明るく楽しい日々を願って。

毎日の平凡な出来事を、日記のように綴ります。趣味の切手も時々アップします。
どうぞ宜しく・・・。

種田山頭火の風景印

2017年10月30日 | 風景印・小型印

今日は、台風一過の晴天になりました。

22号台風は、先の21号台風よりも

穏やかに過ぎてホットしています。

 

ですが、とうとう木枯らし一番が吹き荒れました。

今年は、秋の季節が少なかったような気がします。

 

郵頼していた種田山頭火の風景印が

到着しました。

     

山口県防府宮市郵便局の風景印です。

2017年10月10日に改正されて、

山頭火の風景印に変わりました。

 

風景印のデザインは、

山口県立大学の国際文化学部文化創造学科2年生の

秋山鈴翔(すずか)さんがデザインしたものだそう。

山頭火の俳句に出てくる山・空・コスモス・トンボを用いて

デザインしたそうです。

背景に描かれている山は、

防府市のシンボル右田ヶ岳(みぎたがだけ)だそうです。

山頭火が、可愛く描かれているので良いですね。

 

山頭火のトンボや山が読み込まれている句をアップしてみます。

   いつも一人で赤とんぼ

    朝からはだかでとんぼがとまる

   ふるさとはあの山なみの雪のかがやく

 

次に、山口防府駅前局の風景印も届きましたのでアップします。

     

防府駅前に立つ山頭火像を描いています。

 

     

山頭火像です。

 

私の属している『歩む会』(読書会)で、

講師にいらっしゃったHI先生が、

山頭火が大好きでいらっしゃって、

山頭火の俳句を読んだことがあります。

自由律詩の句はわかりやすくて、

すんなりと俳句の世界に入ることができました。

ファンが多くいらっしゃると思います。

 

ですが、山頭火の奥様の伝記を読みましたら、

山頭火の周囲の方々は大変だったろうと

思いましたよ。

 

もう一枚、山頭火の風景印を郵頼していますので

到着したらブログにアップします。

 

 

     

 


当地自治会発足50周年記念行事

2017年10月29日 | 行事

今日は、台風22号の影響で

雨がほげしく降っています。

風も出てきました

 

台風もなんのその

当地自治会の自治会発足50周年の式典が、

当地スポーツセンターを借り切って

開催されました。

 

     

自治会の副会長さんのご挨拶です。

会長さんは、ご都合が悪くてお出でになれませんでした。

 

当自治会は、500数世帯が居住する自治会です。

50年前に、住宅公団分譲住宅に入居した人達で

構成した自治会です。

今日の出席者は、二百数十人を越え、住居者の

半数の世帯が参加しました。

 

     

テーブルには、自治会の役員さんたちの

用意してくださったご馳走が並びます。

 

各方面の来賓の方々の祝辞と紹介が

ありました。

地元の小中学校の校長先生、お医者様、

郵便局長さん、ケアプラザの所長さん、

当、住宅管理組合の主任さんなど

この地域でお世話になっている方々が

来賓としてご出席くださいました。

 

お祝いの鏡開きをしました。

日本酒の樽を役員のみなさまで開けて

アトラクションが始まりました。

 

まず最初は、地元合唱団「野ばら」の演奏です。

     

楽しい歌声に元気を貰いました。  

歌いながら、ご一緒に踊り?ましたよ。

とっても楽しかった。

(セキュリティの関係で、お顔にぼかしを入れました。

ゴメンクダサイ。)

 

次は、「横浜和太鼓音や」の演奏です。

     

小学生くらいの小さなお子様も

太鼓を上手にたたいて、素晴らしい

お腹のそこまで太鼓の音が響き渡りました。

 

その次は、津軽三味線と民謡歌手の共演です。

     

津軽三味線と民謡歌手の方々です。

津軽三味線に張ってある皮は、

なんと来年の干支の動物の皮だそう。

知らなかった。

 

津軽じょんがら節など、

数々の民謡を聴くことができました。

民謡もいいものですね。  

 

最後に、当地の二つの中学校の生徒さんの

演奏を聴きました。

     

S中学の音楽部の生徒さんによる演奏です。

いやぁ、将来を担う子供たちの歌声に、

力を貰いました。

皆さん達は、当地の星です。

 

 

 

     

こちらは、H中学校のブラスバンド演奏です。

坂本九ちゃんシリーズなど、

こちらの観客に合わせた曲を演奏してくださいました。

大人顔負けの演奏でしたよ。

 

そして、飛び入りの演奏がありました。

当地の二つの中学校の音楽の先生と、

地元の方の合奏です。

     

思いがけず楽しい曲を聴くことができました。

先生方、生徒さん達、有難うございました。

 

これで、当自治会50周年記念行事は終わりました。

50年前、まだ若かった頃を思い出し、

これからも頑張ろうと思って、

会場を後にしました。

 

最後に、自治会の役員の皆さま、

そしてこの会をお手伝いくださった

皆さまに厚く御礼申し上げます。

 

 

 

 

 


カズオ・イシグロ 『忘れられた巨人』

2017年10月26日 | 読書

2017年のノーベル文学賞を受賞された

カズオ・イシグロ氏の『忘れられた巨人』を

読みました。

 

10月7日にカズオ・イシグロ氏が、

ノーベル文学賞を受賞したというニュースを聞いて

早速、本屋さんに行きましたが著作すべてが、

すっかり売り切れていました。

ようやく、『忘れられた巨人』が近くの本屋さんに

出ましたので、購入して読んでみました。

ハヤカワ文庫で、490ページのかなり厚い本です。

     

物語は、イギリスの6世紀頃のお話です

ブリトン人のアクセルとベアトリスという老夫婦が

行方不明になった息子を捜して旅に出るお話です。

 

ファンタジーの世界では、だいたい若者が主人公ですが、

ここでは老夫婦が、主に物語を形作っています。

夫アクセルは、妻ベアトリスを「お姫様」と呼んでいます。

 

もしかすると、夫アクセルはアーサー王伝説の

円卓の騎士の一人かも。そして、妻はキャメロット城の

お姫様だったかも…。(これは私の勝手な解釈です。)

 

アクセルとベアトリスは、お互いにいたわり合いながら、

冒険の旅を続けます。

この老夫婦が気になって、この本を放棄することなく、

読み進みました。

 

アクセルとベアトリスをはじめ国中の人々は、

雌竜クリエグの吐く息で、記憶がなくなります。

記憶が無くなるのは、幸せだったのかもしれません。

 

 

 

旅の途中で、老夫婦はアーサー王の甥にあたる

カヴェインに出会います。

また、サクソン人のウィスタン騎士とエドウィン少年に

出会い、そのもの達と竜退治に同道します。

 

(物語は、多くの人物が出てきて、読み返しながら

人物の確認しました。

多くのファンタジーの本が、登場人物の紹介を

ブックカバーなどに短く書いていますが、

そうしていただけると

迷うことなく読み進められると思いました。)

 

最終的には、雌竜は退治され、老夫婦の記憶が戻り、

ブリトン人とサクソン人の間の古い憎しみが思い起こされ、

忘れられていた巨人が動き出し、ブリトン人はサクソン人に

征服されてしまうという予測が語られます。

 

最後の第四部・第十七章では、息子のいる島へ

渡る舟の船頭の語る話に変わります。

ここで息子は既に亡くなっていることが判ります。

老夫婦も、昔、妻がおかした背信によって、

別々の舟に乗って島に渡り、再び会うことが

できるかどうか不確定になるというところで、

この物語は、老夫婦の死への旅立ちだったことを

暗示して終わります。

 

最後に、アーサー王伝説の切手をアップします。

     

アーサーが、岩に突き立てられた剣を、やすやすと抜いて

王になるという場面です。

 

     

ブリトン人のアーサー王です。

 

     

円卓に集う騎士たちです。

 

     

アーサー王のキャメロット城です。

 

『忘れられた巨人』は、アーサー王伝説を下書きにしている

ところもあると思いました。

 

以上、拙い私の『忘れられた巨人』の読後感です。

 

 

 


おむすび切手

2017年10月24日 | 切手

今日、「和の食文化第3集・おむすび」切手が

発行されました。

     

おむすびと太巻き寿司、いなり寿司が描かれた82円切手10枚です。

シール式ですから、封筒に貼りやすい。

     

シート裏面も可愛い  

おなじみウインナーのタコさんがいる。

 

私は、横浜中央郵便局へ行って、

初日印を押印しました。

     

横浜中央郵便局では、丁寧に押印してくださるので、

いつも感謝しています。

 

横浜中央郵便局の切手館では、

切手を買う人がひっきりなしに来ていました。

 

                  

 

このおむすび切手は三角形です。

嘗て日本切手では、平成14(2002)年に発行された

ふみの日の切手が、初めての三角切手でした。

     

初めての三角切手を記念して、

自作のFDCを作りました。

この切手のシート画像は次の通りです。

     

封筒に貼って自分宛に送りました。

速達、書留、定形外で810円でした。

 

デザインは、オランダの絵本作家・デザイナーの

デック・ブルーナさんです。

あのミッフィー(うさこちゃん)の作者です。

デック・ブルーナさんは、今年2月に

天国へ旅立たれました。

とっても懐かしい切手です。

 

私は、オランダから発行されたミフィー切手と、

日本から発行された「ふみの日切手」などの

切手を集めて、ブルーナさんの哀悼リーフを

作っています。     

 

 


パソコン通信教育ー写真を笑顔に変える

2017年10月23日 | パソコン

台風21号は、太平洋上に抜け、

お昼頃からは、抜けるような青空になりました。

被害もなく、一安心です。

 

今日は、月に一度のパソコン通信教育の日でした。

「パソコンど~じょ~」の安田法晃先生に

お願いしてご指導いただいて居ります。

    「パソコンど~じょ~」とは、

    パソコンを楽しみながら使えるようになる

    パソコン教室です。

    http://pasokondojo.com/

       をご覧ください。

 

今回は、「顔写真を笑顔に変える」ソフトを

お教え戴きました。

但し、このソフトはスマホ用のソフトですから

パソコンで使用するには、ちょっと面倒なので

設定は、先生にやって頂きました。 

 

先ず、パソコンでスマホを使える、というソフトを

設定します。googleのアカウントが必要です。

難しいです。

先生に設定して頂かないと判りませんでした。

 

設定が完了したところで、

試しに、「写真AC」さんから戴いた写真を使って

男性の顔を変化させてみました。

     

元の写真です。

 

笑顔にしてみます。

     

一瞬で笑顔に変わりました。

 

次におじいさんにしてみます。

      

白髪になって頬かこけて、

豊齢線が深くなっています。

 

女性にしてみます。

     

あら、美女になりましたね。

 

 

 

今度は、女性の写真で試してみます。

 

     

この写真を笑顔にします。

     

いい笑顔です。

 

この人がおばあさんになったらこんな顔になるでしょうね。

     

豊齢線が深くなり、頬がこけます。

 

次は男性化してみます。

     

ふーん。ありそうな顔です。

何故か、顔の半分しか男性化できません。

 

次に、1901年生まれのドイツの物理学者で

ノーベル賞受賞者のヴェルナー・ハイゼンベルク氏の

顔に変換してみます。

     

おお。物理学者のお顔になりました。

 

このBlueStacksは、もともとスマホのソフトですから、

パソコンで使用するには、なかなか難しいです。

でも、写真を撮った方々を笑顔に変えたくて

先生にお教え戴きました。

 

あらためて、安田法晃先生に御礼申し上げます。

何年パソコンをやっても

ちっとも上達しませんで、先生に申し訳なく思っています。

今後とも、よろしくお願い致します。

 


カラーブックス 『王朝の植物』

2017年10月21日 | 読書

私は、『源氏物語』を読み終わった後、

『源氏物語』をご一緒に読んだ方々と

現在、『枕草子』を読んでいます。

 

『源氏』に比べてカンタン、カンタンと思って

読み始めましたが、本当は難しいことが

解りました。

 

そこで、専門家のご講義を聴きたくて

横浜朝日カルチャーセンターの『枕草子』を

聴講することにしました。

先生は、津島知明先生です。

月に一度のご講義です。

 

10月11日のご講義では、

「第六十五段 草の名は、なでしこ、唐のはさらなり~」から

読みました。

この中に、「かまつかの花」という聞き馴れない花の名が

あります。

先生は、この花を「ハゲイトウ」の花だと仰いました。

 

『枕草子』には、草木の名前がしきりに出てきます。

先生に参考書をお聞きしましたら、

保育社カラーブックス 『王朝の植物』をお教え

くださいました。

 

早速、ネットで調べました。

平成7年発行の本でしたが、

「honto」のサイトに一冊だけありましたので

注文しました、

今日、早速、クロネコ便で届きました。早い!

     

表紙です。初心者向きの本です。

     

「かまつか」のページです。

説明文も解りやすいです。

 

パラパラとページをめくって、

いろいろな花の説明を読むのも楽しいです。

 

                    

 

大型の台風21号が近づいています。

23日(月)には本州に上陸する恐れがあるそう。

こちらも20日から、ずっと雨が降り続いています。

私はベランダを片付けて、吹き飛ばされそうな物を

物置にしまいました。

大したことのないように祈っています。

 

 

 


『平安朝の文学と装束』 畠山大二郎著

2017年10月20日 | 読書

私は、『源氏物語』を同好の方々と

18年かかって原文で読みました。

『源氏物語』の中で、たびたび「被け物」(かづけもの)という

言葉が出てきます。

この本を読んで「被け物」と意味とその表わす意味が

よく解りました。

いままで、表面的な読み方しかしてなかったことが判って、

『源氏物語』の理解が深まったという気がしています。

 

     

『平安朝の文学と装束』 畠山大二郎著 新典社刊 の表紙とブックカバーです。

表紙は布製です。

 

     

内容の一部です。

 

     

被け物を担いでいる男性の像です。

 

この本には、布見本が付いています。

     

 

     

『源氏物語絵巻』に描かれている着衣が、

この見本によって解ります。

 

これから、じっくりと読んで『源氏物語』を

堪能したいと思います。

 

 

     

 

 


森鴎外記念館 開館5周年記念小型印

2017年10月19日 | 風景印・小型印

東京都文京区立森鴎外記念館が開館5周年を記念して、

本郷郵便局が小型印を出ましたので郵頼しました。

 

     

自作の封筒に、鴎外記念館小型印と

本郷郵便局の風景印を押印していただきました。

図柄は、森鴎外記念館と森鴎外の肖像です。

 

はがきにも押印していただきました。

     

本郷郵便局の風景印です。

図柄は、重文・旧加賀屋敷御守殿門(東京大学赤門)と

イチョウの葉です。

イチョウは、東京大学の校章になっています。

     

 

     

こちらは、「森鴎外記念館 開館5周年記念」の小型印です。

「鴎外」の文字が「AI」とデザイン化されていて面白い。

 

30数年前、転勤で文京区に住んでいました。

その頃の森鴎外記念館は、文京区立図書館でした。

館内には、森鴎外の年表や資料が展示されていました。

もともとその場所は、森鴎外の旧居・観潮楼のあった所で、

鴎外は明治25年から亡くなる大正11年まで、そこで過ごし

ました。

現在、森鴎外記念館となって、さまざまなイベントが企画

されています。行ってみたいです。

 

 


複十字シール

2017年10月08日 | 複十字シール

2017年の複十字シールを整理しました。

レターサイズの用紙に小型シールと大型シールを貼りつけました。

    

今年の複十字シールのデザインは、

昨年と同じ安野光雅さん。

テーマは「小さな美術館・生き物」です。

12匹の動物たちが、ユーモアたっぷりのいでたちで

シールになっています。

 

複十字シールは、公益財団法人結核予防会で

発行する募金シールです。

 

結核は、世界で毎年1,000万人以上が発病し、

180万人が亡くなっている最大級の感染症です。

日本でも年間1万8千人が発病しており、

他の先進国に比べて日本の数値は高く、

まだまだ油断できない状況だそうです。

 

嘗て、樋口一葉、瀧廉太郎、正岡子規など

前途有望な若者が罹患して亡くなりました。

 

私は、毎年シールを買って募金しています。

 

 

こちらは、昨年2016年のシールです。

デザインは、やはり安野光雅さんです。

テーマは、「もう一人の自分」。

       普段は優しいお父さん。

       でもお正月になると勇ましい獅子舞。

 

      何百年も生きながらえた老婆のたぬき。

      でもあるときは素敵なお嬢さん。

 

     表と裏、ひとはもう一つの別の顔を

     持っています。

 

、 は、は

老婆のたぬきにならないように、

気をつけましょう。

ユーモラスなデザインです。

 

複十字シールについては、

こちらをご覧ください。

 

     


国際文通週間ー東海道五十三次の切手

2017年10月06日 | 切手

今日は、曇りのち雨の肌寒い天気でした。

 

午前中、体操教室でしたので、

午後になってから横浜中央郵便局へ。

今日発売の《国際文通週間切手》を購入して、

初日印を押印しました。

     

東海道五十三次内35番目の宿場「御油」を描く切手と

1996(平成8)年発行の官製葉書をリーフに纏めました。

機械印は、「御油」から採っています。

     

御油の宿場で、旅籠の女性たちが客を強引に引きこんで

いる様子です。

     

機械印を拡大しました。

なんともユーモラスです。

なお、この切手料金110円は、

普通郵便の第2地帯:オセアニア・中近東・北米・

中米・西インド諸島・ヨーロッパへの宛ての郵便料金です。

 

     

こちらは、現在の「御油」のようすです。

上記リーフの写真をアップしました。

 

 

     

こちらは、東海道五十三次の19番目の宿場「府中」です。

この切手料金90円は、第1地帯:アジア・米国の海外領土・パラオ

へ送る手紙料金です。

 

 

     

こちらは、23番目の宿場「嶋田」です。

この切手料金130円は、第3地帯:南米・アフリカ向けの

手紙料金です。

 

葉書料金は、第1地帯~第3地帯まで、すべて70円でOK.

 

     

こちらは、東海道五十三次の作者歌川広重が

描いた「しだれ桜に小鳥」を題材に採った

70円切手です。

 

国際郵便料金は、たいへん割安ですね。

 

                    

 

郵便局からの帰りに書店に寄って、

ノーベル文学賞をお貰いになった

カズオ イシグロ氏の本を探しましたが、

どの書店も品切れ!!!

増刷を待つしかありませんねぇ。