オーストリアから、
世界で初めての磁器の切手が発行されました。
厚さ3mm程の切手です。
青いホルダーに入っています。
切手は、バラの花が描かれた白い磁器の部分です。
ウィーン磁器工房アウガレテンの作品で、
「ウィーンナーローズ」が描かれています。
製品はすべて職人による手作りで
模様は手書きだそうです。
通常の郵便輸送によって
割れることはないそうです。
摂氏960℃で24時間焼かれ
つややかで堅い磁器だそうです。
私は、熟慮の末やっぱり求めました。
今晩、9時からのNHKの「故宮」の放送を見ました。
磁器は中国から、全世界に広がったそうです。
磁器の代表、故宮の宝物『青花龍文大瓶』は、
15世紀に中国の景徳鎮で焼かれ、
世界の国々にもたらされたそう。
この磁器の切手も、
歴史をたどれば中国へたどり着くのでしょうか。
今日、ようやく横浜旭郵趣会切手展に出展する
『ムーミン』が仕上がりました。
ムーミンは、可愛いばかりではありません。
作者トーベ・ヤンソンの母シグネがデザインした
数多いフィンランドの切手の中から、
数点を選んでリーフに仕立てました。
この切手を見れば、フィンランドのたどった歴史を
垣間見ることができます。