熟年の手習い

熟年老い易くチェロなり難し

ピアノとチェロのコンサート

2012年06月02日 | コンサート

長くblogやってますと、同じ奏者や曲を繰り返し聴いた場合、
前とまったく同じ感想を書いていることに後で気がつくんですよね。
そこしか感受性ないんかい?
ボキャ貧も激しいのう。。と悲しくなることも。
(モーロクしてきたら、継続は恥さらし。)

前半がピアノソロ。
後半はチェロとピアノ。
ピア二ストはフル回転で大変ですね。

ピアノは聴いたことがない曲ばかりでした。
ラヴェルは、シャンソンみたいなところもあって、おしゃれなフレンチテイストかな。
ベートーヴェンよりは当然ながら親しみやすい。

やっぱりピアノと言えばショパン、ショパンと言えばピアノ。
他の楽器を制してピアノがどんだけゴージャズな音楽が可能か挑戦しているかのよう。
(その分、どんだけ難しい!?)

今回、何と言っても幸せだったのが、上村氏のベートーヴェンのチェロ・ソナタを聴けたこと。
出だしの低音フレーズ、心の中で「これが聴きたかった~~~!」と叫びましたよ。
熱く語る大人の3番!名曲だと思いました。

余談ですが、ここんちのコンサートの値段設定が摩訶不思議。
定価があって、早期割引があり、新聞でたいていチケットプレゼントの告知があって
それに応募してハズレた人には割引ハガキがもらえます。
3人以上なら定価の半額以下になるんです。
2人でも早期割引よりお安いのです。
ややこしいわ~。
最初から適正価格にできないのかしらん。


観客が前方熟年層と後方学生層にパカッと分かれておりました。

追加の余談。
咳をする方の隣でしたが、うつったのか翌日ダウンして一日寝込みました。
今日復帰できてよかったわ。


<ピアノソロ>
ベートーヴェン:アンダンテ・ファヴォリ へ長調
ラヴェル:パレード
ショパン:アンダンテ・スピナートと華麗なる大ポロネーズ 変ホ長調

<チェロ&ピアノ>
ベートーヴェン:ヘンデル「ユダ・マカベウス」の「見よ勇者は帰る」の
        主題による12の変奏曲
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第3番

<アンコール>
サンサーンス:白鳥
ラヴェル:小さなメヌエット

阿部裕之&上村昇

@大阪倶楽部