昨日、東京都美術館で開催されている
《ボストン美術館の至宝展》へ行ってきました。
チラシ表面です。
この展示の目玉の一つ、ゴッホの郵便配達人ジョゼフ・ルーランと
ゆりがごを揺らすオーギュスティーヌ・ルーラン夫人が描かれています。
この絵は、色彩が豊で絵の具が美しく、
今、描かれたように綺麗でした。
テレビ朝日で放映したイッセイ尾形の解説が
おもしろいので、是非、ご覧ください。
http://boston2017-18.jp/special/article01.html
このサイトに出演?している指人形が出口に展示されていました。
こちらは、チラシ裏面です。
この絵は、英一蝶の「涅槃図」です。
これも、この展示の目玉の一つです。
見れば見るほど興味が湧いてきます。
ちょっと一部を拡大してみます。
涅槃に入ったお釈迦様です。
お釈迦様を取り囲んで、お母様の麻耶夫人から、
小動物に至るまで嘆き悲しんでいます。
想像上の動物や仏教の仏たちもおわします。
麻耶夫人は、袂で顔を覆っています。
婦人や子ども。
釈迦の十大弟子の一人、美男子の阿難は悲しみのあまり
気絶しています。
迦陵頻伽も捧げものを持って駆けつけました。
白象は、ひっくり返って悲しんでいます。
その周囲には、蝉、蛙、亀、蟹、かたつむり、トンボに蝶が
集まって悲しみを表わしています。
こちらは、風神・雷神?ですかね。
龍までやってきました。
こちらは、阿修羅です。
この涅槃図は、アメリカのボストンで修復が行われ、
170年ぶりに日本に里帰りしました。
こんなに素晴らしい日本美術があるとは知りませんでした。
感激です。
その他、エジプト、中国、フランス、日本、アメリカの美術、
版画写真、現代美術など幅広い展示がありました。
ボストン美術館は、国や州の財政的援助を受けずに、
大勢の美術コレクターの寄贈を受けて展示しています。
ここが日本と違うところですね。
多くの本物の絵画や彫刻を堪能しました。
出口に近い所で、ゴッホのルーラン夫妻と
写真を撮れる場所がありました。
カメラを持っていませんでしたので、
同行のTAさんに、ガラケイで写真を撮って貰いました。
星型で顔を隠しました。
前に、ボストン犬を挿入しました。
ガラケイですから、鮮明な画像ではありません。
ゴメンください。
さて、お昼が過ぎてお腹が空いてきました。
上野公園内にある韻松亭に参りました。
韻松亭です。
しばらく待ちましたが、個室のテーブルのお部屋が取れて、
3人で「雪御膳」を頂きました。
雪御膳です。
これに茶碗蒸し、豆ごはんが付きます。
お茶は、香ばしいおからのお茶でした。
珍しい!
ご飯とお吸い物はお替りできましたが、
お腹がいっぱいになりましたので、
これで充分でした。
今日は、《枕草子を読む会》の方々と
展覧会を楽しみました。
前売券を取って下さった
TAさん、有難うございました。
また、芸術の秋を楽しみましょう。
よろしくお願いいたします。