明るく楽しい日々を願って。

毎日の平凡な出来事を、日記のように綴ります。趣味の切手も時々アップします。
どうぞ宜しく・・・。

しし座

2007年07月31日 | Weblog

オーストラリア(2007年4月3日発行)しし座の性格


    (星のギリシャ神話 白水社より)

オーストラリアから十二宮の切手が発行されました。
しし座は7月24日~8月23日生まれの人が該当するそうです。
ここにマキシマムカードをアップしました。

この星座に当たる人の性格は、切手の説明によると
Courageous...勇敢、度胸がある。
Attentionseeking...注目されたい。目立ちたがり。
だそうです。

実をいうと、この私がしし座ですが、全然当たっていません。
勇気があって、目立ちたがり屋でしたら、切手や読書、パソコン
に凝って、根暗く、じっーと家になどいないでしょう。

大政治家になるか、大事業家になるか、はたまた、大盗賊の
首領になって、世界を駆け巡っていることでしょうね。

物語として、お遊びで運勢をみる程度のことです。

この切手の図案が面白かったので、ここに載せてみました。






参議院選挙

2007年07月30日 | Weblog


7月28日は参議院選挙でした。
夕べの内に、結果が分かった選挙区もありました。
20時に開票が始まるとすぐに出口調査とかで、
当選確実が出た選挙区もあって吃驚しました。

結果は自民・公明の与党勢力が後退し、民主党の
大躍進で幕を閉じました。

今の日本は、格差が進み、弱肉強食の時代になっています。
特に、今まで政治に関心のなかった若い層が、今回の選挙では
選挙に行ったのではないかと思います。MIXIなど見ていると
それを感じます。

また、年金問題、閣僚の不祥事などが続き、国民は政権交代
を望んだのかも。

今回の選挙では、「投票のご案内」が封書で来ました。
上にそれをアップしました。
今までは葉書でしたが、個人情報の保護で封書になりました。
中には、個人の住所、氏名、該当投票所、バーコードが記された
紙が入っています。投票所にこれを持っていくと、
受付でバーコードを読み取って、すぐに○○さんですね。と
念をおされて、投票用紙を貰いました。

郵趣会の会長はステイショナリーを集めているので、この
「ご案内」と中のバーコード付きの紙を丁寧にリーフに
貼って見せて下さいました。

なるほど、これは歴史的な価値が生ずるかもしれないと
思って、私も保存することにしました。

夏の切手展 サマーペックス'07

2007年07月28日 | Weblog


  



今日は、東京大手町の「ていぱーく」逓信総合博物館で
夏の切手展が開催されました。
夏休み中とあって、子供の作品がメインですが、
大人の作品も数々ありました。

また、1960年代の日本切手の原画などの
展示もあり、興味深い展覧会でした。
1961年に発行された「花シリーズ」は
原画と実際の切手とは色合いがまるで違う
ものもあり驚きました。

記念に「ビードロを吹く娘」と
写楽描くところの「市川えび蔵」の
マキシマムカードを作りましたので
アップします。

夏もみじと蝉

2007年07月26日 | Weblog
 





今日は、午前中ちょっと日が射しました。
近くを散歩しましたら、夏もみじが綺麗でしたので
写真に撮りました。日差しをさえぎって、涼しい木陰を
作っています。
私の子供の頃、実家の庭の紅葉の木によじ登って、
青い葉をイロハ二ホへトと数えて、七つ葉の突起が
あれば食べられると言って、葉をむしっては食べました。
ちょっとすっぱい青い味がしました。
今の子供はお八つが豊富ですから、そんな事はしないでしょうね。

蝉も盛んに鳴きだしました。
今年は4年に一度の蝉の当たり年だそうで、
これから蝉の声が、一段とはげしく聞こえ
そうです。






白百合の花

2007年07月25日 | Weblog


白百合の花が、何本も咲いているのに出会いました。
あたり一面、とてもよい香りに満ちています。

白百合の花言葉は「純潔」。
キリスト教では聖母マリアの花とされています。

「日本におけるイタリア年」2001年に、
ボッティチェッリの受胎告知の絵が切手になりました。
よく見ると、左側の天使が白百合の花を持っています。
FDCのカシェを見ると良く判ります。

ローマ時代の「プリニウスの博物誌」によると
百合から薬剤23種がとれると書いてあります。
なかに子宮の緩和剤として用いられるとあり、
これが、聖母マリアと関係付けられた・・と、
「香りで読み解く源氏物語」の嶋本静子先生が
仰いました。

白百合の花を見ていると、本当に心が美しく
なるような気持ちが致します。
その、ふくよかな香りに癒されて、
暫くは浮世の雑多な柵もわすれました。



文月 ふみの日

2007年07月23日 | Weblog


今日は、文月の23日。
ふみの日です。

昨年に引き続いて百人一首の切手が
発行されました。

切手の絵柄は、江戸時代の歌カルタ
「光琳カルタ」から取っています。
尾形光琳の筆致はおおらかで、顔の
描き方も、ゴロンと大きいですが、
のびのびとして好ましいです。

ここには、自作カバーに横浜中央郵便局の記念印を
押印したものをアップしました。
指定局は京都ですが、いろいろと多忙で郵頼出来なかった
ものですから、横浜で押印しました。

切手は、この他に 紀貫之、猿丸太夫、
源兼昌、二条院讃岐のカルタが図案に
なっています。

「春すぎて夏来にけらし白妙の
 衣干すちょう天の香具山」の歌は、
元のカルタでは光琳の筆ですが、
切手では書家の内山玲子さんの書です。
書道をやっている方にも、興味のある切手ですね。

パソコンや携帯でメールを打つのもよいですが、 
たまには、切手を貼ったお手紙を書くのもよい
ですね。

オミナエシと撫子

2007年07月22日 | Weblog






今朝は、霧のような雨が降っていましたが、
お昼頃から晴れ間がのぞきました。

散歩していたら、もう、オミナエシと撫子が
咲いていました。

オミナエシの花言葉は「美人」。
どこか、楚々とした美しい人を連想します。

撫子は万葉集、源氏物語、また松尾芭蕉の
「奥の細道」にも出て来る日本の花です。
つい、撫でてしまう愛らしい幼児からの連想
から「撫子」という名がつきました。
花姿の可愛らしさに、ストレスも飛んでいってしまい
ます。

どちらも、秋の七草に属しています。

切手は、「撫子」の普通切手です。
270円の速達用切手です。


河合隼雄さん

2007年07月19日 | Weblog
今日、インターネットのニュースを見ていたら
河合隼雄さんがお亡くなりになったという
ニュースが飛び込んできました。
児童文学に関心のある人でしたら、この方の
著書をお読みになった事があると思います。


私は、1982年に河合隼雄さんの『昔話と日本人の心』を
読んで、眼から鱗が落ちるような気持がしました。
ユング心理学のお立場から、日本の昔話を分析して示唆に
富む内容でありました。それからというもの、河合隼雄さんの
一般向けに出版された本は片っ端から読みました。 

ここに掲げた本はその一冊です。

夫が京都大学の学生部長会議で、奇しくも河合隼雄さんと
お会いした時に、「妻が先生のファンです。」と申し上げると
ニコニコして居られたそうです。
他の方も「実は家内もです。」と言っていたそうです。
お顔は柔和ですが、眼は決して笑っていないと、夫は申しておりました。
学生部という責任ある仕事の会議でしたから、厳しい眼差しをして
いらっしゃったのでしょうか。

最近、著書をお見かけしないと思いましたら、
お体がお悪かったのですね。

残念です。

心からご冥福をお祈りします。

地震

2007年07月17日 | Weblog


上記、FDCは、平成17年1月11日に、神戸市で開催された
災害予防をテーマとする国連主催の会議を記念して発行された
ものです。図柄は、江戸時代の錦絵「難儀鳥」をもとにデザイン
され、被害にあった職業の人々の道具で構成された難儀鳥と
呼ばれる架空の鳥が、古来地震のもととされるナマズを
捕まえているところです。

7月16日に発生した新潟県中越地方を中心とした地震は、震度6強
を記録しました。死者9名、負傷者は1088人、住宅は全壊342棟、
半壊97棟に及びました。今日は雨になりましたので、被災者の方は
本当に大変だと思います。心からお見舞い申し上げます。

私も1978年(昭和53年)、転勤先の仙台市で、宮城県沖大地震に
遭いました。この時は、マグニチュード7.4(震度5)でしたから
今回の新潟地震の方が規模が大きい事になります。
ですが、死者16人、重軽傷者10.119人、住家の全半壊4385戸で、
新潟よりも遥かに被害が大きかったのです。
この地震は、当時の人口50万人以上の都市が、初めて経験した都市型
災害でした。
都市で地震が発生すると、被害が大きくなる例です。
その後、神戸大地震が起きて、その被害が甚大であった事は記憶に
新しい処です。

宮城県沖大地震の時は、17時14分に発生しました。まだ、夕食の準備は
していませんでしたので、揺れが起こるとすぐに玄関の戸を開けるべく
玄関に出ましたが、そこで、揺れがひどくて立っていられなくなり、
立ち往生していました。台所の方では、ハッチが全て開いて、食器や
調味料など、すべてがすべり出て、壊れる音がしていました。風呂の
水槽に汲み置きした水が、揺れのために半分こぼれてしまい、漬物石が
ピョンピヨンと跳ねました。大事にしていた茶道の道具も赤楽茶碗が
壊れました。茶道のお釜もひっくり返っていました。
夫は、まだ職場にいましたが、後で自分の席をみると、後ろの棚に
飾ってあった大きなコケシが、椅子の上に落ちていたそうです。
そこに座っていたら、頭を直撃されたでしょう。

この経験から、戸棚は壁に固定する、ピアノも壁に固定する事にして
います。が、冷蔵庫は固定していません。
地震の来ないことを祈って生活しています。

雨の日

2007年07月10日 | Weblog


今日は雨の日です。
やはり、梅雨ですね。

アジサイも、少し元気を取り戻したようです。

切手はマザーグースから、
《雨、雨、行っちまえ、またいつか来なよ。早よ出て遊ぼうに》(北原白秋訳)
の絵柄をアップしました。

マザーグースの故郷はイギリスですから、雨の歌が多いようです。

発行国のグレナダは、カリブ海に浮かぶ英連邦の一国です。
1997年に発行されたこの切手は、トピカル(テーマチク)の
フィラテストを意識して発行されたものと思われます。

ですが、この絵は私の好きなケイト・グリーナウェイの絵に似ていて
可愛らしいので、ついに購入してしまいました。



エゴの実

2007年07月08日 | Weblog

         エゴの実


         エゴの花

今日は、梅雨の合間のお日様が少し顔を出しました。
木々の緑がまぶしく感じられます。

ふとみると、エゴの実がザラン、ザランと生っています。
春には、真っ白な花をいっぱいに咲かせて、自己主張して
いた木が、いまは青い実を実らせています。

古くは実をすりつぶし川に流して、魚毒として魚を麻痺させ
捕獲。果皮はサポニンを含み泡立ち洗濯にも。・・・と
「花おりおり 朝日新聞社刊」にあります。

この写真は、家のすぐそばで写しました。ここは、木々の
緑や花々が沢山あって、心休まる処です。

七夕

2007年07月07日 | Weblog

ひらつか七夕


仙台 七夕

今日は七夕。
曇り空で、時々雨が落ちてきます。
天の川は見られそうもありません。

でも雲の上で、牽牛と織女は
デートしている事でしょう。

七夕祭りといえば、平塚と仙台が有名です。
仙台に転勤したときに、よく七夕飾りを
見に行きました。仙台は旧暦の8月7日に
七夕を祝います。

神奈川に住む友人が仙台に訪ねて来た時の事です。
タクシーに乗りましたら、友人曰く。
「仙台の七夕は平塚のお下がりを貰って飾るのよね。」と。
タクシーの運転手さんは怒りました。「平塚はビニール
だが、仙台は本物の和紙だ!」
もう少しで、タクシーから降ろされそうになりました。

確かに、平塚の飾りはビニールです。雨の季節ですから、この方が
汚れないで長持ちします。
仙台は、伝統的な和紙で作ります。ですから、七夕の終わりの方に
なると、裾がぼろぼろになってしまい、雨にも弱いです。
今は、雨が降ると、すっぽりとビニールで覆いを掛けます。

どっちも、風情があっていいですね。

母の事など

2007年07月03日 | Weblog




今日は、母の四十九日でした。
今日から、母は仏さまになって
あの世に旅立ちます。

お母さん、有り難う。あの世で、
お父さんと仲良く暮らしてね。

仏教でも、宗派によっては四十九日間、中空に
漂っていないで、即、あの世に行くとしている
教えもある。

この様にして、親しい人との別れを徐々に
受け入れて行くのかも知れない。

母を歌った歌は数多くあるが、斉藤茂吉の
歌集「赤光」にある絶唱は、私の今の気持ち
に添うものがある。

 みちのくの母のいのちを一目みん
  一目みんとぞただにいそげる

 死に近き母が額を撫りつつ
  涙ながれて居たりけるかな

 のど赤き玄鳥(つばくらめ)ふたつ
  屋梁(はり)にいて足乳根の母は
  死にたまふなり

この歌を読むと涙が流れてしまう。

今日の写真は、母の好きだった紫苑の花と
斉藤茂吉のエコー葉書をアップします。
エコー葉書は、郵趣会のSさんから戴いた
ものです。

ラベンダーの花

2007年07月02日 | Weblog




昨秋、挿し木をしたラベンダーが、こんなに
咲きました。冬の寒さに耐え、水遣りを
忘れた日もありましたが、逞しく咲いて
くれました。

切手は、2005年4月に発行されました北海道の花
4連の内の、ラベンダーの花です。

ラベンダーの花の切手は、この外に、北海道の
ラベンダーの切手がもう1枚と、大分県九重連山の
ラベンダーの花があります。

源氏物語の時代には、紫は最高の色として
扱われ、「紫のゆかり」の物語として、
書かれていますが、ラベンダーはさすがに
ありませんね。今、紫式部が生きていたら
この花も物語の中に取り入れたかも・・・。