明るく楽しい日々を願って。

毎日の平凡な出来事を、日記のように綴ります。趣味の切手も時々アップします。
どうぞ宜しく・・・。

木の芽田楽

2009年03月29日 | Weblog
ベランダの山椒の木が、新芽をつけました。



柔らかそうな、みずみずしい新芽です。

早速、木の芽田楽にしてみました。



お豆腐は、最近、商店街にできた青木屋さんのお豆腐です。

スーパーで買うお豆腐よりも、ずーと美味しい。

器は、鳴門の大谷焼です。

阿波の国では、昔から藍染が盛んです。
その藍染の甕を造ったのが、大谷焼の始まりです。

これに、筍ごはんと焼き魚が今晩の夕食のおかずです。

昨日はハンバークでしたから、今日はあっさりと戴きましょう。


ルーブル美術館展

2009年03月28日 | Weblog
今日、上野の国立西洋美術館へ「ルーブル美術館展」を
観に行きました。
土曜日とあって長蛇の列。
30分待って、ようやく中へ入りました。


入場券です。

観たいと思っていた絵は入場券にもあったこれ。



ヨハネス・フェルメールの『レースを編む女』です。




これは、1982年にフランスで発行された美術切手です。
この切手の色合いは、実物よりも黄味がかって薄いです。

レース編みは、当時、女性の勤勉の表れとして奨励された
ようです。30cm×20cm位の小さな絵ですが、レース糸など
丁寧に描かれています。展示場の入り口に、この絵を拡大
してみる装置があり、指で拡大レンズに当る円を動かして
細部を観ることができます。




また、ベラスケスのマルガリータ王女の肖像画もありました。


これは、美術館で購入した絵葉書からスキャンしたものです。

この絵もフランス発行の切手にあります。


2008年にフランスで発行されたマキシマムカードです。

こうして並べてみますと、同じ絵なのに印刷やWebの色加減で
絵の印象が微妙に違います。

やっぱり本物を見ないと、本当の絵のよさが解かりませんね。

その外、17世紀に描かれた絵画が数多く展示されています。
ここにアップしきれませんので、これで絵の紹介は終わりに
します。

最後にミュージアムショップで、日本で発行された『ルーブル
美術館展』のフレーム切手を買いました。



会場限定という事でしたので、買ってしまいましたが、
額面50円切手10枚で1500円でした。高い

記念ですから、仕方がないかな。

ポポック

2009年03月27日 | Weblog
日本郵便・郵便局が「春のありがとうフェア」を実施しています。
ポポックシールというのを2枚貼って出すと、グルメのスイーツやら
ステーキ肉やら、その他新生活セレクションが当るそうです。

私は、郵便局をよく利用しています。今日も切手を買いましたら
赤いポポックシールをくれました。





ポポックシールの内、100枚に1枚だけ変わり絵のポポックがあります。


これが、変わり絵のポポックです。
70番のシールだそうです。



これが、ポポックシールを2枚貼って出す応募葉書です。

冬のありがとうフェアの時には、年賀状を沢山追加で買って
何枚も応募葉書を出しましたが、1枚も当りませんでした。

郵趣会の皆さんに聞いても、当ったというお話は聞きません。

本当に当るのかしら。


春の足音

2009年03月26日 | Weblog
暫くブログをお休みしていました。

全日本切手展に出す作品を作っていたのと、
私用が多数重なったことで、パソコンにもご無沙汰して
いました。

その間に、季節がさっさと通り過ぎて、かたくりの花
もお仕舞いになって、写真を撮る暇がありませんでした。

さくらは、このところ寒くなったので、梢の下の方だけ
咲いています。



さくらは、下の方から徐々に上へと咲き上がります。
そのうちに、満開しなるでしょう。家に居ながらにして
お花見ができます。





野草のいかり草です。木の下に見つけました。





芝桜は満開です。写真に音符を貼り付けて、
”春”を表現してみました。





連翹の花は、もう終わりそうです。

この冬は暖冬でしたので、草花の咲くのが例年よりも早くて
うっかりすると見過ごしてしまいます。

お花見もあっという間に過ぎてしまうかも。

配達記録郵便の廃止と特定記録郵便の新設

2009年03月14日 | Weblog
配達記録郵便が、平成21年2月28日をもって、廃止になりました。
配達記録郵便は、はがき・封書料金+210円でした。



これは、配達記録はがきです。260円分の切手が貼られています。
郵便局留置になっていますので、留置期間がすぎると配達して
くれます。 はがきに貼られているシールは留置期間が過ぎて
配達する旨、書かれています。

代わりに特定記録郵便が、平成21年3月1日から新設されました。



これは、特定記録郵便はがきです。
料金は、はがき・封書料金+160円です。

配達記録郵便よりも、50円安くなります。
その代わり、受け取る時に、印鑑はいりません。
普通郵便と同じにポストに配達されます。

簡易書留郵便も、従来よりも50円安くなりました。

これから、消費税が値上げされれば、郵便料金も当然上がる
と思いますので、少しでも値下がりすれば助かります。



源氏物語『橋姫』

2009年03月12日 | Weblog
今日は、10日振りの晴天でしたが、北風が冷たい一日でした。

横浜中央図書館で、源氏物語『橋姫』を読みました。



横浜中央図書館は野毛山にあります。
桜木町駅から、坂を上って行きます。



図書館前の石のベンチにハトの彫刻が…。
「道標ハト」柳原義達作 と表示されています。
外に、2,3羽ありますが、人が坐っていたのでパス。

私達が読んでいる『源氏物語』の本です。



新潮日本古典集成全8巻のうち『橋姫』6巻目を、今、読んでいます。

『源氏物語』を皆さんと自主的に読み始めたのは、平成8年から
ですから、今年で13年目になります。

きっかけは、市の教養講座『思想小説としての源氏物語』
橡川一朗先生(東京都立大名誉教授)を受講して、
大変面白かったので、よし、『源氏』を読んでみようと思い
立ったのでした。

それから、13年、有志6人が一人も欠けることなく読み続けて
来ました。

私は『源氏』が専門ではありません。6人のお仲間のお陰で、
宇治十帖「橋姫」にたどり着いたところです。



これは、2008年に発行されました「源氏物語一千年紀」の
「橋姫」のMC(マキシマム・カード)です。
カードは自作です。

この時に、京都郵政事業会社は、押印依頼が殺到していたとみえ、
郵頼したこのカードが手元に戻ってくるまでに、なんと5週間も
かかりました。



これは、同じ「橋姫」図ですが、源氏物語復元図をお借りして
MC」にしました。押印は京都の機械印です。
この機械印は、2週間で手元に戻ってきました。
復元図は、宮崎いず美さん制作です。
『よみがえる源氏物語』展図録からお借りしました。
個人用のカードです。



これは、徳川美術館が2008年に発行したフレーム切手のうち
「橋姫」です。



これは、橋姫古跡と藤棚、宇治川を描いた風景印です。

「橋姫」は、宇治十帖の始まりの巻です。
このMCに描かれた情景は、宇治源氏物語ミュージアムに行きますと
等身大のお人形が、この絵の通りに配置され、展示されていますので
本文と対照してよく理解できます。

ところで、この情景は、薫が宇治の姫君たちを『垣間見』をするところ
です。『垣間見』は源氏物語に3回出てきます。
第一番目は、源氏が若紫を垣間見るところ。
第二番目は、あの女三宮を柏木が垣間見るところ。
第三番目は、この「橋姫」です。

これは、今日の勉強会で、Kさんが仰いました。
成程。三回とも、恋の始まりでしたね。

皆さんと楽しく『源氏物語』を読み進んできました。
これから、何年かかるか判りませんが、どうぞ宜しく
お願いします。


柳原白蓮展

2009年03月10日 | Weblog
今日は、暖かなよいお天気でしたが、午後4時ごろから
小雨が降りました。

ご招待券がありましたので、デパートへ『柳原白蓮』展
を観に行ってきました。



柳原白蓮は、伯爵令嬢として生まれました。
15歳で北小路家の長男と結婚しますが、わけあって離婚。
その後東洋英和女学校に入学。
村岡花子さん(赤毛のアンの訳者)と知り合います。
在学中に、佐々木信綱に師事し、短歌の道に進みます。

明治44年、九州の炭鉱王、伊藤伝衛門と再婚。
この結婚は、勿論、政略結婚で、柳原家の長男が貴族議員に
立候補する為の資金を伊藤伝衛門から得るためだったようです。

当然、この結婚はうまく行きません。
当時のお金持ちの男性がそうしたように、沢山のおめかけさん
がいました。妻妾同居の暮らしだったようです。

大正10年、帝大生の宮崎龍之介と恋に落ちて出奔。
夫に宛てた絶縁状を新聞社に送り、一大スキャンダルに発展。

この時代は、男性はおめかけさんを作っても無罪ですが、
女性は姦通罪という罪に問われるのです。不公平だ!!!

当時の世論は、柳原白蓮に批判をあびせました。
白蓮は、宮崎龍之介が結核で倒れても、頑張って文筆で家計を
支えました。
長男が学徒動員で、戦争にとられ、九州で爆死します。
白蓮は、戦争で息子を失った母の会を作り、全国を行脚して、
母達を元気付けます。

大正時代の、三美人の一人と謳われ、短歌に秀でた白蓮でし
たが、その生涯は波乱万丈でした。

展示では、宮崎龍之介との、ラブレターが公開されていました。

この頃の封書は参銭だったようです、



美しい文字と、封筒に参銭の切手。
この切手は殆ど満月印です。
大正9年~10年のお手紙です、

どうしても、切手に目がいく私です。

白蓮さんは、後世ラブレターが、見ず知らずの人々に
公開されるなんて、考えなかったでしょう。

最後に、若き日の白蓮さんと晩年の白蓮さんのブロマイドを
アップします。

  




『源氏物語一千年紀・石山寺の美』展

2009年03月07日 | Weblog
久し振りに晴れ間がのぞいた今日、横浜そごうで
開催されている『源氏物語1千年紀・石山寺の美』展を
見に行きました。

  

招待券でしたので、入場するときに鋏で左側を切られてしまいました。

帰りに、横浜郵便事業株式会社の満月印を押印しました。

展示物は、源氏物語と石山寺の関係を示すものが多く、
紫式部像や源氏物語絵巻、屏風、画帖、など沢山の展示物がありました。

  

これは、入り口近くに鎮座まします、如意輪観音像と
そのフレーム切手です。

すぐ近くに寄って拝観できました。
美しい観音様です。宝冠を戴き、ネックレスをしていらっしゃいます。

紫式部が、石山寺に参籠し湖に写る月を見て『こよひは十五夜なりけり。』
と源氏物語須磨の巻から書き始めたという伝説が伝わっています。


これは、石山寺縁起絵巻 第四巻 土佐光起画のフレーム切手です。
湖面の月を眺める紫式部を描いています。

この絵巻の模本が展示されていました。月と式部の間が、ずっと
離れていますので、広い空間を感じ取る事ができます。

また、室町時代に描かれた紫式部聖像がありました。
紫式部を観音の化身とし、『源氏物語』を仏教を勧める書とする
思想があったのです。

江戸時代に書かれた勝川春草の『見立て紫式部像』もありました。

今日は初日でしたので、空いていました。
じっくりと拝見できました。

          

お土産はこの本と源氏物語トランプ。

  

源氏を読んでいますと、衣の重ねの色が沢山でてきます。
これは、忠実に色合いを天然の材料を使って表現したものです。

トランプは源氏の巻々を描いていますし、源氏香の記号も付いて
いますので求めました。

あーあ、また本を増やしてしまいました。本棚にいっぱいの本。
何とかしなければ…。


金券ショップの葉書

2009年03月05日 | Weblog
今日、最寄の駅のコンコースにある金券ショップに
立ち寄ってみました。

普通葉書が10枚買うと、1枚47円。
20枚買うと、1枚46円とありました。
50円の普通切手は、1枚49円でした。

沢山入荷したので、期間限定でお安くします…
とのこと。

普通葉書は何かと使いますので、20枚買いました。

どうして安いの?と思いました。

電車の切符、コンサートの切符もお安いです。
丁度、欲しかった切符があれば、お買い得ですね。

e-センスカード brother

2009年03月04日 | Weblog
e-センスカード第13弾『brother My Mio』の葉書が、
今日、届きました。葉書ナンバーは105でした。

  


お送り下さったのは、収友のSさん。

私は用事があって、東京中央郵便局へ行けませんでしたが
ちゃんと1枚送って下さいました。

本当に、有難うございます。
持つべきものは、収友で~す。

brotherと言えば、ミシンと編み機しか知らなかった私。
へぇ~。
複合プリンタとファックスも出来る機器が出たんだ。

童話切手部会のM氏から、このプリンタならA3も印刷できる
とメールを戴きました。

郵便、切手を通じてお知り合いになった方々から、いろいろと
お教えいただき有難く思っています。


日本語は亡びるか

2009年03月03日 | Weblog
この2,3日の間、この本を娘から借りて読みました。



          


私は、この本を読んで思い出した事があります。

それは、私が学生だった昭和30年代の頃、
日本語はすべてローマ字表記にし、漢字をなくそうと
した機運が存在した事です。

大学祭では、このローマ字論者を呼んで講演会が開かれ
ました。私は、日本語は同音異義語が多く、ローマ字に
したら、とてつもない誤解が生まれるのではないかと考え
ていました。

あれから50数年経ちました。日本語は、ローマ字表記には
なりませんでしたし、国語がフランス語や英語に変わること
もありませんでした。

問題は、これから未来に向けて日本語が存在するかという事
です。

著者は、インターネットの普及によって、普遍語(共通語を
著者はこう呼んでいます。)は、英語であり、英語なしには
莫大な知の集積であるインターネット図書館に出入りできないし、
世界の人からも日本人は理解されないと説きます。
それには、子どものときからの英語教育が必要だといいます。


                


もう既に、文部科学省は、小学校から英語を教える事を決定して
います。現状からいえば、義務教育でどの位の教育成果が上げら
れるか疑問視もされています。

また、英語の学習ばかりでなく、小学校から、日本の古典を教える
ようにカリキュラムが組まれています。

確かに、これでも日本人?と言いたい位、日本の古典の知識がない
人に出っくわすことがあります。
「紫式部なんか下らない。樋口一葉の方が立派よ。」と言った方が
いました。
私は吃驚して「樋口一葉は、源氏物語の影響を受けているのよ。」と
お返事した事があります。

ゆとり教育から脱して、今度は、多方面のお勉強が控えています。
児童生徒も忙しいですね。

この本の一部を、私なりに読みましたが、日本語はそうたやすく
なくならないとは思いますが、数百年後の事は判りません。

また、著者は『漢文は専門家でなければ、読めなくなった。』と
書いていますが、おっとどっこい、大学入試にも出題されていま
すし、教科書にも、僅かですが載っています。一般書でも漢文の
本は結構出版されています。麻生総理のお陰で、漢文・漢字の本
が売れています。

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やらなければならない事が沢山ありますが、久し振りに面白い本に
出遭って横道にそれている私です。

かぐや姫

2009年03月02日 | Weblog
暫く留守にしていまして、今日帰ってきましたら、
郵趣サービス社から、『かぐや姫』のフレーム切手が
届いていました。



かぐや姫のお話は、全国にあるらしいという事がネットで
調べた結果判りました。

富士宮市は、多分、かぐや姫が天皇に不老長寿の薬を渡す
のですが、天皇が富士山の頂に、その薬を投げ入れてしま
うというお話によるのではないかと思いますが、如何な
ものでしょうか。

古典の『竹取物語』は、竹取の翁の名前が、はっきりと
記されています。讃岐造(さぬきのみやつこ)といいます。
また、かぐや姫に求婚する5人の人物も、奈良時代の壬申の
乱に関係する人物の名前であると実証されています。

そう考えると、『竹取物語』は、大和(奈良)が発祥の地
であると考えた方がよいのかも知れません。

  

これは、奈良のかぐや姫記念館とかぐや姫の里を描いた
風景印です。


昭和49年に『昔話シリーズ』の切手が発行され、
その中の一つに「かぐや姫」があります。



それと、「かぐや姫」と同じ話が中国にもあります。
漢字が中国からもたらされた時に、この様なお話も一緒に
来たのかも知れません。

『源氏物語』には『竹取の翁』の話は[物語の親]だと記され
ています。どちらにしても、『かぐや姫』のお話は古い古い
お話なのですね。

このお話を楽しみ、切手や風景印を眺めるのも好いですね。