明るく楽しい日々を願って。

毎日の平凡な出来事を、日記のように綴ります。趣味の切手も時々アップします。
どうぞ宜しく・・・。

アンデルセンの切手 FDC

2012年06月30日 | Weblog

今日、郵趣エージェンシーから、

アンデルセンの切手とFDCが届きました。

     

これは、2012年6月1日に、デンマークから発行されたアンデルセン童話のFDCです。

右上から時計廻りに、「ナイチンゲール」 

              「お父さんのすることは、いつも正しい」

              「野の白鳥」

              「羊飼いの娘と煙突掃除人」の4枚の切手に、

アンデルセンの横顔のシュルエットの消印が押されています。

 

2005年には、アンデルセン生誕200年を記念して、

世界中からアンデルセン関係の切手が沢山発行されました。

その内の一つ、ドイツから発行されたアンデルセン切手のFDCをアップします。

     

人魚姫の消印が可愛い。

     

 

今日は、スキャンするのではなく、

パッチワーク用の小布を敷いて、写真を撮ってみました。

そのせいで、FDCがちょっと曲がって写っています。

 

外国切手は円高のせいか、郵趣エージェンシーでは、

切手代が、一割引きで郵送料は無料です。

このサイトは、信頼できますから、ネットで購入しています。

 

 


スイスの絵本画家 クライドルフ展

2012年06月29日 | Weblog

今日も、良いお天気でした。

渋谷に用事があって出かけましたら、

渋谷駅に『クライドルフの世界』のポスターがありました。

そうそう、これ見たかった。

 

そこで、用事をすませてから、

『クライドルフの世界』展を開催している、

Bunkamura ザ・ミュージアムへ行きました。

 

エルンスト・クライドルフ(1863~1956)は、スイスに生まれました。

画家を志し、ミュンヘンの美術学校へ行きますが、学費を稼ぐため

働きづめの生活がたたって体を崩し、南バイエルンのアルプスで

療養生活に入ります。そこで、小さな昆虫や草木・花々を観察して

絵本を描き、19世紀から20世紀にかけて、絵本全盛時代の先駆けとなります。

     

クライドルフの自画像です。

(絵葉書からスキャンしました。)

昆虫たちが、ラデッシュや花の蕾、スコップを掲げて、

行進しています。スコップは画家が

やがて地下の世界へ赴くことを暗示しているのだそうです。

 

     

 

     

ポスターと入場券です。

 

     

こちらは、クライドルフの絵本『詩画集 花』の表紙です。

 

     

こちらは、『ふゆのはなし・宴』です。

白雪姫が、冬に小人の家を訪れて、宴の席に臨んでいます。

小人が11人居ますね。

『ふゆのはなし』は、日本でも翻訳されています。

 

これらの絵からわかるように、クライドルフは、花や昆虫を擬人化して描きました。

イギリスのウォルター・クレイン、スウェーデンのエルザ・ベスコフなどと同じ系統ですね。

細密画を根気よく描き、美しい絵に仕上げています。

 

女性の鑑賞者が圧倒的多数でしたし、

今日は、混雑していませんでしたので

ゆっくり鑑賞できました。

 

お土産は、これ。

     

18世紀から、20世紀の初めにかけて、絵葉書が大流行しました。

その時代の画家たち、例えばアーサー・ラッカムとか、ウオルター・クレイン、

エドマンド・デュラックが描いたアンデルセンやグリム童話の挿絵の葉書です。

見ているだけで、わくわくします。

 

今日は、思いがけなく楽しい展覧会を見ることができました。

 

     


東慶寺 初音の火取母

2012年06月28日 | Weblog

鎌倉の東慶寺に伝わる重要文化財の

『初音蒔絵火取母(はつね まきえ ひとりも)』と、

『葡萄蒔絵螺鈿聖餅箱』のフレーム切手がありましたので、

購入しました。

 

     

上の段が、『初音蒔絵火取母(はつね まきえ ひとりも)』の切手です。

源氏物語・初音の帖に由来する香炉を描いています。

切手が小さくて見にくいので、東慶寺のホームページから、

図をお借りしてアップします。

     

こちらが、、『初音蒔絵火取母(はつね まきえ ひとりも)』です。

うぐいすの下に「はつね」の文字が見えます。

「えっ?どれが?」と思われる方もおありかと思います。

 

ねくねとした梅の枝のように描かれている変体仮名、

 は ね の文字が、

横に連綿体で、書かれているのが、見えますか。

 

 

源氏物語・初音の帖は、

明石の君が、源氏と紫の上に預けた姫君に贈った歌、

「年月を まつにひかれて 経る人に

 けふ うぐひすの 初音きかせよ」に因んでいます。

 

この香炉は、室町時代の作といわれています。

 

江戸時代にも、千代姫の『初音の調度』があります。

     

「初音の帖」は、源氏の最盛期を描く帖で、

新年などのお目出度い時に読まれたそうですから、

この様な、婚礼調度にもなっているのでしょう。

 

源氏物語は先行するあらゆる文学・歴史を取り込んで

書かれました。

そして、後世の文学・工芸・美術に影響を及ばしています。

 

      


紫陽花の花

2012年06月27日 | Weblog

今日は、梅雨の中休み。

お日さまが出ました。

 

紫陽花の花が、きれいに咲いています。

     

 

     

 

     

これは、カシワバアジサイです。

 

紫陽花の切手は、沢山、発行されていますが、

今日は、一番新しい切手をアップします。

 

       

この切手は、平成24年6月7日に発行されました。

 

 

アジサイの花の絵手紙に、この切手を貼って出したら素敵ですね。


スミソニアン博物館の源氏絵

2012年06月26日 | Weblog

Google Art Project のスミソニアン博物館を見ていましたら、

また、源氏絵を見付けました。

     

源氏絵だという証拠は、源氏の髷が海老茶筅に結われている事です。

     

源氏をアップしてみると、髷の先が海老の尻尾のようになっています。

 

それに、これ。

     

源氏の後側に描かれている幔幕の『笹竜胆』。

鎌倉時代の源氏(源頼朝等)の紋が、『笹竜胆』でした。

『源氏』違いの『笹竜胆』の紋です。

 

この源氏は、『江口旅館』に来ているらしい。

     

「江口旅館海辺の眺望図」というタイトルが付いている・

 

画家、版元、刷り師は、

     

歌川豊國画とあります。

 

江戸時代の源氏物語カルチャーが伺える絵を

また、見つけました。

 

バーチャルで、この様に絵画が見られるのは、

とても嬉しい事です。

出来るならば、本物を見たいものです。


美人画の切手

2012年06月24日 | Weblog

今日は、横浜中央郵趣会がありました。

その際に、Kさんの収集なさって居られたリーフを

数枚、譲り受けました。

美人画の切手とマキシマムカードやFDC、

ペーン等です。

     

源氏物語に関係のある切手やゆうペーン、FDCです。

 

     

こちらも、源氏物語に関連するFDCです。

私は、既にこのFDC7は持っていますが、

カシェが綺麗なので戴きました。

 

     

こちらは、外信はがきです。

典型的な江戸時代の美人画です。

 

     

こちらは、土田麦僊の描いた「舞子林泉」の切手です。

1968年(昭和43年)の切手趣味週間に発売された切手です。

モデルの舞妓さんは、京都祇園の茶屋「清水この」に「鈴栄」の名で

出ていた、当時12歳の人でした。

 

リーフに一枚だけMCを貼るのもいいですね。

私は、もっと、素材をぎっしりと貼ってしまうので、

参考になりました。

 

今年は、浮世絵美人切手が出ますから、

楽しみです。

 

     


キティちゃん38歳

2012年06月23日 | Weblog

キティちゃんが、初めて切手になったのは、

平成16年(2004年)2月6日でした。

キティちゃん、30歳の時でした。

     

キティちゃんの初日カバーです。

こちらは、50円切手。

 

     

こちらは、80円切手。

 

東京中央郵便局では、黒ハト印が出ませんでしたが、

横浜中央郵便局では、ちゃんと黒ハトが出ました。

私のリーフの一部をアップします。

     

 

     

今年でキティちゃんは、38歳になる勘定ですが、

いつまでも変わらず可愛いですね。

 

2004年に、キティちゃんは、新聞記事にもなりました。

     

 

今や109ヶ国に進出して、世界中にファンがいるキティちゃんです。

 

日本で発行されたキティちゃん切手は、

昨日発行されたのも含めて7回目です。

その他に、ご当地フレーム切手やら、年賀はがきやら、

キティ関連の郵趣品は、山のようにあります。

海外で発行されたキティ切手もあります。

 

手元にあるキティ郵趣品を整理していますが、

数が多くて、まだ整理しきれていません。

キティ関連の郵趣品を、すべて網羅している訳でもないので、

まぁ、適当に整理しておきましょう。     

 


キティちゃんー夏のグリーティング切手ー

2012年06月22日 | Weblog

今日は、朝から大雨になりました。

雨の中、夏のグリーティング切手「HELLO KITTY &DEAR DANIEL」が、

発行されましたので、横浜中央郵便局まで行って記念押印をしてきました。

     

こちらは、50円切手。

横浜郵便事業会社の記念印(右:手押し 真ん中(黒ハト)を押印して、

更に、郵便局株式会社の記念印(左:機械印)を押印しました。

横浜中央局には、事業会社の機械印はありません。

 

     

こちらは、80円切手の記念印です。

 

カバー(封筒)は、手作りです。

 

押印する人は、そんなに多くはありませんでした。

11時ごろ行ったせいでしょうか。

 

押印してくださる横浜中央郵便局の方々は、

顔なじみで、皆さんとても親切です。

 

横浜中央郵便局の切手館で、キティの切手を買いましたら

こんなものを戴きました。

     

何でしょう?

 

袋を開けてみました。

     

キャンディが、3個入っていました。

     

 

押印の後、デパートに寄ったり、

有隣堂(本屋さん)に寄ったり、

ヨドバシカメラに寄ったりして帰りましたら、

雨は止んでいました。

 

あ~した天気にな~れ。

 

 

 

     


浮世絵シリーズ 第1集

2012年06月21日 | Weblog

日本郵便のサイトを見ましたら、

2012年8月1日に、

浮世絵シリーズ第1集として

『諸国名所と江戸美人』を発行すると出ていました。

     

美人画は、江戸美人数人。

諸国名所は、京都の嵐山、岩国錦帯橋、信州の田毎の月

阿波の鳴門の渦潮、甲斐の猿橋を取り上げています。

 

特印は、東京中央局と、日本橋局です。

     

 

     

 

どうか、浮世絵シリーズに、

『源氏絵』も加えてくださるようお願いします。

 

特印について、今日、近くの方から、質問されました。

切手のコレクターではない方です。

「知り合いから手紙が来て、封筒に、記念切手を貼って、

そこにかかるかかからない位に、赤い印刷したものが

ついている。何かと思って、近くの郵便局に聞きに行った。

窓口嬢ではわからなくて、局長が出てきて言うには、

それは、なにか友の会の印でしょうと言われた。

あれは、果たしてなんでしょうか。封書は破いて捨てている。」

と言われました。

私は、吃驚して特印の説明をし、その封筒は大事に取っておいて

下さいと申し上げました。

 

郵便局でも、記念印についてご存じないのですね。

 

このブログに、今日は、記念印の印影を載せたのは

そういう訳があったのです。

 

風景印についても、ご存じない方が多いですね。

 

 

こんなに、素敵な消印があるのに。

日本郵政は、どうしてもっと宣伝しないのでしょうか。     

 

 


博物館ビクトリアの源氏絵

2012年06月15日 | Weblog

グーグル・アート・プロジェクトに

搭載されている『博物館ビクトリア』を見ていたら、

錦絵の「源氏絵」が4枚ありました。

    

 

紫式部によって書かれた『源氏物語』は、

江戸時代に入ると、木活字や版画の印刷技術が進み、

『源氏物語』を当代風俗に置き換えて描く見立て絵が、

盛んに描かれました。

 

えっ。

これが源氏物語???。

というような絵が、多くありますが、

『源氏物語』の江戸時代の享受を示すもので、

興味があります。

 

     

こちらは、源氏が江の島遊覧に出かけた図です。

 

     

こちらは、源氏雪見の図です。

雪見酒を楽しんでいます。

 

     

こちらは、源氏が大井川を渡る図です。

 

これらの絵に描かれた源氏は、

「海老茶筅」という髪型をしているので判別がつく、と、

早稲田大学名誉教授の中野幸一先生が、

仰って居られます。

 

     

これが、「海老茶筅」。

髷の先が、海老の尻尾のようです。

 

博物館ビクトリアは、

正式名称を『Victoria and Albert Museum』といい、

ヴィクトリア女王とアルバート公によって作られました。

ロンドンのケンジントンにあり、1851年のロンドン万国博の

収益金や展示品を基に作られました。

 

上に掲げた源氏物語錦絵も、各国で開催された万博の

展示物であったようです。

 

思いがけず、源氏物語の錦絵を見ることができました。

まだ他の美術館にも、源氏絵があると思います。

発見?してみたいものです。

 

 

 


バカボンのパパと読む老子

2012年06月13日 | Weblog

私たちフツーの主婦が

『老子』という二千年も前の中国の古典を読むと、

難しいと感じてしまいます。

先生の解説を聞いても

その時は、なるほどと思いますが、

後で、むむむ、なんじゃこれ???

と思うことがあります。

 

この前の講義の時に、

先生が『バカボンのパパと読む老子』という

面白い本を、ご紹介くださいました。

 

早速、皆さんと本屋さんに行き

注文しました。

     

この本は、ふざけているようで、内容はマジメ。

各章を省かず、すべて収録し、

ドリアン助川さんが注釈を書き、

バカボンのパパを借りて、

バカボン語で解説をしています。

 

ドリアン助川さんは、

カルチャーセンターで老子の講義をする事になって、

この絵を見て、ひらめいたそうです。

     

この老子像はバカボンのパパに似ている!

そこで、フジオプロにお願いして、

バカボンのパパを老子の解説に使う事を

許可して貰ったのだそうです。

 

私は、ドリアン助川さんも、

バカボンのパパも知りませんでした。

 

でも、この本は面白い。

 

例を一つ挙げると…。

『第三十一章 戦争は悲しみの連続なのだ』

  夫佳兵者、不祥之器、者或悪之、故有道者不處、…。

 

『老子』は、勿論すべて漢字で書かれています。

例として挙げた原文のwordを打つのも疲れますので、

漢字はこの位にして、この章の一部を、バカボンのパパ語で訳すと、

   「人が恐れるような威力のある武器は不幸を生む

    道具なのだ。ウナギイヌからレレレのレまで、

    命あるものは、だいたいこんなものはいやがるのだ。

    だからTOA(道)に生きる者は、武器なんか使う場所には

    足を運ばないのだ。」

となります。わかりやすいですね。

 

この本で、漫画もテレビもあまり見ない私も、

漫画の威力とドリアン助川さんの漢学に納得。

 

最後に、『天才バカボン』の切手をアップして終わります。

     

     

    

    

    

 

 

   


パソコンのメンテナンス

2012年06月11日 | Weblog

今日は月に一度のパソコン通信教育の日でした。

新しいパソコンに買い替えたので、

パソコンの掃除と、プログラムのアンインストールが

簡単にできるソフトFCleaner のインストールを

先生にお教え戴きました。

 

古いパソコンに入れていたCCleaner を

自分でインストールしたら、

何故か Babylion というけったいなものが入って、

インターネット起動時に出てくるのです。

インターネットで削除方法を検索して、

やっとの思いで削除しました。

 

ソフトのインストールが怖くなって、

今日、通信教育でCCleaner よりも優れている

FCleaner を先生にお手伝い戴いて、

インストールしました。

 

 

私のパソコンは、まだ新しいのと、容量が大きいので、

3か月に一度、お掃除をすればよいそうです。

 

やれやれ、いつまで経っても、

パソコンは判らないことだらけです。


ミルクキャラメルの日

2012年06月10日 | Weblog

今日は、梅雨の晴れ間が、少しだけ覗きましたが、

すぐに曇ってしまいました。のち

 

6月10日は、森永製菓が200年(平成12年) 3月に、

ミルクキャラメルの日として制定した日です。

     

これは、20世紀デザイン切手第2集の

「ミルクキャラメル発売」の切手の

マキシマムカードです。

 

絵は、ミルクキャラメル初期に描かれたチラシ広告です。

 

 1913年(大正2年)、森永が「森永ミルクキャラメル」を発売しました。

当時はばら売りで1粒5厘。

大人向けのタバコの代用品として作られ、

1粒ずつワックスペーパーに包まれた菓子が珍しく、

また衛生的であるとして、

好調な売れゆきだったそうです。

 

キャラメルは子どものお菓子かと思っていましたが、

ガムなどなかった時代に、

タバコの代用品だったのですね。

 

なお、キャラメルは約300年前に、

ポルトガル人により、日本に伝えられたといわれています。

 


梅雨入り・老子を読む・南三陸支援

2012年06月09日 | Weblog

今日、関東甲信地方が梅雨入りしました。

 平年より1日遅く、 統計開始以来2番目に早かった昨年に比べると、

13日遅い梅雨入りです。

 

雨を描いている切手を探してみました。

     

これは、平成14年に発行された国際文通週の切手の中の一枚、

東海道五十三次『庄野』の切手です。

この絵の作者は、歌川広重。

 

この絵の題名が広重の筆で、左上に書かれています。

     

『白雨』は、急に降る雨のことで、夕立を意味します。

梅雨の雨とは違いますが、ここにアップしました。

 

                                             

 

今日の午前中は、月に一度の古典を読む会です。

現在は『老子』を読んでいます。

紀元前400年余の老子が語ったとされる言葉が、

現在に伝わっているということは、

その言葉の中に、現在に通用する真実があるからでしょう。

 

なお『老子』の『老』は、長老者であるとともに、

経験豊かな人を指す言葉です。

 

現代中国語では、先生のことを『老師』といいます。

先生が若くても『老師』です。

 

                        

 

『老子を読む会』のNAさんが、

こんなお菓子をご持参なさいました。

     

販売代金の一部が南三陸町の復興支援に使われる

食べるボランティアの『チョコボ』です。

 

チョコレートの丸いお菓子で美味しいです。

 

私たちは、食べるボランティアなら参加できます。

 

『老子』を読みながら、皆さんで頂きました。

 

こういう災害地支援の仕方もあることが判りました。

NAさん、有難うございます。

 

 

 

 


源氏物語『東屋』を読む

2012年06月05日 | Weblog

今日は、「源氏物語を読む会」がありました。

横浜中央図書館に集まって、「源氏」を読んで16年、

宇治十帖の『東屋』にたどり着きました。

 

丁度、切手になったこの場面を読みました。

     

こちらは、平成20年に発行された『源氏物語一千年紀』の切手の

マキシマムカードです。

カードは自作です。

国宝源氏物語絵巻の内『東屋』の図をお借りしました。

自分用に作成しました。

 

     

こちらは『よみがえる源氏物語絵巻』から図をお借りしました。

源氏物語の原作を読むと、

こちらの復元絵巻で、国宝源氏物語絵巻が、

原作に忠実に描かれていることが判ります。

 

元の原画は色合いが剥落したり、

濁ったりしてしまい、

原作の意味が解らなくなっています。

 

この絵図は、宇治の中の君が、

洗髪をしている間に、

あの匂宮がやってきて、見慣れない浮舟を見つけ、

中の君の妹と知らずに、しつっこく言い寄るのです。

浮舟の乳母が、もの凄い形相で睨めつけますが、

匂宮は、ものともせず浮舟に寄り添うのです。

(ほんとうに、しつっこくて、嫌な宮様です。)

 

丁度、内裏から匂宮の母である中宮がお病気だという

知らせがあり、匂宮は宮中へ向かいます。

すんでのところで、難を逃れた浮舟は、

姉の中の君に慰められ、

右近(侍女)に詞書きを読ませて、

物語絵を見ています。

 

中の君は洗髪が終わって、上着を着ていません。

白い袿姿で、女房(侍女)に髪の手入れをさせています。

長い髪を洗うのには、良い日を占って、大掛かりで洗髪します。

午前10時から洗い始めて、午後10時に洗い終わることも

あったそうです。

 

浮舟は、宇治の大君にそっくりで、美しくろうたげで、

可愛らしい人です。ふっくらと可愛らしく描かれていますね。

 

ーこれからの、浮舟の運命や如何に。ー

 

宇治十帖は、とても面白いです。

 

源氏物語全巻を読み終わるのに

あと、2,3年はかかると思いますが

頑張りたいと思います。

 

「源氏物語を読む会」の皆様のおかげで、

読み通しています。

個人的に読んでいたら、

途中でダウンしていたと思います。

皆様、ありがとうございます。