明るく楽しい日々を願って。

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映画 空海を観ました

2018年03月09日 | 映画

昨日、李白を読む会の

お仲間と映画《空海》を

観に行きました。

 

雨の日のせいか、

そんなに混んではいませんでした。

    

映画《空海》のチラシです。

 

映画が映し出されて、

ストーリーに入る前の字幕には、

中国語で『妖猫伝』とありました。

なんだ、「ばけねこ」のお話かと

思いましたが、

空海が、遣唐使船に乗って

唐の国へ行ったのは確かだし、

     

(遣唐使船の切手です。 初日印を押印しています。)

 

唐の時代の白居易と逢ったかも

知れないし、

     

(台湾発行の白居易の切手です。)

 

盛唐の時代の華やかさを

空海は見たかもしれないし、

 

空海は、玄宗皇帝と楊貴妃の話を

聞いたことがあるかもしれないし、

     

(中国・廈門の楊貴妃の陶像。)

 

 李白の詩を知っていたかもしれない。

     

(こちらは、「李白」の切手です。)

 

 

映画の中の李白は、

思った通り、お酒に酔って

「天子呼び来きたれど船に上がらず

自ら称す臣はこれ酒中の仙と」という

風体でした。

 

史実とフィクションが入り混じった

娯楽映画でしたよ。

 

チャン・ロンロン扮するところの楊貴妃も

美しかったが、

私の好きな楊貴妃は、こちら。

     


上村松園の描く楊貴妃です。

『長恨歌』にある通り、

ふくよかな美人だったと思います。

 

唐の長安のセットは、

素晴らしかったし、

出演者の衣裳の絢爛豪華さには、

吃驚しました。

 

嘗ての中国映画に比べて

格段に豪華で美しい映画でした。

『ばけねこ』には、ちょっと驚きましたけれど…。