熟年の手習い

熟年老い易くチェロなり難し

43回目のレッスン(通算60回目)

2007年04月14日 | チェロレッスン
発表会後、約10日ぶりにチェロ練習再開。
肘はかなり良くはなったけれど、すぐヘタル。油断大敵。
指の痛みがそうだったみたいに、慣らすうちに克服できないかなと希望的観測。

休んだ分フラフラになっていると覚悟していましたが、
思ったほど後退もなくて一安心。
特にポジション移動には恐怖感が少なくなり、いい感じ。
しかしながら、久々にレッスンの録音を聞いて、
相変わらずの初心者サウンドにガックリ肩を落とすのでした。

○ Violoncello Schule Op 30. Lee Sebastian

P26 D-dur音階。
1.拡張の手の形をキープしたままで、1ポジばかりで練習。(拡張型ダメ出し)
2.開放弦を使わない方法で3オクターブ
C線 1,4ポジ
G線 3ポジ
D線 2ポジ
A線 1,4,7,8?ポジ

●悪い点
左指3,4,5の指の形が維持できず、全体に指が広がる。
小指のアーチが崩れて小指だけを伸ばそうとしている。
高いポジションは、左手を上からではなくもっと横から。

課題:スラー2コ~8コまで3オクターブを練習。

ポジション移動のエチュード
◎lesson5(D-dur デードゥア/二長調)

A線のアップで、弓が徐々に指板寄りに上ってくる。
水平を心がける。
弓の返しが不安定。音が切れやすい。

音の繋がり。フレージング。
弾きやすさの都合で、変化させない。
1小節ずつ区切る弾き方はしないこと。→小節の繋がり、グループを考える。

同じ休符があっても、ケースバイケースで扱いが微妙に違う。
しっかり止める時、つながりを維持しながら少し止める時。
(記号を機械的、短絡的に判断しない。空気を読めよ。ってことですね)

さすが二長調?ド、ファの♯の音程、何度もダメ出し。
今回、楽勝のはずが次回に持ち越し。
以前よりハードルが高くなったような。

P27H-moll音階
このテキストでは初めてのハ音記号。
高音は駒寄り。

◎ lesson6(H-moll ハーモール/ロ短調)
半分がハ音記号。
半音の音程注意。
低速で弾いたら、まずまず△の出来。次回も継続。
初回にしては、マシな先生の反応。
ハ音記号多発の弦セレ効果ですかね。

次々進んでいきましょうということですが、予習、復習大変。

新たな課題も発生
◎マルチェロ ソナタ ホ短調 1楽章
スズキ4からですが、どんな曲かサッパリ思い出せず。
(楽譜は持参してないし、見せていただいてもすぐにメロディが浮かぶような頭じゃござんせん)
先生に弾いて下さいとお願いしたら、なぜか伴奏をさせられた。
ピアノ譜の左手をたどたどしくナゾル。
メランコリックでワタシ好みの曲!うれしい!
5小節目、開放弦を使わない。指番号考えてくること。

「肘が強くなるまで、ドッツァウアーを休んでメロディーをきれいに弾く練習をします。」と先生。

アンサンブルクラス月1で開講。
前のメンバーとは無関係に募集中だそう。
レッスン料大幅値上ですがサービスではありません。有料。
太っ腹にも申し込んで楽譜をいただきましたが、レッスンの課題とあわせて日数的にきびしい。
一応、当たって砕けろ。肘は砕けるな。