はミュシャのヒヤシンス姫です。

 

     

こちらは、ミュシャの肖像です。

購入したポストカードをスキャンしました。

ミュシャの肖像切手から見ると、

印象が随分違います。

 

     

こちらは、チェコスロバキアから1978年に発行された『切手の日60年』です。

ミュシャの肖像と、彼がデザインした一番切手が描かれています。

 

     

こちらは、1988年発行の『チェコ切手発行70年小型シートです。

ミュシャの肖像と、チェコスロバキア一番切手が描かれています。

 

展覧会には、ミュシャがゴーギャンと撮った写真などがありましたが、

これらの切手とは、やはり印象が違っていました。

若き日のミュシャと、壮年と晩年のミュシャの肖像だったからでしょうか。

 

会場で印象的だったのは、

やはりジスモンタの実物の大きなポスターでした。

     

こちらが、ジスモンタの切手のFDCです。

ミュシャは、初めて手掛けたサラベルナール扮するところの

ジスモンタのポスターによって、

一躍有名になりました。

 

切手では解らなかったジスモンタの華やかな画像を

見ることができました。

等身大の画像は、美しいサラベルナールを描いて見事です。

 

     

こちらは、上記チラシのヒヤシンス姫の切手です。

 

展示の最後に、ミュシャのデザインした切手がありました。

上記、ミュシャの肖像切手に描かれた一番切手などが、

展示されていました。

 

1910年、ミュシャはフランスからチョコに帰り、

商業的な作品から手を引き、

祖国のために『スラブ叙事詩』の制作に取り掛かります。

1939年、プラハに入城したドイツ軍により、

国民の愛国心を刺激したという理由で、

ミュシャは逮捕され、そのために体調を崩し、

釈放されましたが78歳の生涯を閉じます。

 

今日は、本物のミュシャの作品に接することが出来て

とても参考になりました。

 

お土産は、これ。

     

ミュシャの『椿姫』を描いた缶入りチョコレート。

 

それに、ミュシャのポストカード100枚。

     

こちらが、ポストカード100枚入りの本。

表紙の絵は、ミュシャの『黄道十二宮』です。

 

ミュシャ展の入場券をくださった横浜中央郵趣会のSAさん、

有難うございました。

 

 

     


横浜ランドマークタワーのクリスマス

2013年11月17日 | Weblog

横浜ランドマークタワーで、

例年のようにクリスマスツリーが飾られました。

 

今年は、Briht Chistmas 2013として、

丸の内と横浜ランドマークタワーが、

ディズニーキャラクターをモチーフにした

クリスマスツリーを飾っています。

     

ランドマークタワーの展示場です。

高さ9メートルのツリーが飾られています。

 

近くによって見ます。

     

ディズニーの人気キャラクターがバルーンに乗って

所々にぶら下がっています。

     

     

     

     

まてよ、この構図はどこかで見たことがあると思いましたら、

今年の8月8日に発行された切手にありました。

     

バルーンに乗っているディズニーキャラクターの切手です。

 

11月30日には、デズニーキャラクターのテーマカラーに

色を変えるツリーをバックに、記念写真を撮影できるそう。

 

クイーンスクエアにも、クリスマスツリーが飾られていました。

     

みなとみらいホールの側です。

例年、クリスマスの音楽に合わせて

ツリーが点灯します。

 

お店も、クリスマスデコレーションをしています。

     

     

一足早いクリスマス気分に浸って歩きました。

  •  


横山大観展

2013年11月16日 | Weblog

今日は、小春日和の良いお天気でした。

ぽかぽか温かい日でしたので、

横浜美術館で開催している

『横山大観展』に行ってきました。

     

横浜美術館です。

 

     

大観展のちらしです。

 

私が見たかったのはこの絵画。

     

横山大観が、1929(昭和14)年に描いた『夜桜』です。

絵葉書をスキャンしてアップしました。

こちらは屏風の左隻です。

桜の花びらを1枚1枚丁寧に描き、

桜の蕊は金色に塗っています。

月の光が、本物のように見えます。

その筈です。

月は白金で描かれているのです。

 

図録や絵葉書では解らない本物の魅力が一杯です。

 

     

こちらは、右隻です。

かがり火が夜空を焦がしています。

 

この『夜桜』は、1930(昭和5)年に開催された、

ローマ日本美術展に出展されたものです。

横山大観の意気込みが感じられる大作です。

 

この絵は、富田渓仙の『祇園夜桜』に

触発されて大観が描いたとされています。

     

こちらが富田渓仙が描いた『祇園夜桜』です。

大観は、この絵を求めて自室に飾って

いつも眺めていたそうです。

 

大観の『夜桜』は、切手になっています。

     

 

また、この切手も、大観の『夜桜』に似ていませんか?

     

こちらは、ふるさと切手『円山公園の枝垂桜』京都、2000年発行の切手です。

 

大観の『雲中富士』1915(大正4)年作の屏風も展示されていました。

秋田県立近代美術館蔵の屏風です。

     

この絵を見て、最近、発行された切手を思い出しました。

     

地方自治法施行60周年・静岡県の切手です。

この富士の切手は、横山大観の作品『群青富士』から

図柄を採っています。

 

コインにもなりました。

     

こちらの原画は、静岡県立美術館所蔵です。

 

富士山の群青色が、同じですね。

 

こちらは、やはり6曲2双の屏風の左隻です。

まだ紅葉していない蔦の葉が、

今、描いたばかりのように瑞々しい。

  奥山に紅葉踏み分けなく鹿の

     声聞くときぞ秋は悲しき 猿丸太夫

百人一首にも取られたこの歌を思い出します。

     

こちらは、ふみの日百人一首 2007年発行の猿丸太夫です。

自作FDCです。

 

私は、切手に導かれて絵画を鑑賞するのか、

絵画に惹かれて切手を求めるのか、

どちらとも言えませんが、

絵画と切手を楽しんでいます。

 

 

     

     

 

 


写真のコラージュ

2013年11月13日 | Weblog

今日も、寒い一日でした。

日中は、お日さまが出ましたので、

温かくなりましたが、一気に冬が来たという感じです。

 

今日は、月に一度のパソコン通信教育でした。

写真のコラージュを、

『ぱそこんど~じょ~』の安田法晃先生に教えて戴きました。

 

最初に、Collagerator というソフトをダウンロードして、

コラージュを作成しました。

このソフトは、寸時に写真をコラージュしてくれますが、

ちょっと面白みに欠けます。

     

こちらは、Webからお借りしたチェコの風景の写真のコラージュです。

 

     

こちらは、チェコのミシャの切手をコラージュしてみました。

 現在、横浜そごう美術館で『ミシャ展』を開催していますから、

関連切手を扱ってみました。

 

コラージュ作成には、GoogleのPicasaというソフトでも作れます。

先ずPicasaをダウンロードして、コラージュしてみました。

     

こちらは、上記チェコの風景の写真をコラージュしたものです。

Collageratorに比べて、画像の編集の自由度が高いです。

 

     

こちらは、春に近くの公園で撮った花の写真をコラージュしてみました。

 

     

こちらは、横浜高島屋で開催された『横浜バラ展』の写真をコラージュしました。

 

荘子のO先生が、コラージュをなさって居られますので、

パソコンで出来ないかと思っていました。

やっぱり、手作業で作ったコラージュの方が味がありますね。

 

けれどもパソコンで作成したコラージュもそれなりに面白い。

あちこちクリックして、画像を楽しみました。

もっと工夫して画像を透過などして張り付けたら面白いと

思いましたが、今日はここまでにしました。

 

安田先生、有難うございます。

 

 

 

     


源氏物語52帖 蜻蛉を読む

2013年11月12日 | Weblog

今日は、急に寒くなりました。

12月の気温ということで、コートを着て出かけました。

今年は秋が短く、あっという間に冬になってしまいました。

 

今日は、月に一度の『源氏物語を読む会』で、

横浜中央図書館へ参りました。

開始の時間を間違えて遅れてしまい、

皆さまにご迷惑をおかけしました。(-_-;)

 

源氏物語は、第52帖の『蜻蛉』を読んでいます。

     

こちらは、匂宮と薫の二人の貴公子に愛された浮舟が、

進退窮まって、宇治川に入水したということを、

匂宮の使者・時方が、宇治に参って様子を聞いているところです。

 

この絵は、『絵本 源氏物語』からお借りしました。

原本は、東京大学国文学研究室所蔵の、

慶安三年跋承応三年版によるものです。

 

慶安三年の翌年、慶安四年には、由比正雪の乱が起きています。

この頃、幕府では3代将軍徳川家光の下で

厳しい武断政治が行なわれていました。

その頃に、このような源氏物語の絵画化が行われていたのは、

興味があります。

 

源氏物語を有志の方々と読み始めてから、

今年で17年目になります。

うまくいくと、来年あたり読了するでしょうか。

原文を参考書を見ながら、古語辞典を引きながら読む作業は、

楽しくもあり、苦労もありました。

お仲間のお蔭で、読み続けることができています。

 

 

 

 

 

 

 


荘子を読む

2013年11月09日 | Weblog

今日は、月に一度の『歩む会』のお勉強会の日でした。

論語、漢詩、老子を読み終えて、今日から『荘子』に入りました。

    

 こちらは、2000年11月に中国から発行された荘子の切手です。

漢字の表記は、現代中国では簡体字を使っていますので、

切手の表記「庄子」は、「荘子」と同じです。

  

     

こちらは、同時に発行された『中国思想家』の

老子、荘子、墨子の切手を貼ったFDCです。

 

今日は、『荘子』のプロローグとも言うべき「逍遥遊編」の

大鵬のお話を読みました。

  北の果ての暗い海に、幾千里もの大きさの鯤(こん)という魚がいた。

  とてつもなくデカイこの魚は、鵬(ほう)という鳥に化けた。

  この鳥は、とほうもなくデカクて、羽ばたいて飛ぶと、

  その広げた翼は、天空一面にたれこめた雲のよう。

  この鳥が飛ぶ時は、つむじ風を吹き上げ、

  台風に乗って、はるか南の果てに翼を休める。

 

うーん。奇想天外なお話です。

先生が仰いますには、『老子』は、庶民には難解すぎる。

そこで『荘子』は、物語を作って、庶民に『老子』の思想を

解りやすく伝えた…ということです。

 

私は、この気宇壮大なお話が大好きです。

源氏物語にも『荘子』からの引用が出てきます。

紫式部も、『荘子』が好きだったかも。

 

また、『荘子』には、「「逍遥遊編」の名の通り「遊び」の要素があり、

その物語には、悠々とした余裕が感じられます。

これからが楽しみです。

 

お勉強会の後は、有志の皆さんとランチに行きました。

これも楽しみの一つです。

 

ランチの帰りに、最寄駅のコンコースで

NHKの3Dテレビの宣伝をしてました。

ド-モ君とリトルチャロが来ていましたから、

皆さんと写真を撮りました。

カメラを持って行かなかったので、

古いガラケイで撮ったら、ドーモうまくいきませんでした。

     

     

     

モザイクをかけさせていただきました。

折角の美女達ですが…。

     

今日も、楽しい一日を過ごしました。

先生、皆さん、有難うございます。

 

 

    


冬のグリーティング切手 スノーマンと宝石の雪の結晶

2013年11月07日 | Weblog

今日は、朝のうちは雨でしたが、

午後からは日が射して暑くなりました。

 

もう冬のグリーティング切手が発売になりました。

例年、クリスマスに因んだ切手が発行されますが、

今年はこれ。

     

50円切手は、スノーマン。

80円切手は、宝石の雪の結晶とグラスやキャンドルです。

両方とも、クリスマスを象徴する図柄ですが、

今年は、サンタクロースがないので淋しい。

 

外国のクリスマス切手にスノーマンと

雪の結晶がありましたので、アップします。

 

     

こちらは、マン島から2003年に発行されたクリスマス切手です。

スノーマンを描いています。

 

     

こちらは、カナダから1971年に発行されたクリスマス切手。

雪の結晶を描いています。

 

今年も、クリスマスカードに「冬のグリーティング」の切手を貼って、

方々に出したいと思います。

私は、クリスチャンではありませんが、

クリスマス切手を貼ったお便りは大好きです。     


今日は、泉鏡花の誕生日ー泉鏡花展ー

2013年11月04日 | Weblog

今日は、朝から小雨の降る天気でしたが、

神奈川近代文学館へ泉鏡花展を見に行きました。

 

     

若い方も多く鏡花展を見に来ていました。

 

     

入場券です。

娘から貰いました。

この入場券の魅惑的なイラストは、

鏡花の作品をイメージした金子国義の油絵を

採り入れています。

 

今日、11月4日は、泉鏡花の140年目の誕生日です。

鏡花の向かい年の干支、「うさぎ」のグッズを、

身に着けていくと、良いものがプレゼントされるそう。

 

私は、うさぎのハンカチを娘から借りましたら、

これを頂きました。

     

スキャンしたら、ちょっとボケましたが、

泉鏡花のバッジと、

うさぎのシェルエットに、今日の日付と、

Kyouka's Birthdayの文字が入っています。

 

「うさぎ」は、鏡花の干支酉年の向かい年です。

 

酉年から数えて7番目が「うさぎ」ですから、

 「うさぎ」の品物を所持すると縁起がよいというので、

 母親が水晶で作られた可愛いうさぎを、

 鏡花にプレゼントしてくれました。

 鏡花は、そのうさぎを一生大切に持っていました。

 そして、うさぎグッズを数多く収集しました。

 

プレゼントは、その他に鏡花の作品の挿絵のはがきが2枚ありました。

     

     

この葉書絵に見るように、

鏡花の作品は、幻想的で妖美な物語が多いです。

 

泉鏡花は、金沢の彫金職人の父と、能役者の家に育った母との間に生まれました。

長じて、尾崎紅葉の弟子となり、紅葉の作品に、伝奇小説を加えたような作風を

樹立しました。

 

展覧会は、鏡花の作品の原稿や、出版された書籍、

新派の舞台で、現在も上演されている『婦系図』、

『滝の白糸』の写真など、多彩な展示がありました。

 

また、鏡花の作品を一つずつ取り上げて、

あらすじや原稿などが展示され、原本を読まないでも、

鏡花の作品を楽しめるように工夫されていましたので、

興味深く拝見しました。

 

鏡花の幻想的な、また、怪奇的な作品は、

今昔物語などに通ずるものがあると思います。

 

一つ記憶に残ったのは、

尾崎紅葉から貰った羽織の紋が、

源氏物語の『紅葉賀』の源氏香図だったことです。

尾崎紅葉は、ご自分の紋所に、

源氏香の「紅葉賀」をお使いだったのでしょうか。

こちらが「紅葉賀」の源氏香の図です。

尾崎紅葉も洒落ていますね。

 

展覧会を見終って、

港の見える丘公園の秋のバラを

鑑賞しました。

     

プリンセス・チチブです。

 

     

こちらは、ビクトルユーゴーという名のバラです。

雨に濡れて秋のバラは、ちょっと淋しく咲いていました。

 

ランチは、港の見える丘のKKRポートヒル横浜のホテルで戴きました。

和食にしました。

     

     

和食の、しらすとづけマグロ丼です。

美味しかった。

 

このホテルの窓からは、ベイブリッジが見えました。

     

曇っていて、景観はいまいちでしたが、

手前には、庭で行うイベントのための椅子が置いてあり、

これはこれで、雰囲気がある写真が撮れました。

 

私は、これから泉鏡花の作品をじっくり読んでみたいと思いました。